あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2013.09.01
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カテゴリ: あそび一般



 あそび方は遊邑舎HPの「 宝踏みん 」で紹介しているが、けっこう激しい格闘系のあそびとなっており、小学校の高学年に向いているあそびだった。今のこどもたちでもあそべなくはないが、このあそびをするまでの幼い頃から、ある程度の体力と運動能力を、あそびのなかで鍛えていないと、大ケガになる可能性がある。

 ともかく、その当時は学校の休み時間には運動場で、放課後には神社の境内や公園で、連日のようにあそんだことを覚えている。身体を思い切りぶつけ合うあそびでもあるので、痛みや疲れをともなうあそびではあるが、そのことが相手の痛みが実感としてわかり、時には手加減や力加減を実践的に体得できるのだ。

 今、このような身体を直接ぶつけあってあそぶ、いわゆる格闘系のあそびは、全くと言っていいほど、見られなくなってしまった。もちろん、「プロレスごっこ」「空手ごっこ」「ボクシングごっこ」などは、見られないことも無いが、相手を痛めつけることのみが目的化して、時には「いじめ」の隠れ蓑になっている場合がある。

 考えれば、「宝踏みん」や「Sケン」は、相手を倒すこと、その結果として何らかの痛みを相手に与えることはあっても、それは目的ではなく、あくまでも宝を踏むことが目的なのだ。だから、相手が倒れたり、線から外に出てアウトになれば、それ以上に相手を攻めつける必要はないし、誰もそんなばかなことはしなかった。

 そんな特徴を持った「宝踏みん」だが、このあそびを今のこどもたちに伝えようとするには、幾つかの問題がある。まず、このあそび(「Sケン」も)は、人数が最低は10人以上くらい必要とするあそびで、その人数を集めることと、その集団をまとめるリーダー的こどもの存在が、難しくなっている。

 また、あそぶための前提として、比較的広い土の地面が必須条件となっているが、そのまた前提として、こどもたちに、このあそびができるような体格・体力・運動能力が備わっていなければならない。それが、今のこどもたちには十分に育っていないように思われるのだ。

 ただ、以上の困難な条件は、こどもたちの生活や環境が、昔のような状況にもどれば、こどもたち自身で自然に克服していくことは確実だ。その昔のような状況の中でも、地域のこどもたちが共有できる日々のあそび時間を、昔の水準に戻すことが決定的な条件となっている。




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最終更新日  2013.09.01 16:14:11コメント(0) | コメントを書く
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