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2015年09月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 こんにちは。

 土日は、以前書いた原稿の中から病気予防をテーマにお送りしています。

 今日の病気のテーマは、筋ジストロフィーです。

 まずは病気になるメカニズムから。

 筋肉は体を動かすばかりではなく、普段の呼吸にもなくてはならないものです。

 その筋肉の細胞が少しずつ壊れて萎縮し、身体を動かす自由が失われてゆく病気が筋ジストロフィーです。

 ジストロフィーとは、細胞や組織の栄養が異常または不足した状態のことで、筋肉の栄養障害によって筋力が徐々に低下して行きます。

 筋ジストロフィーは遺伝性の病気で、デュシェンヌ型、ベッカー型、肢帯型、顔面肩甲上腕型、先天型などさまざまなタイプがあります。

 その中でもっとも多いのはデュシェンヌ型で、1868年にフランス人医師デュシェンヌの報告にちなんで名づけられました。



 通常は男児のみに発症し、約四千人あたり一人に発生すると言われます。

 生後一年目くらいは健康な子供とあまり変わらない成長をするので気づきません。歩くのが遅れるとともに二~四歳くらいで転倒しやすい、走ることができない、階段の上り下りがうまくできないなどの症状が現れます。

 小学校に入る頃には、床からの立ち上がりが難しくなり、やがて車椅子を使う生活が余儀なくされます。

 そのあとも筋肉の萎縮は進み、それは呼吸筋にもおよぶため、二十歳から二十五歳頃に呼吸障害で死亡することが多いと言われています。

 現在のところは、残念ながら筋ジストロフィーに根本的治療法はなく、心不全や呼吸障害に対する対症療法が行われています。

 ただ呼吸不全には医療機器の進歩により、自宅でも療養が行えるようになりました。




●筋肉の萎縮は呼吸筋にもおよぶ

・遺伝性の病気で、筋肉の栄養障害によって筋力が徐々に低下してゆく
・もっとも多いのはデュシェンヌ型で、男児約四千人あたり一人に発生する。
・残念ながら筋ジストロフィーに根本的治療法はなく、対症療法が行われている


永嶋信晴著 よくわかる「病」の基本としくみを一部改訂





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最終更新日  2015年09月06日 11時04分38秒
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