On the Sunny side 誰にでも居場所がある

On the Sunny side 誰にでも居場所がある

2007/11/20
XML
カテゴリ: 障害者と働く
バカ止
きわどい表現ですが、多くの職工の現場でバカ止めと呼ばれる治具があります。
簡単にいうと線を引くときの定規のようなものです。

此処には沢山有ります、精度の高い製品ほどバカ止めがたくさんあります、バカでもこれを使えば精度の高い製品ができるというわけですが。

実際の作業現場では熟練工ほどこれを使い、生半可な職工ほどこれを使いません。

使わなくてもデキルと思い上がると「面倒だから」「そんなものに頼らなくても」とそれが名人芸だとを勘違いしはじめます。

バカ止めほ使って製作するものは使うのが基本です、雇用主が其れを望むのは当然ですがそれを使わない職工を叱ることは比較的少ないでしょう(理由はさまざま)。

障害者に作業をさせるとき、当然バカ止めを使用させます。

そうして精度の高い仕事をさせるのですが、手順として覚えると毎回そのようにします(ほぼ獲実に)すると毎回精度の高い製品ができることになり、不良品が市場にでません。



さて雇用主にとって、おしっこを時々ちびるけど制度の高い仕事をする職工と、おしゃれで世渡り上手だけれど、雇用主のいないとき時々手順を省く職工と二択ならどちらを雇用するでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/11/20 12:26:31 PM
コメント(1) | コメントを書く
[障害者と働く] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: