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2024年11月22日
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テーマ: ニュース(100302)
カテゴリ: 時事問題



そして、もしかりに将来の食糧危機が予想され、そのための対策を現在において建てる必要があるのだとしても、昆虫は飛躍しすぎである。まず、現在食べているものを増産する方向があり、次には、食料になりうるものを開発することを考えるというのが普通だろう。現在、棄農地がものすごい勢いで増えており、農業人口も高齢化が著しい。考えるべきは、この農業生産のありかたの見直しではないか。次に、それでも食料が足りないのだとしたら、食糧になりうるものの開発なのだが、それは郷土食など、すでに食用例のあるものから考えるべきではないか。自然界には多くの動植物があり、中には毒というものもあるが、多くは不食といって、毒ではないが、まずくて食用にもならないものだという。地域によってはイナゴや蜂の子、蚕蛾などを食べるところもあるが、これは醤油などできつい味付けをして珍味として食感を楽しむためのものになっている。昔、醤油が貴重だった頃は薄い味つけだったのだが、あまりおいしくないので、豊かになるとともにきつい味付けになったのだろう。そんな昆虫食の盛んな地域でもコオロギを食べたという話は聞かない。
だいたい、コオロギ食を推進しようとしている人々は自分がそれを食べたいと思っているのだろうか。自分が食べたくないものを推進しようとしてもうまくいくわけがないのはあたりまえである。そういえば、過去にも食糧危機が喧伝され、食材として輸入されたものがある。アフリカマイマイやウシガエルがそうである。これらのものは、結局は食用としては根付かずに生態系の破壊が問題となっているだけである。





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最終更新日  2024年11月22日 15時38分16秒
コメント(9) | コメントを書く
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Re:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
ふぁみり~キャンパー さん
まあコオロギについては以前も書いたと思うんですが、他人が何を食うかなんざそれぞれの自由で食いたい奴が食えばいいとは思いますよ。

で、じゃあなんでコオロギって話になったかってのはですね、ポイントがいくつかあって。

一つがですね2013年に国連の食糧農業機関ってのが将来の食糧問題の解決策の1つとして昆虫食を提案し報告書を出してるんですよ。
まあそういう機関がそういうこと言うからそういう研究ってのがそれなりに始まったってのが一つ。

でもう一つが、え~と2020年だったと思うんですが無印良品がコオロギせんべいとかいうのをネット限定で発売してすぐに完売したってのがあって、
まあそれで一時商業ベースに乗っかって流行ったって話ですね。

で、食糧危機がどうのって言うのであればまあどんな食材が食べれて、どう調理したら美味しく食べれるのかって研究を行うことはそれなりに意義はあると思いますよ、
ただ、それが売れるかどうか商業ベースで考えるならそれは民間に任せればいいんですよ。

何が流行る、何が売れるなんてのはさ、公的な機関が口を挟まない方が良いし安易に手を出すべきじゃない、そういうのは民間の方がノウハウがあるので売れる売れないの判断は民間がすればいいんですよ。
で、民間が売れると判断して売れなかった、そりゃその企業の責任なんで知らないよって話で、まあそれで倒産したとしても、そりゃ読みが甘かったとしか言いようがない。

で別にコオロギを食べることに賛成なわけじゃないし反対なわけでもないんですが、中国や東南アジアでは日常的に食べる地域もあるそうですよ、
中国ってホント何でも食べますよね、この食に対する貪欲さは中国の食文化の豊かさを象徴するもので敬意を払うべき文化だと私は思いますよ、
何をどうやったら美味しく食べれるのか美味追及に非常に貪欲で偏見が無い、素晴らしい文化だと個人的には評価してますよ。
ただ、だからコオロギを食うかと言ったら、手間に見合うだけの味があるかどうかでしょうね、それに見合う手間で美味いなら流行るだろし、そうでなければ流行らない、商業ベースで採算が取れる味が無かっただけの話でしょうよ。
(2024年11月23日 08時04分35秒)

Re[1]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
七詩  さん
ふぁみり~キャンパーさんへ
そうですね。おいしいものを安価で提供できる食材の開発など民間でどんどんやればよいのですよ。飽食の時代でも、食費を節約したい需要はありますし、実際に食料危機がくればそうしたものは役立ちます。
ただ、コオロギ食を公的に支援するというのはおかしいではないかと思います。棄農地の対策とかやることはいくらでもあるのですから。
民間の話に戻すと中国の食文化などは参考になるのかもしれません。一般的でない料理で意外な食材を使ったものがあり、それを改良すればかなり普及する余地もあるのかも。何しろ四本足のものは机と椅子いがいは何でも食べるという国ですから。 (2024年11月23日 09時54分29秒)

Re[2]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
ふぁみり~キャンパー さん
七詩さんへ
>コオロギ食を公的に支援するというのはおかしいではないかと思います。

基準が明確になってればいいと思いますよ、危機管理上、現状利用されてないものが利用されるってのは国家としても国益になることですから、何らかの基準に従って支援が行われるんであればそれは問題ないと思いますよ。

コオロギには支援が出るけれどバッタには出ないとかだとバッタはダメな理由は何?って話になりますけれど、今利用されてない物って観点で言えばですよ、じゃあ「カラス」でもいいのか、「蛙」でもいいのか、「蛇」でもいいのかって話ですよね。
それらに明確な基準があってその基準に合致するものには支援を出すってことなら問題ないと思いますよ。

そういう意味でですよ、中国が参考になるってのは私もそう思います、中国は「蛇」とか「蛙」とか普通に食べますから、こういうのを食べようという話なら中国の食文化は非常に参考になると思いますよ。
虫も中国は食べますし、虫を食べる国は他にもいろいろあるし、日本でもイナゴとか一部地域で食べるんで、コオロギにこだわる必要はないと思います。

まあ調べてないのでコオロギに対する支援ってのが何を基準にどのような根拠に基づいて出されてるかによるでしょうね。
少なくとも公的機関がコオロギという一品種に限って全面支援する必要はないですね、目的に合致するもの、基準に合致するものには平等に支援するってのが公的支援の在り方ですね。 (2024年11月23日 10時41分02秒)

Re[2]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
ふぁみり~キャンパー さん
七詩さんへ
まあ巷に出回ってる、コオロギ事業に何兆円も支援してるとかいうの信じてるならそれデマですよ。

少なくとも農水省の支援事業で昆虫食、コオロギ食に限った支援事業ってのは無いです、
まあ事業者が事業計画書を提出してそれが認定されれば、他の農業事業と同様の認定農業者としての支援なら受けれる可能性があります。

コオロギは昆虫食に特化した支援事業ってのは無いと思いますよ。

それは農水省がそういう支援事業は無いと明言していますし、それに該当しそうな事業、それが含まれそうな事業で兆単位の予算がついてる事業自体が無いので少なくともコオロギに兆単位の支援ってのはデマである可能性が極めて高いです。 (2024年11月23日 11時06分27秒)

Re[3]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
七詩  さん
ふぁみり~キャンパーさんへ
どうもありがとうございました。
実際には強制ではなかったようですが、学校給食にコオロギなどという話もあって誤解もあったようですね。
食料不足対策なら、現在の農業政策の中で考えて、棄農地などの問題をなんとかすべきですし、そうではなく、食品産業の新規分野ということなら公的なものがでてくるよりも民間の創意工夫にまかせるべきでしょう。
新規食材の開発はすでにいろいろなところで行われていることでしょうし、既存の農産物でも新しい加工の仕方で思わぬヒット商品がでることもありますし。
(2024年11月23日 14時03分39秒)

Re[4]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
ふぁみり~キャンパー さん
七詩さんへ
だから基準の問題ですって、新規食材の開発を促進したいならそこに一定の基準を設けて、その基準を満たしている事業に一定の補助を出すってのは方法としてあるでしょうよ。
ただそれは平等であるべきなんで、基準を満たしてればコオロギでもバッタでもカラスでも平等に支援が受けれる仕組みであるべきだって話ですよ。
その中でどのようなものなら市場に受け入れてもらえるのかを考えるのは民間に任せた方が良いって話ですよ。

コオロギだけに特化する必要性も必然性もないって言ってんですよ。

それと市場に受け入れられて流通するかどうかと食べれるかどうかは別問題なんで、
そういう食糧危機を想定して食べれる食材を「研究する」その可能性を探るってことならその研究に金を出すのは一定の合理性があるわけですよ。
こりゃそもそも売れるかどうかの話でもないんで、大量に作る必要もないでしょ、いいとこ道の駅かなんかで試験的に売ってみるくらいの規模で十分なわけですよ。

でコオロギで言うならですよ、これはコオロギが食べれるかどうかわかればいいわけで食べれることが分かったらその技術・技法が継承されてればいいわけなんで食糧危機に陥っていない今段階で全国規模で流通してる必要はないでしょうよ。
これは環境や状況の変化で他の食材の流通量の変化でその代替えとしてコオロギが流通しうる状況になれば勝手に流通していくわけですからその段階「食べれるかどうか」「どうすれば美味しく食べれるか」が分かればいいわけですよ。
後は市場が勝手に判断するって話ですよ、で、これもコオロギに限る必要もないわけですよ、一定の基準を設けてその基準をクリアーしてればバッタでもトンボでもカラスでも何でもいいわけですよ。

開発と流通その両面で別に支援があってもいいけれどもそれは一定の合理性のある平等な支援である必要があるでしょって話ですよ。
(2024年11月24日 08時12分46秒)

Re[5]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
七詩  さん
ふぁみり~キャンパーさんへ
食糧危機が想定されて今から備える必要があるというのでしたら、公平という条件で食品開発会社に補助というのはあるでしょう。けれども安くて売れる食品の開発ということなら民間の創意にまかせればよい話で補助等はいらないように思います。儲ける話は民間の独断場で、学校の偏差値が多少高い人間の理恵よりも、明日の生活と成功のために必死に絞る民間人の知恵の方がよいのはあたりまえでしょう。行政は労働者保護とか環境保護とか消費者保護とかいった分野で民間儲け第一主義の暴走をくい止めるのが役割でしょう。
そういえば、クールジャパンだのといって経産省が始めたものは結局はうまくいきませんでしたしね。
(2024年11月24日 09時35分04秒)

Re[6]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
ふぁみり~キャンパー さん
七詩さんへ
>食糧危機が想定されて今から備える必要があるというのでしたら、公平という条件で食品開発会社に補助というのはあるでしょう。けれども安くて売れる食品の開発ということなら民間の創意にまかせればよい話で補助等はいらないように思います

だからそれは現状の市場をどう判断するかでしょうよ、現状の市場が既に適切な開発力・流通力を有していると判断すれば開発にも流通にも支援なんかいらないでしょ、
普通に民間に任せて市場経済の中での発展に任せとけばいい話でしょうよ、
まあ当然にこういうのは開発も流通も軌道に乗るまでの初期投資が問題なんであって軌道に乗ってからなんってのはそりゃ市場経済に任せとけばいい話でしょうよ。
で現状の市場の状況として危機管理上問題があるのなら(あくまで仮定の話です)、その問題のある個所、まあそれが開発なのか流通なのかによってどこに支援が必要なのかってのは変わってくるわけですよ。

その新規の食材が安定して安く売れる食材になる可能性があってもそれが市場に受け入れられるまでの初期投資に躊躇して企業が二の足を踏むなんてのはよくあることで、
その投資について一定程度の支援があれば軌道に乗るなんってのは初期費用だけ支援してやれば軌道に乗るわけですよ。

>そういえば、クールジャパンだのといって経産省が始めたものは結局はうまくいきませんでしたしね。

あ~~あの民主党政権が始めたやつね・・・・
あれはさ、そもそも最初の段階でのターゲッティングが甘かったんですよ、なんだかよく分からないけれど日本的なものは全部クールジャパンみたいなふわっとした内容でどこに支援するのかってのが明確じゃなかったんですよ。
初期はそれなりに上手く行ったんですよ、アニメとか一部の分野ではそれなりに実績も上がって効果が出てたんですが、何しろターゲットが明確じゃないふわっとした計画だったから投資対象がどんどん広がって何を目指してるのかさっぱりわからない。
こういうのはさターゲットを絞って人金物を集中投資することで効果が出るんですが、ターゲッティングに失敗して広く薄くいろんなものに投資しちゃったものだから結局どれも上手く行かなかったって話ですよ。
で、こういうふわっとしたターゲットが明確でない計画を立てたのは民主党政権ですよ、だって民主党政権がこのクールジャパン戦略打ち出した時点で「日本の良さを伝える日本的なものは全部クールジャパン」とかいうふわっとした計画だったんですから。
で、やめときゃいいのにそのよくわからないふわっとした計画を引き継いでそのまま使っちゃったのが自民党って話ですよ、こういうアホな計画は引き継がなくてよかったんですよ。
そもそも何がやりたいからどこに投資するってのがあいまいなまま始めちゃったのがこのクールジャパン戦略で、まあこれ自民党もそれ引き継いで思いっきり利用してるんで全部が全部民主党の責任ってわけじゃないですけれど、
そもそも民主党がこのクールジャパン戦略を打ち出した初期の計画があまりにもあいまいで杜撰だったって話ですよ、全部の責任が民主党にあるとは言わないけれどこの失敗の責任のかなりの部分民主党政権の失策ですよ。

左派はこのクールジャパン戦略ってのを「民主党が始めた」ってのから目を背けてるんだけれど、これ始めたの民主党だから。。。。
以前もこのクールジャパン戦略の流れっての時系列で書いたと思うけれど、何ならもう一回張り付けましょうか?、クールジャパン戦略を始めたのは明確に民主党政権ですから・・・・
(2024年11月24日 11時42分44秒)

Re[7]:食用コオロギ会社の倒産(11/22)  
七詩  さん
ふぁみり~キャンパーさんへ
儲ける話というのは、それが本当に必要で政府が後押しをしなければならないものならともかく、基本は民間に任せた方がよいですよ。学才と企業人の嗅覚は別物ですし、その意味では官僚よりも生活と人生をかけて頑張っている民間の方が優秀でしょう。なんでも行政で支援というとそこに癒着がうまれますしね。
食糧危機をいうのであれば、まず農業分野の再生ではないのでしょうか。やはり新食材よりも農産物でしょう。
(2024年11月24日 23時31分50秒)

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