ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

PR

×

プロフィール

ビジベン

ビジベン

サイド自由欄


 お仕事のご依頼は

 nagatoraman@nifty.com

「永嶋 信晴」までお気軽にお問い合わせください!

2007年03月10日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



 このたびは、花粉症、口内炎、インフルエンザの3点セットを患い、いろいろご心配をおかけしました。

 あれからすぐ体調全快とまではいかなかったのですが、ここに来てやっといつも通りの花粉症だけの状態に戻ることができました。

 花粉症もそれなりに苦しいのですが、あの地獄を味わった身としては、鼻水と目のかゆみと倦怠感だけで暮らせる喜びを実感しております。

 それにしても、あの頭痛は半端じゃなかったですね~。

 5秒に1回、万力で後頭部を締め上げられる痛みといいますか。

 しかも、その万力の先端は平面ではなく、剣山みたいに傷みが頭に突き刺さる感じ。

 当然、鎮痛剤を飲んだのですが、効いている時間はジャスト4時間なんですよ。

 午前0時に飲んでも、午前4時には痛みが再開してしまう。



 この痛みは、以前、本で読んだ首の緊張から来る緊張型頭痛だとわかりました。

 これは、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなると疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こるもの。

 これだけ聞くと、たいした痛みではないと思ったりします。

 でも、読むのと体験するのでは大違い。

 オイラの場合、インフルエンザと相乗効果でおきたからかなり重症だったと思いますが。

 それはともかく、そのとき、首の筋をリラックスさせれば、痛みがやわらぐのではないか、と思ったんですよ。

 午前4時過ぎに、布団のなかで、首のどの筋が緊張しているのか、指で探ってみました。

 すると明らかに、痛みの元凶ともいえる筋を発見!

 こいつをマッサージして、緊張をほぐせば治るのではないか。

 そこで、押したり、グリグリもんだり、指で筋をこねくりまわしたり…。

 やっている間は、イタ気持ちいい~♪。



 一瞬あと、



 ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~



 あまりの衝撃に、30センチくらい布団から飛び上がりましたね。

 後頭部が爆発したのではないかと思いました。

 もう、完全に想定の範囲外の痛み。

 ひぃぃぃぃぃぃぃぃ~、もうしませんからお許しを~




 もう一度、鎮痛剤を飲まなかったら、どうなっていたことか。

 禁断の実を口に入れてしまった心境です。

 やはり素人療法の危うさを再認識しました。

 それにしても、くも膜下出血の痛みは、ハンマーで殴られたような痛みとよく形容されますが、実際どうなのでしょうね。

 あのときの傷みは、ハンマーで殴られたような痛みだったと言っても過言ではないかも。

 くも膜下出血は嫌だけれども、それ以上にあの強烈な頭痛を再び味わうのだけは勘弁して欲しいと思う今日この頃です。


 …ということで、今日は久々に「脳の病気シリーズ」です。

 この「脳の病気シリーズ」。

 ほぼ月一回のペースでお送りしています。

 前回は「クモ膜下出血の治療って、どんなことするの?」という話題を取り上げました。

 今日が始めての方、この記事に興味のある方は、先に前回、前々回の記事をお読みいただければ幸いです。

2006-08-13 脳こうそくの診断の強い味方って、何? 医師と女子高生の会話から

2006-09-03 脳こうそくの診断は首も診るって、ホント? 医師と女子高生の会話から

2006-10-01 脳出血の治療って、どんなことするの? 医師と女子高生の会話から

2006-11-05 脳出血の手術って、どんなことするの? 医師と女子高生の会話から

2006-12-10 クモ膜下出血の治療って、どんなことするの? 医師と女子高生の会話から

2007-02-08 クモ膜下出血の治療って、どんなことするの? 医師と女子高生の会話から

 今日はその続きです。

 登場人物は、脳外科のベテラン医師と現役女子高生のAYAちゃん(松戸あや)の二人。

 AYAちゃんは、おじいさんが脳神経外科病院へ入院したことで、毎日お見舞いに通ってくる元気な女子高生。

 将来、看護師になることを夢見て、おじいさんの担当医師から脳卒中のことを勉強しているという設定でしたね。


 前回、「クモ膜下出血の治療法」について勉強したAYAちゃん。

 今日は、「脳こうそくの治療法」が話題になります。

 それでは…

< 脳こうそくの治療はどんなことするの? >


● AYAちゃん「最後は脳こうそくの治療法か。以前応急処置のところで聞きましたけど、脳の血管に詰まった血のかたまりを溶かす薬があるんですよね」


 そう。脳こうそくになってから3時間以内ならとても効果があるって言ったね。脳こうそくの治療は、倒れてからどれくらい時間が経過したかによって変わってくるんだ。

 それから脳こうそくの病気のタイプによってもね。脳こうそくの病気のタイプは覚えてる?


● AYAちゃん「ぐっ。確か長嶋監督がなったタイプと頭に小さな穴が開くタイプがあのましたよね。それからあとひとつ、何だっけな」


 あとひとつは、動脈の血管の内側にコレステロールなどかにできたドロドロのかたまりができて血管をふさぐものだよ。難しい言葉で、アテローム血栓性脳こうそくと言うんだけど。


● AYAちゃん「そうでした」


 長嶋監督がなった、心臓にできた血のかたまりが脳の血管に詰まるのが心原性脳塞栓症。高血圧などの影響で脳の細い血管が動脈硬化を起こして酸素や栄養が行き渡らなくなり、脳細胞が死んで脳に小さな穴が開くのがラクナこうそくだったね。

 それに今言ったアテローム血栓性脳こうそく。これらは同じ脳こうそくだけど、タイプがそれぞれ違うから治療の仕方も変わってくるんだ。だから治療の前にきちんと診断して、どの病気なのか特定することが大事なんだよ。


● AYAちゃん「そういえば血のかたまりができる場所によって分けられるんでしたよね」


 そう。脳血栓は脳血管に血のかたまりができるケースで、アテローム血栓性脳こうそくとラクナこうそくがそれに当たる。もうひとつは脳以外の、おもに心臓の病気が原因で血のかたまりができ、それが脳の血管へ流れていって詰まらせる脳塞栓だったね。


● AYAちゃん「まぎらわしいからすぐ忘れちゃいますねぇ。それで、その2つのタイプによって治療法が違ってくるんですか?」


 そうだよ。まず脳血栓の場合は、基本的に詰まった血のかたまりを溶かす血栓溶解療法が治療の中心になる。脳塞栓の治療は、脳のむくみをとることが中心になるんだけど、発病後3時間以内だったらこの血栓溶解療法も非常に効果的だね。


● AYAちゃん「脳こうそくになって血液の流れがほとんど途絶えても、まだ生きている脳細胞があるんですよね」


 そう。早くこの血栓溶解療法を行えば、半死半生の脳細胞が息を吹き返すんだ。そうすると後遺症もかなり少なくすることができるんだよ。


● AYAちゃん「ある程度時間がたってからこの治療法をしてもだめなのですか?」


 かえって危険になることがあるんだよ。


● AYAちゃん「えっ!? どうして?」


 どうしてかと言うと、この半死半生になったままほっておかれた脳細胞は、発病してから6時間経つとほとんど死んでしまうんだ。一度死んでしまったらいくら血液の流れが回復しても生き返らない。

 それどころか、その死んだ部分に血液が流れ込むと、傷ついた血管の壁から脳の中に血が流れ出してしまうんだよ。


● AYAちゃん「わっ! 脳出血だ」


 そう。血栓溶解療法はとても効果的な治療法だけど、早くしなければかえって逆効果になってしまうんだ。

 今は、t-PA製剤という血のかたまりを溶かす力が強く、従来の薬に比べ副作用の少ない薬が注目を集めている。でもこの薬も、早く使わなければ意味がないんだ。


● AYAちゃん「なるほど、脳こうそくの治療が急がなければいけない理由がよーくわかりました。ほかにはどんな薬を使うんですか?」


 さっき言った脳のむくみを取る薬だね。脳こうそくになってからある程度時間が経つと、血液が詰まったところの周辺は血液の循環が悪くなって、むくみが出てくるんだ。


● AYAちゃん「むくみが激しくなると、頭の中ですし詰めの状態になった脳は、脳幹のまわりのすき間へ逃げ込むんでしたっけ」


 そう。脳幹は生命中枢のあるところだから、そこが圧迫されてやられてしまうと、重い意識障害や呼吸障害をきたしてしまう。この状態を脳ヘルニアといってとても危険な状態なんだ。

 だから脳がむくまないようにするのは、大切なことなんだよ。とくに脳塞栓症は、心臓などから流れてくる血のかたまりがいきなり脳の血管をふさいでしまうから重症になることが多い。

   ( 一ヵ月後に続く )





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年03月10日 14時14分27秒
コメント(12) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: