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明日から11月、今年も残すところあと2ヶ月となってしまって、ずい分寒くなった。ところが我が家の庭に、去年の種がこぼれて、そこから蔓を伸ばした白いアサガオが毎日花を着けている。 花の数は今のところ20個ほどだが、季節の忘れ形見のようで、葉もまだまだ元気で、枯れそうな様子など少しもない。 この分だと11月いっぱいは咲きそうな気がする。 花を着ける以上、むしってしまうには可愛そうでそのままにして置いたら、植木に絡み付いて見苦しくなってしまった。 しかし、もう少しで否応なしに枯れるだろうから、このまま花を咲かせてやることにした。子供らの遊ぶ声して天高し
2007年10月31日
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最近、このブログは虫の話題を取り上げることが多くなっている。 今日も虫にまつわる話題です。秋の虫と言えばどんな虫を想像するだろうか。 コオロギ、スズムシ、クツワムシ、それからキリギリス。 先日、外出ついでに遠回りをして山の方に足を伸ばした時ですが、秋の陽射しを浴びて銀色に光るススキの群れがとても綺麗でした。 車を降りて、そのススキに見入っていると、一つの穂に何かがしがみついていたんです。 よ~く見ると、それは虫(キリギリス)で風にそよぐススキの穂といっしょに揺れているんです。 まるで、子供が公園のブランコで遊んでるように、お日さまを浴びてユ~ラユ~ラと気持ち良さそう。 ワタシが近づいてもピクリとも動かずに、ただユ~ラユ~ラと…。 必死にススキになったつもりでいるんだろうか。寒くなって、もうすぐ死が訪れることを悟っているのか。 残された少ない時間を思う存分楽しみなよ……。逆光に銀なる群れの枯れ薄秋麗の僅かな時をきりぎりす
2007年10月30日
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恋の季節は春だとばかり思っていたら、散歩の途中で思いがけず、草に紛れてヒタスラ、××にはげむコガネムシを見つけてしまった。 後ろから愛しげに彼女にすがり付いて、もう夢中で…?ワタシが間近で見ていても臆することなく、けな気に子孫を残す営みを続けている。別に、ワタシは覗きが趣味じゃありませんけど、思わず見入ってしまった。 秋暮れて五分にも満たぬ虫の恋
2007年10月29日
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我が家の庭の隅に山野草を植えた鉢がいくつかあるが、その中で先日からポツポツ花を開き始めたのが大文字草。今年の夏は厳しい暑さで、いくつか枯れてしまった物もあるが、こいつは何とかそれを乗り切って花を咲かせてくれた。午前中、鉢の外側を水洗いして部屋に上げてやった。 来週はワタシが不在になるが、それまでの一週間、かんばって咲いて楽しませてくれそう。 休日のゆるりの刻を大文字草(だいもじそう)
2007年10月28日
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用事があってチョコッと表に出たら寒いこと!雨は降っているし、雷までも鳴りだした。 やっぱり暖かいほうが嬉しい。昨日、外出の途中の山沿いの道で写真の花を見かけてカメラに収めた。 よく見る花だが、去年まではその名前は知らなかった。 ネットで調べて驚いた。 見た目は優しい可愛い花だが、なんと「ママコノシリヌグイ」と言う。 花を支える茎に細かな鋭い棘が無数に生えていて皮膚の薄いところなら簡単にキズついてしまう。しかし、なんと残酷な名前を考えたものだろう。 もし、本当にこの草の茎でお尻を拭く奴がいたら今の世では大問題となることだろう。この植物、歳時記にはチャンと載っているんですよ。叱られて拗ねてままこのしりぬぐい恨みある奴にままこのしりぬぐい
2007年10月26日
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時間が取れなくてまた空いてしまった。金沢は良いお天気が続いています。 しかし、夜の冷え込みは相当なもので、エアコンを暖房側に切り替えた。朝の散歩で見る露草は少し前までは沢山の花を着けていたが、今はその数もずい分少なくなった。 替わりに秋の陽射しを我が物顔に野菊が咲き誇っている。 しかし、よく見るとその花に確かに蝶は来ているが、羽ばたきは夏のそれとは違って弱々しく、ゆるい風にもヘナヘナと風下に持って行かれている。昨日は霜降だった。 金沢は今夜辺りからこの天気も下り坂らしいが一雨ごとに、晩秋の色が濃くなって初冬へと足早に季節は進む。いとけなき刹那の恋よ蛍草ひだまりの残んの秋を惜しむかな秋の色雨のとほくにかすみ消ゆ
2007年10月25日
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土曜日の大荒れの天気と打って変わって昨日の日曜日は朝から穏やかな日となった。締め切りも無事終わって、気持ちの楽な休日をどんな風に過ごそうか?朝、家人にそろそろ紅葉も始まる頃だからとドライブに誘うと、いっしょに行くと言う。 例によって、お天気に誘われた目的のない日帰りの旅である。北陸自動車道に乗ってから旅のストーリーが徐々に決まる。 取あえずは糸魚川まで行って白馬方面へ…。 途中で思いついて小谷温泉に足をのばし、森の中の露天風呂に入った。 お天気は良いものの、やはり風は冷たい。 湯の中に体を沈めると、その暖かさが有難い。 湯は熱めで暫くで額に汗が浮いて来る。 紅葉の始まった木々の間から吹いて来る風が心地よい。国道148号に戻って、大町方面へ進む。 谷間の道を抜けて、視界が開ける所に出るともう、雪を頂いた白馬の山並みが見えた。 青い空に映える雪の峰がとても綺麗だ。松川に掛かる橋の上から見る白馬の姿に車を止め、しばし見入ってしまった。気持ちのいい露天風呂にも入れたし、白馬の初冠雪の景色も最高だし、今日は充分満足!帰りは松本から平湯経由で…、途中、友達にリンゴの土産を買って、金沢に戻ったら午後8時だった。 疲れた!露天湯の素肌に纏ふ紅葉かな秋日和高嶺はすでに白馬かな信州のみやげの林檎香りごと
2007年10月22日
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何とか納品が締め切りに間に合ってホッとしている。 きつかったぁ~。日頃、チャンとやっとけばいいものを締め切りの間際になってアタフタする、いつもの悪い癖がまた出てしまった。 大荒れの天気の中、納品を済ませて先ほど戻った。今日の金沢は雨と言うより、嵐で強い風で雨が横に降っている。 風に向かってまともに目を開けていられない。 納品の帰りに海に寄ってみたら海岸に大波が打ち寄せて、砂が飛んで真冬の強い季節風のときのようだった。 金沢では一年に何度も今日のような日があって、風速30メートルを越えることも…。 でも、そんなことにはなれっこになってしまって、冬とはそんなもんだと思っているんですよ。今日などは本格的な冬が訪れる予行演習のようなもの。 いよいよ秋も終盤に突入か。 冬近し怒涛の海のひとりかな
2007年10月20日
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今日は19日。 仕事の締め切り前で、昨日からせわしなくしている。 午前中に案の定、お客から催促の電話があって、何とか間に合わすと返事してしまった。なので今日のブログ、チョッとだけ手を抜きます。 ほんと、ごめんなさい!明日、午前中に納めなくてはならんので…。 (言い訳かヨ。)
2007年10月19日
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ヤマゴボウの茎があまりにも綺麗な色だったのでついシャッターを押してしまった。 秋の日が当たるといっそう、色鮮やかに見える。 だが、これも冬に向かって鳥たちの貴重なごちそうで、この時もムクドリが何羽か来ていた。実を潰すと汁がジュワ~と出て、手は紫に汚れ洗っても簡単には落ちない。 こんな草にも確実に秋は訪れている。 秋深むもう色づきて葎(むぐら)の実
2007年10月18日
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セイタカアワダチソウ。 空き地などに群生して、黄色い小さな花を沢山着け、その繁殖力たるやすごい。これは北米原産の外来植物だそうで、根から特別な物質を出し、他の植物を弱らせ自分が増殖するそうです。この花から飛散する花粉が花粉症の原因になると皆から嫌われ、厄介者扱いされた。しかし、この厄介者にもそれを必要として、ここで生きている者もいる。 花の蜜を求めてやってくる虫たち、それを待ち構えて捕らえようとするクモ。目を凝らせば思いも掛けない、いろいろな世界が見えて楽しい。 花陰の虫にも小さき秋ありぬ
2007年10月17日
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あの夏の暑さが嘘だったように、涼しいのを通り越して寒いぐらいになって来た。空山河みなたけなわの秋の中この句は以前ワタシが作ったものだが、食べ物も秋真っ盛りで金沢では今月の始めに解禁された底引き網の魚が店に並ぶ。 来月にはカニも解禁になるし、能登の牡蠣もグ~ンと旨味がのって来る。メタボでダイエット中のワタシには耐え難い季節で、体重を増やさないための散歩ぐらいしか、これに逆らう手立てがない。これから寒くなると、早朝の散歩は結構、苦痛となる。 鳥や虫、それにいろいろな植物などに出会うことが今のところワタシの散歩のせめてもの楽しみだが雪が降れば、それも無くなる。 それより、一番の敵は寒さで今、考えるだけで尻込みしてしまう。今朝も道端のイヌタデの写真を撮った。 別名、赤まんまなどと呼ばれてどこにでもある。 花のツブツブがどことなく赤飯に似て、子供達のままごと遊びの道具になったりもする。 しかし、よく見ればその赤い色が可愛いし、この季節ならではの人々に馴染んだ野の草でもある。 摘んで空き瓶に生けて食卓のテーブルに飾った。 季節感が伝わって良いもんだ。あき壜のやけ似合ふて赤まんま
2007年10月16日
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最近、インクジェットプリンターの調子が良くなくてデジカメの写真をプリントしたら変な色になってしまう。 原因の心当たりはある。 インクを純正のものじゃなくて詰め替え用の物を使ったことで、ノズルが目詰まりしたようだ。 ノズルのパターンチェックをしても大した異状はないし、ノズルクリーニングをしても一向に症状は改善されない。 このプリンターは5年以上も使っているし、諦めて新しいものにしようかと家人に相談しても色いい返事は返って来ない。しかし、実は嬉しいことに昨日から家人が友達と連れ立って県外の温泉に行っている。 このときを逃してはと、昨日、新しいプリンターを買った。 そして、半日かかってそれを載せ替えた。 試しにプリントするとやっぱりいい色の写真が出てくる。家人が戻ったら多分、嫌味の一つぐらいは聞くことになると思うが、右から聞いて左へすっ~と抜いて、ダイを連れて暫く外へ避難すれば…。しかし、奴は先日買ったワタシのデジカメ持って行ったよなぁ。 温泉の写真、ワタシにプリントさせる気か? 鬼の居ぬ間に買ったプリンター 秋日和たまのひとりを楽しまん
2007年10月14日
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街路樹や植え込みに蜘蛛が網を掛けているのを散歩の途中でよく見かける。 蜘蛛の種類もいろいろあって、以前、鬼蜘蛛をこのブログで取り上げたこともある。今朝、見たのは女郎蜘蛛。 名からして怖そう、腹の部分が綺麗な赤い色をしている。(写真)この頃はその大きさも尋常でなくなって、見事に大きいお腹をしている。 そろそろ産卵を迎えるのだろう。 大概の場合、メスの女郎蜘蛛の近くに二周り以上も小さい雄の蜘蛛がいて、交尾の機会を窺がっている。 そこにワタシの歪んだ探究心が働いた。 そのオスの蜘蛛を小枝に乗せて、メスの待つ網に移してやったら、恋焦がれた者同志、どれほど喜ぶだろう。小枝から振り落とされたオス蜘蛛がメスの網に移った瞬間、待ち構えたようにメス蜘蛛がすっ飛んできた。 おお、蜘蛛の交尾が始まるぞ。しかし、ワタシのしたことは余計なことだった。 あっと言う間にオスはメスに捕らえられ、生きたまま背辺りから食べてまった。ワタシは、それを写真に撮ることも忘れ、ただ息を呑んで最後まで見ていることしかできなかった。どの世界でもやはり、女の方が強いと言うことなのか…。オスの蜘蛛さん、ごめんな! 雄々と秋陽むさぼる女郎蜘蛛
2007年10月13日
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朝の散歩に出たら直ぐ、細かな雨が降りだした。 濡れるほど強くはないが長い時間、歩くと体が冷えて風邪を引きそう。 いつも散歩で出会う女性も犬を連れて傘は差していない。萩が湿り気を蓄えて重そうに枝を屈めて風に揺らいでいる。 今日は寒い、ほんの15分ほどで早々に家へ戻ることにした。今頃になって、陽射しが…。 昨日の撮った萩 散歩路の声なき会釈萩の花
2007年10月12日
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午前中は鈍よりとした曇り空。 午後になって陽射しが覗いた。ご近所の庭のコスモスにその陽射しが届いて、やや眩しそう。 少し離れた陽だまりに白と黒のブチの猫が昼寝をしている。 写真を撮ろうとするワタシの気配を感じて頭を上げるが、何事もなく遠ざかるのを見届けて、再び頭を戻し昼寝の続きを楽しむ。 爽やかに風が木立を揺すって吹き抜けて行く。 秋のゆっくりとした時間が流れる。 秋桜の似合ふ陽だまり猫の午後
2007年10月11日
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ちょっと前まで夜はうるさいぐらいコオロギの声が聞こえていたが、このところあまり聞こえなくなった。 最初は夜中に雨が降るせいだと思っていたが昨夜、星がいっぱい出ているにも係わらずコオロギは鳴かない。 夏の暑さで虫もバテて元気がなくなったのか?俳句を作るようになって判って来たが、去年は11月の始め頃でも声が聞こえていた。 やはり、今年の気象は少しおかしい。今朝は海まで歩いた。 海岸へ出る道の脇に浜グミがタワワに実をつけていたので一粒採って口に入れてみた。 子供の頃食べた少し渋味が残る懐かしい味がした。 今年は豊作かな?俳句です。浜茱萸(ハマグミ)の口に渋味のなつかしき
2007年10月10日
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昨日から見ると今日は暖かい。 窓を少し開けておくと、ちょうどいい。それより風に乗ってお向かいの金木犀の香りが漂ってくる。子供の頃、亡き父が一度だけワタシをキノコ狩りに誘ったことがある。 その時、金木犀の香りが強くなったら山にキノコが沢山生えると聞いた。確かに、初心者のワタシにもキノコが沢山採れてとても嬉しかった思い出がある。 毎年、この金木犀の香りがしてくると必ずこのことを思い出す。秋は確実に深まっている。 我が家の庭のムラサキシキブの実の色も濃くなってきた。そして、メタボのワタシに秋は容赦なく美味しいもの攻撃を仕掛けてくる。 負けそう! ムラサキシキブも色づいてきた俳句です。日を追ふて色深みゆく実紫
2007年10月09日
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昨日はカメラを持たずに朝の散歩に出かけてしまって、陽が昇る写真を撮れなかった。今朝も晴れて昨日以上の綺麗な夜明けで、深い蒼の空が時を追うごとに明るさを増して、やがて雲を黄金色に輝かせて、高い山から見るご来光のような光景でした。最近、駄犬のダイが長い時間歩くことを嫌うので、散歩はワタシ一人で出掛けて一旦、自宅に戻って再びダイを連れ、近くを少しだけ歩かせることにした。 世話はやけるが、これも明日の自分自身の姿なのかも知れんと半ば諦めている。 朝日が雲を染めて昇る俳句です。 秋色に雲染め行かむ夜明けかな
2007年10月06日
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今朝の散歩で、草むらに見つけたんですよ、写真のツユクサ。色が少し違うでしょ。 濃いブルーは元来のもの…で、薄い色のは珍しい。 去年ですがこの近くで真っ白な花のツユクサを見つけたんです。 ひょっとして、それが交雑して今年花を咲かせたのかも…。白いツユクサも珍しい。 どこかを捜せば写真出てくると思います。 今度捜してUPしますね。薄いプルーのツユクサ、沢山咲いてるんですよ。 種、採れるかもね。 俳句です。秋寒や夜の厳かに明けにけり
2007年10月05日
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こんばんわ!暫くお休みしてしまって(ちょうど一ヶ月かな)申し訳ない。皆さん、お元気でしたか?お休みしている間に、周りの環境が少し変わって、あまり自由な時間が取れなくなったのと、EP7に載せ替えたらこのパソの様子が変になって、動作が遅い!俳句はお休みしてる間も、続けていたんですがこのパソを触る時間がほとんど取れない。(T-T)何とか時間を作って、ボチボチ再開しますので、また、よろしく!俳句、載せときます。 窓すこし開けて聞き入る秋のむしあっ、デジカメも新しいのにしましたので、写真もそのうち記載しますぞ!(イマイチ使いこなせず)
2007年10月04日
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