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ボローニャで少し時間がある方に是非お奨めしたいのは、聖ステファヌス教会。もともと古代ローマ時代にイシス神殿があった所に建てられている3つの教会が集まっている所。聖ステファヌスは、キリストが亡くなった後一番最初に殉教した聖人だが、彼の名前が付けられている。聖ステファヌス教会前の広場からただし、それぞれの教会にはこの聖人の名前がつけられていないのが、不思議。教会はロマネスク建築で中世に建てられたものを修復しながら現在も使われているものだが、感じが素敵。右の教会は、10世紀の十字架教会。真ん中が、もともと5世紀のものを11世紀から12世紀くらいに直しているとされる、丸天井の聖なる墓教会。(ここにボローニャの保護聖人、聖ペトロニウスの墓が入っている。浮彫が4人の福音家を表わすものでなかなかグッド。)左が、やはりとても古そうなロマネスクの複聖人ヴィターレとアグリコラ教会。真ん中の教会から奥に入ると12世紀のピラートの中庭にでる。そこから更に奥に入ると、ベネデイクト派のキオストロ(回廊)に行けるが、11世紀から12世紀のもので、これがなかなか良い。キオストロボローニャのお奨めスポットはまだ続きます。
2017.04.30
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ボローニャの街は、ヨーロッパの多くの古い街と同様に時代と共に街を取り囲む城壁が段々外側に伸びて行ったところ。でも、旧市街はそう大きくなく、大体歩いてしまえるのがとても便利。時間がないときには、街の中心広場になるピアッツア マッジョーレから(ボローニャの保護聖人になる聖ペトロニウス寺院などがある)、ヨーロッパでも最古の大学のひとつになるボローニャ大学が入っていたアルキジンナシオ(卒業生や教授の家紋が至る所に描かれているのと、サラ マテールという当時の法律学の教室や、有名な解剖学劇場を見ることができる)だけは見ておくといい。聖ペトロニウス寺院(大聖堂はまた別にあり、町の人々が自分たちの寺院を建てた誇りが見られる)ピサの斜塔は有名だけど、実はこのボローニャにも沢山の中世の塔があって、その中でも一番高いのが、およそ100メートルのアシネッリ塔。12世紀のものだというが、中世時代イタリアの各地で豪族たちが自分の権力誇示で塔を建てていったものが、まだ残っているわけ。約500段の階段を上って上に登れるのだが、今年は7月まで修復工事のためにお休み。傾きは、西の方向に約2メートル傾いているらしい。隣のガリセンダ塔は高さおよそ50メートル、これも傾いている。(地盤が緩んでの傾きらしいが、ピサの斜塔同様にこれ以上傾くと危ないので、おそらく工事が必要になるのだろう)小さい方の塔は登れない。ボローニャの斜塔ボローニャの続きはまた次回。
2017.04.28
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昔時折周遊の仕事をしていた時には、ローマ、フィレンツエと回って、ヴェネツイアに行くときにちょうどこのボローニャが中間地点になり、写真休憩でピアッツア マッジオーレに寄ったものだった。最近は、よく北イタリアやヨーロッパの北のほうに電車で行く際に電車を乗り換えたりする地点になっている。今回はご縁あってこのボローニャに2泊することになった。街はブランドを含めてかなりお洒落なお店が並んでいて、お買い物にも街の中心が回りやすいのでいいな~と思ったりした。ボローニャでは大きなフィエラ(見本市)が頻繁にあり、その中でもお化粧品や、国際児童本などが有名なようだ。電車ではボローニャ中央駅(現在とても綺麗になった)、空港は市内から6キロ、中央駅から10分おきにアエロバスが出ている。(片道6ユーロ、中央駅前では自動販売機もあるし、バスの運転手からも買えるが、空港では自動販売機からになる)空港まで約20~30分。さて、主な見どころやお奨めスポットはまた次回のブログで。
2017.04.27
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歴史が好きなリピーターの方とカラカラ帝大浴場跡からアッピア旧街道の一部を散策してきた。イタリアはこのところ気温が5度ほど下がって寒いのだが、そうすると歩くにはちょうど良かったかもしれない。カラカラ帝大浴場跡は地下鉄B線のチルコマッシモ駅から歩いて10分ほどのところになるので、見学したいなと思う方も簡単に行ける。アッピア旧街道はクルマがないと不便なのは、確かだが、徒歩と公共のバス118番(カラカラ帝浴場前を通る)を使って一部(勿論南イタリアのブリンデイジまで行っているし)見学は難しくない。今回はそうしながら、ローマの旧市街を取り囲むアウレリアヌスの城壁にたくさんある門の中でも立派な門のひとつで、門の上に上がれる場所、聖セバステイアヌス門に上がってきた。長い間に随分変化してきた門だが、アッピア旧街道の玄関口ということで特に1500年代半ばパウルス3世が神聖ローマ帝国のカルロス5世を迎えるためにここを使うことにし、門を美しく飾った逸話はここに書いておこう。門の上は5階まで或る中、一部は城壁博物館として開放され、月曜日を除く毎日午前中だけ見学が可能。城壁の中を一部歩けるので、それも楽しいかも知れない。
2017.04.26
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機会があって、ローマのナボナ広場近くにあるパトリツイ館を訪れることになった。パトリツイファミリーは、もともとシエナ出身の貴族だが、ローマに入って来て1600年代初めにローマ法王丁の財務官館長を出している。当時は美術品収集家としても知られていたらしい。現在は世界の様々なところに作品が移ってしまったが、一部は今もお屋敷の中にある。お屋敷は拡張や手直しがなされているとはいってももともと1500年代のものだという。実はパトリツイファミリー自体は1700年代に他のローマ貴族と結合して現在はモントロ パトリツイの名前になっている。男爵の格があるファミリー。私の住むローマ北部にもこのパトリツイファミリーのお屋敷がいくつかあるし、考古学を勉強していた友人Pはこのファミリーのコレクションについての卒論を書いているので、お屋敷についてはかなり個人的に興味があった。現在、お屋敷は公開されていないが、アポをとってお屋敷を見ることができるし、またお夕食会やアペリティフなどの場所としても使えるようになっている。(クッキングコースもある)ちょうどお屋敷真ん前にある、サンルイジデイフランチェージ教会には有名なカラヴァッジョの聖マタイ3枚の絵があるけれど、お夕食と組み合わせて例えば夜誰もいない、特別な時間に教会を開けてもらって、絵を見せてもらうということも可能。入り口階段廊下音楽の間赤の間マイセンの間こんな感じだけど、写真で見るより実際のお屋敷はもっと素敵。興味がある方は私の方までご連絡を。
2017.04.19
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ブオナ パスクワ!(今日は復活祭でカトリックの国ではイエスキリストが復活したお祝いをします。)カトリックではない我が家でも今日のお昼ご飯はバーベキューでビステキをいただく。ちょうど金曜日から始まった展覧会に娘を連れて行って来た。展覧会はスペイン王宮のコレクションから特にイタリアの1600年代のアーチストを中心に作品が選ばれて来ているとのことだった。場所は大統領官邸があるクイリナーレ宮殿前のスクデリエデル クイリナーレ(官邸の馬屋)。イタリアでは中学校から高校にかけて美術史が学校の科目に入っている。先日までルネッサンスとか言っていた彼女はもうバロックに入って、春休みの宿題にルネッサンスとバロックを比較するというのがあったので、ちょうどいいと彼女を連れて行ってみることにした。何と言っても今回の展覧会での目玉作品はやはりカラヴァッジョのサロメ。マドリッドの王宮から来ている。今回の展覧会前に修復がなされ背景の深緑が綺麗になっている。そのほかに例えばベルニーニの4大河川の噴水のモデルだとか、私にとっても大変興味深い展覧会だった。娘はなかなか良かった。と言っていた。展覧会は7月30日まで。サイトはこちら。
2017.04.16
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スペイン階段の上にある超高級ホテル ハスラーはシャロン ストーンなど有名スターが愛するホテルとしても知られるが、その近所にズッカリ館があることは知らない人の方が多いと思う。フェデリコ ズッカリ(日本ではツッカリとも言われる)は、マニエリスム時代(ルネッサンス後期のスタイルと言ってもいいかしら)の代表的なアーチストであり、現存するローマの国立芸術アカデミー、サンルカの創始者としても知られる人物。彼は、もともとウルビーノ近郊で画家の父をもって生まれた。お兄さんがタッデオ ズッカリで、やはりかなり腕のある画家だった。お兄さんがすでにローマで仕事をして活躍していたので、フェデリコ ズッカリはフィレンツエのデッサンアカデミーで腕を上げたあと、やはりローマに入って来る。ローマでは様々な場所で仕事をして(ヨーロッパのいろんな場所に呼ばれて作品も多く残しているが)、1500年代終わりに正式にローマ法王シクストス5世に認めてもらい、アカデミーを設立するというわけ。現在残るズッカリ館は、彼が作り出して生前に建物が完成しなかったところであるが、彼の設計した建物と内部のフレスコ画などが非常に興味深い。現在はドイツ系の美術史専門のヘルツイアナ図書館が入っていて、近年その工事が終わり、建物内部の大部分は見違えるほどモダンな図書館になっている。(公開は通常されていない)現在建物の入り口は、マスケローネ(大きな仮面)と言われているが、これはもともと屋敷内部の庭園の入り口として使われていたものだという。昔の屋敷の入り口は反対側のシステイーナ通りにあったとか。長年工事が行われて閉まっていたこの建物の内部を今回見ることが出来て幸せ。(工事は2013年に終わった)ちなみに、彼は亡くなる前に「建築家、彫刻家、画家についての考察(アイデイア)」という本を書いている。彼の本もそのうち読んでみたいと思う。
2017.04.08
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ちょっと久しぶりにこの博物館に行って来た。博物館はヴィッラ ジュウリアと呼ばれていて、ローマ北部フラミニア街道から少し丘を登った所にある。地下鉄A線フラミニアからも遠くない。エトルリア博物館はイタリア各地にあるが、やはりここはイタリア最大の規模を誇るが、特にエトルリア南部の発掘品が充実している。(ブログでは以前にも取り上げているので、興味があるかたはそちらを参考に。)ルーブル美術館にもある、夫婦の棺など重要な作品が多いので興味がある方には是非お奨めしたい。内部の展示物も興味深いけれど、個人的にはお庭がとても好き。もともと1500年代半ばにユリウス3世という法王が作らせた遊びの感覚を十分に取り入れていると言えよう。お庭はマントヴァにあるジュリオ ロマーノのテ館を彷彿させる。そう、ほぼ同時代になるもので、当時のマニエリズム様式がここに表現されているわけ。(空間の重要性)昔はこのお庭で国立音楽アカデミーのサンタチェチリアの夏コンサートなどがよく行われたものだが、今でもイタリア文学賞のひとつになるストレガ賞受賞はここで行われている。今はお庭に藤が綺麗に咲いていた。何とお庭の一角には昔氷を保存していたグロッタ(洞窟)もあるのだが、通常は入れない。この博物館前にあるお屋敷ヴィッラ ポニアトウスキもエトルリア博物館分館として週何回か見学が可能になっている。今の時期なら木曜日午前中と土曜日午後だけ。是非ライセンスガイドとこの博物館を訪れたいという方はこちらから。
2017.04.07
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花冷えというらしいが、サクラが開花する時期気温の上下がどこでも激しい。ローマも朝晩はまだまだめっきり寒いことが多いが、日中はお日様がでていると20度くらいになって結構暑い。もうウールを見るのはうんざりという感もあって、3月から少しずつ冬物を片していたのだが、今週はついに羽毛や残っていたウール物をしまったり洗ったりすることにした。若者はいつも暑がりだから、子供たち用には半そでが冬でも使えるようにしているのだが、夏物をついに出すとようやく冬が終わった!という感が強い。不思議なジンクスがあって、毎年移動祝日になる復活祭前後は寒さがもどるという。そのくらいに春は気候が不順だということだろう。今年はどうかな~?
2017.04.04
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