ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2007年03月17日
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 ようやく体調が回復したので、久しぶりにウォーキングへ行ってきました。と言っても、仕事の合間のプチウォーキングですが。

 行ったのは、東京都大田区の池上界隈。

 池上といえば、日蓮宗の大本山、池上本門寺で有名ですね。

 ここに行ったのは、都営地下鉄の駅で「東京WALK 1万歩」のパンフレットをもらったからです。

 なんでも、この周辺で七福神めぐりができるのだとか。 

 何度も出かけたことのある場所でしたが、池上梅園というフレーズにビビビときました。

 そういえば梅の咲いている池上梅園を見たことはない。

 一度出かけてみようと思ったのが、今年の一月です。



 スタートは都営地下鉄浅草線の終点、西馬込駅。

 階段を登って駅から出ると、車やダンプがびゅんびゅん走る大通りに出ます。第二京浜国道ですね。

 通りに沿って川崎方面に歩き、まず向かったのは、もちろん池上梅園。

 ここは、池上本門寺の西に位置する丘陵の斜面を利用した庭園です。

 でも、池上梅園の正門の前に立って唖然としました。

 目の前にそびえるのは、鮮やかな緑の丘。

 うう、梅が咲いてないっす。

 入り口で入園料100円を出しつつ、係の人に、「梅はもう終わりですか」と当然の疑問をぶつけました。

「ええ、もう終わってしまったんですよ」と、気の毒そうに、しかし目にも留まらぬ早業で100円をしまいながら答える受付の人。 

 3月の初旬だから、普通なら梅が咲いていると思いますよね。

 今年の暖冬の影響は、小市民のささやかな楽しみまで奪ってしまったのでした。



 お金を払ってしまったので、仕方なくほとんど人のいない園内へ入ってみました。

「混雑しているときは、止まらず前にお進みください」という立て看板がむなしい。

 でも、よく見ると、しぼみかかった梅の花が咲く木を2本も発見!

池上梅園


 しょぼい観梅でしたが、なんとか気分を味わうこともできました。

 負け惜しみを言うわけではないですが、見晴台の東屋からの眺めはなかなかよかったですよ。



 混んでいたら、こんなゆったりした気分は味わえなかったかも。

 来年は花が咲いているとき来ようという決意を新たにしながら、いよいよ七福神めぐりにとりかかります。

 パンフレットを見ると、七福神のあるお寺は、本門寺の塔頭や末寺が多いのですね。

 まず向かったのは、厳定院。鎌倉時代に開創されたお寺で、弁財天が本堂の右手の祠にありました。

厳定院


 そこを出て、左手の小高い丘の上にある広大な本門寺の境内を見つつ歩きます。

 七福神めぐりのコースではありませんが、久しぶりに本門寺にお参りすることにしました。

本門寺総門


 池上本門寺は、有名な日蓮聖人が今から約七百十数年前の鎌倉時代、61歳で亡くなられたところ。

 当時は、武蔵国池上の郷主・池上宗仲の館があったとか。その後、日蓮聖人が入滅された後、約7万坪の寺域を寄進されて、お寺の礎が築かれたのですね。

 元禄年間に作られた巨大な総門をくぐると、長い石段。

此経難持坂


 この石段は、加藤清正が寄進したそうで、此経難持坂(しきょうなんじざか)という由緒ありそうな名がついています。

 石段は全部で96段だそうですが、各段が高いので登るのはなかなか大変。

 やっと石段を登り終えると、仁王門から大堂へと続く壮大な伽藍が見渡せます。

 元あった大堂は、太平洋戦争で焼けてしまったそうで、今あるのは、昭和39年に鉄筋コンクリートで再建されたもの。

本門寺大堂


 屋根が高くて、間口も広く、大本山の風格を感じさせます。

 外陣の天井画は、日本画の巨匠、川端龍子が手がけたものの、未完のまま逝去されたらしい。その後、奥村土牛が眼を点じて開眼供養をとげたとか。

 実際、かなり空白の部分があるのですが、巨匠の絶筆としての迫力は感じられました。

 大堂の横にあるのが、江戸時代に建てられた経蔵。

 そのほか、日蓮上人が入滅されたときの荼毘所であった場所に立つ、宝塔も見逃すことはできませぬ。

宝塔


 こちらも江戸時代の後期に作られた堂々たる建物。この場所に立っていると、とても23区内にいるとは思えませんね。

 山深い古寺の中に迷い込んだような錯覚にとらわれます。

 そして、池上本門寺といえば忘れてならないのが、五重塔。

五重塔


 関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔で、なんと1608年の建立だとか。

 平成13年に全面修復が行われたようで、鮮やかな朱色が青空に映えてとても美しい眺めでした。

 この塔は、年代的には桃山時代の建築に分類されるのですね。

 ちなみに、桃山期の五重塔は全国で1基だけだそうで、当然、重要文化財。

 ところで、本門寺はオイラにとっても、特別なお寺なのでした。

 なぜかというと、オイラが尊敬してやまない偉大な人物のお墓があるからです。

力道山の墓


 その人の名は、力道山。

 しっかりお墓にお参りしたあと、力道山直伝の空手チョップの型を披露したのでした。

 境内のそばにある大田区立池上会館の屋上からは、広い境内や様変わりする区内の様子が見渡せてお勧めですよ。

本門寺境内


 さて、あまり道草していると忘れそうになるので、七福神めぐりを再開することにしました。

 高台にある本門寺から降りて次に向かったのは、寿老人の妙見堂。

 急な階段を登ってやっと本堂に出たら、先ほどまでいた本門寺の境内とつながっているのを発見。

 ビル5階分を余計に上り下りしたことになるのですか。どっと疲れが出ました。

 再度階段を降り、呑川沿いにある養源寺へ向かいます。

 ここは、敷地の周りに植えられた菜の花が満開。

養源寺


 梅の満開は見られませんでしたが、その分菜の花のショッキングイエローを堪能しました。

 本門寺の総門前の道に戻り、池上駅を超えて商店街から住宅街を歩いて着いたのは、布袋尊の曹禅寺。

 大きな石を本堂の前にあしらった庭がなかなか見事でした。

 ここから、池上通りに出て、毘沙門天の微妙庵にお参りし、いよいよ最後に残ったのは大黒天の馬頭観音堂のみ。

 池上警察署の近代的なビルの後ろにまわってみると、普通の民家に通じるような石段が。

 ここを登っていいのだろうかと、少し逡巡しながら行くと、民家の庭のようなところにコンクリート造りの小さなお堂がありました。

馬頭観音堂


とにかくお参りをして、これで、池上七福神めぐり、達成しました~♪


 七福神めぐりをしてからというもの、仕事の依頼が増えたり、図書館で前から借りたかったDVDをゲッツできたりしたので、それなりにご利益があったのかも。





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最終更新日  2007年03月17日 16時44分24秒 コメント(12) | コメントを書く


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