短期間しか活動しなかったジャズ・プロフェッツ(ジャズ・メッセンジャーズを抜けたトランペット奏者ケニー・ドーハムKenny Dorhamがリーダーとなって最初に作ったグループ)の演奏で、カフェ・ボヘミアでのライブ演奏を収めたのが本盤『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム('Round About Midnight At The Cafe Bohemia)』である。1956年のものだが、後にドーハム死後の1980年代になってから、マイケル・カスクーナによる音源発掘が進められ、追加音源がコンプリート版(Vol.1 & 2)として出された。