広島カープ考察

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2014.11.14
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『誰が続く?』

 それでは続いて野手の成績を振り返ってみたいと思います。
実はフェニックスリーグで重要なのは投手成績よりもこの野手成績であり、このフェニックスリーグで良好な打撃内容を残した選手が翌年活躍する傾向が続いています。
3年前は丸、一昨年は堂林、昨年は菊池、今年はようやく会沢 私は打率がいくらなんでも低すぎると書きましたが が一軍での打撃開眼に成功していおり、4人連続で出ている結果となっています。
それでは来年出てくる選手は誰なのか、ここでは若手選手に絞って見ていきたいと思います。

 まずフェニックスリーグで3本塁打を記録した 岩本 、打率.347を記録して3本塁打と確かな長打力があるところは誰もが認めるところではあります(ISOP.265)が、岩本の長年の課題となっているのが選球眼の悪さにあります。
このフェニックスリーグでもBB/Kは.333とあまり良い数字とは言えず、二軍での成績を見てみてもやはり選球眼が改善しているとは言えず、 来年もこれまで通り波の激しい選手ということになりそう
元々ミート力は高い選手で松山と同じような打撃内容でしたが、松山は今年選球眼に改善の兆しが見られており、一歩先を進まれてしまった印象ですね。

 次に野間が入団したことで正念場となっている 下水流 、フェニックスリーグでは.314、1本塁打と結果を残しており、ISOPは.200を記録して二軍でもISOPは.175と高めの数字を記録しており、この選手も長打力はあります。
しかし、この選手も岩本同様に 選球眼が空っきし駄目 で、フェニックスリーグでは 何と四死球0 、二軍でもBB/Kは.269と超低水準の数字を記録しています。
また、岩本とは違ってミート力も低く、フェニックスリーグでは4.375、二軍では4.38とどちらも低水準を記録しています。
打撃内容の改善がなければ一軍での活躍は厳しい感が否めないかと思われます。

 三人目は打者転向して数年が経過して今年ようやく二軍で抜群の成績を残した 中村憲 、フェニックスリーグでは一転して打率.125と冴えませんでした。
打撃内容を見ていくと、選球眼は.833と高い数字を記録しましたが、ミート力は4.00と低い結果となり、二軍ではミート力5.52、選球眼は.348と低い結果となっています。
現状ではまだまだ力不足の感は否めません
フェニックスリーグでは選球眼の改善が見受けられましたが、もう二段階成長しないと来年は立場が危ういような気致します。

 次に2012年ドラフト3巡目で指名した 上本 、打撃に課題のある選手で二軍での打率は.243、フェニックスリーグでは.100とやはり低打率に喘いでいます。
この選手の特徴は岩本や下水流と違って 選球眼に長けており、ミート力もそれほど低くありません
現に二軍の成績はミート力が7.93、選球眼は1.214と非常に優れた打撃内容を記録し、フェニックスリーグでもミート力5.00と若干落としましたが、選球眼は1.500と優れています。
では何故打てないのか?恐らくは非力な点が災いしているのかと思われます(二軍のISOP.063、フェニックスリーグは.000)。
ミート力は悪くないだけに、まずはパワーをつけることとライナー性の打球を打つことを心掛けていった方が良いかもしれません。
ただ個人的には9盗塁を決めていて失敗はないなど盗塁能力があり、守備でも一軍で守備要員として昇格させてもらえる力があるので、打撃さえ向上すれば一気に伸びそうな可能性を感じさせるので、 今取り上げている選手の中では最も面白い選手 かもしれず、少し注目していきたいと思います。

 本日最後はこちらも正念場の 庄司 、二軍での成績は芳しくありませんでしたがフェニックスリーグでは.368と結果を残しました。
打撃内容はミート力が6.33、選球眼は1.33と良好な数字を記録し、ISOPも.158とまずまずの成績を残しています。
しかし、肝心の打数は僅か19しかないので長打力に関しては分からず、安打の内訳を見てみると二塁打と三塁打それぞれ1本ずつに留まり、三塁打でなく二塁打だったとしたら簡単に大きく数字が乱降下していまいます。
現に二軍では.054とやはり長打力にはあまり長けた所はなく、寧ろ非力の感が残ります。
それでも打撃内容は11.94、.941とフェニックスリーグ同様に高い数字を記録しており、打撃に関しては上本同様に優れているのでこの選手もパワーをつけたいところです。

 この5人の中で一番期待できそうなのが上本、俊足好守な面は二軍での記録や一軍での起用のされ方を見ていると充分伝わってくるだけに、 打撃さえ向上すれば一気に常時一軍を任せられる人材 になり得るかもしれません。
現状二遊間のレギュラーは菊池と田中と固まりつつあり、ここからレギュラーを掴むにはもう厳しいかもしれませんが、個人的には上記の通りポスト木村や小窪といったスーパーサブ選手として台頭してきて欲しいところです。
岩本はこれまでとあまり変わっておらず、現状では調子の良い時を見極めて起用していくしかなさそうで、扱いの難しい選手となりそうですね。
下水流は強肩強打でポテンシャルは高いのですが、現状は打撃内容は冴えないので厳しいでしょうか。
ただポテンシャルはあるので打撃指導で何とか開眼して欲しいところです。

 しかし、下水流以上に厳しい感が否めないのは中村憲と庄司の二人です。
中村憲はまだまだ打撃内容で課題が見受けられ、その一方で長打力に長けているとか俊足であるといったポテンシャルもなく、現状の立場はかなり厳しいように思います。
庄司は打撃内容こそしっかりしてはいますが、上本同様に非力の感が否めず、走塁の面では俊足ではない上に現場で庄司選手を見ていた方の意見などを見ていくと寧ろ足が遅いように見受けられるなど守備範囲が重要なファクターとなる二遊間を守る選手としては少し致命的な部分があり、現に今年は三塁手としての出場が増えています。
しかし、三塁手にしては長打力不足な面もあり、堅実な守備かと言われると昨年66試合に出場して14個を記録しているなどそうでもない印象で、現状一軍に昇格させてみたいと思わせる要素が何もないので一軍から声がかからない理由も正直頷けます。
二人とも高校時代は投手を務めていた選手で、中村憲は投手として指名されて数年後に野手転向、庄司は元から野手として入りましたが、 個人的にこの二人は投手を続けていた方が良かったのでは? と思います。
確かに中村憲は故障がちでしたが、故障明けの久々となる実戦登板でいきなり高校時代の最速を上回る142キロ(高校時代は最速140キロ)をマークするなど投手としての可能性の方が大きい印象で、投球内容も比較的良かった記憶があり、個人的に密かに期待していた投手で、野手転向にはがっかりした記憶があります。
庄司は高校時代は投手として140キロ後半を記録し、縦スライダーやカーブなどを駆使して高校3年の予選大会では見事な投球をしている動画が残っています。
それに庄司は元々投手志望だったそうなので、正念場な立場なだけに本人が望むのならば一か八か投手に転向してみてはどうでしょうか。







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最終更新日  2014.11.14 23:28:05
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