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2023.04.17
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カテゴリ: 観照
=== 2023.4.1 ===
南の空
9時40分過ぎに 撮りました。 本日快晴なり 、でした。
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東方向の空
南から西方向にかけては快晴でも、午前中の稜線上の空はこんな感じが日常です。


16時過ぎに撮った東方向の空 稜線上空に青空が 見えます。 
南の空
南西方向の空
西方向の空
                                雲の姿はあまり見られませんでしたが、快晴はやはり好い。

=== 2023.4.2 ===

9時30頃に撮った南の空 です。晴れた空に雲が広がっています。
南西方向の空
西方向の空


          東方向の空は見慣れた空模様。

東方向の空
13時半頃に 撮りました。青空を見せながら、 雲の姿が大きく変化 しています。雲!って感じ。
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
東の空とは、雲の姿がかなり違います。おもしろい。


17時半過ぎ に眺めた南の空です。雲の動きがかなり変化。
南西方向の空
西方向の空

東方向の空 の雲は 逆に穏やかな雲に 変化していました。

雲が出て来たとは言え、晴のちくもりとまでは言いたくない感じの一日でした。

さて、なんとか暦の4月に追いつきました。
禅語に現れる雲はまだまだありますが、 気分転換に別の雲がたりを試みたいと 思います。
どこかのテレビ番組で、ある文字を含む熟語を上げるというクイズをよくやります。
それを思い出しました。
『広辞苑』 (岩波書店) 「雲」を含む語彙として何が載っているか? どれくらい載っているか?  手許にあるのは、1966(昭和41)年3月の第1版第19刷の 初版 です。最新版とはかなり異なっているかもしれません。
まあ、そんなことは気にせずに、抽出してみました。

A.雲(くも)と読む語彙
 雲、雲合、雲脚、雲井・雲居、雲居地、雲井調子、雲井如す、雲井の雁、雲井曲
 雲井の桜、雲井の庭、雲井の峰、雲井の余所、雲井弄斎、雲井龍雄、雲入、雲隠
 雲隠る、雲霞、雲風、雲形、雲形定規、雲形肘木、雲紙、雲霧、雲霧五人男、雲切
 雲煙、雲路、雲障子、雲透、雲助・雲介、雲簾、雲立涌、雲斗、雲鳥、雲の脚
 雲の主、雲の庵、雲の上、雲の上人、雲の上臥、雲の裏、雲の帯、雲の返、雲の垣
 雲の梯、雲の通路、雲の声、雲の梢、雲の経、雲の旅、雲の便、雲の使、雲の扃
 雲の帳、雲の波、雲の波路、雲の濡衣、雲の袴、雲の旗手、雲の林、雲の原、
 雲の舟、雲の籬、雲の黛、雲の迷、雲の湊、雲の峰、雲の都、雲の八重葺、雲の夢
 雲の余所、雲箔、雲離、雲肘木、雲額、雲間、雲見草、雲水、雲焼、雲行、雲夜
 雲分眉、雲腸、

B.雲(うん)と読む語彙
 雲雨、雲影、雲翳、雲烟、雲烟過眼、雲烟飛動、雲烟縹緲、雲霞、雲海、雲外、
 雲客、雲鶴、雲間、雲漢、雲気、雲脚、雲脚台、雲級、雲鏡、雲形、雲霓、雲居
 雲崗・雲岡、雲向、雲高、雲合霧集、雲谷等顔、雲谷派、雲居寺、雲根、雲彩
 雲際、雲斎、雲散、雲散鳥没、雲散霧消、雲棧、雲山、雲脂、雲蛇、雲州、雲岫
 雲集、雲生、雲照、雲霄、雲上、雲上人、雲上明覧、雲壌、雲消霧散、雲蒸竜変、
 雲心月性、雲水、雲箋、雲仙、雲仙躑躅、雲孫、雲台、雲中、雲中白鶴、雲底、
 雲梯、雲泥、雲泥万里、雲伝神道、雲堂、雲屯、雲南、雲衲、雲版、雲表、雲萍雑志
 雲鬢、雲平、雲平細工、雲平糖、雲母、雲甍、雲夢沢、雲門、雲紋竹、雲屋台、
 雲揚艦、雲鑼、雲竜、雲竜水、雲量、雲林院、雲廊、

C.語彙に「雲」を含む語彙
 天雲、天雲の、雨雲、暗雲、岩雲、
 絹雲母、絹雲母片岩、金雲母、黒雲、行雲、行雲体、行雲流水、香雲、耕雲、
 黄雲、五雲、五雲の車、
 彩雲、紫雲、似雲、慈雲、秋雲、愁雲、湿雲、春雲、祥雲、浄雲節、白雲、水雲、
 翠雲、瑞雲、青雲、青雲の志、青雲の士、青雲の交、星雲、星雲群、星雲説、
 星雲線、星雲団、赤雲、積雲、宋雲、層雲、叢雲、測雲器、
 大雲院、朶雲、棚雲、淡雲、断雲、東雲、凍雲、
 夏雲
 薄雲、白雲母、飛雲、微雲、飛雲閣、雲雀、雲雀山、浮雲、碧雲、北条早雲、
 八雲、八雲琴、八雲立つ、八雲の道、八雲御抄、横雲、
 雷雲、乱雲、凌雲、凌雲閣、凌雲集、凌雲台、

D.雲級としての名称
 巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲、乱層雲、積雲、積乱雲

私的には驚きです。こんなにもあるなんて!
だけど、これ完璧な抽出じゃありません。AとBは辞典のチェックは比較的簡単です。たぶんもれなく抽出したつもりです。Dは、「雲級」の説明の中に記載され、いくつかをサンプリングすると、一項目としても載っていて説明があります。
問題はC。1頁ずつチェックするなんて、できません。『広辞苑』初版のデータベースがあるわけでもありませんので、自分の知る語彙あるいは想定でアタリをつけて辞典を引いてみた範囲で抽出したものです。

「雲」一文字からの語彙の広がり 。如何に普段使うボキャブラリーが貧弱なものかを痛感しました。嗚呼・・・・・。
ここでは「雲となり雨となる」「雲に棹さす」「雲は竜に従い虎は風に従う」という類いの雲を含んだ成句は抽出の対象にはしていません。「雲」の項に、初版ではこれらを含め計10の成句が載っています。

「冬空」は載っていますが「冬雲」「冬の雲」は載っていません。「西雲」「西の雲」も載っていません。おもしろい。

さて、 こんなところで、 雲の変化に戻ります

=== 2023.4.3 ===
南の空
南西方向の空
西方向の空
頭上の空
9時過ぎに 撮りました。南の空から西方向にかけて、また頭上への雲の連なり方がおもしろい感じ。
東方向の空


14時15分頃に眺めた東方向の空 。稜線に少し白雲がかかる程度で晴れ上がっています。
南の空
南西方向の空
西方向の空
 晴れた一日はやはりいいですね。

つづく

こちらもご覧いただけるとうれしいです。
    ​ ベランダから見た雲の変化と雲がたり 掲載記事一覧表





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Last updated  2023.04.29 11:33:57
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