プロデューサーは、それまでにもクラプトンの作品(『安息の地を求めて(There's One in Every Crowd)』や『エリック・クラプトン・ライヴ(E.C. Was Here)』)をプロデュースした経験のあるトム・ダウド。参加メンバーで注目したいのは、アルバート・リー(Albert Lee)。“ギタリストのギタリスト”とも言われる、玄人受けのギタリストである。前作のライブ盤でも彼のソロ曲が取り上げるなどこのメンバーの中では中心的な人物で、次作(『マネー・アンド・シガレッツ』)でもメンバーが総入れ替えされる中で彼だけはそのまま残っている。