広島カープ考察

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2026.04.05
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カテゴリ: 広島東洋カープ


『覚悟の時』

 本日の広島は5-7で阪神に敗れました(​ twitter ​)。
先発 ターノック は雨で苦しんだ面もあったかと思うものの、序盤は阪神打線相手にヒットを積み重ねられて2失点を喫するなど苦しい投球でした。
しかしながら4回以降は走者を出さずに無失点で5回を投げて6安打3奪三振1四球2失点と試合を作りました(10:7:0)。
ただやはり全体的に球が高い印象、特にツーシームをもう少し低めに集められるようにならないと今日の試合のようにヒットを多く打たれる傾向が出てしまいます。
今は春先なので球速球威で何とかなるかもしれませんが、日本特有の湿気の多い夏場だとバテて打ち込まれやしないか?という疑念があります。
島内 と3番手 、島内は調子が上がってこず、辻は一度149キロを計測したものの、それ以降は球速が出ていません。
この日に至っては140キロ中盤も出ずに139キロを計測するなど明らかに球速不足、木浪にライトスタンドへの本塁打を浴びており、完全に投球フォームが狂っていると思わざるを得ません。
森浦も打ち込まれており、前回も書かせていただきましたが、これは偶然なのか?これまで左腕投手が育たなかった球団が次々と左腕投手の台頭が目立ってくるなど劇的に改善させた高橋建コーチの退団した今季は再び左腕投手が軒並み総崩れの様相を呈しています。

 一方野手陣では明るい材料がありました。
まず久々にスタメン出場した 勝田 が3安打猛打賞、この日は二塁手としてスタメン出場をしており、菊池を固定せずに下げて勝田を起用したという点は「今季は育成に主軸を置くシーズン」と位置付けているので良かったと思います。
今後も遊撃手ではなく、二塁手として菊池と併用しながらの起用で良いと思います。
そして 小園 が遊撃手としてスタメン出場して打撃も犠飛とヒットと徐々に調子を上げ始め、更に神宮球場でも遊撃守備で中々良い動きをしており、この日も難しい体勢から二塁送球していました。
何より一番嬉しいのが 佐々木 twitter ​)。
ただ昨日の記事のような感想で、もう少しちゃんと着地した際にしっかりとバットを引いた状態からフルスイングした方が良いのでは?と思う点と、やはり上体が強すぎるかな?という印象で、まだ侍JAPANで放った本塁打の方が良い形だったのではないかなと思います。
しかしながらようやく待望の一発が飛び出したので本人も一安心ではないでしょうか?
今後はもう少し余裕を持って臨めるのではないかな?と感じ、他の長距離打者の打撃を見て参考にしていき、この1年間で成長していってもらいたいなと思います。
そして 秋山
また、 辰見 が代走で出場して二盗を成功、ただ勝田のレフト前ヒットで本塁突入しなかったのは疑問符がつく格好となりました。

 しかしながら恐らく殆どの広島ファンは打者の躍動などたったの1イニングで忘れてしまったのではないかな?と思います。
誰もが疑問に思った9回の守備変更があり、何故か小園を三塁、遊撃に勝田、二塁に菊池を入れました。
せっかく小園が遊撃手で活き活きとした動きを見せていたところでの三塁守備にて送球エラー、勿論水を差すような形となってしまいました。
果たしてこれは守備固めになっているのでしょうか?
基本的にアマチュア時代に遊撃手として出場していない選手は主に投手を務めていてプロ入りしてからは野手に転向する高卒選手以外はプロ入りしても遊撃手としては無理です。
唯一例外なのは中日の村松ですが、彼は明治大学でプレーしていた際にスーパースターである宗山が在籍(1年生の頃から遊撃手のレギュラーでした)していたから二塁を守っていたのであり、 大抵の場合は大学時代で主に二塁手を守っていたのならば遊撃手としては厳しいと思われていたと言う事です。
個人的にはどうしても守備固めをしたいのならば三塁手に二俣を入れて一塁に佐々木を入れるぐらいで良かったはず、結局守備固めとして石原を抑え捕手として起用する事により、ユーティリティープレーヤーである二俣を守備固めで出せないという本末転倒の事態が起きています。

 ただ個人的に一番問題だと思う点は そもそも石原が抑え捕手というのは坂倉の事を考えているのかな? と思います。
かなり厳しい事を言いますと、そもそも石原は一昨年までは守備能力が良かったものの、どうも昨季から守備面での劣化が続いており、今季も同じような印象なので坂倉とさほど変わらないのでは?と感じています。
実際、中野のファールチップがありましたが、実は映像を見るとファールチップではなく空振りで、審判の誤審だったとはいえ、何とその球を落としてしまったという点でも見て取れます。
それに抑え捕手というのは基本的に経験豊富な捕手が務める傾向にあります。
しかしながら石原はこれまで正捕手として起用されたことが一度もなく、ずっと坂倉や會澤が正捕手として起用されてきたわけです。
そんな経緯があるのに自身が下げられて石原を抑え捕手として起用されるというのは坂倉にとって面白くないのではないでしょうか?
これがもし會澤やかつての石原慶幸コーチが抑え捕手を務めるから自身は下がる、というのであれば納得できるでしょうが、さすがに石原では坂倉も内心はらわた煮えくりかえってはいないかな?と思ってしまうところです。

 信じられないのが試合後に小園に対しても「状況判断を考えて欲しい」という発言、そして坂倉の心情も慮れない抑え捕手石原起用、 もうこれはFAで移籍されても致し方ないかなと感じます。
特に坂倉に関しては来季から指名打者制も導入されるの追い風となるでしょうから十二分にあり得るのではないかな?と思います。
そして會澤が1軍に昇格してこない点や昨季の契約更改だったでしょうか?「野球以外での貢献についての話し合い」など今季限りで現役引退の可能性が高そうです。
だとすれば即戦力捕手を1人獲るだけでは到底足りないだけに、かつて巨人が岸田と大城をドラフト指名したように本指名で2人か場合によっては3人(ただし、1人は打撃が魅力で捕手もという選手)ぐらい指名する必要があるかもしれませんね。

 皆様もストレスの溜まる試合だったかと思いますが、個人的には今季は育成のシーズンであり、勝負の年にはもう新井監督も退任しているでしょうから勝ち負けに関する采配に関してはもう放っておいて良いかと思います^^;。
昨季も書きましたが、個人的には新井監督には退任して欲しい派だったので驚きはないのですが、個人的にはドラフトで平川や勝田、佐々木といった打者をドラフト指名、外国人打者に関してもファビアンやモンテロなど良い打者を推薦しています。
特に今年は良い打者も結構いるだけに、新井監督が要望すれば上位指名してもらえそうなだけに、今は大輪の花を咲かせる為の種を集める段階ですから新井監督にはそこを期待したいところです。

 「追記」

 ちなみに小園の二塁送球は別におかしくないと思います。
あの体勢からならば確かに二塁へ送球した方がスムーズに送球へ移行できると思います。






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最終更新日  2026.04.05 10:13:40
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