今まで何枚かのガーランドのアルバムを聴いた中で、リーダー作(トリオ作)の中で、本作『レッド・イン・ブルースヴィル(Red in Bluesville)』は結構気に入っているうちの一枚だ。収録曲のうち、2曲目などは少々間延びする曲もあるが、1.「ヒーズ・ア・リアル・ゴーン・ガイ」、3.「シカゴ特捜隊Mのテーマ」、6.「セントルイス・ブルース」あたりは非常に落ち着いて聴くことができる。その理由は、テクニックや演奏スタイル云々というよりは、ひとえにガーランドのブルージーな感覚がきっちり演奏に反映されているところにあるのだと思う。