散る桜 残る桜も 散る桜
思わず口をついて出てきて即興の節回しで吟ずる。
越谷、大相模不動尊大聖寺の鐘楼前の桜花が見事だ。
鐘楼の階段に腰をおろし、持参の酒を呑む。
友があればよいが、独酌もよい。
春 鐘楼の花の宴。
よく晴れた春の日の午後のイリュージョンか。
陽射しの降り注ぐ静かな境内に自分のほかには誰もいない。
散る桜 残る桜も 散る桜
然り然り・・・思う。
自分の外側の森羅万象は、こうして、あるべき姿でそこに在る。
自分の内側の森羅万象は、万華鏡のようであるのだけれど・・。
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