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先日ネットの記事に「2025年春から札幌市営地下鉄、クレカ / スマホのタッチ乗車に対応」があって、やっと札幌市の交通機関もキャッシュレス化に進んでいるのかとホッとしました。 自動改札機のイメージ写真もあり、青色の所にタッチするカードはクレジット、デビット、プリペイドが使用可能とあります。記事には「タッチ決済によって国内外からの旅行者でも乗車券やICカードを購入することなく乗車出来るようになる」とあります。ここで気になるのが使用出来るカードの種類で、海外からの旅行者は兎も角として在住している者にとって、交通費をクレジット決済で翌月とか翌々月に一括して引き落とされるのはいかがな物かなぁという事です。 今週のNHK「あさイチ」で「あなたは現金派?キャッシュレス派?」というコーナーでキャッシュレス派でクレジットカードを使うという人も実際に普通預金に残る金額の把握が難しく、同じ銀行でメインとサブの2つの口座を持ち実際の残金を把握しているという人を紹介していました(節約術でもあります)シンガポールでは銀行のキャッシュカードはデビットカードのシステムになっていて、交通機関で使用するとすぐ引き落としになるため口座の残高がすぐ分かります。交通機関だけではなくほぼ全てのお店でデビットで支払い可能なので本当の意味のキャッシュレス化となっています。 日本の銀行が発行するキャッシュカードがデビットカードとして使えるのかとふと気になって調べてみるとカードによっては「J-Debit」と呼ばれキャッシュカードで買い物が出来るとあります。ただ銀行のカードにデビットの表示があるものに限られ(因みに私のカードには表示がないので銀行に確認する必要があります)利用出来るお店は「J-Debit」のロゴマークのあるショッピングセンターやレストラン等などで、果たして札幌でどれだけの加盟店があるのかこれもこれから確認すするつもりです。 キャッシュレス化が進む日本と言われながらもお店等が発行するポイント還元のカードには現金でのチャージが必要で、曜日や時間帯によってはATMに並ぶ行列を見ると、本当の意味での日本のキャッシュレス化は政府と銀行の協力でこれからなんだなぁと実感します。
2024.06.08
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先日NHKホールで開催の「光る君へ 全国巡回展」を見に行った時、奥のコーナーに大型スクリーンが設置され「8K画像で見る伊藤若冲」が放映されていました。江戸中期の天才絵師「伊藤若冲(1716-1800)」と聞いた事はあっても若冲の絵をじっくりと見たのは初めてでした。 映像では「花の若冲」というタイトルで香川県にある「金刀比羅宮 奥書院 上段の間」の襖絵として描かれた「百花図」の中から何点か選んで絵の解説をしています。この奥書院は一般には公開されていないらしく、しかも植物学者と言っても過言ではない若冲が描いた花を拡大画面でというのはかなりインパクトがありました。 尾形光琳作 伊藤若冲作 そして若冲の生まれた年に亡くなった江戸時代の「琳派」の旗手「尾形光琳(1658-1716」の描いた「燕子花(かきつばた)と伊藤若冲の「燕子花」が映し出され、見る人の目を引く美しさを追求した琳派と対照的に伊藤若冲は仏教に深く帰依していたため仏教の【死生観」に基づいて美しく咲き誇る花だけでなく枯れゆく葉や花を描き入れているとの解説が心に沁みました。そう言われると絵の中に「もののあわれ」を感じる気がします。伊藤若冲作「朝顔」 朝顔もやはり絵の左下部には枯れた葉が描かれています。そして絵を拡大して見る事の利点は実物の絵を美術館で見ても気が付かないであろう細部が見られる事で、伊藤若冲が植物学者と言われる所以の花の作り(雄蕊や雌蕊など具体的な数も含めて)や花の進化の過程が見られるという事でした。このような知識を持って実際に伊藤若冲の絵を見るともっとその真髄に近づけるのではと思わせてくれる映像の数々でした。
2024.06.07
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今日6月6日は80年前の第二次世界大戦中にドイツ軍に占領されたフランスを援護するためにイギリス、アメリカ、フランス(連合軍)が行った「ノルマンディー上陸作戦」が始まった日です。この日に合わせてNHK「キャッチ!世界のトップニュース」で先月末に「ノルマンディー上陸作戦」を助けた今年103歳の女性のインタビュー映像が流れました。 彼女は当時、連合軍がノルマンディー上陸作戦で使う地図を作製する英国の婦人部隊の若い隊員で隊員達による詳細な地図が連合軍に勝利を導いた一因でもある事を知りました。ノルマンディーの海岸に80年振りに訪れた彼女が「海がこんなに綺麗だったなんて・・」と呟く姿に戦争当時は海の色の美しさなど目に入らないほどの精神状態だったのだとつくづく「戦争は嫌なものだ」と思い知らされます。 個人的にはノルマンディー上陸作戦という言葉は知っていても、それがどんなに凄絶な戦いであったのかを知ったのは4年前に読んだ深緑野分著「戦場のコックたち」を通してでした。友人がサプライズプレゼントで日本からシンガポールに送ってくれた本で、下記は読み終わって日記に書いた一部です。 第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍、空挺師団パラシュート歩兵連隊隊員のティム(管理部付きコック)を主人公にした小説で第1章「ノルマンディー降下作戦」はドイツ軍に占領されていたフランス援軍のため、ドーバー海峡に面したコタンタン半島の小さな町イースヴィルに隊員たちがパラシュートで降り立つところから物語が始まっています。降下後は陸路でオランダに進駐しそこで連合軍とドイツ軍隊の激しい攻防が描かれます。連合国側のオランダでも1つの家族内でユダヤ人を密告するというドイツ軍と関わる登場人物が現れ、戦争が様々な層に引き起こす悲劇のシーンも多く出てきます。圧巻はドイツに攻め進んだ主人公ティムの部隊がアウシュビッツで見た凄まじい光景です。そして最後に部隊の一員でティムが特に心を通わせていた人物がドイツ軍を抜け出し身分を偽って連合国軍の同志となったドイツ人だったとは・・・。戦争の悲惨さ、愚かさだけでなく人間って何だろうと深く考えさせられる小説でした。 今朝のNHKのニュースでは式典にはイギリス、アメリカ、フランス、ドイツの首脳が参加するものの今年はロシアが招待されていないという事でした。第二次世界大戦が終わって平和がもたらされたはずの世界に「本当の平和」が来る日は一体いつなのかと思います。
2024.06.06
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明日「ヴィノスやまざき」の「カリフォルニアワインのテイスティング」に参加予定で1回目のフランス、2回目のイタリアと満足度の高いテイスティングなので3回目のカリフォルニアにも期待が高まります。カリフォルニアと言えば何と言っても「ナパ・ヴァレー」で2人の巨匠(フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵とロバート・モンダヴィ氏)が描いた夢のワイン「オーパスワン」が浮かびますが残念ながら私は飲んだ事がありません。イオンのホームぺージの画像から。 「エノテカ」のホームぺージでオーパスワンを検索すると葡萄の当たり年と言われる2018年が税込みで8万8千円でした💦5種類の葡萄カベルネ・ソーヴィニョン(84%)プティ・ヴェルド(6%)メルロ(5%)カベルネ・フラン(4%)マルベック(1%)のブレンドでフレンチオーク樽で17ヶ月間熟成だそうです。マルベックの1%にめちゃくちゃ興味を惹かれます。そして飲み頃は今から2058年までと具体的な年があるのに驚きです。「ヴィノスやまざき」は海外のワイン生産者と直接取引が主なのでまさかオーパスワンがテイスティングに登場するとは思いませんが、コンビニのセコマで見る「オーパスワンを造る同じ畑で作ったワイン(3千円台)のようなワインが飲めるのではと期待です。 酒税の高いシンガポールにいた時は特にナパ・ヴァレーはテーブルワインには高値過ぎで買うのは稀でしたが、運よく友人達からオレゴン州のフラッグシップワインやソノマ地区のフランシス・コッポラがプロデュースするワイナリーで造る「アルキメデス」をプレゼントで頂いてカリフォルニアワインの美味しさを堪能したのが良い思い出です。 下記は昨年1月に日記に書いた内容です。 今月友人から頂いたカリフォルニアの「Sonoma (ソノマ地区)」にある「Francis FordCoppola Winery (フランシス・フォード・コッポラ ワイナリー)」のフラグシップワイン「Archimedes(アルキメデス)2016年 14.5%の初日は「牛筋のワイン&トマト煮込み」に合わせましたが、2日目の昨日はお薦め通りにラムチョップで頂きました。「Huber's Buthery」でオーストラリア産のラムチョップ、イギリス産の羊乳のブルーチーズ、中国産の瓶詰ホワイトアスパラガス、デザートはフランス産のドライアプリコットでポテトサラダだけ手作りです。 カリフォルニアワインと言えばやっぱりナパ・ヴァレーとソノマ地区と思いますが、下図のパソ・ロブレスは「Summer Woodワイン」を頂いた時に調べた地図です。他にもワイン映画の代表格「サイド・ウエイズ」の舞台であるパソ・ロブロスよりちょっと南のサンタ・バーバラのワインが明日登場するのか(ピノ・ノワール100%ロゼを期待!)明日がとても楽しみです。 余談ですが、ワインに嵌ったきっかけはナパ・ヴァレーの赤でした。ずっと昔ですが知人がアメリカ出張時にお土産に買って来てくれた1本で、抜栓して刻々と変わる味わいに「ワインって何者?!」と思ったのが始まりでした。やっぱり「一期一会」です。
2024.06.05
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NHK札幌で9日まで開催の大河「光る君へ 全国巡回展」に昨日行って来ました。まひろ(紫式部)の実物の衣装(白地に鳳凰のデザイン)や鳳凰が描かれた扇の展示、撮影現場をVR体験できるコーナー等、興味深い物が多々ある中で特に目を引いたのはドラマの衣装デザイナー「諌山恵実」さんの紹介パネルや登場人物の衣装の画像コーナーでした。ブログにコメントを寄せてくれるアストロメリアさんが「十二単」が好きで人形用に手作りの十二単を作っているという事もあります。 清少納言 20歳 春 倫子 21歳 初夏定子 14歳 普段着 諌山恵美さんについてのパネルには「実際の仕事はカラーコーディネートで色目などを提案させて頂く仕事です。探り探りですが提案した色を衣装に反映して下さっているのを目の当たりにしてこの作品に関わらせて貰っていると実感し始めています」と試行錯誤の様子が伝わります。 そして「平安時代の色使いは果てしないというイメージがあります。ただ勉強していくと季節感を出す色合いとか決まり琴も結構ある事が分かり、それでは色が限られてしまうのでスタッフと相談の結果季節感は一旦忘れ、人物ごとにテーマカラーを決めるという方針になり自由度が増し助かっています」と続きます。 画像で説明のあった清少納言、倫子、定子の衣装をじっくり見てみると、袴の赤色は共通なので表着(うわぎ)や唐衣(からぎぬ)に人物のイメージを反映させているのだと思います。 色合いについては大体6色ほどで詳細に「極薄紅」「極々薄紅」「やや濃紅」など細かい色分けに色目に対する思い入れが伝わります。今まではストーリーを追う事や表情などの演技を見る事に夢中になっていて衣装をじっくり見る余裕が無かったので、これからは道長の娘「彰子中宮」の衣装も勿論しっかり目を凝らして見ようと思います。 ところでパネルの1枚「知っていますか?紫式部」に「百人一首」に選ばれた紫式部の和歌が紹介されtていました。紫式部と言えば「源氏物語」で、この和歌は見覚えがあっても紫式部の作とは知りませんでした。「めぐりあひて 見しやそれとも わからぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(久しぶりに会ったのに、本当にあなたかどうかも見分けられないうちに、雲に隠れるよ夜更けの月のように去ってしまいましたね」「あなた」はやっぱり道長なのかなぁ・・。そうそう清少納言の和歌は百人一首にはないですよね?
2024.06.04
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昨日の交流戦「日ハム対DeNA」 第3戦のテレビ中継が始まる前にラジオで聞いていたら「三浦監督が愛馬リーゼントブルース共にエスコンへ」と声が流れ、愛馬の来場以上に監督にぴったりの愛馬の名前に「敵ながらあっぱれ」と思いました。DeNAサポーター「リーゼントブルース」の応援も空しく、昨日の試合は悔しい2連敗を喫した後のうっぷんを晴らすような日ハムの快勝でしたが、試合後もリーゼントブルースって何者?と気になっていました。 元々の毛色は葦毛(栗色)ですが、年齢が進むと白色の度合いが強くなり純白になるそうです。 ネットの記事にもしっかり取り上げられていて、JRA札幌競馬場からエスコンに来場し、試合前イベントエリアでファンとの記念撮影会を行ったそうです。ラジオでもサラブレットを直に見た事がない子供達へのサプライズプレゼント!と三浦監督のパフォーマンスを激賞していました。 気になってリージェントブルースを検索すると2009年2月14日生まれ、牡、品種はサラ、産地は北海道静内町、馬主は三浦大輔とあります。戦績は36戦3勝で2012,2013年に3回優勝しています。 因みに三浦監督の現役時代の戦績は通算535試合に登板し、172勝、184敗、防御率3.60で「プロ野球の公式戦で投手が安打を放った最多連続年数」というギネス世界記録を達成しています。勿論リーゼントブルースをはるかに超える成績ですが、リーゼントブルースの総賞金6321.6万円もなかなかの物です。「あいつ何考えとるんやろ・・(岡田監督のつぶやきをを勝手に想像) 今年の交流戦のびっくりパフォーマンス賞は何と言っても「新庄監督」と漢字入りの阪神タイガースのユニフォームで現れた日ハム監督かなぁと思っていましたが、意外性という意味でリーゼントブルースに1位を奪われた感があります。
2024.06.03
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今年本帰国後の住まいがたまたま1階で専用庭が有り360円/月の支払いで自由に使えるようになりました。帰国後の日本での野菜の高さに驚き、先日もニュースでしばらくナスとトマトの値段は高値が続くという事でした。 シシトウの小さな黄色の芽 苗以外に左側の小さなスペースには枝豆の種も蒔きました。 家庭菜園の経験豊富なAさんから4月の雪解け後に少しずつ情報をもらい、やっと土おこしをしたのは5月です。そして先週スコップ、クワ等の畑作業グッヅと野菜の苗持参でAさんが野菜作りの指南に我が家に来てくれました。下記は2人で3時間ほどの作業の内容です。 1.再度スコップで土おこしをし土に肥料と石灰を混ぜて鍬で整地(石や土中に張っている根を捨てる) 2.整地した後に苗の分(今回は8つ)だけ深めに円状に穴を掘る。 3.穴の中にバケツに用意した水を入れ土の水はけ状態を見る。 4.水はけの良い所にはなシシトウを、みずはけがまぁまぁな所にトマトやナスなどを植える。 5.中心に十字の切り込みを入れた黒いビニール袋を土の保温のために苗の上からかぶせる。 6.風よけや保温のため下部を切った白いビニール袋を苗を覆うように置き、上部を開くために3~4本支柱を刺す。 何と言っても家庭菜園は私には初めての経験で全ての流れが大きな意味と自然に対する思いやりなんだと思うと感慨ひとしおです。 きゅうりも1苗植えましたが、育てるのが結構難しいという事で苗を土に入れる段階で茎の1つをボキッと折ってしまい無事に育ってくれるかなぁと🥒トマトは結構強くたくましい野菜だそうで7月には実がなるのではという事です🍅初年度の今年はわずかでも無事収穫が出来て晩酌の🍷のアテが食卓に並ぶ日が今から待ち遠しいです。
2024.06.02
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今朝起きてカーテンを開けて空を見上げるとここ2~3日の曇り空から一転、青空が広がっていました。やはり天気が良いと気持ちも良いものです。そして朝のNHKのニュースで「140年前(1884年 明治17年)の6月1日に日本全国の予想をたった1つの文で表現した日本初の天気予報が掲示された日」と情報があり「どの観測所による情報なのか気になる人はネットで調べてみて下さい」との事でした。 画面に映し出されたたった1つの文は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ(全国的に風向きは特に決まらず、天気は変わりやすいですが雨になりがちでしょう」で東京の派出所等に掲示されたそうです。 調べてみるとこのざっくりとした天気予報の原因は当時全国に22(現在は約1300ヶ所)の観測所があったものの海上などのデータも無く、得られるデータがかなり少なかった事にあるようです。そしてざっくりながらこの天気予報が可能になったのは1800年代にイギリスで「電報」が開発され情報伝達がほぼリアルタイムになり、その技術が日本に伝わったためという事です。 確かにそれ以前は「ツバメが低く飛ぶと雨になる」のような信憑性はあるけれど「言い伝え」が庶民の間に浸透していた事を思い出します。 天気の事を考えていてふと「テルテル坊主」の事を思い出しその起源は?と調べると発祥は中国という記事がありました。中国の「掃腫娘(そうせいじょ)」という少女が晴れを祈る中国の伝説とあり、日本には江戸時代に伝わったようですが、何故女の子から坊主になったのかは髪が無くお坊さんのようだからなのでしょうか?今の時代「明日は楽しみな行事があるから」と言ってテルテル坊主を吊るす子供がどれだけいるかなぁと思いながらシンガポールに20年住んで「天気の事をあまり気にしない(雨が降るか降らないかだけで一年中日中の気温は30度ぐらい)」生活から天気予報の情報が頻繁に流れる国に戻って来て情報は有難いとは思いながら時々情報過多かなぁ・・とも思ったりします。
2024.06.01
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初戦が雨で中止になった交流戦「日ハム対阪神」の残り2試合は日ハムファンでも期待以上の2連勝で、ネットの記事には虎党からの厳しい声として「見所の無い試合だった」「ボコボコにやられた」「山崎福也を相手にしたらあかん。正直、山崎福也が嫌いになった」「山崎福也>>>>>阪神野手陣」等などがありました。公式戦で観客動員数が常にトップの阪神タイガースなので気になって昨日の観客数を見てみると42,614人と6試合中トップでした。その多くが地元の阪神ファンだと思うと痛いほど気持ちが分かります。個人的に興味津々のソフトバンク対巨人戦の昨日は41,502人で2位でした。 各球場の収容できる広さもあるので調べてみると下記の数字があり、4万人以上収容できるのが3つの球場のみで日ハム対阪神戦の動員数が約98%という数字に改めて阪神ファンの熱い思いが伝わります。各球場収容人数1位:東京ドーム(巨人)46,000人2位:甲子園球場(阪神)43,508人3位:PayPayドーム(ソフトバンク)40,122人4位:バンテリンドーム(中日)36,370人5位:京セラドーム(オリックス)36,146人6位:エスコンフィールド(日ハム)35,000人7位:横浜スタジアム(DeNA)34,046人8位:マツダスタジアム(広島)33,000人9位:メッツライフドーム(西武)32,725人10位:神宮球場(ヤクルト)31,805人11位:楽天生命パーク(楽天)30,508人12位:千葉マリンスタジアム(ロッテ)30,508人 ところで各球団の交流戦のネットの記事の中に29日の「ロッテ対ヤクルト戦」の始球式で登場した女優の「内田有紀」さんの事が写真付きでありました。29年前の始球式で伝説に残るユニフォーム姿で投げた事と今も当時と変わらぬ美しい姿等など激賞でした。さて29日の神宮の観客数はと見てみると27,034人で87%の入りでした。 因みにエスコンフィールド元年の昨年、日ハム対阪神の交流戦第2戦では32,558人(93%)で3月のオープン以来の最高となって「蒙虎襲来」という言葉も出るほど阪神の高い人気を見せつけてくれました。ただ試合結果は日ハムが2勝1敗で勝ち越しています。交流戦に強い日ハム・・昨日の試合で順位が1位となりファンとしては「3日天下」でもいいのでという気持ちながら引き続き熱く応援を続けます。
2024.05.31
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先日「チ・カ・ホ(札幌駅前通地下広場)」を歩いていたら「苗物マルシェ(NPO法人グリーンライフ主催)」の出店があって賑わっていたので覗いてみると野菜の苗物だけでなく、ハーブ、花と様々な植物が並んでいました。その中でたわわになっているバジルを見て、以前スーパーで鉢で買ったバジルが数枚食べた後すぐに元気がなくなって枯れてしまったのを思い出しました。手に取って見ているとスタッフが声を掛けてくれたので「すぐダメになってしまって・・長く上手に増やしていくコツは?」と聞くと「葉をちぎってるでしょ」と図星で「葉の下の方を見て芽が出ていれば茎の所からハサミで優しく切るように」とのアドバイスでした。リベンジでバジルは今種から育てていて芽が出たばかりなので初めての「シソ」を選びました。1鉢180円の購入に上手な増やし方(基本的にはバジルと同じ)の講義付きで本当に有難い気持ちになりました。 鉢は新聞紙で作った手提げバッグ(持ち手もしっかりしています)に丁寧に入れてくれて、嬉しかったのはその後買い物で立ち寄ったデパートの店員さんに「素敵ですね。その新聞のバッグどうやって作ったんですか?」と聞かれた事で、私もなかなか良いアイデアでお洒落と思っていたので苗物マルシェの事も結構詳しく伝え会話も弾みました(^^♪ 早速2鉢に分けて トマトソーズをかけ過ぎて下のハンバーグ(牛・豚・鳥合いびき)が見えません💦 スタッフからのもう1つのアドバイス通り15本入っている1鉢を土をたっぷり入れた2鉢に分けて、早速晩御飯のハンバーグ&トマトソーズに下の芽を確認しながらハサミで優しく切って乗せました。個人的には料理に赤色と緑色があるだけで色どり鮮やかで幸せな気持ちになります。シソは初めてなので調べてみると葉だけでなく「芽」や「花」も刺身のつまや薬味として食べられるようなので、このシソがもう少しして花が咲くのかどうかとても楽しみです。
2024.05.30
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イギリスは陸軍の縮小で2010年と比較して現在は7割の約7万3千人に。 最近のニュースで目を引くのはイギリス保守党の「スナク首相」が7月4日に行われる総選挙で勝利したら「18歳を対象に12ヶ月間の兵役を導入する」と公約に挙げた事です。イギリスでは1960年に徴兵制は廃止されていて、アンケートでは若い層の反対意見が多いのに対して65歳以上では半数近くが賛成という結果も出ていました。この動きはイギリスに限った事ではなくフランスやオランダ等でも徴兵制復活の意見が出ているようです。 もしシンガポール在住の経験が無ければ「徴兵制って何だか世界大戦の暗いイメージ」と思ったかもしれませんが、シンガポールは世界66ヵ国で実施されている徴兵制がある国の1つで、マレーシアから独立した1965年の2年後から始まり現在に至っています。独立当時、シンガポールはイギリス軍に国の防衛を頼っていましたが、徐々にイギリス軍が撤退したため徴兵制を導入したという経緯です。「イスラエル」や「台湾」を軍事練習のモデルにし、イスラエルの場合は近隣の諸国がイスラム圏であること、シンガポールも北にマレーシア、南にインドネシアとイスラム圏の国に挟まれているからというのが理由です。台湾では現在も軍事演習を行っています。 「NS(ナショナル・サービス)」と呼ばれ基本的には男性のみ18歳から約2年間の義務ですが、通っている学校や個人的な事情によって兵役の時期には個人差があり年々フレキシブルな対応になっているようです。 来星当時はこの2年間学校の勉強の中断や職場での経験が女性より遅れてしまうため、女性の方が給料が高くなったりすると聞いて驚きました。そして昔は厳しい訓練で大変だったようですが、時代に合わせ今はそれほど厳しい訓練はないと聞いています。逆にNSで訓練を受けることによって「泳げなかった我が子が泳げるようになった」とか「きちんと社会生活に適応できる逞しい青年になってくれた」とか「人間育成」という意味でも歓迎している親たちの声も結構聞きました。当然この制度に反対している人達もいるのではと思いますが、そこはやはり強権国家の強みがあります。因みに親がPR(永住権)を持っている場合、国籍に関係なく子供は兵役の義務があります。 在星時に徴兵制に対して悪いイメージが無かったため、世界での紛争が増えている現在自国の平和を守るために国民が義務として兵役に就くのは良い事ではないかとも思います。ただイギリスの場合この徴兵制の再導入には約25億ポンド(約4800億円)の予算が必要だそうで、総選挙に勝利したとてもこれを実行に移すのは難しいという予測もあるそうで今後の行方に注目です。 ふと思うのは既にスウェーデンやノルウェー、デンマーク等、危機感を感じるヨーロッパの国々で徴兵制が導入されている昨今、日本は相変わらず憲法9条改正の議論も進まず、戦後ずっと自国防衛についてアメリカ頼りの姿勢を貫いている事にはやっぱり時代にそぐわないと違和感を感じます。
2024.05.28
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来月2日まで「道立近代美術館」で開催中の「琳派(細見美術館所蔵品を含む)xアニメ」展は初回はさっと見ただけで2回目の昨日、館内入口のそばに設置されたスクリーンの「細見美術館館長 細見良行」氏の「琳派を語る(15分)」を見てから展示室で絵を見ると何倍もその絵が楽しめるという分かりやすく興味深い解説でした。 原画は「尾形光琳」の「富士三壺図屏」 原画は鈴木基一の「藤花図」 1600年代の江戸時代に俵屋宗達によって平安時代に描かれ始めた大和絵に金・銀・墨を多用し、より美しい絵を描いた画風はその100年後の「尾形光琳」の登場よって名前の1字を取って「琳派」と名付けられ、現代に至るまで長く引き継がれるその画風はおよそ100年ごとに天才絵師が登場しているそうです。今回の琳派とアニメのコラボについて、京都の桃山時代から続く工房「豊和堂(株)」が琳派の絵の模写になじみの深いアニメのキャラクターを加えて全く違和感が無いのは「手塚治虫」の絵自体が大和絵に通じるものがあると解説しています。 そして一番興味を引いたのは1800年代に登場の「酒井抱一(1761-1828)」で実は姫路城城主の次男(大大名)だったそうです。評判を呼び絵の注文が殺到しても大名としての仕事も忙しくなかなか絵を描く時間も取れず、苦肉の策として今や「琳派の天才絵師」と呼ばれる「鈴木基一(1796-1858)」を弟子として雇ったそうです。ただ純粋な意味の弟子ではなく酒井家の家来として雇われたため、鈴木基一としてはもし「殿の気に入らない絵を描いてしまったら切腹ものかも・・」と命がけで描いたというエピソードには笑ってしまいました。 酒井抱一「墨梅」 鈴木基一「月に葛図」 そう言われると「殿の絵」を模倣している感があります。そして転機となったのが酒井抱一の死で、その後鈴木基一はしがらみから解放され自分の描きたい通りの絵を描き海外で琳派と言えば「鈴木基一」と言われるほどの絵師になったようです。 個人的には初めて琳派という言葉と鈴木基一を知ったのは8年前に一時帰国をした時で、たまたま立ち寄ったサントリー美術館で展覧会が開催されていました。生憎時間がなく「朝顔」のパンフレットを持ち帰っただけですがシンガポールに戻ってからもずっと長く記憶に残る絵でした。作家の原田マハ氏の言葉を借りると正に「美術館での一期一会」で、今回鈴木基一の人となりの一端を垣間見る事が出来たのはとても幸運だったと思います。
2024.05.27
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今朝のNHK「日曜討論」は今日と明日韓国で開催される「日中韓首脳会議」がテーマでした。1999年小渕元首相の提案で始まったこの3か国の会議(会談とかサミット等の記載もあります)は前回の2019年から4年半振りの開催です。改めて4年半と言えば「米中の経済戦争」など世界情勢は大きく様変わりしています。 番組では首脳会議で議題となる3つの大きなテーマのうち「台湾問題」「経済協力」で大半の時間を割き、最後に「拉致問題を含む北朝鮮問題」について討論となりました。今や世界経済に多大な影響を与え北朝鮮に強い影響力を持つ中国をどのように動かすか岸田首相と政府ブレインの手腕が問われる時なのかと思います。 番組を見た後で過去の日中韓首脳会談について調べてみると第2回目の2001年から2004年までは小泉元首相が出席していました。それで思い出すのは2002年7月に金正日国防委員長との間で開催された第1回目の「日朝首脳会談」で、その会議上北朝鮮側に拉致が実際に行われた事を認めさせています。そしてその3か月後の10月には拉致被害者5名を帰国させるという対応の素早さでした。以前気になって当時の記事を検索しても小泉元首相の指揮による政府ブレインの周到な根回しの結果とだけで詳細については勿論書かれていませんでしたが、今日の日曜討論を見ていてふと日中韓首脳会議での小泉元首相の中国への効果的な働きかけのような事がなされたのかなと推測してしまいます。 中国も北朝鮮が他国の言う事に耳を貸す気が無い事に諦めムードがあるようですが、番組では中国からの穀物依存の高い北朝鮮に経済制裁のようなものを課す方法もあるのではという意見も出ました。今日、明日の会議で拉致問題が即解決へとはならなくても、少なくても2002年と2004年の2回だけ小泉元首相の元で行われた日朝首脳会談の3回目が岸田首相の元で年内に行われる「道筋」をつける事が出来るのか岸田首相と政府ブレインの手腕が大きく問われるのだと思います。 先月拉致被害者家族がアメリカを訪問し「政府と議会関係者に支援を求める」というニュースを見ました。被害者の「時間が無い。時間は味方しない」という言葉には胸つまるものがあります。未だ北朝鮮と国交がない日本とアメリカ・・。日本は大いに中国の力を利用するべきと痛感します。
2024.05.26
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昨日のNHK「あさイチ」でダイソーの観葉植物の上手な育て方を紹介していました。本帰国してダイソーに小さい鉢ながらサボテンや観葉植物のコーナーが充実しているのを見て、以前はダイソーに植物は売っていなかったのでは?と思いラベルをじっくり見てみると「水やり」とか「置き場所」とか大体同じ事が書かれていて「上手な育て方は?」と思っていました。 番組ではまず3つの観葉植物「オーガスタ」「サンセベリア」「アスプレニウム」が紹介され、クイズ形式でそれぞれは「明るい所が好き」「乾燥に強い」「暗いところでも耐えられる」のどれでしょうか?の質問にMCの華丸・大吉さんは2回目で正解となります。乾燥については葉を触ると分かるそうです。ちょうど見栄えのする丈が高くて玄関の近くのあまり陽が当たらない所にぴったりの観葉植物はないかなぁと思っていたので「暗い所でも~」の情報はとても重宝です。ダイソーで何種類の植物が売られているのかは分かりませんが、一冊の本に纏めて欲しいぐらいです。 そしてこれらの植物はほぼ海外で育てた物が日本に輸入されているため植物も「旅疲れ」があるそうです。その旅疲れを癒す方法として購入してすぐにプラスチックの箱にコップ一杯の水を置き2週間くらい鉢を入れた後鉢替えをするのが良いそうです。これもためになる情報です。暗い所と言っても「読書できるぐらいの明るさは必要」という事でした。 最初は小さな植物も成長に従って鉢を替えて育てると物によっては1m以上にもなるという朗報です。花屋さんで丈のある観葉植物を見てみましたが思っていた以上に高額で1万円以上の物もざらにあります。早速ダイソーにアスプレニウムを探しに行くと「1鉢300円」で確かにありました。 シンガポールも「DAISO」は大人気で出店数もかなり多いですが、高層住宅が多く日本のようなガーデンニングは各家庭では難しいので当然DAISOでも園芸グッヅは限られています(ドンキで小さい盆栽が売られていてこれには驚きました。シンガポールで盆栽は結構人気です) 先月、札幌で雪解け宣言が出てお向かいさんの庭に綺麗なチューリップが咲き始めた頃夕方に点灯する庭のランタンを見て「お帰りなさい」と言って貰えてているようで温かい気持ちになりました。ランタンは高そうに見えるしどこで買えるのかな?と思っていたらこれもダイソーにありました。200~300円で酒類も結構あってソーラーなので配線の必要も無く電池を装着するだけとは優れ物です。ガーテンニングを愛する人達の間では既に必須アイテムだと思いますが、私も遅まきながら1個買って陽が落ちてから花と同様に灯りの癒しを貰っています。
2024.05.25
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本帰国して今年2月から週3回のジム通いをスタートさせ、毎週1回ジムにある体組成計「InBody」で決めた曜日と時間で測定を続けています。「体の構成」の4つ「体水分」「タンパク質」「ミネラル」「体脂肪」の数値はどれも標準内ながら気になるのはタンパク質の量で理想的な体のために筋肉量をあと平均で1㎏ほど増やした方が良いという結果が続いています。筋肉と言えばやはりタンパク質の摂取で鮭や鳥の胸肉等など食品から摂る事を心掛けているつもりですが、やはり毎日の食事からだけでは不足なのかもしれません。シンガポールにいる時もジムで販売していたプロテイン商品に興味はありましたが説明が英語で書かれていて面倒だなぁと思って結局買わず仕舞いでした。今回初めて購入のジム推奨の「WHEY PROTEIN」は今月中旬までのプロモーション価格でやっぱり試してみようと・・。 改めて1日に必要なタンパク質量調べてみると「体重x0.8」なので50㎏の人は40g必要です。付属の大き目のスプーン2杯で含有量が14g、それ以外に11種類のビタミンと聞いた事がない「ガネデンBC30 5o億個」と表示もあります。調べてみるとガネデンとは乳酸菌の事で「酸や胆汁などに負けず生きたまま腸に届き食物繊維も配合している」とあります。まずは1ヵ月飲みながらInBocyでの計測結果を楽しみにという感じです。結構「本当かなぁ・・?」と疑ってしまうタイプですが「鰯の頭も信心から」のように「絶対効果ありますよ~」という自己暗示もかなり重要なのかなぁと・・。
2024.05.24
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昨日のNHK「あさイチ」で年代別の人気恋愛ドラマを特集していて、思い出したのが3月にNHK「アナーザーストーリーズ 運命の分岐点」で取り上げていた「木枯らし紋次郎 VS 必殺仕置き人~時代が求めたアウトヒーローたち~」です。 「あっしにはかかわりのないことでござんす」 殺人のシーンは迫力満点でした。 共に1972年に放送が始まった時代劇ドラマが当時の世相を反映していたという視点には目から鱗でした。1972年と言えば高度経済成長真っ盛りの年で札幌では「冬季オリンピック」も開催された一方、「安保反対」に端を発した学生運動の終止符のように起こった連合赤軍派による人質、立てこもり、リンチ事件の「浅間山山荘事件」は世間に大きな衝撃をもたらしました。この一連の事件を通して学生を中心に何か世間との関わりを拒絶するような世相が生まれたのではと解説がありました。 先にアウトローを主役にしたフジテレビ系の「木枯らし紋次郎」の人気に火がついて、その番組に視聴率で対抗するためにTBSで放送されたのが「必殺仕置き人」です。当初は局内で殺人者をヒーロー扱いして良いものだろうかという懸念もあったようですが、蓋を開けるとこちらも一気に人気に火が付き、この2つの傑作事態劇は同じ曜日、同じ時間帯で激突する事になり共に視聴率が30%を超えるほどだったというのには今更ながらに驚きです。 そして昨日のあさイチでは1980年代から2010年代まで年代別にヒットした恋愛ドラマを紹介し、やはりそれぞれに世相が反映されているという説明でした。個人的に夢中になって見ていて今でも名シーンを思い出す1990年代の「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」「101回目のプロポーズ」についてはちょうどバブル崩壊(1991-1993)の直前とその後で「手に届きそうな恋愛」が共通のテーマという事でした。バブル崩壊によって富で飾った自分ではなく持っている物が少なくても素の自分で「愛」を得る事が出来るという説明に「なるほど」と思いました。因みに上記3つのドラマの最終回平均視聴率トップは32.3%の「東京ラブストーリー」だそうです。最終回のプラットフォームにリカが結んだハンカチ・・今思い出してもやっぱり泣ける名恋愛ドラマでした。
2024.05.23
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シンガポールで20年間首相を務めた建国の父「リー・カンユー」氏の長男「リー・シェンロン」氏が今月退任し、新たに4代目「ローレンス・ウオン首相」の誕生となりました。リー・シェンロン氏が首相に就任した2004年は私が渡星した翌年で、現在のような経済発展を遂げたシンガポールの姿とは随分違っていた事を思い出します。 5月16日にNHK「ニュース7 国際報道 :シンガポール 新首相誕生」で放送された内容が今朝ネットの記事にあり興味深く読みました。まずは2023年の「1人あたりのGDP」でシンガポールがアメリカを抜き第5位になっているのには驚きましたが、確かにシンガポールで生活していた20年間は年々「国や国民の豊かさの追求」が目に見えてあったと思います。 経済発展の理由には建国当初からの「人材こそが資源」という考えの元に「優秀な官僚を育成する教育制度を整備したこと(家柄や知名度ではなく学歴、政治力、実績重視)」の他に「アジア有数の貿易・金融の拠点へと成長させたこと」「海外からの企業誘致や投資の呼び込み(日本のように〇〇省や△△省を複数通してという猥雑さが少ない)」等が挙げられますが、実は国民(永住権所持者も含めて)や在星者の国の政治、経済の施策への満足度が高く、国の発展と共に自分達の財産も確実に増やしていってくれるだろうという「明るい将来」を目に見える形で見せてくれる政治力にもあると思っています。 新首相となったローレンス・ウオン氏は所謂カリスマ一族である「リー・一族」の出ではなく庶民派をアピールする実力派で、今までの「自分の言う事を聞け」というスタイルではなくSNS等を通して自分の意見をはっきり言いたい若者が増えている時代の流れに合わせて「対話重視」のスタイルで更なる経済発展を目指すという事です。親しみやすさを積極的にアピールするために「あなたたちと同じ目線で政治をやっているんですよ」「あなたたちのリーダーとして私は働きます」は当たり前の謳い文句のようですが、日本でこれを徹底して実行している政治家がどれくらいいるのだろうかと考えさせられます。 余談ですが昨年私が未だシンガポールにいた時にローカルの知人と新首相の話になり「でもなんだかんだ言ってもローレンス氏の後はリーシェンロン氏の息子さんが首相になるという憶測もありますよ・・。」の言葉にそこはやはりシンガポールだなぁと思いましたが、後任も含めて全ては今後のローレンス氏の手腕にかかっているのだと思うとシンガポールの今後に益々興味が湧いてきます。
2024.05.22
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アルゼンチンの国土の1/16の小さな国です。 5月9日の「ヴィノスやまざき」でのイタリアワインのテイスティングで店主から最近注目を浴びている産地「ウルグアイ」のワインの紹介もありました。「ウルグアイはどこ?」と思いましたが「アルゼンチンの隣の国ですよ」と言われ、アルゼンチンの隣国であれば美味しいワインを造っているはずとまずは白のソーヴィニヨン・ブランを購入しました。「COLINAS DE URUGUAY] 2022年、アルコール度数は12%です。初日は思ったより酸味が際立っていましたが、翌日には酸味も落ち着いてソーヴィニヨン・ブランらしいほろ苦さもありました。ただ正直に言うとチリやアルゼンチン産の手頃な値段のソーヴィニヨン・ブランで十分かなぁという感じもありました。 そしてもう1本ショップにあったウルグアイの赤も気になって先週行って来ました。葡萄品種は「TANNAT(タナ)」で「ウルグアイの代表的な品種で果実味豊かなタナの味わいをストレートに表現」と説明があります。2021年、アルコール度数13%です。店主から「赤身の肉に合いますよ」とアドバイスを貰い最近嵌っている「鯨ユッケ」を用意しました。開栓して一口飲むと果実味というより深いコクのあるワインで甘みは全くなくそれが鯨肉とも最高のマリアージュでした。後で葡萄品種「タナ」を調べてみるとフランス原産で語源は「TANNIN(タンニン 渋み)」だそうですが、2021年でも渋みは程よく抑えられ円やかさもあり私には「高級ワイン」&「コスパ最高」という感じでした。
2024.05.21
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今朝のNHK「あさイチ」のコーナーで岩見沢市にある農場「北海道ウィングファーム」で生産する「フランス鴨の卵」を紹介していました。鶏卵よりちょっと大きめで殻が硬いので割る時に力を入れる必要があるそうです。割った卵は「オムレツに?」と思っていたら日本のソールフード「卵かけご飯」が映し出されました。クリーミーで甘みもあり一味違う美味しい卵かけご飯が味わえるようです。 プリン等のデザートも試作中だそうです。 良好な環境と良質なエサで1日300個ぐらい産卵。 この農場で飼っている鴨は「バリバリー種」というフランスで一番好んで使われる品種で鴨の中でも最も大型だそうです。肉質が柔らかく臭みやクセが少ないようなので卵以外の製品にも興味深々です。 与えるエサのこだわりについては美唄市産の玄米を入れたり、長沼町で作る「おから」にカルシウムを増やすために温泉水を混ぜているという事でした。気になるお値段は1個100円で希少価値の卵にしては安いと思いましたが10個だと1000円なのでやっぱり高級卵です。早速「北海道ウィングファーム」のホームぺージにアクセスしましたが残何ながら50個入り、22個入り共完売でした。産卵は夏までという事なので運よく今年食べられるかなぁと・・。やっぱり卵かけご飯とフランス起源のオムレツを作ってみたいものです。 ふとオムレツは本当にフランス起源?と思って調べると「古代ペルシャ説」が有力のようです。ただ現代に近いオムレツはやっぱり16世紀フランス発祥だそうです。フランス語の「Omelette」から日本語のオムレツだからやっぱり当然です。因みに日本では6月2日が「オムレツの日」でした。これはフランス語の「オム→6」「レツ→2」の語呂合わせだそうで「日本シュリンク包装卵協会」が「オムレツを通して健康を育む日にしたい」という想いから制定したそうです。色々考えるものだなぁと🥚出来れば6月2日にフランス鴨の卵のオムレツにフランス産の美味しい白かロゼワインを頂きたいものです。
2024.05.20
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昨日「道立三岸好太郎美術館」で開催の「ミニリサイタル」に行って来ました。音楽家を目指す若手女性演奏家のフルート(1部)とピアノ(2部)演奏で1時間ほどのリサイタルでした。絵画好きとしてはクラシック音楽はよく分からないものの館内1階の絵画が飾られている展示室で演奏が聴けるというだけで「贅沢な時間」と思います。 フルート演奏の後藤玲衣さんは現在東京音楽大学大学院に在学中で師事している先生がフランスと日本を活動の拠点にしているという事でフランス生まれの作曲家4人の代表曲をフルートとピアノ伴奏のお2人で披露してくれました。1曲目:サン:サーンス(1835-1921)組曲「動物の謝肉祭」より白鳥 全14曲の組曲でチェロリストのために1886年に作曲されたもので、白鳥だけでなく亀、象、カンガルーというタイトルの曲もありますと演奏者から説明もありました。フルートのゆったりと優しい音色でやっと北海道に訪れた春を感じさせてくれる曲でした。2曲目/3曲目:ドビュッシー(1862-1918)「月の光」/「シリンクス」 20世紀初頭のフランスで興ったクラシック音楽の流派「印象主義音楽」を代表する作曲家と説明があり、絵画だけでなく音楽の分野にも当時「印象」という言葉が使われていた事を知りました。ただドビュッシー自身は印象派の画家たちとは違う事をしようとしていたそうです。後で検索すると「激しい情緒や物語性の描写よりも気分や雰囲気の表現に比重を置いた音楽様式」とあり確かに絵画の印象派とは違う感じもします。4曲目:ラヴェル(1875-1937)「亡き王女のためのパヴァーヌ」 もとはピアノ独奏曲として作曲され1899年に管弦楽曲に編曲されたそうです。ミニリサイタルの曲紹介のパンフレットにはスペインの画家ベラスケス(1599-1660)が描いた「幼い王女の肖像画」を見たラヴェルがインスピレーションで書いたと言われています」とあります。5曲目:ガンヌ(1862-1923)「アンダンテとスケルツォ」 演奏者から「この作曲家は日本ではあまり知られていないけれど私が一番好好きな作曲家です」と紹介がありました。当時フランスでオペラの作曲家として名声を得ていたそうで曲の流れが冒頭の「歩くような速さ」から中間部の「即興的な楽句」そして後半の「急速な3拍子で快活でふざけた感じ」で締めくくられていて確かにオペラのような展開が感じられるのかなぁと。 4人の作曲家が生まれた19世紀後半から亡くなった20世紀初頭のフランスは絵画だけでなく音楽もまた新たな挑戦に向かって芸術家が情熱を燃やしていた時期だったのだと気付かせてくれたミニリサイタルでした。
2024.05.19
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日刊スポーツのネット版に図解でフォースボークの説明がありました。 今週の水曜にエスコンで行われた日ハム対西武の試合は日ハムのホームラン3本もあり12対3と圧勝でしたが、2回裏「新庄トリック」と呼ばれた奇襲「Force Balk(フォースボーク)」を私は初めて見ました。一塁ランナーのスティーブンソン選手が二塁へスタートした時は「無謀な盗塁💦」と思いましたが、一、二塁間で挟まれれいる間に水野選手が生還して1点!その時は運が良かったと思いましたが、後でネットの記事を見るとこの奇襲も選手がキャンプの時から練習をしてきた事と監督のある読みで今季初めて実行し成功したことを知り「監督、いい仕事してるなぁ」と思いました。そもそも初めて聞くフォースボークを調べてみると下記の説明がありました。「野球で、一・三塁にランナーがいる時に一塁走者が敢えて塁から大きく離れ、投手が一塁に牽制球を投げようとした際に三塁走者が本塁に進塁する素振りを見せることで、意図的に投手のボークを誘発させる戦法のこと。投手がプレートを外さずに一塁への牽制を中断し、本塁に送球した場合、ボークと見なされるというルールを利用したものである。フォースボークが成功した場合、一塁走者と三塁走者にそれぞれ安全進塁権が与えられ、1点と二塁への進塁が得られる」 監督の読みは「一塁を守っているのがルーキーの村田選手なのでピッチャーからの牽制球を経験が少ないルーキーであれば間違いなく二塁に投げるだろう」という事でごれがピシャリと当たってしまいました。選手の起用について監督の采配が当たったとか外れたというのはよく聞きますが、数少ない幸運とも言えるシチュエーションでの「監督の読み」には良い仕事してるなぁと。一日空いて昨日のロッテ戦でも何か奇襲が・・と期待しましたがこちらは残念ながらそれはなく延長12回で引き分けでした。令和の怪物と言われる佐々木朗希投手先発の試合での引き分けもやっぱり「アッパレ!」と拍手を送ります(マルティネス選手の足がもうちょっと速かったらなぁと💦)
2024.05.18
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ローラン家のセラー・ルームに遠峯一青の写真が飾ってあり改めて亡くなったんだぁとしみじみ。 2021年7月に「神の雫」と「マリアージュ 神の雫 最終章」70冊をシンガポールでを読み終えてからほぼ3年、本帰国して3月にシーズン2となる「神の雫 ドゥジエム」がスタートした事を知って早速書店に買いに行きました。すぐ1ページ目を開けるのがもったいなくフィルムを剥がさずに数日飾っておいてやっと【第一話「Reborn」神の雫】を読みました。 主人公神咲雫の異母兄でありワインのライバルだった遠峯一青が亡くなって18年が経ち、愛するローランとの間に生まれた「青夜」もやっとワインが飲める18歳の誕生日プレゼントにと神咲雫が用意した1本を開けるシーンから「新生 神の雫」の始まりです。 3年振りにパリのローラン家を訪れた神策雫はこの日のためにセラーに置いていったブルゴーニュワインの造り手「ジャッキー・トルショー」の「クロ・ド・ラ・ロッシュ 2002年」を開けます。遠峯一青が頂点である13本目の「神の雫」に選んだワインである事と遺書に「自分の遺骨はブルゴーニュに撒いて欲しい」という言葉が蘇ります。18歳という記念すべき年に初めて青夜が口にするワインが・・ジワリと響きます。 「マリアージュ 神の雫 最終章 25巻目「ジャッキー・トルショーの手」 ジャッキー・トルショーは2005年に引退しているので2002年はその3年前に収穫された葡萄で造られたワインです。畑仕事で真っ黒に染まってしまった手と遠峯一青がその手を「ヴィニュロンの勲章」と称賛したシーンは最高の「一期一会」でした。漫画「神の雫」は続く限り読み続けますが「ドゥジエム」でどんな「一期一会」を読者に経験させてくれるのかとても楽しみです。
2024.05.17
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昨日放送のNHK「歴史探偵」の「清少納言と枕草子」は楽しみにしていましたが、期待以上の内容でした。まず形容詞が多く使われている枕草子の中でも特に登場頻度の高い言葉を大きな文字で、そしてポジティブな意味合いが赤色、ネガティブが青色として表示がありました。 特に「をかし」については中宮定子が宮中にいた時には「優れている」「素晴らしい」であった意味が宮中を去ってからは「趣がある」と変わって行った事に触れていました。そう言えば「紫だちたる雲」って見た事がないと気付きました💦 枕草子冒頭の「春は、あけぼの」についてそれまでは春と言えば「桜」や「梅」「ウグイス」等と結び付けられていたのに対して「あけぼの」と結びつけるところに清少納言の「センスの良さ」が光っているという解説に納得です。 続く「やうやう白くなりゆく山ぎわは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」の中の「紫だちたる雲(紫がかった横雲)」について、もともと「紫雲」というのは目出度い印とされ念仏行者の臨終などにあたって阿弥陀仏がこの雲に乗って御来迎するという事から紫雲を「中宮定子」と重ね合わせ「定子絶賛」から随筆が始まっているのではという事でした。 随分前に田辺聖子著の「むかし・あけぼの」を読んだ時は「随分自我自賛の人だなぁ」という感想でしたが、番組内で中宮定子の人柄、漢文や万葉集などの優れた知識を絶賛するために書かれた随筆という事に改めて納得でした。 大河「光る君へ」では「ファーストサマーウイカ」さんがイメージ通りの機転が利く清少納言を好演していて今後が益々楽しみです。最後に番組内で清少納言と紫式部が直接言葉を交わす事は無かったと推測する理由の一つに「紫式部日記」を挙げていました。その日記に書かれた清少納言への痛烈な批判「大した漢文の知識も無いのに(自分に比べて)素敵とか立派とかただ浮かれて書いている・・」は中宮定子が父道隆の死後、道長の娘彰子に追い立てられるように宮中を去った後も依然として宮中にあった「中宮定子への称賛」に激しく嫉妬したためではないかという推測は説得力があります。 もし2人がお互いの作品を読んだ上で言葉を交わしていたら「あなたの才能って、いとをかし」と絶賛し合ったのかもしれません。 ずっと気になっていた清少納言のその後については定子が住まいを構えた近くに定子の死後も住み続け穏やかな生涯だったと番組で結んでいて紫式部日記での予測とは違っていて何だかほっとしました。
2024.05.16
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今朝のネットの記事に地方銀行の1つ「北海道銀行」の窓口経由で同銀行の口座に振り込む際の手数料220円(3万円未満)と440円(3万円以上)を今年7月から統一して880円に値上げするとあって驚きました。そのすぐ後のNHKのローカルニュースでもう1つの道内の地方銀行「北洋銀行」と北海道銀行の3月期の決算について詳細がありました。 北洋銀行は純利益で前期比23億円増の128億円と22%のアップに対して北海道銀行は前期とほぼ同じ2.3%増の85億円に留まったそうです。北洋銀行の増益の理由について個人向けの住宅ローンが堅調だった事、有価証券の利息配当が増えた事などを挙げています。 一方で北海道銀行は株高の恩恵があったものの低い伸び率になった理由を今年4月にオープンさせた「道銀の新ビル」の新築や移転費用がかさんだ事を挙げています。振り込み手数料の値上げの理由なのかなと推測します。そうだとすると納得いかないのは来期に向けて純益を少しでも伸ばすために利用者の負担増というのはいかがな物かなぁという事です。例えば電気・ガス代のように世界情勢で原材料費の高騰があって値上げと目に見える理由があれば別ですが、果たして「新ビル」を望んだのは利用者ですか?と聞いてみたいです。新ビル建設を企画した人達は将来的にこのビルのテナントから受け取る収益等も試算しているはずですが、そういう事が現状に反映されていないと感じます。 更に振り込み手数料についてインターネットバンキングを利用した場合は値下げで無料になるそうです。日本での高齢者のインターネットバンキングの利用率は分かりませんが、またしても高齢者に優しくない「改悪」かなと思います。新ビルで立派な銀行になったけれど「振り込み等で窓口にはあまり来ないで下さいね」という事なのかなぁと。 昨年まで住んでいたシンガポールの銀行には「DBS」という政府系の銀行があり(子供が生まれた時にすぐこの銀行に口座が開かれるシステムになっています)もし納得いかない値上げがあったら利用者は即政府にクレームすると思います。1院制で独裁政治の印象が強いシンガポールですが政権維持のためには広く国民の意見に耳を傾け対策を講じる国です。日本でももっと声を上げていいのでは?という気になります。私たちは利用者ではなく「お客様」なのだから。 余談ですが本帰国後一番難儀しているのが「証券会社」です。1月から何度か連絡しましたが店頭での対応は予約が必要で、4か月経ってやっと来週の月曜に予約が取れました(電話では人員不足で💦という事でした)全ての証券会社がこうではないとは思っても疑問が大いにあります。
2024.05.15
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先日の「ヴィノスやまざ」でのワインテイスティングで隣席の参加者と雑談でコンビニワインの話になり「セイコーマートのワインは品揃えやコスパが良いので全種類制覇しようと思っている」と聞き、ちょうどネットの記事を見て「ファミリーマート(限定)」で購入した「CITRAN BORDEAUX (シトランボルドー」の話をしました。アルコール度数 14% 記事の中の【漫画「神の雫」の原作者「亜紀直」が薦めるワイン】というタイトルにまず惹かれ、詳細を読むと1855年に始まったメドック格付けに対抗するために1932年にスタートしたメドック地区の格付け「クリュ・ブルジョア」の中でも最も歴史のある「シャトー・シトラン」が監修するワインが「シトラン・ボルドー」と説明があります。発売のために原作者やワイン・ディレクターが複数のクリュ・ブルジョワの候補ワインをブラインドテイスティングをして抜栓90分後もヘタることなく、クオリティ、ポテンシャルの高さを感じたのがこの一本という事でした。ヴィンテージは2020年税込みで1647円とテーブルワインにはちょっと高めかなと思いますがコスパは最高だと思います。コルクを開けた時の香りは申し分のないボルドーワインでした。 「神の雫」の話が出て」「もうシーズン2が始まっていますよ」と言われ、私は知らなかったのでネットで検索してから書店に行きました。2巻目は今月24日頃書店入荷という事で1巻目だけ購入しました。思えば在星20年間で「神の雫」「マリアージュ~神の雫 最終章」70冊を読み終えたのが3年前で、本帰国して今度はリアルタイムで「神の雫 ドゥジエム」が読める事が凄く嬉しいです。大袈裟ですがちょっとドキドキしてフィルムを剝がさずにそのまま飾ってあります。1ページ目を開くためにどんなワインを用意しようかなぁ?と思案中です🍷 余談ですが「ドゥジェム(Deuxieme)ってどういう意味?と調べると「2」でした。なるほどです。確かにフランス語の1.2.3「アン・ドゥ・トワ」を思い出しました。
2024.05.14
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道立近代美術館での先週の日曜の「ミュージアムトーク」のタイトルは「この1枚を見て欲しい」で北海道出身の画家「山口蓬春(1893-1971)」が描いた「向日葵」にスポットライトを当てていました。1955年に描かれたこの絵とゴッホの「ひまわり」の類似点と相違点について学芸員から解説があり、特に印象深かったのはゴッホのひまわりは花瓶の下部とひまわりの背景の色が違っているという点と、当時日本では花瓶に活けた花を描くのは珍しかったという事(画家の趣味の一つが中国の陶磁器収集だったそうです)と花と鳥などを一緒に描く日本画の伝統が未だ色濃くある時代に花のみを描いた事に斬新さがあるそうです。 北海道立近代美術館増 パネル1:「ゴッホのひまわり」との関係を探る」 ゴッホの影響を受けてこの絵を描いたのでは?という推測のもとこの絵の周りにゴッホについてのパネルが何枚か並び、その1枚が原田マハ著「たゆたえども沈まず」の序章に登場したゴッホ研究家であり精神科医の「シキバ(式場隆三郎)」についてでした。序章では1962年にゴッホの甥フィンセント(72歳)とゴッホ最期の地オーヴェールのラブー食堂で出会い、会話を交わし「日本にはゴッホの絵はないのですか?」と尋ねられ「西洋美術館に薔薇という作品があり、それは見た事があります」と答えます。ゴッホの薔薇は国立西洋美術館の創設者「松方幸次郎」が戦前購入し(最初の所有者はゴッホを看取ったガシェ医師)戦後フランス政府に没収された後1959年にフランス政府から返還されています。右下の写真が1953年の展覧会の様子。 そしてもう1枚のパネルで「薔薇」の返還の8年前の1951年と1953年に式場隆三郎が東京の丸善でゴッホの複製画や資料中心の展覧会を主催していた事を知りました。特にゴッホ生誕100年を記念した1953年の展覧会は大盛況だったようで、学芸員から北海道からも見に行った人がいたそうですと話がありました。 1911年に「白樺」によってゴッホが初めて本格的に日本に紹介され、白樺の同人たちが開催した美術展覧会でゴッホの複製画の展示をしたり、1920年に実業家の山本顧彌太が同人たちが構想した白樺美術のためにゴッホの絵を1枚購入したものの1945年の空襲で焼失した悲劇の流れも通して「ゴッホの絵画への情熱の火に惹きつけられた人達」の思いが熱く伝わってくるようです。 正直、序章の中でだけ登場した「シキバ」がこれほどの人だとは驚きでした。近美の図書コーナーにある「Van Gogh & Japan」の中に式場隆三郎と自らも画家であったガシェ医師との交流が書かれていました。ゴッホのためにオーヴェールに訪れた日本人達の訪問を真心で受け入れてくれていたそうで、これも心温まるエピソードです。【追記】 ガシェ医師と式場隆三郎(1898-1965)の交流についての訂正です。「ゴッホの夢美術館」に【ガシェ医師は1909年に亡くなっているので日本からゴッホ巡礼の旅でオーヴェールを訪れた日本人達をもてなしてくれたのはガシェ医師の息子「ポール・ルイス・ガシェ(1873-1962)】と記載がありました。
2024.05.13
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知人から鉢で頂いた「ペチュニア」の1輪目が今月初旬に開花して2輪目ももうすぐという感じです。 右上に2輪目の蕾が。 早くこんな風に咲き乱れて欲しい。ネットの画像から。 シンガポールでもベランダで観葉植物を育ててかなり癒しを貰っていましたが、開花の効果はそれ以上です。花言葉は「心の安らぎ」「あなたと一緒なら心が和らぐ」だそうです。 もう1つ種で貰ったのが「クレオメ」でアドバイス通りに卵の上のケースに穴を開け、もう1つの水を入れたケースの上に乗せて辛抱強く待つとやっと小さな芽が出てきました。花育ては初心者以下で種の置き方が悪かったためたくさん芽が出た所と全く出ていな所と不揃いですが、もう少し成長したら鉢に植え替えようと昨日新しい鉢を買って来ました。右のネットからの画像のようにかわいいピンク色の花が一刻も早く開く事を願って・・。花言葉は「美」「愛」「保護」だそうです。花言葉を知ると花々にもっと愛着が湧いて幸せホルモンが倍増という感じです。ラベンダーのドライフラワーもベッド脇に。 話は変わって先日NHK「あさイチ」で睡眠の質向上の1つとして浴槽に浸かるのが面倒でシャワーで済ませたい時もたらいにお湯をはって足を入れる「足湯」でも十分効果があるとの事で、早速数回試しています。気持ちの問題かな?とも思うのですが、寝つきも良くなって睡眠の質が少し上がる気がします。シンガポールにいた時は暑さのため夜中に目が覚める事も多かったのですが、流石に北海道ではそれはなく睡眠の質は良くなっていると思うけれど更に1ランクアップの「睡眠の質」を目指します!
2024.05.11
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昨日の「ヴィノスやまざき」でのイタリアワインのテイスティングは6本のうち3本がヴェノト州で「アマローネ」、ピエモンテ州の「バローロ」と予想を裏切らないワインが続きました。そして前回と同じ最後のスペシャルサービスの1本はブラインドテイスティングで店主からこれは「バルバレスコ?」それとも「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ?」と聞かれ参加者15名の挙手となりました。私はどちらも飲んだことがない上に2本のワインの知識もなく「降参」と思いましたが、隣の席の参加者がかなりのワイン通で「このワインはサンジョベーゼに間違いないですよ」と教えてくれたので、ちゃっかり私もブルネッロに挙手して正解となりました(笑)ポデーレ・ブリッツィオ ブルネッロ・ティ・モンタルチーノ 2018年 売値12,800円 トスカーナ州で造るサンジョヴェーゼ・グロッソ100%のワインでブルネッロとも呼ばれるこの葡萄品種がサンジョベーゼのクローンである事を初めて知りました。サンジョベーゼと言えば軽いキャンティのイメージが強すぎてしばらく飲んでいませんでしたが、やはりブルネッロがイタリアワインの女王と呼ばれるのに相応しいいと実感です。売値が12,800円とパネルに出て参加者からちょっと溜息が出ましたが、ワインも特に5月からじわじわっと値上げの状況だそうです。 6本の中で個人的に嬉しかったのは先日日記に書いたシチリアの白と同じ葡萄品種GRILLO(グリッロ)があった事で参加者から「シチリアの白ってあまり聞かないですね」の声もあり、すかさ携帯の画像を自慢げに見せてしまいました💦 ディ・ジョヴァンナ ヘリオス グリッロ 2019年 左がテイスティングのグリッロで売値も3,580円と私がJUPITERで購入した右のワインの3倍でそれだけふくよかでコクのあるワインでした。ただただ味の比較が出来ただけでも運が良かったなぁと・・。 そして今回のイタリアから一本買ってと思っていたのですが(参加者は10%引きです)店主の話の中で「余談ですが実は今ウルグアイのワインって注目を浴びているんです」を聞いてウルグアイ産の「ソーヴィニヨンブラン」を購入してしまいました。何に合わせようかなと思案中でこれもまた至福の時です。
2024.05.10
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何故「今日がアイスクリームの日?」と検索すると「東京オリンピックの開催年の1964年、アイスクリームのシーズンとなる連休明けの今日をアイスクリームデーと決め祭典を開催、それ以降毎年アイスクリームの日として角地でイベントが行われている」とあり、今年この事を初めて知りました。 アイスクリームの画像でよく登場するのがコーンタイプの「ソフトクリーム」でどんな違いがあるのかこれも検索すると「ソフトクリームはー6°C前後で機械で空気を含ませて柔らかく仕上げた物、アイスクリームはー18°Cで凍らせていてカチカチな状態からゆっくりと溶け感を楽しむ物」とありなるほどです。 そしてソフトクリームで思い出すのが昨年のNHK「チコちゃんに叱られる」の「なぜアイスクリームはコーンに乗っているの?」です。コーン誕生の歴史については20世紀初頭に遡ります。アメリカの街中の屋台で最初はガラスの器に入れて売っていたアイスクリームが、ある酷暑の日にバカ売れしてガラスの器が追い付かなくなり、ふと隣を見ると暑い日に温かいワッフルを売っている屋台は閑古鳥が鳴いています。たまたま売れ残っているワッフルにアイスを挟んで急場をしのぎ、その後現在のコーンの形に改良されたというストーリーです。何がきっかけで長く後世に引き継がれる物が作られるか分からないものだなぁと感心して、記憶に残る回でした。 ふと日本でアイスクリームが登場したのはいつだろうと調べてみると明治2年(1869年)で横浜の馬車道通りに開店した「氷水屋」でした。勿論コーンではなくガラスの器で出されたはずですが、何と今の値段に換算すると8千円という超高級品だったそうです。「たい焼きソフトクリーム(コーンではなく紙です💦)ネットの画像から。 北海道は特に昨日は冷え込み今日も外でアイスクリームを堪能する気温までは上がらないようですが、20°を超える予想の今週末に前からちょっと気になっていた「たいやき工房」のたい焼きソフトクリームを食べに行こうと思っています。【追記】5月11日 今日は札幌も気温が上がってアイス日和となりました。620円のたい焼きソフトクリームをお店の外のベンチに座って美味しく頂きました。 ソフトクリームは初めて食べるほうじ茶とミルクのミックスで、クリスピーなたい焼きの皮(羽の部分は特に)とソフトクリームは絶妙なマリアージュでした!
2024.05.09
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明日の「ヴィノスやまざき」でのイタリアワインテイスティングのためにシンガポールで飲んだイタリアワインを州別に復習しました。【イタリア北東部「ロミオとジュリエット」の舞台の街ベローナがあるヴェノト州】①陰干し葡萄で造られる高級赤ワイン「AMARONE(アマローネ)」葡萄品種はコルヴィナ、ロンデイネッラ。 ②アマローネより手軽な値段で買える赤で発酵が終わり搾りかすの残るアマローネの樽に普通のワインを注ぎ、2~3週間ほど熟成させる製法「RIPASOO(リパッソ)」のワインで葡萄品種はコルヴィーナ、ロンデイネッラ、メルロー、カベルネソーヴィニヨン等。③ブルゴーニュのピノ・ノワールと同じ品種「ピノ・ネロ」100%で造るロゼは辛口ながらも程よい甘さが長く残るワイン。③シャンパンに次ぐ売り上げを上げるイタリアのスパークリング「PROSECCO(プロセッコ)」もこの州のワインでした。使用を許可されている葡萄品種はグレラ、ルンガ、ヴェルディゾ、シャルドネ、ピノ・ノワール等。 【赤の筆頭「バローロ」を産するイタリア北西部の「ピエモンテ州」】①バローロの葡萄品種はネッピオーロ100%、最低熟成は38ヵ月(リゼルヴァ表記は62ヶ月)で持ち寄りパーティーで数回しか飲んだ記憶がありません💦明日のテイスティングには必ず出てくる1杯である事を願って🍷②意外に秀逸な白ワインが多い州で葡萄品種コルテーゼ100%で造られる「GAVI」はフランスの白とは一味違う辛口すっきり感が特に気に入っていました。そして「ロミオとジュリエットのハッピーエンド版」が残る村の逸話もまたワインの美味しさを引き立てます。『フランク王国の王「クロドメール(6世紀頃)」の娘「GAVIA(ガヴィア)」は父親の警備係の男と恋に落ちます。身分の違いを理由に結婚の許しを得られず、2人は駆け落ちしアルプスの反対側にある小さな村に辿り着きます。泊った宿で美味しい白ワインを頂き、美酒に酔いしれた2人はこれまでのことを宿の主人に話します。ところが宿の主人は同情を見せながらもクロドメール王に2人の居所を教え、おまけに莫大な報奨金まで受け取ります。連れ戻された2人はそれでも陳情を続け、それに負けた王はついに2人の結婚を認め、お祝いに小さな村を2人に与え彼女の名前に因んでその村は「GAVI」と名付けられました。』 【番外編としてイタリアのブーツの踵に当たるプーリア州】 葡萄品種「Primitivo(プリミティーヴォ」はシンガポールで気に入っていたイタリアレストラン「CARUSO」でブラータチーズ、生ハム、水菜のピザに合わせてよく飲んだワインです。実はオーナー兼シェフがこの州の出身で後でこのワインを特に勧める理由が分かった次第です。 トスカーナやシチリア等など、銘醸ぞろいのイタリアワインで果たして明日は自分の予想とぴったり合うワインに出会えるかどうか日記の内容もしっかり頭に入れて参加予定です。
2024.05.08
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中島公園内にある「札幌市天文台」に何度か通っているうちに公園内に「渡辺淳一文学館」がある事に気が付きました。北海道を代表する作家の文学館が1998年に建てられていた事を私は全く知りませんでした。ちょうど天文台の前の「KITARAコンサートホール」の裏側の小さな橋を渡ると瀟洒な「文学館」があります。 渡辺淳一と言えば映画やドラマ化された「失楽園」で有名な作家ですが、私が一番好きな作品は「阿寒に果つ」という同氏の自伝的小説でシンガポールで北海道の作家の話になった時も「一押し」で友人達に勧めて来ました。 もう随分前に読んで詳細の記憶が薄れているところもありますが、「阿寒に果つ」は渡辺淳一氏が高校時代(札幌南高校)に同級生だった加清純子さん(小説では時任純子)が18歳という若さで阿寒で自殺を遂げその死体が発見される事から始まっています。 天才少女画家と注目を浴びていた時任純子との淡い恋物語から一転、死後に彼女の足跡を辿ると彼女には自分以外に4人の男性との深い関係がある事、そしてそれぞれの男性にそれぞれの面を見せていたという事が発覚します。 当時読んだ時には「少女漫画の世界を超える」魔性の少女の姿に随分衝撃を受け、それが今でも忘れらない一冊になっている理由です。 文学館は2階建てで今回は一階の渡辺淳一氏の著作に囲まれたカフェでコーヒーを飲みながらちょっとドキドキして文庫本の1ページ目を開き序章を読み終えました(単行本は読めませんが下段の文庫本は自由に読めます) 館内には私の他に3組ほどのお客さんがいて、本を読むのではなく友人とのおしゃべりを楽しんでいる様子でした。何とも落ち着いた雰囲気で私も次回は友人とと思わせてくれます。そして瀟洒な外観を持つこの建物は建築家「安藤忠雄」氏の設計によるとリーフレットにありました(雪の中で白鳥が片脚を上げて立っているイメージだそうです) 安藤忠雄氏と言えば、原田マハ著「あの絵のまえで」の6篇目の「さざなみ」の舞台となる「地中美術館」を設計した建築家でネットでその美術館(上空からの屋根の部分だと思います)や館内のカフェの様子を見てみると、瀟洒を超えたセンスに脱帽という感じで瀬戸内海を眺めながらこのカフェでまったりしたいという気持ちになります。
2024.05.07
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ラベルに「葉っぱはどんどん摘み取ってネェ!!」と。 先日スーパーで買ったバジルの鉢の葉が良い感じで育ってきたのでモッツアレラチーズ、トマトとバジルのサラダ「カプレーゼ」に合うワインを検索するとイタリアのソーヴィニヨンブランが最初にヒットしました。 取り合えず「JUPITER」にイタリアの白を探しに行くと、ソーヴィニヨンブランやシンガポールで愛飲していた「SOAVE(ソアヴェ)」等が並ぶ中にバジルの色と相性が良さそうなラベルの「NECORO GRILLO SICILIA DOC」を見つけました。裏のラベルに「葡萄品種のグリッロがエウロパの代表品種で果実味豊かで程よい酸味がありフレッシュチーズとの相性が良い」と説明があり、初めての葡萄品種に興味深々で購入しました。 アルコール度数12.5% 前日のサーモンのお刺身の残りも。 バジルは思ったより苦みがあってワインの果実味の邪魔をしている感もありましたが、まずまずの相性でした。贅沢を言えばトマトの甘みが足りないのとモッツァレラチーズも専門店で売っている物があればと・・・。 そしてトマト言えばシンガポールにいた時にどこかから舞い降りたミニトマトの種が我が家のベランダで2つ実を付けた事を思い出しました。初めての事で観察するだけで結局食べずに終わったのですが、本帰国して小さな庭で家庭菜園が出来るのでバジルだけでなく甘~いミニトマトも育てて最高の「カプレーゼ」を楽しみたいと🍅2022年5月26日の写真です。
2024.05.06
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一昨日の日ハム対オリックス戦中継をラジオで聞いていた時に元日ハムの上沢投手の快挙を知りました。2012年から昨年まで日ハムに在籍し、ここ数年はエースピッチャーだった上沢投手がポスティングシステムを使ってレイズとマイナー契約を結んだ時には正直「大リーグで活躍できる日はいつ?」と思いました。その後金銭トレードでレッドソックスに移籍し先月28日に大リーグに昇格し、吉田正尚選手と同僚になっていた事を私は知りませんでした。 そして日本時間の5月3日の大リーグ初マウンドはジャイアンツ戦で、8回5人目の投手として2点ビハインドの中で登板となり、8回、9回ともに三振と内野ゴロで共に三者連続で打ち取るという快挙には感涙でした😿 現在の大リーグの勝敗を見てみるとアメリカンリーグ東地区のレッドソックスはヤンキーズに続く3位、そして大谷選手のナショナルリーグ西地区のドジャーズはぶっちぎりの首位です。元日ハム大谷選手対上沢投手対決はレギュラーシーズンでは見られないですが、レッドソックスの頑張りでもしレギュラーシーズンを勝ち抜いたら私にとっての夢の対決も実現するかもです。 上沢選手のこれからの活躍は大リーグを目指す選手たちにも大きな励みになるはずで、私にとって日ハムの一押し投手がレッドソックスでまずは1勝を挙げる日を楽しみにしています🥎
2024.05.05
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先週の日曜の北海道立近代美術館の学芸員による「ミュージアム・トーク(30分)」のテーマは「ユトリロの描いた街並み」で、日本で過去に開催されたユトリロ展の多さからも日本でも長く愛され続けている画家である事の紹介で始まりました。 「モンルージュの通り(セーヌ)」1910年ごろ 「雪の寺院と教会」ネットからの画像 左は「近美」所蔵の「白の時代」を代表する1点で漆喰の壁の白さをよりリアルに出すために実際に絵具の中に漆喰や卵の殻を入れたりしたそうです。通りに面した家々の窓が全て閉ざされている事からユトリロの人物を排除するような孤独感が伝わってくるとの説明もありました。そしてこの時代よく描いていた「サクレクール寺院」と「サンピエール教会」は「実は外で絵を描いていると随分からかわれたり追いかけられたりして、そんな時にはサンピエール教会はユトリロの逃げ場所だったんですよ」にはちょっとゴッホの人生がオーバーラップしました。 アルコール依存症から絵筆を握ることになったユトリロが何故「人物画」でも「静物画」でもなく「風景画」をテーマに選んだのか?については慣れ親しんだモンマルトルの風景に自分自身の孤独や苦しみを投影させたというような学芸員さんの説明で、なかなか奥深いと思いました 「シセイ・アン・モルヴァン」1914年頃 見ずらいですが右下最後の文字が「V」です。 特に私にとって興味深かったのは学芸員さんの「ユトリロのサインの最後のVの意味が分かりますか?」との問いかけで今までサインを注意してみた事は無かったと気が付きました。そして答えは「母親シュザンヌ・ヴァラドンのVです」と言われ「なるほど」でした。まるで一卵双生児のように重なり合う2人の人生の表れだったのだと・・。 個人的にユトリロ(1883-1955)の絵に惹かれる理由の一つにゴッホと同じように孤独と謎めいた人生にあるのかと思います。ただ謎めいたというのはユトリロより母親の「シュザンヌ・ヴァラドン」」の人生で、貧しい洗濯女の娘として生まれ、曲芸師になるも怪我で挫折し母親の仕事の手伝いで洗濯物を届けているうちに画家達の目に留まり絵のモデルとなった経緯、ちょうどルノワールが彼女をモデルにした「都会のダンス」を描き終えた後に私生児ユトリロを産んだ事、その後ドガに師事して自らも画家の道へと進んだ恋多き女性。彼女がユトリロに与えた多大な影響(アルコール依存症やあくまでも母性を求める姿)はユトリロの風景画の中の人物の描き方にもよく表れています。 ミュージアム・トークが終わって学芸員さんに「個人的には誰がユトリロの父親だと思いますか?」と聞くと気さくに「私は当時の大御所画家かなとか思いますが、自分が父親である事を認知したスペイン人のミゲル・ウトリーリョ・イ・モルリウスはユトリロの晩年の顔と良く似ているそうです。でも・・実のところ恋多きシュザンヌ・ヴァラドンにとって誰が父親なのか分かっていなかったのかも」と謎を残すような素敵な締めくくりでした。
2024.05.04
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今朝のNHKの憲法記念日特集「いま必要な憲法議論は」を見て「9条」について国民民主党の玉木雄一郎議員が「9条を護ろうとする人達は何を護ろうとしているのだろう・・」の発言に共感するものがありました。一説には戦後アメリカのGHQに押し付けられたと言われる日本国憲法は今年(1946年11月公布、1947年5月施行)で77年となり驚くのほその間憲法改正が一度も行われていないという事実です。 昨年の日記にも書きましたが、その事は百田直樹著「新版 日本国紀 下」の10ぺージほどの「日本国憲法」の記述で知りました。 『この憲法の草案は戦後初の総選挙で成立した吉田茂内閣の下で成立し、敗戦の翌年1946年11月3日に公布、翌年の5月3日から施行され1948年に「憲法記念日」として祭日となりました。今年で施行から76年経っていますが、百田氏は憲法の内容を一字一句変えずにいる事は極めて異常なのではと言及しています。具体的には戦後アメリカは6回、フランスは27回、イタリアは16回、韓国は9回改正を行い、日本と同じく敗戦によって連合国軍によって憲法を押し付けられたドイツは65回も改正しているそうです(しかも日本の憲法9条にある交戦権についてはドイツの憲法では奪っていない事を特筆すべき事として挙げています)日本国憲法の草案に関してはGHQのメンバー25人がアメリカの独立宣言文やドイツのワイマール憲法等を参考に(丸写しの箇所も有り)6日~9日間で作り上げたというのにも驚かされます。しかもその25人の中には1人の憲法学者もいなかった事、そして占領国が憲法の草案を作るというのは「ハーグ陸戦条約」に謳われている「占領国は占領地の現行法を尊重する」にも違反しているようです』 今朝のNHKの番組内では「次期戦闘機の第三国輸出」について徐々に緩和される動きになってい中「自衛隊について憲法に明記されていない」と指摘する議員の発言にも考えさせられました。軍隊を持たない国は世界で30ヶ国ほどあるようですがその中には日本のような大国は無く、果たして自衛のための軍隊を持たない国を民主国家と呼べるだろうかという問いには私は「NO」だろうと思います。議員の「日本という国をアメリカに守ってもらうために(現在は米中の軋轢に巻き込まれて)の発言で改めて77年間の「9条の存在」について考えさせられました。思うのは未来を担う若者達に負の遺産を少しでも残さない事、そして若者達のより良い未来のために憲法について考えたり行動する機会を増やす事を政府が真剣に考えるべきだという事です。番組冒頭で憲法について路上でインタビューを受けていた若者達の発言からちょっと違和感を感じたというのもあります。 百田氏は著書の中で「憲法は絶対不変のものではなく時代に合わせて必要なものを付け加え、不要なものは削除するというのは世界の常識です」と見解を述べています。長く大切に維持していくものとそうではないものを真剣に考えなくてはいけいないなと実感します。
2024.05.03
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北海道立近代美術館の隣の敷地にある知事公館と庭園が一般開放されている事を知って先月、桜の開花宣言が出た日に行って来ました。まずは庭園の一本桜をじっくり鑑賞してから(最後に日本で🌸を見たのはいつなのか思い出せないほどです)知事公館の中に入りました。 ちょうどすぐご夫婦の入館があって受付で「参考のためにどこからいらしたか教えて下さい」と尋ねられご夫婦が「神奈川県です」と答えたのに一瞬私は「札幌観光で知事公館?」と思いましたが、すぐ「知事公館を見学出来るのって全国でも珍しいんですよね」との言葉に「なるほど」と思いました。 スタッフから「1階も2階も自由にご覧下さい。写真撮影もOKです」と私たちの移動に合わせてさりげなく館内の照明器具の材質や置かれた家具等など説明をしてくれました。 木彫りの鳥(鳥は回転出来る優れ物です) 「バチバチそり」北海道らしくそりを引く馬 窓際の置物、隣の近美から借り出している北海道出身の画家(木田金次郎等)の絵や昭和天皇と皇后がご来館の時に使用したテーブルと椅子の展示等など多岐に渡っています。 スタッフの話で一番興味深かったのは「敗戦後占領された知事公館の庭では米軍の人達がダンスを踊っているのを見たと来館者から聞いた事があります」で、知事公館の長い歴史に思いを馳せました。リーフレットの知事公館の説明に敷地の歴史は明治時代に遡り、昭和11年(1936年)に三井別邸新館が建てられ、それが戦後知事公館になったとあります。そして現在も公務で使用されていてそれ以外の日に一般公開しているこの知事公館は正に札幌市の観光スポット!と実感です(しかも無料開放です) スタッフからは札幌市民にも観光の場所として知名度が低いので是非お友達にも紹介してくださいと言われ、社交辞令ではなく「また何度でも来てくだいね」の言葉にはやっぱり「おもてなしの国 日本」に心が温かくなりました。
2024.05.02
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今朝のNHK「キャッチ!世界のトップニュース」でオリンピックを控えるパリのルーブル美術館で「ルーブルで走ろう」というスポーツとダンスのコラボイベントの紹介がありました。映像ではまずルーブル美術館の入口から走って館内に入る人達が映し出され、通常は美術館では静かに・・の常識を覆す企画に驚きました。このイベントは一般公開前の午前8時から9時までで5月31日まで16回開催されるそうです。 次の映像はルイ14世の庭園を飾った彫刻「マルリーの中庭」でのヨガセッションで、ヨガ好きとしてこんな体験が出来たら・・と思いましたが、日本の美術館でも何かとのコラボで出来るのではと思ったりしました(昨年のゴッホの没入型展示のように)。 ルーブル美術館の思い出は20006年のフランス旅行の際の2日間だけで、美術館の広さや宗教画の多さに圧倒された事と何と言ってもダヴィンチの「モナリザ」の前に立てた事でした。絵を鑑賞する群衆のせいもあってか絵がとても小さく見えた事と絵の前にガラス板が有り特別な絵である事を印象付けていました。まさかモナリザの前でも何かイベントが?と思いますが、そうであればダヴィンチもさぞ驚く事だろうと思います。 このイベントを企画したスタッフがインタビューに「皆が待ち望むパリ五輪を前に、ルーブルの展示室でダンスとスポーツをし、2つを融合させたかった。私には、2つはとても似ていて、価値を共有しているからだ」 と答えていました。芸術とスポーツ、確かに価値を共有していると思いながらもパリのこの粋な計らいには「あっぱれ!」と思いました。 余談ですが、ブログを始めたのが2020年5月1日で、今日から5年目に入ります。今年シンガポールから本帰国してちょうど4か月が経ち「星の国から ヴァン・ノアール」から「星の国から星の街へ」とニックネームも変えて故郷北海道の魅力もたくさん書いていきたいと思っています。
2024.05.01
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シンガポールでは聴く事が出来なかったFM東京の「村上RADIO」、念願叶ってやっと聴く事が出来ました。昨日のタイトルは「【特別編】~小澤征爾さんの遺した音楽を追って~」で15時から1時間50分という長さに流石に途中でクラシック音楽を聴くのに飽きてしまうのではと思いましたが、あっという間に村上RADIOは終了でした。 曲の合間に村上春樹さんが語る心温まる小澤征爾さんのエピソードと選曲が絶妙で、特にクラシック音楽界の重鎮と呼ばれる人達と小澤征爾さんの素のまんまの交流、ルールを全く知らないアメリカンフットボールの試合に誘われた村上春樹さんに小澤征爾さんがいかに上手にスタジアムでルールを説明したかとか、ある日たまたま路上で小澤征爾さんがバイクに乗った人達と熱心に話し込んでいるのを見かけ後で「何を話していたの?」と聞くと「あまりに素敵なバイクだったので値段とかどこで買えるのかを聞いたいたんだよ」との答えに初対面の人でも誰でも話しかける人だったというエピソードには生前テレビのインタビューで見た気さくな言葉で話す人懐っこい小澤征爾さんを思い出しほっこりした気持ちになりました。 村上春樹さんが選曲した(小澤征爾さん指揮)曲は初めて聴く曲も多かったのですが、祭日の昼下がりに聴くと一層良い曲のように感じました。そして一番興味を惹かれたのは「ヤナーチェック作曲 シンフォニエッタ1,2楽章」でこの楽曲は村上春樹著「1Q84」の中で登場し小澤征爾さんから「お陰でCDがたくさん売れたよ~」と喜んで貰えたというエピソードも。 15年前に読んだ3冊の本の一体どこに書かれていたんだろうと手元にある「1Q84 Book1.2.3.」を見てみると・・Book1.の最初の行にありました。 「タクシーのラジオは、FM放送のクラシック番組を流していた。曲はヤナーチェックのシンフォニエッタ。渋滞に巻き込まれたタクシーの中で聴くのにうってつけの音楽とは言えないはずだ・・」で始まり「ヤナーチェックのシンフォニエッタの冒頭部分を耳にして、これはヤナーチェックのシンフォニエッタだと言い当てられる人が、世間にいったいどれくらいいるだろう。おそらくとても少ないとほとんどいないの中間ぐらいではあるまいか。しかし青豆(2人の主人公のうちの1人)にはなぜかそれができた」 さらにヤナーチェックの説明とこの曲を作曲した1926年という年について話が繋がって行きます。初めて聞いたシンフォニエッタの印象は「何だか暗~い曲だなぁ」でしたが、Youtubeでいくつか動画があるようなのでじっくり聴きながらまずはBook 1の第1章「みかけにだまされないように」を再読してみようと思います。 因みに「1Q84」のもう一人の主人公「天吾」が小澤征爾さん指揮のヤナーチェックのシンフォニエッタのLPを所有しているという設定だそうです。
2024.04.30
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先週の土曜に友人と我が家でプロ野球のテレビ観戦用に用意した缶ビールの1本が「Asahi スーパードライ 生ジョッキ缶 大生 485ml」でした。球場気分を味わうにはやっぱりワインより🍺です。本帰国して家飲み用にビールを買ったのはほんの数回だけで、春になってどんなビールが売られているのかと興味津々で近所のドラッグストア「ツルハ」に行きました。各社一押しらしい缶ビールが並び迷いましたが札幌の桜の開花に合わせたような桜模様に惹かれ選びました。 日本の缶ビールの進化振りも知らず、フタが全開出来る事にも気が付かずにグラスに注いで友人に渡すと「この缶ビールはグラスに注がずに缶のまま飲むと絶妙な泡の比率を楽しめるのよ」と言われやっと大きなフタに気が付きました。「絶妙な泡の比率って泡3?」と尋ねると友人は「ぅ~~ん」と考え込んでしまいました。 そして昨日タイミング良くチ・カ・ホ(札幌駅地下歩道)で開催中のAsahi スーパードライ生ジョッキ缶のキャンペーンに行き当たり(そこのブースは特に賑わいを見せていました)ジョッキハンドルとおつまみ付きの340ml缶(200円)を即購入しました。気になっていた泡の比率をスタッフに聞くとやはり「?」という感じでしたが冷やし過ぎない事(泡がかなり少なくなる)冷蔵庫から出してちょっと流水を缶にかけるとかすぐフタを開けずに常温にちょっとだけ置く等などアドバイスがありました。こうなると開ける時も真剣勝負です。 ピンクのジョッキハンドルにも桜模様。 340mlは「大生」ではないので485mlの「大生」との違いを調べてみると大生は開栓時に泡立つ速度が2倍以上のため飲み口全体が泡で覆われるまでの時間が大幅に短縮されたと説明があり、本当に日本の製品開発のアイデアや技術力には脱帽です。 余談ですが、帰国して消臭剤や掃除用品が噴射式になっているのにも驚きました。そして電子レンジの受け皿が回っていない・・。浦島太郎のような生活がしばらくは続くと思うのですが、これから優れた日本製品の恩恵を受けて生活できると思うとワクワクします。
2024.04.29
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今月中旬にManulife Singaporeから「Discontinuation of Manulife MOVE Cashback Rewards Programme」のタイトルでお知らせメールが来て「半永久的に続くプログラムだと思っていたのに」とがっかりしました。 「We are wiriting to infomr you that the Manulife MOVE Cashback Rewrards Programme will no longet be available from 1st May 2024」 「半年間1日1万歩」歩いて50ドル(5~6千円くらい)を小切手などで受け取るこのプログラムは来月1日に終了でどうもこれに替わる新しいプログラムは無さそうです。果たして私が8月に受け取る予定の小切手は?と思いメールを読み続けると「Your reward cycle ending in August is your lastt chance to earn cashback」とあり「最後のチャンス」という言葉が物悲しいですが、4か月後に最後の小切手が郵便で届きそうです。 自分のブログを読み返してみると2021年8月に郵便でManulife Singaporeからプログラム参加のお誘いが届き、それから5回50ドルを受け取っているので計6回目受け取る事になります。毎日のウオーキングのモチベーションを上げてくれたこのプログラム終了の理由は?と読み続けてもシンガポールらしく一切書かれていません。携帯のアプリにもお知らせが。 本帰国してジムの往復やスーパーなどの買い出しで歩数がかなり増え、これからもっと頑張ろうと思っていた矢先のお知らせで、さてさて日本でこれに代わる何かはないか?とジム仲間に聞いてみるとドラッグストア「サツドラ(北海道限定)」で歩いてポイントが獲得出来るみたいと情報を貰いました。サツドラのアプリはダウンロード済みだけれどそれに「EZOCA」なるものもダウンロードしなければならないようで💦8月までにはウオーキングのモチベーションを上げてくれそうなプログラムをじっくりと探してみるつもりです。 余談ですが帰国して携帯はアプリだらけ、お財布の中のカードも増えてスリム化作戦実施中です。シンガポールのキャッシュバックのアプリ「yuu」のように2つのスーパーやドラッグストア、セヴンイレブンも含めると20店舗以上共通に使えるアプリは今思えば使い勝手が良すぎました。アプリのスリム化作戦は店舗同士の協力で出来ないものかなぁと・・。
2024.04.28
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今朝のNHKあさイチの「プレミアムトーク」は「虎に翼」で法学部で寅子と同級生の花岡悟を演じる「岩田剛典」さんでした。「三代目J SOUL BROTHERS」のメンバーである事を初めて知りましたが、歌手(作詞も)、ダンサー、俳優と絵も描くというマルチな才能の持ち主である以上に画面上の爽やかさに朝から得をした気分になりました。 そして更に気分が上がったのは主題歌「さよーなら またいつか!」を書き下ろし歌う米津玄師さんの録画での登場で、ドラマの脚本を熟読して曲作りをした秘話や歌詞に込めた思いを披露してくれました。 MCの博多大吉さんも「初回に聞いた時から耳になじむ凄い歌」と絶賛で、私も初回から回を重ねるごとに元気が貰える歌と思っていたので曲への思いに興味深々でした。 印象深いシーンを尋ねられ、寅子が当時は当たり前だった結婚して良い妻、良い母親になるという人生に対して母親に自分はそういう道は進みたくないと強く訴えたシーンと答えた後で特に歌詞の中に思いを込めた言葉は「100年」と話しが続きました。 今日落ち込んだり挫けそうになった出来事も時が流れ、もし100年後も生きていたとしたら(または自分の人生の一部が誰かに引き継がれていたとしたら)全く忘れ去っているか取るに足らないとても小さな事と思えるのでは・・と。納得するとともに前向きな元気を貰える言葉です。 改めて歌詞をネットで見てみると「知らねえけれど さよーなら」「消え失せるなよ さよーなら またいつか」「空に唾を吐く」等ちょっと荒っぽい言葉もあるけれどそれが全く曲の邪魔にならず明るい気持ちにさせてくれるのが米津玄師ワールドなんだなぁと。 個人的には20年間四季のない国シンガポールで暮らして、今年本帰国し雪解け後の春の景色に毎日感動している私にとっては最初の一行「どこから春が巡り来るのか、知らず知らず大人になった」が沁みました。日本にいた時は春の芽吹きは当たり前でしたが、実はこれは当たり前の事ではなく特別な事なのだと思い知らされました。 3月で終了した朝ドラ「ブギウギ」は正にプロフェッショナルな歌と踊りで楽しませてもらい、女性初の弁護士というテーマはちょっと地味かなぁとも思ってテレビはつけていても主題歌を聞いた後はじっくりと見ていませんでしたが、主題歌に触発されて9月までしっかりと見るつもりです。
2024.04.26
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昨年「WBC」の後で大谷選手がデコルテ(コーセー化粧品)と専属契約を結んでいる事を知って、長くデコルテを愛用している私はかなり嬉しいい気持ちになりました。そして昨日たまたま「リポゾーム」を買いに大丸百貨店へ行くと1階特設コーナーでリポゾームのイベントが行われていました。普段購入するデコルテのカウンターに先に行くと、リポゾームを買うなら特設コーナーの方がサプライズプレゼント有り!という事でスタッフと一緒に移動しました。 コーナー内にスマートボールを縦に置いたような台があり、上からボールを落とすと下のSingle Hit, Two-Base Hit、Homerunのどれかに入るようになっています(三振はありません!)実はスタッフもどうやったらホームランに落ちるか何回も試しているようで支払いを待つ間にアドバイスもしてくれました(真上から落とすよりちょっと左右にずらして落とした方がホームランの確立が高い等など)そして緊張しながら一投(落)すると・・まさかのホームランです!こんな幸運はしばらくは無いだろうと興奮しながらサプライズの大谷選手のサインプリント付きのオリジナルタオルを有難く頂きました。 スマートボール風野球ゲーム盤 家に帰ってすぐ箱を開けるとバスタオルよりちょっと小さ目の大判フェイスタオルの大きさで勿論サイン付きでまた幸福度アップです。しかも高品質の愛媛県の「今治タオル」です。更に驚いたのはお客さまへのお願いとして「本製品を第三者に転売することはご遠慮ください」と添えられていたカードです。なるほど・・そういう事もあるんだぁと思いながら私には転売なんてあり得ない!宝物として今日からジムで使用開始の予定です(今年になって日本全国の小学校に大谷選手が贈ったグローブに大喜びする生徒たちの笑顔も思い出しました) そして昨日は大谷選手が自己最速で6号ホームランを!今年は電撃結婚、水原通訳の事件とジェットコースター並みの報道に私自身は以前のように大リーグの試合を楽しめていないのが現状でしたが、この幸運のタオルを機にまた熱い声援を送るつもりです。
2024.04.25
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原田マハ著短編集「<あの絵>のまえで」の第3篇目のタイトルは「檸檬」で登場する絵はポーラ美術館所蔵のセザンヌが1893/94年に描いた「砂糖つぼ 梨とテーブルクロス」です。ネットからの画像 子どもの時から周りと上手に付き合う事が苦手で絵を描く事が唯一の心の拠り所だった主人公(あーちゃん)は高校で美術部に入部します。そこで出会った1年先輩の男子部員からていねいに油彩画との付き合い方を教えて貰い仄かな恋心を抱くようになります。そしてある日2人は美術部顧問の先生にコンクールへの出展を勧められます。先輩と部室で2人きりになる機会が増えるという期待もあって先輩のアドバイス通り静物画を題材に選びます。 ほぼ完成に近づいた絵の前で取った先輩の謎の行動(絵筆を持ったあーちゃんの手を取りカンヴァスの檸檬に×を付ける)に傷ついた彼女はそれ以降絵を描く事をやめてしまいます。そして時が流れ偶然ポーラ美術館にあるセザンヌの檸檬を見た彼女はもう一度絵を描いてみようと思い始めます。 セザンヌと言えば「リンゴ1個でパリを驚かせて見せる」の言葉通りに静物画においても頂点を極めたせいもあり、セザンヌの静物画イコールリンゴのようなイメージがありました。当時困窮生活を送る画家たちにとって安くて腐りにくいリンゴの存在は貴重なものだったのだと思います。 1923年(大正12年) ちょうど先週「北海道立三岸好太郎美術館」で「檸檬持てる少女」の横のパネルに「モダンな果物」として檸檬の説明があって気になっていました。檸檬はヒマラヤ原産で日本には明治初期に静岡県で栽培が始まり近代とともに普及したモダンな果物だったそうです。この絵が描かれた大正時代もやはり檸檬のイメージはそのままだったのだと思います。調べてみるとヨーロッパに檸檬が伝わったのは十字軍遠征の11~13世紀なので印象派の画家たちが活躍した時代にはモダンとか高級というイメージは無かったのだと思います。 それにしてもセザンヌの絵の右端に何となく付け足しのように描かれた檸檬(タイトルにも檸檬はなく)そして短編の中であーちゃんが描いた檸檬のどこがいけなかったのか・・それは小説の中には説明がないので読む側が想像力を膨らませてという事なのだと思いますが余韻を残す短編で檸檬を見たらしはらくは自然にこの短編を思い出す事になると思います。『追記』5月3日巻末にテーマとなる絵画を所蔵する美術館の学芸員による解説があり、特に「檸檬」の解説は面白いと思いました。 「ロココ調の愛らしい砂糖壺を囲む十一の果物たちーリンゴ、梨、マルメロなどが机、机の傾く先への転落に抗いながら絶妙なバランスのなかにとどまっている~黄色い檸檬は独立し、きりりと在る。他方テーブルクロスで形成された山の稜線の陰に、もうひとつの果実が潜む。12番目は地味で慎ましやかなりんご~」輝く檸檬と引っ込み思案なりんご、これが群れることなくひたむきに絵画に身を捧げたセザンヌ自身の姿と重なり合うというのは何とも鮮やかな表現です。
2024.04.24
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札幌市で昨日から申し込みが始まった「生活応援プレミアム商品券」に早速アプリをダウンロードしてスマホ商品券の申し込みをしました。1口5千円分の商品券を4千円で販売し1人あたり5口まで購入が出来るので上限の5口購入で5千円お得という事になります。使えるお店をチェックしてみると普段一番よく使うスーパーが入っていないので試しにと2口申し込みました。正直に言うと「焼石に水」かなぁとも思いますが「申し込み」とか「抽選」という言葉につられた感もあります。 商品券の概要にづいて申し込みの後でサイトをよく見てみると①発行総額:75億円(プレミア分:15億円)②発行口数:150万口とありました。札幌市の人口が今月の時点で196万人ほどなので赤ちゃんからお年寄りまでと考えると購入出来ない人も出てくるのかと・・。 今日たまたま知人と会って商品兼の話になり、昨年は10口まで購入出来た事、広く平等に購入してもらうため口数は希望より減らされる可能性がある事、単身世帯より子供や祖父母のいる家庭(1人で全員分を申し込むのは結構大変という事でした)にとってはお得感はかなりあるという事でなるほどと思いました。 先日、某スーパーの野菜売り場で小さな子供を連れた若いお母さんが大根を1本手に取って値段をみて「高っけ~~!高級品だぁ~!」と大きな声を上げてくれて、私は正直胸がすぅ~っとして「あっぱれ」と思いました。私を含め多くの消費者は「目が点」になるような値段の野菜や果物を見ても大きな声も上げられず「これは今日は諦めましょ」というのが現状の中、ダメ元でも声を上げる事の大切さを教えてもらった気がします。1918年に起こった「米騒動」ならぬ「令和の野菜(食品)騒動」が起こっても不思議はない物価高で自治体や政府に訴えかけるにはどんな方法があるのかと考えます。
2024.04.23
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図書館の書架で「ゴッホの手紙」を見つけ、もしかしたらゴッホが浮世絵を初めて見た時の手紙があるのではと思い早速手に取ってみました。以前にゴッホが浮世絵に出会ったのはのはオランダでもパリでもなくベルギーの街というのを別の本で読んで意外だなぁと思っていたからです。 弟テオに宛てた現存するおよそ650通の手紙のうち250通を厳選し手紙に添えたスケッチも合わせた320ページの結構厚い本です。故郷オランダのニューネンから追われるようにベルギーのアントウェルペン(現在はベルギーのアントワープ)に向かった1885年11月前後の手紙のページを開くと確かに下記の手紙がありました。 1885年11月(437番) 「~ともかく、アントウェルペンは、確かに画家にとって、とても不思議で美しい街だ。ぼくのアトリエは、十分我慢できる。というのも、壁にひとまとまりの日本の版画をピンで留めてみたところ、たいそう楽しげな感じになったのだ。知ってのとおり、版画には、庭や浜辺にいる女たち、馬に乗る男たち、花々、節くれだったいばらの樹木などが描かれている。」 日本の鎖国時代に交易のあったオランダへの陶器などの輸出品の包み紙とした使われていた浮世絵がベルギーでもしかして安価な値段で買えたのか、ゴッホがアントウェルペンで通った「王立芸術学院」にあったものなのか興味が沸きます。そして特にゴッホの絵の特徴の1つであるうねるような樹木の描き方が「節くれだったいばらの樹木」に影響があったのかこの浮世絵を是非見てみたいものです。 そしてこの本を締め括る最後の手紙はゴッホの拳銃自殺の3日前の1890年7月24日(652番)で前日の651番の「~おそらくきみは(テオ)はこの<ドービニーの庭>のスケッチを見たいだろうね。ぼくがもっとも念入りに描いたカンヴァスの中の1枚だ。他には古い茅葺き屋根の家のスケッチと、雨後の広々とした麦畑を描いた2点の30号のスケッチも同封した~」で始まるt手紙の続きとして書かれています。 「~ぼく自身の作品について言えば、そのためにぼくは自分の人生を危機にさらし、ぼくの狂気はそのために半分打ち砕かれた。いいさ、でもきみはぼくの知る限り、そんじょそこらの画商ではない。きみは自分の立場を選べるし、ぼくの見るところ、本物の人間らしさをもってふるまうことができる。だが、何をなすべきなのか。」で652番は終わっています。 驚いたのは「この手紙は651番の手紙の未完草稿で、7月27日にヴィンセントが亡くなった時身に付けていたものである」と注釈(※)が書き添えられていた事です。ゴッホの愛したオーヴェールの麦畑 危篤の知らせを受けオーヴェールに駆け付けたテオが実際にこの手紙を読んだのか、読むことなく翌年ゴッホを追うように亡くなってしまったのか・・。最後の最後まで画家(手紙を読む限りは詩人であり哲学者でもあった)として生きたゴッホと弟テオに対する信頼と愛情の溢れた手紙には胸を打たれ、またしても未完の手紙を残して果たして拳銃自殺をしたのだろうかと疑問が沸いてきます。
2024.04.21
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昨日の日ハム対ロッテ戦の中継中に「エスコンF」の人気メニューの紹介があり、昨日登板の伊藤大海投手の名前が付いたホタテ丼(1150円)が一押しで紹介され、ちょうど先週の金曜に大阪の京セラドームでオリックス対日ハム戦を観戦した知人が「いてまえドッグ」の写真を送ってくれた事を思い出しました。メールには「私が観た試合はオリックスが完封負けでした💦流石伊藤大海投手!」と力投に温かいお言葉も。 昨年のWBCに感動してオリックスのファンクラブに入会した(阪神のファンクラブにも所属)彼女から京セラドームでは「いてまえドッグ」が一押しなのと聞いた時は流石大阪のノリと思いましたが、結構美味しいらしく写真で見る限りは迫力があってやっぱり「やっちまえ」の心意気を感じます。 ところで昨日の試合は日ハムファンにとっては最高の締めくくりで9回裏に加藤豪将選手がフォアボールを選び押し出しでサヨナラ勝ちとなりました。ヒーローインタビューではフォアボールでお立ち台・・と照れていましたが劇的なヒットにも相当する選球眼でした。下記は昨年の6月に書いた日記です。 アメリカ生まれの加藤選手(アメリカと日本の二重国籍)は5歳の時に再渡米してからはずっとアメリカ在住で、少年野球時代にマリナーズのイチロー選手の試合を見て感動しそれから本来の右打ちから左打ちに変えたようです。その後メジャーリーグで日本国籍を持つ選手としては初めてドラフト指名がありブルージェイズやニューヨークメッツ等で通算11年間プレーしています。 メジャーリーグでは1本のホームランも無かったというのが俄かには信じられず、今後の活躍が大いに楽しみです。今朝のネットに加藤選手のアメリカでの「おまじない」の記事がありました。日曜日のホームゲームの度に報道陣に「ミスタードーナッツ」を差し入れしていて(MLBでは中堅以上の選手が自腹で)その真意は「ドーナツは真ん中の穴がゼロに似ていて食べるとノー(ゼロ)ヒットがなくなるから」というゲン担ぎと米国流のおもてなしのようです。 もう一つ日ハムファンにとっての明るいニュースは今季2軍スタートとなった清宮選手が昨日の試合で一軍復帰で初ヒットを打った事です。コメンテーターの「日ハムのスター清宮選手!」の言葉に改めてムードメーカーでもある清宮選手の存在の大きさを感じました。怪我をできるだけ少なくしてフル出場を目指して欲しいものです。と書いているうちに今日もロッテ戦に勝利!接戦に弱い日ハムのイメージは今年は返上で一勝を積み上げてくれる事を願います。
2024.04.20
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昨日北海道の札幌と函館で桜の開花宣言がありました。ちょうどジムへ向かう途中にある「倉式珈琲店(今年2月末で閉店)」のほぼ敷地内にある樹木に咲き始めた花があまりに可憐で写真に撮りました。 4月18日 3月28日(閉店から1か月後) 北海道では梅と桜が同時期に咲くため見分けるのが難しく検索して調べてみましたが白とピンクの花は多分桜かなと思います。ふと菅原道真の「東風(こち)吹かば にほひ おこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」が浮かびました。菅原道真が左大臣の圧力によって京の都から大宰府に左遷させらた時(901年)に詠んだ歌で、大河「光る君へ」と同じ平安時代ですが1100年以上の時を経ても花に対する愛情がひしと伝わる名句だなぁと思います。 本帰国して1か月後ぐらいに倉式珈琲店を見た時は何て大きな看板と建物と広い敷地だろうと思っただけですが、その後2月末に閉店と分かり、閉店間際に滑り込みで行って来ました。 運よく窓際の席が空いていて珈琲とお勧めのスイーツを注文してからゆっくりと店内を見渡したり、窓外の樹木や雪景色を眺めました。徐々に外も暗くなって来て全くライトアップされていない外の景色は却って神秘的な感じがしました。珈琲の味わいも店内の落ち着いた雰囲気も申し分なく、このお店が閉店するのは何とももったいないなぁと思いました。 ところで樹木の花はここ数日立ち止まって写真を撮る人達を見かけるようになり、すぐ隣の敷地にあった「ベーカリー レストラン サンマルク」も昨年2月に閉店の張り紙をドアにしたままの寂しい状態になっています。主(お店やお客さん)がいなくなっても春を忘れないでこれから更に花々が咲き乱れるのかなぁと思いますが、この景色に見合うような素敵なカフェがまた誕生して呉れる事を切に願います。
2024.04.19
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先週の木曜の「ヴィノスやまざき札幌店」でのワインテイスティングは白の後の4本目が「トラミエ ブルゴーニュ赤2020(ピノ・ノワール100%)」、ラングドック地方の「シャトー・レゾリュー赤ラベル2021(カリニャン45%、グルナッシュ40%、シラー15%)」と続き、初年度初のスペシャルサービスはメドック格付け3級の「シャトー ・ラグランジュ2013」とACボルドー・シュペリュール地区の「レイニャック キュヴェ・スペシャル赤2014」の飲み比べ(ブラインド・テイスティング」で締めとなりました。 格付けワインが飲めるという事で参加者からも「3千円の会費で・・」と喜びの声が!グラスに注がれた深紅の色や香りにどんな違いが?と真剣そのもので「さてそれではどちらがシャトー ・ラグランジュでしょう?」にはほぼ全員が「うーん」と唸ってしまいました。私も当然違いが分からず、最後の方でかなり酔っていた事もあって自分が当てたのかどうかも記憶にないのが残念と言えば残念です💦 ボトルを覆っていた布が外されワインの詳細も説明してくれて「ラグランジュ」がカベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロー21%、プティ・ヴェルド4%なのに対して「レイニャック」はメルロー67%、カベルネソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン8%と葡萄の品種や比率も違っているのに・・サラリと言い当てるまでにはどのくらいワインを飲み続ければいいのかと🍷 シャンパンからラグランジュまで7種類のワインを全部買うとしたら3万円ほど(税抜きで)をこの会費でしかもウンチクたっぷりの1時間半の説明には感謝・感謝で翌月の「イタリアワイン編」もしっかり申し込みをして来ました。
2024.04.18
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今日で「パリオリンピック」開幕まで100日となる昨日16日にギリシャのオリンピアでの聖火の点火式のニュースを見て、いよいよオリンピック開催の実感が一気に沸いてきました。聖火はギリシャからイタリアに渡った後、巨大なな帆船でフランスの南端のマルセイユ港に到着し、400を超える市町村をめぐり開会式が行われる最終地パリのセーヌ川への経路にはベルサイユ宮殿、モンサンミッシェル、アルプス最高峰のモンブラン渓谷もコースになっているようで、フランス好きにとっては聖火リレーのドキュメンタリー映画があったらと思ってしまいます。 オリンピックというと前回2021年のコロナ禍でほぼ無観客で開催された「東京オリンピック」2022年「北京冬季オリンピック」の閉幕直後に起こったウクライナ戦争がまだ記憶にしっかり残っていますが、現在の世界の情勢は過去2回のオリンピックの時より混沌とした悪化の一途を辿っている感があります。武力で優勢が伝えられるロシアに対して国の存続をかけて戦うウクライナや中東問題は一触即発の事態に発展しています。以前の日記に書きましたが、ギリシャ一国でのみ行われていたスポーツ競技「古代オリンピック」は平和の祭典として国内で戦いがあっても開催中は戦いを中止していたというのを知った時、何故それが現代で出来ないのかという気持ちになりました。近年特に非難を浴びている「IOC(国際オリンピック委員会)」がリーダーシップを取って開幕まで残り100日の間に世界の和平に向けて何らかの動きがあるのか注視したいところです。 ユトリロ美術館 パリ ピカソ美術館 余談ですが、フランス関連のニュースを見ると長年の夢だったフランスに1か月滞在をどうしても実行したい気持ちになります。本帰国して生活が少し落ち着き、パリもオリンピックのお祭り気分から平常を取り戻した頃合いに・・・。何と言ってもメインはやっぱり美術館訪問でメジャーな美術館再訪と共に2014年改修工事を終えている「ユトリロ美術館」と「ピカソ美術館」は2006年訪問した時からどんな風に変わったのか、そして作家原田マハ氏一押しの「ロダン美術館」は絶対に行ってみたい美術館です。「夢は願うものではなく叶えるもの」良い言葉だなぁと思います。オリンピックに話を戻せばオリンピックに出場する事を夢見た選手たちがその晴れの舞台で夢を叶える数々の名シーンが今から楽しみです。
2024.04.17
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美術館新館開館40年を記念しての所蔵品展の案内の中の「恋をしなくちゃいい絵は描けない」「恋する画家の陶酔ざんまい」の言葉に惹かれて先週の日曜に「北海道立三岸好太郎美術館」行って来ました。画家と恋というとすぐピカソが浮かんできますが、果たして三岸好太郎(1903-1934)も31年という短い生涯で「恋ざんまい」だったのかと思うと、この言葉は妻であり同じく洋画家の「三岸節子」へ掛けた言葉とパネルに説明がありました。「俺が死んだらなぁ、お前、恋をしなくちゃいい絵が描けないぞ」 かねてから「自分は30歳で生涯を終える」と言っていた三岸好太郎はその予言の1年後に亡くなっています。この言葉がいつ言われたのか謎ですが画家三岸節子への応援の言葉であり揺るぎない永遠の愛情を感じます。 「ヒマラヤ杉と蝶」1934年 「オーケストラ」1933年 短い生涯で描き上げた220点ほどの作品がこの美術館に寄贈され「蝶と貝殻シリーズ」や「オーケストラ」は特に高い評価を得た作品です。 パネルの説明を読み進んで行くと「恋」に関しては妻の三岸節子を悩ます事も多かったようですが、「陶酔」に関しては「中国やヨーロッパに陶酔」「美女に陶酔」「音楽に陶酔」「悪魔的境地に陶酔」の他に「せっちゃん(三岸節子)に陶酔」もあってこれにはほっこりさせられます。 じっくりとパネルも読みながら作品を鑑賞して、帰り際に隣の敷地にある「北海道知事公館庭園解放」のお知らせが目に入りました。公館内の見学も出来きるようで、ちょうど再来週辺り満開になるはずの🌸を見るのに絶好の場所と開花がとても待ち遠しくなりました。市の中心部ながら雄大さも感じられる自然に触れ合えるのは北海道ならではとちょっと誇らしい気持ちです。
2024.04.16
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