本盤は、もともと10インチ盤としてリリースされた2枚を併せて1枚の12インチLPに再編集したものである(その結果、収録時間の関係で数曲カットされている)。元になった2枚とは、本盤と同じジャズ・ウェスト(Jazz West)というマイナーなレーベルのもので、ザ・ジャック・シェルドン・カルテット『ゲット・アウト・オブ・タウン(Get Out of Town)』(JWLP-1)とザ・ジャック・シェルドン・クインテット『ウィズ・ズート・シムズ・オン・テナー・サクソフォン(With Zoot Sims on Tenor Saxophone)』(JWLP-2)という2枚である。そんなわけで、雰囲気の異なる二種の内容が含まれた盤ということになる。