2010年05月21日
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これ読みました。


葬られた「第二のマクガバン報告」(上)



酪農業を営む家庭で育てられ、心臓発作で父親をなくした著者のキャンベル博士が、自らの研究で「正しい食べ物を食べれば病気にならず、有意義な生涯を送る事ができる」という事を証明した本です。


正しい食事とは、フィットフォーライフやナチュラルハイジーンでも提唱している、低脂肪&低たんぱく&プラントベースのホールフードの事ですが、この博士の凄いところは、それをマウスを使った実験と史上最大規模の栄養調査研究を中国全土で行って(チャイナプロジェクト)、その裏付けをしたところです。

最近、日本人でも3人に1人は癌で亡くなるそうですが、この癌の発病や進行が食べ物で左右されるなんて聞いても信じられますか?


癌は遺伝性のもの、知らないうちに摂っている発ガン物質が原因、罹ったら医者に任せるしかないという常識。これを覆す研究結果が書かれているんです。

この本では、癌がどのように生まれて腫瘍として成長するのかを説明した上で、マウスでの実験結果を教えてくれます。

強力な発がん性物質(アフラトキシン)を全てのネズミに同量投与した後に、半分には総摂取カロリーの5%のたんぱく質、もう半分には20%のたんぱく質与えた続けた結果、100週後には20%のネズミは100%肝腫瘍か肝臓癌で死に、5%のネズミは100%元気に活動していたというもの。この手の統計ではおおかたとかXX%がとかいう結果が出るものですが、100対0って言うのは凄い結果です。

そして、このたんぱく質の投与量をコントロールする事で、癌の病巣が大きくなったり小さくなったりしたそうです。これもびっくり。つまり栄養摂取による操作が癌の進行をONにしたりOFFにしたりする、癌の遺伝を持っていてもそれを腫瘍にするかしないかも食べ物次第、という事ですね。

ドキっとさせられたのは、この実験に使ったたんぱく質とは、聞き覚えのある牛乳に86%含まれるカゼインだそうです。

その後、この結果が人間にも当てはまるかを調べる為に中国で行った史上最大の疫学調査で、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質、食物繊維などの摂取と病気の関係を様々な方法で浮き彫りにしたうえで、マウスの実験結果の信憑性の高さと正しい食事への提言をしています。

長い年月と多額な予算を投じて行ったこの研究はとても高い評価を得ましたが、残念ながらアメリカ国民の目にさらされる事なく闇に葬られてしまいました。

理由は想像できますよね?肉と牛乳の摂取がどれだけ病気に影響を与えるのかを証明した結果ですから、政治と経済の圧力でしょうね。このへんの経緯は下巻で説明されているらしいです。


私は最初、美容とダイエット目的で菜食を始めたわけですが、こういった、「体は全て口に入れるものから作られる」という事を裏づけしてくれる書物を読んでいくうちに、自分は病気にならない為に菜食を続けて生きたいと心から思うようになりました。


100歳まで長生きしなくていいけど、生あるうちは痛みや苦しみを伴う病はせずに、最後までの時間をイキイキ使いたいな、と思うのです。

と、今日は長くなってしまいましたが、明日から仕事で沖縄に行ってきま~す。新鮮なフルーツと沖縄の郷土料理、あ、それからショートニングたーっぷりのちんすこうも大好きなので楽しみです






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最終更新日  2010年05月22日 07時10分15秒
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