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2012年03月28日
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 苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m



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 坂田に蹴り飛ばされて、僕は地べたに倒れ込んだ。

 「俺より100番も順位が上だったからって威張んなよ!」

 一之木が僕を蹴って言った。すると、竹内が

 「おいっ!俺ら二人とも130番以下だってバレんだろ。」

 と、一之木に言った。坂田にいつもくっついている二人は

 小学生の頃から出来が悪かったけど、中学になって一段と

 成績が下がったようだった。坂田は昔から中の下くらいの

 成績だったから、100番以内に入れて、内心ホッとしていた

 のだろう。でなければ、自分から学年順位を言うはずがない。

 3人は僕を取り囲むようにして何度も蹴った。

 「ホモのくせに生意気だぞ!ホモは社会のゴミだ!おまえ



 坂田がゴミ箱を僕の頭にかぶせた。僕の顔は鼻かんだ

 ティッシュや掃除の時にちりとりで集めた床のゴミとかに

 埋もれてしまって、僕はゴミ箱の中で泣きそうになった。

 「ハハハ・・・ざまぁみろ!いい気味だ!」

 坂田は大笑いして僕を罵り、僕の腹を踏みつけた。すると、



 僕の腹の上に両足で乗っかったのだった。

 「うあっ!ううっ!い、痛い!」

 僕は坂田に腹の上に立たれて、呻き声をあげた。

 「すみませんって10回言えよ。言わないと、こうだぞ!」

 僕の両足の太ももに一之木が乗っかって立った。

 「ううっ!あ、足が潰れる!い、痛い!やめて!」

 「早く謝れよ!でないと、もう一人追加だ!」

 僕の下腹に竹内が乗っかって立った。

 「うぎゃぁぁ!」

 と僕は悲鳴を上げた。自分よりも大きな3人に身体の上に

 立たれて、僕は内臓が潰れた気がした。

 「すみません。すみません。すみません。すみません。」

 僕は泣きながら、すみませんと言った。

 「おいおい。すみませんって10回言えって言ったのに、4回

 しか言ってないぞ。おまえは数も数えられないバカなのか?」

 坂田たちが僕の身体から降りてから意地悪く言った。

 僕はゴミ箱から這い出て、すみませんと10回言った。

 「二度と生意気な口きくんじゃねぇぞ!」

 坂田たちは捨て台詞を吐いて、笑いながら去って行った。


                            (続く)














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最終更新日  2012年03月28日 21時16分54秒 コメント(2) | コメントを書く
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