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私の本業の、ハイエンド・ジュエリーのオーダーを下さったことがあるお客様からお便りを頂きましたので、その一部をご紹介させていただきます☆どうもありがとうございます☆☆☆お客様からの体験お便りは、今後の参考になりますので、とてもありがたいです。感謝しています。お便り大歓迎です!!!!「・・・先日レイキヒーリングなるものを受けてきました。レイキを施術してくれた女性は とても石が好きで 石のパワーを感じるそうです。それでブルーシャさんにつくっていただいたジュエリーをみせたら 突然鳥肌が立って「何かすごいエネルギーを感じるわ!」と言ってました。そして水と太陽だけではなく セージを燃やして煙で浄化するともっと良いとアドバイスを受けたのですが 本当に大丈夫でしょうか?一応 伺ってから試してみようと思いまして。ブルーシャさんはセージは使ってらっしゃいますか?・・・」(以下、ブルーシャ記す) お便りありがとうございます☆ 日本のレイキヒーラーの先生の方々には、よく、私のことや私の音楽や絵本などを聴いたり見たりして、それを絶賛して下さっている方もちらほらでてきています。 特に、ある大先生は、最初、あの七福神の音楽のアルバム”Seven Gods”を大絶賛してくださいました☆ 音楽のエネルギーがとても高くてすごく良い波動だとおっしゃっていましたので、レイキの大先生がそのように太鼓判を押されているので、嬉しい限りですね☆ この音楽を最初にこのレイキの大先生にプレゼントして奨めてくださった方は、おそるおそる、「あの~、先生にはこの音楽はあまりピンとこないかもしれないのですが・・・。一度よかったら聴いてみて下さい。」とおずおず差し上げたそうです。 ところがどっこい!予想を反して、このレイキ大先生は、さすが!天界からの音楽の波動をすぐに見抜いて、この音楽のすごい良いエネルギーを分かってしまわれたのですよ。「何だよ~!この音楽、ものすごい良いじゃないか!!!」と、バシッとおっしゃられたのです。(・・・それで、最終的に、私の耳にもこのいきさつと大先生のことが入ってきたわけです。。。) 七福神もきっと喜んでいることでしょうネ☆ このお便りの方の体験は、もちろんそうなるはずだと思います☆ レイキを使いこなしていると、良いエネルギーを見分けたり感じる力が強くなっているのでしょうね。だから、宝石のパワーも感じることができるのでしょうね☆ 私が厳選している信頼のおけるユダヤ人の宝石ディーラーから、私の目を通して1粒1粒触ってみて、ピンとくる宝石を選んでいるからなのです。(例えば、同じサファイアという名前でも、全くピンと来ないものもけっこうたくさんあるのです。) だから、私が扱っている宝石たちは、特別な子達で、パワーが違うはずなのです。 それは、その宝石たちが生まれ付き持っている、もともとの素質なのですよ☆ 全部、私が選んでいる宝石なのですから☆☆☆ 私は、宝石と会話していますよ☆☆☆ 宝石は、鉱物ですので、1つの生命体で、生きているのです。 1粒1粒違いますし。同じ名前のサファイアやルビーであっても、表情や性格が一つ一つ違うのですよ、宝石って。 私は、特にエネルギーが高く感じられる、持ち主を守る力が強い高品質の宝石を自分の目でも厳選しています☆ 世の中にはパワーストーンがたくさんありますし、私も最初は普通のパワーストーンを集めたり身につけたりしていました。 でも、私の場合は、「本物の宝石」というものに出会ってしまったのです。この人生で。それもまだ若かりし年代の時に! 私は若い年代の時に本物の宝石を知ってその世界に入ることができたので、本当に運が良かったです☆ 私はきっと、宝石とハイエンド・ジュエリーに出会うのが5年遅れていたら、おそらくジュエリー制作を真剣に学んで生業にしようとは思わなかったはずです。(5年早くても、こんなにお金がかかりすぎる分野は手を出さなかったと想像できます☆) なぜなら、年齢的なものもありますし、ジュエリーの前にも、スペインで本格的に絵画の修行を修了してきてスキルがすでにあるので、もし5年遅かったら、画業に集中していたことと思います。。。常識で考えてもそうです☆ ハイエンド・ジュエリーの道は険しいし、宝石を触感や波動や目で見分けなければならないので年季が要りますし、やり始める年齢には限界があるからなのです。 こういう、年季が要る分野、歴史が積み重なっている古い分野は、やり始める年齢は上達度と修得度にすごく関係があります。何の分野でもきっとそうでしょう。 私も、ハイエンド・ジュエリーと宝石の魅力を知ってしまってから、それを真剣に、ばく大なお金と時間をつぎ込んで修得するべきかどうか、やり始める前は一瞬、悩みましたよ~☆ 生業にしてやっていけるのだろうか?ということは、何年かしばらくジュエリーをやってみなければ先が見えて来ないことですから。 そしてよく考えてみると、ジュエリーは美術の分野に入りますし、私がフルタイムで6年間かかって油絵の本場スペインで修得してきた絵画全般が土台となって生かされるから良いな!と理解しました。本物の美術作品をたくさん観続けてきたこともあり、美術品に対しても目が肥えていたからです。 ハイエンド・ジュエリーは、美術品として、究極の到達のゴールですからね。金やプラチナなど貴金属と、ダイヤモンド、サファイア、ルビーなどの宝石という究極の素材を使って作る美術作品なのですから。それで、決心がだんだんと固まりました☆ そういうわけで、私はニューヨークに引っ越してきて、また一から、今度はハイエンド・ジュエリーの修行をやり直したわけです☆ これは、神々様やご先祖様や宇宙など、私を見守ってくださっている存在のお導きだったと確信しています☆ サファイアやルビーなどの宝石はさすが、輝きもパワーも美しさも圧倒的で、一度本物を手で触って見てしまって、会話して感じてしまったら、「今後は本物の宝石以外、何も要らない!」というふうに私は変わってしまいました。 「本物に出会って知ると、それ以外のものは何も要らなくなる」のですよ。 ですから、私は、宝石の世界を知ってから、幸か不幸か、ニューヨークで自分の時間とエネルギーと全財産をハイエンド・ジュエリー制作の技術を継承するためにつぎ込んで、必死の思いで勉強を続けました。貴金属と宝石で作品を作るだけでもコストはエンドレスで湯水のようにかかっていきますから。 そりゃあ、世間の常識で考えて、こんなにばく大にお金がかかる分野は一般的には続けるのは至難の業でしょう。 私は無我夢中で振り返ると、もう5年以上経ってしまったのですから、早いものです☆ 続けられただけでも奇跡でした☆ まさに私の運命だったのでしょうね。タイミングといい。 宝石たちが私を呼んでいたのですね☆ 特にルース(宝石がカットされたもの)の状態で、まだジュエリーになる前のものを毎日のように何年間もたくさん見て触り続けていると、宝石の魅力というものがどれだけ引力があるのか、パワーがあるのか、肌で理解しました。「どうして大昔、王様だけしか大きなサファイアが持てなかったのか、どうして人は宝石をほしがり、身につけたがるのか」その理由も肌で分かりました☆ そして、宝石たちは鉱物で意識があって生きているので、その宝石がふさわしい人のところにしか行かない!!!のですよ~! そういうものなのです。 宝石は、ふさわしい人のところにやって行くのです☆ 不思議なものです☆ 私のところは宝石たちにとって居心地が良いので、なんだか、一旦、私の元に宝石たちがやってきて集まってくるのです。 みんな宝石たちは意識があるから、私のところにいる宝石たちが、ざわざわと、他のところにいるはずの宝石たちにテレパシーを送って、”こっちにおいでよ~!この人(ブルーシャ)のところに居ると話かけてくれるし気持ちいいよ~!神様もいつも近くに来てくれるよ~!”と噂しているみたいなのです。 ざわざわと彼ら宝石ちゃんたちは、みんなで会話しているみたいですよ☆ それで、彼らなりに、それにふさわしい持ち主のところへ、ちゃんとやって行くのですよ。 お客様は不思議なもので、私は広告は載せていないですから、何かの拍子にふと私のウェブサイトを見つけて、ジュエリー作品や絵画作品を観てビックリして、問い合わせを下さる方ばかりでした。 この時点で、私の作品を観てピンと来る方だけが連絡を下さいました。 そして、ニューヨークの場合でも、たまに日本に帰る時なんかにも、お客様に直接お会いできる機会がある場合には、ジュエリーのご予算に合わせて宝石のルースをご覧いただいて、お選びいただいています。遠方のお客様は、写真の画像でルースを選んでいただいています。 すると、お客様それぞれ、「これがいいっ!!!」と言って、つかんで離さない宝石が必ずあるのですよ~。不思議なものですよ、いつも。 触って観た瞬間に、お客様は「どうしても欲しい宝石」を見つけてしまって、「その宝石が他の人のところに行くのは嫌だ!」となって、「あああああ~!」とつかんで離さない状態になる方が多いです。 それで、即決です。 これは、宝石がそのお客様を呼んでいたということですよ☆ 宝石は、ご縁なのです☆ 人間関係と同じです☆ 宝石は、それにふさわしい方のところにしか行かないのですよ☆ 中には、2粒の中からえんえんと悩んで悩んで、お決めになる場合もあります☆ そして、1つ入手すると、またもう1つ別の宝石が気になって、新たにオーダーを下さる方も多いです。 そして不思議なことに、「これは良い宝石!」と感じておすすめしても、お客様は一旦、お決めになっても、やっぱりあっちがいいと後日に他のものに変更なさる場合がいくつかありました。それは、決まって同じ2粒のある宝石でした。。。 これは、この宝石たち2粒の場合、私のところに居たいということなのです。「どうしてこっちに戻ってきちゃったの?」と宝石たちに聞くと、「だってまだブルーシャのところにいたいんだもん!!!ここにまだしばらく居たいの~!私たちがあなたのことを守るからそばにいさせて!!!あなたはまだ私たちの力が必要なのよ~!」と言って、私のもとに居たがるのですよ☆ 結局、宝石はご縁なのです☆ 私も、いくつかの宝石たちにはパワーを頂いていて、常に守っていただいています。 不思議ですが、宝石とは、そういう生き物なのです☆ だから、古代から王様たちが着けていたのですね~。 宝石とジュエリーは、太古の昔から人間の究極の本能に基づいているものなので、不況になっても今後何千年も経っても、無くなる文化ではないでしょう。。。永遠でしょうね。宝石と人間の関係は。 ちなみに、太古の昔から宝石を貴金属の土台にセッティングして身体に装着するという習慣は、これは、宝石と貴金属が密着して合わさると、パワーが強まるからなのです。
2009年04月10日
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私がジュエリー、しかもハイエンド・ジュエリーをデザインして作れるようになりたいな~と思ったきっかけは、ジュエリーって彫刻が小さくなったようなもので、装飾品としていつも身につけていられるから楽しい♪という理由が大きかったです。ジュエリーは実用的ですけれども、小さな彫刻作品みたいな要素が大きいのです。私にとって、ジュエリー制作とは、私のアートの土台となっている油絵など絵画全般(教育を受けた分野)から彫刻として形を変えて派生したものです。自分にとっては、絵画もジュエリーも同じようなものなのです~。似ていると思いますし、やっていることは、絵画もジュエリーも同じだと思っています。そして、スペインに住んでいた時に、実は「ハイエンド・ジュエリーを作ってみたいけれど教えてくれる学校が無いなあ~!無理だろうなあ~!」と漠然ともんもんと考えていたのですよ。そんなの無理だろうって、最初からあきらめていたのです。スペインで著名なハイエンド・ジュエリー作家は、なんと!「トルコ」でジュエリー制作の技術を学んできたのですよ! それも10年間くらい!!!ああ、トルコって、トルコ石と呼ばれるターコイズが有名なくらいですから、太古からジュエリー制作の歴史が積み重なっているでしょうしね~。そんな、おくさん、トルコでっせ~! ・・・トホホ。これからスペインを発ってニューヨークに引っ越そうと思っていたのに、トルコなんてしかも10年とか???行けませぬ~!!!人生が150年くらいあったらさらにトルコにも行ってみてもよかったですが。だから、私は、「無理だなあ~!人生で絵画とジュエリーと両方やろうなんて、今回の人生では無理だろうな」と、あきらめきっていました☆そしてそれでも、ジュエリーのことがいつもなんとなく気になっていたのです。ジュエリーについて、アンテナができていたのですね☆皆様もご存知の、スペインの大芸術家の、サルバドール・ダリも、ハイエンド・ジュエリーをデザインして残しているのですよ~!けっこうたくさん。これも、私がジュエリーもやりたいなと思った大きなきっかけの1つです☆☆☆ダリはデザインしたものを、ニューヨークの宝石店カーロス・アレマニーに頼んで、制作してもらったそうです。「ルビーの唇」「時間の目」の作品は特に有名ですよね。もしかして皆様も、どこかでこのダリのジュエリーの写真を観たことがあるかもしれないです。ダリらしい、毒々しくて面白くて美しい、カッコいいジュエリーです。大き目の彫刻のようなジュエリー作品もあります。全部、金やダイヤやルビーやエメラルドなど宝石で作ってあって、超豪華絢爛です☆☆☆他にも! 私が尊敬する芸術家の一人でもある、詩人のジャン・コクトーも、ジュエリーをデザインして残しているのですよ!(コクトーは天才だと思います。詩、小説、映画、音楽、バレエ、演劇、ジュエリー、絵画など美術全般にわたって、独特の美的センスで作品をおびただしく残していますから。私の憧れです☆☆☆)有名なカルティエのトリニティー・リングも、もともとコクトーがデザインしてカルティエに発注したものだったのです。私は学生の時、日本にいたときからコクトーに憧れていたので、コクトー関係の本の収集をしていました☆それで、私が持っている本に、コクトーがデザインしたジュエリーがたくさん載っていました。それも記憶にあったために、ずうっと長い間、ハイエンド・ジュエリーの作り方を学びたいなと憧れがあったのですよ~。ダリもコクトーも、ジュエリーに行き着いているのです☆☆☆ジュエリーって、彫刻が小さくなって高級になった感じですものね。ダリとコクトーがどうしてジュエリーを作りたくなったのか、その気持ちは私にもよく分かる気がします☆・・・芸術家は、特に美術全般に興味が強かった芸術家は、ジュエリー作品を残している巨匠もいらっしゃるわけです。そういうわけで、その、ダリやコクトーの影響も大きくあったために、私もジュエリー制作をしてみたくなったのだと思います。
2009年04月01日
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さて、昨日書き込みました、非減価償却資産について、続きです☆ちょっと補足事項を入れますね☆「マホガニーは虫が食わない硬い素材の木材で貴重で、現在は使われていなくて、大昔でも貴族階級だけが使っていたものです。」・・・これについて。 アンティーク市場で、マホガニー素材の家具は小さなサイズでもオークションではかなり高価(数千ドル)でも落札されますし、どんどん値上がりし続けているのですよ~。 それで、改めて、マホガニーについてリサーチをちょっとしてみました☆ すると、ウィキペディアにも載っていますが、「原産地での乱伐がすすんだため、現在ではマホガニーの全ての種がワシントン条約によって取引が制限されていて、マホガニー属の木材は現在では入手困難であることから、類似した外見を持つ分類学的には異なる木も、「マホガニー」の名をつけて流通している。」そうです。(ウィキペディアより)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%BC そうだったのですね!!! ワシントン条約で、もうマホガニーの伐採は基本的に禁じられていて、許可が必要なのですね~! もう現代では、本物のマホガニー素材の家具は、超入手困難なものだったのですね!!! 100年以上前のアンティークの高級家具は、ちゃんと本物のマホガニー素材で作られているものがありますから、そういうものがサザビーズで高値で落札されるのですね~!!! どうりで価値が高いもののはずでした~。 ふむふむ、理由を知ったら、納得がいきました☆☆☆ 私は今まで、「無垢材のマホガニーのアンティーク家具は入手困難で貴重で高価で、年々、値段が上がり続けている非減価償却資産である」「本物のマホガニー素材は現代の高級家具には使用されていない」「本物のマホガニーは現代は使われていない」・・・ということは知っていましたけれども、まさか、「ワシントン条約」で伐採や取引を禁止されているものとは知りませんでした~!!! 本来マホガニーとは黄金色を意味していて、光沢がある木材です。古くから高級木材の銘木として知られています。 軽くて硬く、耐久性があります。虫が食いにくい木材なので、何百年経っても痛みにくく、アンティークとして残っているのです。 特に、18世紀のイギリスでは、貴族たちがマホガニー素材の家具を愛していたことは有名なエピソードです。木目も美しくて光沢もあるからです。とにかく大昔でもマホガニーは当時から超高級銘木素材だったのです。 本来はもともとマホガニーの家具なんて、大昔でも一般庶民の家にはなくて、大金持ちの貴族の家にしか無かったものなのですよ。このお話しは、何度か耳にしたことがあります。。。 家具の芸術品だったのですね☆☆☆ アンティークの本物のマホガニーの無垢材の家具は、すでに100年以上経っていてもまだまだ全然痛んでいないので、今後もさらに数百年でも持つのですよね。すごいことです! エコロジーでもありますよね☆ 私はスペインに住んでいた時に、家の備え付けの家具にマホガニー素材のアンティーク家具があったものですから、その時にマホガニーについて覚えました☆ それで、その重厚さと美しさ、良さを覚えてしまったので、なんだかそれから気になって、ニューヨークに引っ越してからはコンクリートジャングルの中にいるとますます、アンティークのマホガニー素材の家具が恋しくなったのです。 いつも、頭の片隅になんとなくこういうことを考えていたものですから、アンティークのマホガニー家具があったらいいなあ♪とアンテナができていたのですね。 そのため、超破格でその”ブツ”を見つけたときには!!!即買いました!!!私にとったら超お宝♪だったのですが、今回リサーチして分かりましたが常識的に見てもレアアイテムのお宝だったのですね!!!小さな棚と大きな鏡です☆120年以上前のイギリスのものですから、19世紀のものです。1800年代ですね。 アメリカに昔ご先祖が移民してきたイギリス人の方が、ものすごく家具がたくさんあってアンティーク家具のコレクター兼、倉庫に保管してサザビーズにオークションにちょっとずつ出品しているそうで、スイスに引越しの時にそれの一部を破格で処分するということで、見に行かせていただいたのです。(アンティークディーラーですよね。) ですから、呪いの家具じゃないことが分かったので(笑)、この方のご先祖からのものだという扉つきの小さな棚と大きな鏡を譲っていただいたのですよ。それもアンティークにしたら破格で!!! その時に、「ええ~?この鏡と棚も、倉庫にしまって置いておけばいいのに!」と私もその方に言ったのですが、「いや、もう倉庫いくつもたくさん家具があるから、パンパンで入らないし、スイスまで郵送するまでもないから、アンティークがお好きな方に譲ることにしたんだよ」とおっしゃっていました☆ その時は、その方の周りでは、アンティーク家具に興味があって好きな人が全くいなかったのですよ!!! 私だけでした! ええええええ~? 普通の人達って、世間一般的には、アンティークに興味がないのかああああああ!!!!!って私は驚きました☆ そのお陰さまで、私一人しかその家具に興味がある人がいなかったために、値切るまでもなく破格で処分されて、他に競争相手もいなくて、なぜか必然的に私のところにやってきた家具だったのです☆ その方にも、「君はまだ若いのに、アンティーク家具の価値を知っているなんて珍しいね。僕がアンティークの価値について覚えてきたのは、ご先祖から代々引き継いだ家具を見てきたせいもあるし、本格的に魅力に惹かれだしたのは40代以降の年齢になってからだよ~。普通の人達はアンティーク家具なんて知らないし興味がないものですよ。」と言われましたが、スペイン時代のお話をしたら納得していました☆「将来もし困ることがあったら、この家具をサザビーズのオークションに出します! 心の支えと保険にさせていただきます! 出さないとは思いますが。 毎日美しいものが家にあると気分が違いますしありがたいです!」と私が言うと、その方は大笑いしていました!「そうだよ~! 困ったらサザビーズに出したらいいよ! 家に来て鑑定してくれるよ。」と言っていましたよ☆ 私もスペインに住まなかったら、きっと、未だにアンティーク家具について全く興味が無かったままだったと思います☆ 私はまだ若い年代のうちから本物のアンティークについて知りましたが、これは運が良かったと思います。 資産としてだけではなく、毎日使いながら美意識にも無意識下で影響があると思いますし、優雅な気持ちで家で過ごせますし。 特に芸術家を生業としている私にとっては、美的感覚を高めるためにも良い習慣です。これは、結局、私のジュエリーのお客様方のためにもなることなのですよ。私の毎日の過ごし方によって、作品の美的センスが違ってきますから。プロとしては大事なことです。 ですから、日本にいる後輩の読者の方にも、教えてあげたいなあと思います☆☆☆ この不況時に、年々、値段が上がっていく、非減価償却資産なのですから。アンティークは。 年齢が若いうちにちゃんとこういうことを知って覚えておくほうが、ラッキーだと思いますよ☆ おすすめです☆☆☆
2009年03月31日
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さて、昨日の書き込みの続きです。今日は、美術品というものについて、少しお話しいたします☆私が人生をかけて取り組んでいる芸術についてです☆☆☆昨日書き込んだ内容のなかに、(どうして絵画や宝石が高値で売れるのかというと、希少価値で美術品は買った時よりも値段が上がっていくために、投資の代わりに購入して、何十年も寝かせて保管しておく方が多いためです。利率の良い貯金と同じだそうです☆ 減価償却が起こらないからなのですよ☆☆☆この時期、ますます株に投資する方はいないでしょうから、美術品に換えておく方が増えているのでしょうね☆・・・・・私自身も、ハイエンド・ジュエリーのオーダーは以前よりも、不況と言われてからの時期のほうが増えています☆)というものがありましたが、これについて解説します。私は芸術家を生業としてご飯を食べていますが、もともと日本では経済学部出身で、後に油絵の本場スペインで6年間絵画学校に通って学んだので、美術系と音楽系と経済系を兼ね備えたアーティストです。ですから視点が広い分、他の人々が見逃しているようなことも気が付いて昇華することが多いです。普段の日常生活が全部、観察の場になっています。そういう広い視点で観察して気が付いて、他の人々にとっても役に立ちそうなことを本に書いて、出版しています。私が本を出版する動機と目的は、私が敏感な霊能力で気が付いて自分が知っていて助かった内容や有益な情報を、他の人々と分かち合う”シェア”のためです。私が知っていて助かったことやありがたかったことは、多くのことを他の人々は知らないまま生活していらっしゃることが多いことに気が付いてきたからです。ですから、私にとっての有益だった情報のシェアも、私のライフワークにするべきお役目だなと思っています。ぼちぼち、無理なく書ける範囲内のスピードで、本も書き続けていきますね☆さて、減価償却というのは、分かりやすく言えば、例えば、何か物を購入して翌年にそれを売ったら、それは中古品になって価値が減るので、買った時の値段の半額とか安い値段でしか売れないですよね? そういうことを差します。世の中の大半のものが、減価償却が起こります。ですから、みんな、買い物で無駄遣いしないように貯金をしますよね? 中には、お金を増やそうと思って株などに投資していた方も多いと思います。不動産を購入する方も多いと思います。(日本では銀行からベンチャー企業にお金を貸してもらいにくいですから、中小企業がお金を借りる時に土地家屋の不動産を担保に持っていないとどうにもできないことが多かったです。だから、資産として不動産を購入する方が多かったと思います。)バブル崩壊もありましたし、アメリカでもそうですがサブプライム問題で不動産の価格が下がってきています。不動産は景気のいいときはいいですが、値段が下がったりするものなので、買った時よりも値上がりするか値下がりするかは保障がなくて、とても不安定なものです。し・か・し! 世の中には、資産であっても減価償却しないものがあります。それは非減価償却資産と呼ばれています☆絵画、彫刻などの美術品アンティークが主なものとして挙げられます。つまり、買った時よりも、だんだん時間が経てば経つほど、値段が上がっていくもののことです。それプラス、今のような景気が不安定で株も下がり続けている時は特に、鉱物が値上がりします。金、プラチナなどの貴金属と、宝石です。宝石も、何百年経っても、減価償却が起こらないものと言えるでしょう。ダイヤ、サファイア、ルビーなどの高価な宝石は、値上がりし続けています☆1カラット以上の宝石になると資産になりますし、大粒のクオリティーが高いものは地球上で限りがあるからなのです。大昔は、大粒のサファイアは王様しか身に付けることができなかったのは、そのためです。滅多に採掘されないからなのです。アンティークもそうです。上質で残っている古いものは世の中に数に限りがあるため、どんどん値上がりし続ける一方なのですよ。美術品もそうですよね。芸術家の作品は、一生の間に作れる量は限りがあるので、大量生産のものと違って希少価値で、どんどん値上がりし続けるのです。需要と供給のバランスのためにそうなるのです。実はアメリカのニューヨークは、多分世界で一番ホットなアンティーク市場です。サザビーズとクリスティーズでオークションがいつもあるからでしょうね。両方とも、誰でもいつでも、気軽に見学に寄れますよ☆次にオークションに出される品物などが展示されていますので、下調べできます☆☆☆目が飛び出るようなお値段でアンティーク家具とかが落札されていきますが、そういうお値段で買った方も、そのアンティークのものは、買った時の値段よりも、どんどん値段が上がり続けていくのですよ。だから、大金持ちが利率の良い貯金の代わりにアンティークや美術品を落札するのですね。美術品は保管するか眺めるだけですが、アンティーク家具は実際に家で使い続けてもし壊れても修理しなおして、飽きて売りたくなればまたオークションにだせば、買った時よりも高い値段で落札されるのですよ。市場の値段が値上がりし続けていくのです。家具だと使えて楽しめるので、一石二鳥ですよね☆私は今はセーブしていますが(笑)、アンティークの品物の良さにはまりましたよ~!スペインに住んだからそうなったのでしょうね(笑)。スペインで住んでいた家は家具付きで、120年くらい経ったカサ・アンティーグアと呼ばれる骨董品のようなマニアックな家だったために、備え付けの家具が全て!アンティークだったのですよ!棚からテーブルからイスも、ベッドも全部そうだったのです。もちろん、食器もカトラリーもアンティークでした☆ベッドなんて、見た瞬間に、”一体誰がここで寝るねんっ!!!”と笑い出しそうなくらいの、まるで王様のベッドのようでした☆そこに引っ越してから4年は住んでいたものですから、だんだん、アンティーク家具の良さにはまってしまったわけです。アンティークのものは、なんだか雰囲気がとっても重厚なのですよ。今から思えば、この重厚なものに囲まれて重厚な家に住んだことが、私の美術や芸術の感覚に良い影響をもたらしたのが分かります。芸術家は、毎日、日常生活の空間から、重厚で美しいものたちがある環境で生活していたほうが、それが無意識と美意識に影響して、より美しい作品を作り出す原動力になるのです。これは、つくづく実感しました☆ニューヨークに来てから、別に贅沢はしていないですけれども、私は毎日使う食器はやっぱり、お気に入りの作家物のヴィンテージ食器やカトラリーやクリスタルグラスを集めて使っています。私は結局、美しい物、美術品が大好き♪なのですよ。私は本当に、美術品がこの上なく大好きなのです☆☆☆北欧の作家の食器が好きなので、1950年代のものを集めていました。100年以上経っていないものは、ヴィンテージと呼ばれます。私の家の家具のうち、小さな棚1つと大きな鏡1つがアンティークで、120年くらい前のマホガニー素材のものです。イギリスのものです。マホガニーは虫が食わない硬い素材の木材で貴重で、現在は使われていなくて、大昔でも貴族階級だけが使っていたものです。未だに痛んでいない状態の家具です。すごいっす~!この家具も、毎日目に入るだけで、無意識でなんか高貴な感じを吸収しているという気がします☆これは、ハイエンドジュエリーをお作りしている芸術家の私としては、お客様に対しても大事なことなのです。私の美的感覚が高まるほうが、お客様にも喜んでいただけるからなのです。毎日、家の中でもプロ意識で生活し続けています☆アンティークって、良さにはまってしまうと、やばいですよ~。魅力があるからなのです。私もこのへんで入り口で止めておこうと思ってセーブしています(笑)。あとは、2個のお宝!があるのですが、これは、ある私が好きな北欧の画家が、若い20代のときに自分のアトリエを構えて陶芸して皿に絵を描いて売っていた作品が2枚、なぜか家に来ちゃったのですよ。皿に本人が直筆で絵を描いた、オリジナル作品なのに。引き寄せちゃったのですね、きっと。あまりにも大好きだったから。これ、2個とも1950年代のものです。私、この画家の大ファンだったのですが、彼はMOMAにも収蔵されているほど著名なのに、なぜかニューヨークのアンティークショップがオーナーが亡くなって閉店するときに店中のものが投売りされていて、そこで出会ったのです。売った人は多分この作品の価値を全く知らなかったのでしょう。超破格☆(・・・だったと表現したのは、彼は数年前にお亡くなりになったからです。)この画家の作品と、私は深いご縁があったのだと思います☆ なぜ、家に彼のオリジナル作品が2個あるのか???? 信じられないですうううう~!これもご縁としか言いようがないです~。本当にラッキー♪でした☆☆☆・・・そういうわけで、生業が芸術家の私にとっては特に、アンティークや美術品をいつも眺めて毎日使う生活を送るということは、とても大事なことなのです☆それは、私の作品をオーダーくださるお客様全員に対しての、敬意でもあります。あとは、それプラス、バレエやダンス公演の取材をニューヨークで続けていて、常に一流の公演を拝見していることもプラスになっています。幼少時から続けていたクラシックバレエも、私の原点で、私のハイエンドジュエリー作品を作り出すセンスに大きな影響を与えています。それを実感しています☆そういう毎日を、いつも送っているからこそ、私はハイエンド・ジュエリーの作品を作っているのです。これはつながっていることです。切り離せないことです。美的感覚っていうものも、1日2日とかで急にパッと身に付くものではなくて、毎日の生活を何年も何十年も優雅に送り続ける中で、初めて少しずつ培われていくものだからです。きっと、皆様にとっても、はまらない程度に(笑)、アンティークやヴィンテージ食器などを手に入れて使ってみるのは、あまりお金がかからないプチ癒しにもなりますし、美意識も高まりますし、使いながらどんどん値段が上がっていく非減価償却資産でもありますから、とってもおすすめです☆☆☆(注:私の友人への出産祝いは、最近では、ビンテージ食器のコレクションになってきました~!(笑)けっこう喜ばれてます~。)
2009年03月30日
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今年完成した、オーダーメイド・ジュエリーの最新作を、5個、ウェブサイトのジュエリーのコーナーにアップいたしました☆ぜひ!チェックしてみて下さいませ☆http://members.at.infoseek.co.jp/bruixa/新しいデザインのものです☆全てハイエンド・ジュエリーで1点もの、世界に1個の作品です。私のオーダーメイド・ジュエリーにご興味がある方は、お気軽にメールでお尋ね下さいませ。直販なので、割安で”具”(宝石)が価値のある良い作品をご提供できるのが強みです☆来年度も引き続き、ご贔屓いただきますよう、よろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
2008年12月28日
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数日前、突然なのですが、ご縁があって、非常に小粒なのですがアレキサンドライトが私の手許にやって来ました。ほんとに、「やって来た」という感じです。今までは、全く興味がなかったのに。高価な割りには、色自体は、ルビーとかサファイアのほうが発色がきれいだからです。その、前から気にはなっていたけれど高価なので探そうともしていなかった宝石の、アレキサンドライトを入手しました。すんごい小粒(笑)。・・・あまりにも小粒なので、私個人用のコレクションになります。アレキサンドライトは、ブラジルでよく産出される幻の宝石で、クリソベリルの一種で、光線によって赤~紫~緑と、色が変化するのですよ。(クリソベリルは、通常、キャッツアイになる宝石です。こちらも高価です。 大粒のクリソベリルのキャッツアイ(ハニーカラー)を、さわって見たことがありますが、”ギョッ!”としてしまうくらい、怖い~!です。 ”きゃ~!こっち見ないでえええ!”と思ってしまったくらい、私はギョッとしてしまいました☆ 迫力のある凄みがある宝石です。マダムじゃないと似合わない宝石だと思います。)アレキは、宝石を手に持って、太陽光線などに当てて、手をぐるぐる回すと、宝石の色が変わるのです。すごく神秘的な宝石です。「なぜ、このアレキサンドライトが、所持することは全くこれっぽっちも興味がなかったのに、私のところにやって来たんだろうか? どうしてだろうか? ご縁としか言いようがないなあ?」・・・と、数日間、ぼんやり考えていました♪そして、”あ!宝石の意味を調べてみよう!!!”と思い立ちました。すると、アレキサンドライトの意味は、「光線によって色が変わることから、多面性、多様性を表します。 違った才能を引き出して、2つのことを同時に出来る才能が得られます。 精神的な自立ができます。 どんな人達に対しても愛情を持って接することができるようになります。」・・・こんな感じでした。・・・ううむ、まさに、私が必要としていた宝石な気がしてきました☆今現在も、以前からも、私は、3つの分野のことを同時に仕事をして続けてきていますし。全体で、「アート」なのですが。そのアートの内容は、「美術」(絵画、ジュエリー、写真)「音楽」「文筆」です。私にとって、自分の中ではこの3つの分野は1つのものなのですが、周りの人々から見ると、バラバラなものを同時にやっているように思われがちです。そのため、多面性、2つのことを同時に出来る才能を得られる、というアレキサンドライトの意味は、私にとって、すごくはまっています☆そして・・・「どんな人達に対しても愛情を持って接する」ことができるようになるっていうのは、私にとっても、将来の理想でした☆これは、なかなか難しいことですものね。例えば、毎日生活していて、仕事上とか、お付き合いとかでも、嫌な人々とも接しなければならない場面って、みんなあるはずなのです。「地獄界から憑依されてしまって八つ当たりしてきたり、嫌味を言い放つような人」に対しても、愛情をもてるのだろうか? という葛藤は、生きている以上は続きますね。特に、私のように、霊能力があって繊細で、人々のことも見透かしてしまうような体質で生まれていると、見えすぎるあまりに、”ウッ!”と肩がすくんで、私の霊体が反応して、拒絶反応みたいになることは、すごく多いのです。毎日そのくり返し。 生活していると、電車にも乗りますし、人ごみにも出かけますしね。ですから、「生まれ付き霊能力がすごく強くて見透かしすぎても、将来的には、お年寄りのおばあさんになった頃には、ネガティブな人のことも受け入れて、みんなに対して愛情を持てるようになればいいなあ♪ 70歳以上にならないとそれは難しいかなあ?」なあんて、いつも最近も、考えていた矢先だったのですよ。(例えば、私のような霊能者は、「学校の先生」になるのは全く適していないのです。ならないほうが身のためです。それは私は最初から分かっていました。もし、学校の生徒の霊的な背景について、一人一人を見透かしすぎてしまうと、先生は務まらないのですよ。全く向いていません。 知人で学校(高校)の先生になった方もいますが、彼なんかは、「全く霊感がなくて」、どんな人がいい人か悪い人かもさっぱり分からない!という、私と正反対な性質なのですが、そういう方でなければ、学校の先生になって、みんなどの生徒にも平等に接して愛情を注ぐことは出来ないのです。彼の場合は、学校の先生が天職です。本人もそう言っています。 ”俺、こんな楽しい仕事をさせてもらって、給料もらってもええんかなあ?って思うよ”って! まさに天職ですね☆ 人間には、向き不向きがあるのです。 霊能者は、学校の先生には全く向きませんが、他の仕事、例えば、美をつきつめる芸術家にはピッタリ向いています☆ つまり、私は、今の職業、芸術家は天職だと思っています。)そういうわけで、このアレキの意味を知って、ああやっぱりそうだったのか、と妙に納得してしまいました。きっと、私に必要な宝石で、今、私のところにやってきたのだと確信してしまいました。ドンピシャ☆でも、アレキの裏の意味は、「気まぐれ、気分が変わりやすい」なので、これも注意して、この宝石を取り扱わないといけないな☆と思っています。宝石は、やっぱり生きていて、意志を持っているんだなあ☆と実感してしまいました。あまりにもドンピシャだったので。このアレキサンドライトは、「私を助けてくれるために、彼(アレキ)の意志で、私に寄ってきて、とうとう私の手許に到着した☆」・・・というふうに思えてならないのですよ。アレキ君、私を助けに来てくれたのですね☆それも、自分から!!!宝石(鉱物)も、確かに生きています☆私にはそうとしか思えません。確信しています。アレキ君、どうもありがとう!!!
2008年11月11日
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私の本業は、アーティスト&ジュエリーデザイナー兼ジュエラーで、普段、主に、ハイエンドジュエリーのオーダーメイド作品を作っています。主に日本のお客様がほとんどなのですが、作品の引き渡しは私が帰国時に持ち帰りで手渡しをご希望なさる方が多いため、いくつもの作品を、途中までずつ同時平行で制作しています。そして、 次に帰るときまでに全部完成☆させるように、スケジュールを組んでお作りしています。ぼちぼち、いくつかの作品が出来上がってきました☆☆☆無事に、私が最初に想像していたもの以上の作品を作り上げることができました!!! 私自身、大変満足しています。追々、少しずつ、作品の写真を公開していきますね☆私がユダヤ人のジュエリーマスターの師匠から継承しているその内容は、まさに、世界最高峰の技術&何千年ものユダヤの歴史の詰まった技術で、「ユダヤ人以外には門外不出の、口伝の技」だったものなのが多いのです。ジュエリーは、ユダヤ人の文化の真髄なのですよ。(ジュエリーは日本の文化ではないです。)歴史的にユダヤ人ジュエラーは、代々、ジュエリーの制作方法・工程・技法など超絶技巧を、親子間でしか伝えないで、外部にもれることは無いのだそうです。各ブランドでも、数千万円とか数億円のクラスのジュエリー作品の作り方だからなのです。数千万円クラスのハイエンドジュエリーの作り方は、安いジュエリーとは全く工程が違うのですよ。その内容は、ファミリーの間で、祖父から父へ、父から息子へ、と口伝で継承されていきます。なぜ外部に教えてはならなかったか? ユダヤ民族はずっと祖国がなくて、流浪の民だったので、彼ら独特の工夫と知恵で、切り抜けて生きながらえてきたからでしょう。大事なユダヤの歴史の詰まったハイエンド・ジュエリーの技法は、絶対にユダヤ民族以外には、本来はもれることがないものです。それをファミリー以外に教えてしまってはいけない、という、彼ら民族の価値観も、私は理解できます。そんな大事な大事なユダヤの技術を、それも、世界水準のジュエリー作品の工程と技法を、このユダヤ人ではなくて日本人の私に、継承されているなんて、ほんとに、信じられないことです。なぜ、この私に???(涙)もともとは、この師匠自身も、「この私の世界最高の技術は、誰にも教えるもんか!!!」と、ずうううううううっと思い続けていて、秘密だったそうです。ですから、私は、この信じられない継承を、私自身だけの問題ではないと肝に銘じていて、いつも、日本民族代表として、「ユダヤ民族様、ありがたきなり、ありがたきなり~!」と拝みつつ、教えていただいています。「日本民族代表として、ユダヤ民族から、数千年の歴史が詰まった文化を継承」させていただいています。その内容は、やはり、重くて、歴史が積み重なって詰まっている感じが分かります。100年とか200年ではこんな内容の文化は育たないことも分かります。どうして、なぜ、この私が、日本人の私が、こんな大事な文化の真髄の内容を、継承していただくことになったのか?それは、私にはなぜだか分かりません。未だに。運命だったのかな。・・・としか言いようが無いです。もともと、私は女性だしこのままでも十分幸せだし欲が無いほうだったので、特にこれと言って、どうしても彼らユダヤ民族の秘密を教えてもらいたいとか、それを身につけたいとか、全く何も考えたことなんてなかったし、求めてもいなかったのですよ。ほんとに、全く欲していなかったのです。でも、受け継いだからには、この彼らの文化の真髄を、将来は、私が次世代に教えて、伝えていかなければならない、という責任をすごく感じています。私の代だけで止めてしまっては、この彼らの数千年の歴史の流れが止まってしまう、それではもったいない! 次に伝えなくてはなりません。・・・こういう、ユダヤ民族にとってのジュエリーに匹敵するような内容の文化が、日本には何かあるだろうか? 何だろう? と考えてみましたが、例えると、「日本刀の作り方」を日本人マスターからユダヤ人が継承させていただいている、ということに近いかな??? と思いました。もちろん日本にも素晴らしい文化は色々残っていると思いますが、漆器とか蒔絵とかでは、ユダヤ民族にとってのハイエンドジュエリーとはケタが違いすぎるため、他にはなかなか類を見ないと思いました。まだ、日本刀の作り方だったら、匹敵するかなあ?と思い当たりました☆・・・とにかく、「これは、私は大変なことを引き継いでしまったなあ。」と、荷が重い&肝に命じている日々でございます。
2008年11月09日
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日曜日は、一人で、ニューヨークの地元の、メトロポリタン美術館へ行きました。ジュエリーのオーダーメイドの作品のための、インスピレーションを得るためです。そのジュエリーの研究のために、メトロポリタン美術館を選んだのは、古代エジプト時代からの黄金で作られたジュエリーも展示してあるからなのです。1910年代の、初期のティファニーのジュエリーもあります。他にも、ローマ時代とか、ヴィザンチンとか、アールヌーヴォーとかのジュエリーもあります。古代エジプト時代のジュエリーで、黄金でできたネックレスのペンダントヘッドで、「あ~!これ欲しいいいいいいい! カッコいい~!」っていつも思うものが1つだけ、メトロポリタンに展示されています。ヤギ???か何かの動物の頭にコブラが乗っているもので、ヤギ?の角がものすごく長く下に垂れ下がっていて、髪の毛みたいに見えるヤツです。・・・これは、古代のペンダントヘッドなのに、「完璧!」なデザインで、超カッコいいのです。完璧なデザインとは、前後左右に少しも形を動かせないような、「超絶のバランス」が取れているものです。絶妙どころか、それ以上、超絶としか言いようがないです。なぜ、「古代なのに」と言葉を入れたかというと、現在は、もうすでにジュエリーの歴史が長くて、ノウハウが改良に改良を積み重ねられているので、自分がせっかくデザインを思いついたと思っていても、どこかでもうすでに誰かが同じようなものをデザインして作っていたんだ~!ということが多いのですよ。全くオリジナルだと思っていても、歴史が長いぶん、すでにどこかでもう作られていたデザインだったりします。それに後で気が付いたりします。他のデザイナーの先輩からも、そのお話を聞いたことがあります。少ししかお会いしたことがないですが、ニューヨークのダイヤモンド業界で長くいる方です。まだ、私がジュエリーを始めた頃、「君ねえ、ジュエリーの世界に入ってみて、そのうちだんだんと分かってくることがあるよ。自分でせっかくデザインを考えて作り上げて”やった!オリジナルのデザインが完成した!”と思っても、それはすでに誰かにどこかでもうデザインされてあったということばっかりなんだよ。悲しいことに。私は、それに、何度がっかりしたことか! だからねえ、ジュエリー・デザインの道は大変なんだよ。」とおっしゃっていました。でも、仕方がないですよね。ジュエリーって、歴史が長いですからね。似たようなデザインがどこかですでに作られていたとしても、自分でハンドメイドで作って、少しでもオリジナリティーを出せるように、いつも心がけています。あとは、私は、宝石(ストーン)が好きなので、そのパワーを生かして、お客様にお守りのような「生きているジュエリー」をオーダーメイドで一人一人に、ゆっくり時間を十分にかけてお作りするように心がけています。物にも心が宿ると思うのです。熟練した腕に心を込めて作品を作れば、それは宇宙とつながって、パワーを持ち、単なる物にも心が宿るように感じます。そういう、心が宿っている作品を作り出すためには、何年もかけて、日々是、鍛錬を積み続けることが大事なのです。急には出来ないことです。私は、そのように生活することを心がけてきましたので、心が宿った生きているジュエリーを作っていきたいと願っています。ちなみに、現在、デザインを考え中のオーダーは、オレンジサファイア&金のブレスレットです。古代ハンドメイドの技法で。男性の方です。ここのところ、デザインはどうしようか、あれこれ、頭の中で思い浮かべてシュミレーションしていたのですが、いまいち、まだデザインがもやもやと固まっていませんでした。メトロポリタン美術館に向う途中、バスに乗っていたら、デザインが「来ました!」来ました、来ました!!!「ノットはパワーがある形ですから、ぜひ!」というメッセージも、ボンッと同時に聞こえて来ました。ビジョンも浮かんできました。ホワイトゴールドとイエローゴールドのコンビで、2つのノット(結び目)が1箇所で重なっているブレスレットです。ほとんどイエローゴールドで、イエローの分量のほうがホワイトよりも多いです。その結び目の真ん中にサファイアが入っています。「ノット? それは古代のデザインですか?」と私がその声の主、先生方にテレパシーで聞くと、「はい、これは古代エジプトからのデザインです。ローマ時代にも変形して伝わって使われてきました。この形はパワーがあり、彼の強力なお守りになります。彼の魔除けにもなり、宇宙全体が凝縮された形でもあるのです。ホワイトゴールドとイエローゴールドのコンビが良いです。本日、あなたが美術館に来られたら、このブレスレットのところまで導きますから、そこであなたはこれに出会うでしょう。観て確認してください。」「サヨウですか~! ・・・でも、ワタクシは、自分なりのオリジナリティーもデザインに加えたいのですがね。古代のものをなぞるのは嫌ですよ、アーティストとしては。そのノットを基本にして、ちょっとデザインを現代風に変えてみたいのですが。」「いいですよ。全く真似はしなくても。基本さえ押えておけば。」「了解です。」そして、バスに乗っている間に、あれこれと頭の中でデザインをシュミレーションしてみていたら、ピタッと思いつきましたよ! (私は、頭の中にもカメラがあって、画面があるので、紙と鉛筆を持たなくてもシュミレーションだけでデザインができます。頭の中だけで、作品に宝石をはめ込んでみたり、付け替えたり、ダイヤの粒々を入れてみたりできます☆)くわしくはまだヒミツ! ちょっとダイヤも入れます。デザインは3種類思いついたので、こちらは、デザイン画を描いてから、お客様にお尋ねします。・・・でも、これは、私が自分で思いついたと思っていても、もしかしたら、このデザイン自体も、天界の先生方(エジプト関係?)から送られてきたデザインをキャッチしていただけだったりするのかな~、なんて思ってしまいます。結局、美術館に到着する前に、デザインがほぼ完成してしまいました☆そして美術館に到着、エジプトの展示に直行しましたよ。そしたら、ああた、本当にあったのですよ!!! ノットのブレスレットがああああああ!これは、さすがに、背筋がゾゾゾ~!っとしてしまいましたよ。「ああ、やっぱり、私の、先生方との会話やビジョンは、気のせいではないんだなあ。げげっ。」と思ってしまいました。「観えた画像、先生方から送られてきた画像、説明」が、そっくりそのまんまだったのですよ。実物はイエローゴールドでしたけれど。これは、ビビリましたよ~。メトロポリタンでは、ターナー展も特集で展示されていましたが、こちらは時間が足りなかったので、また近々行ってきます! 観たい!です☆
2008年09月22日
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続きです。私が作り出すジュエリー作品が「重厚」なので、お客様の中には彼女が集めていた他のジュエリーがチャチに見えてきて全て処分してしまった方もでてきたことについて。これは、よく思い出すと、私のバックグラウンドがことごとく全部「重厚」なので、このせいで影響がいって、作る作品も「重厚」になるのかなあ? なんて、気がつきました。・・・やっぱり、作品って、その人そのものの個性が出てくるのでしょうね。ジュエリー作品が「重厚」なほうがお客様にとても喜んでいただけるので、それはジュエリーデザイナーとしてとても良かったなと思います。お客様にとっては、チープな感じのもの(軽薄)よりも、「重厚」な感じのもののほうが、より嬉しいのですね。そして、重厚なイメージとバックグラウンドのデザイナーから作って欲しいと、お客様は願っていらっしゃるのですね。新しい発見です。そういうことを考えると、私がジュエリーデザイナーとして仕事をしていることに、とてもただならぬ運命を感じます。たまたま、私のバックグラウンドがことごとく全部「重厚」だったのですが、わざと重厚にしようとしてきたわけではなかったのにそうなってしまったのは、将来のジュエリーのお客様に喜んでいただくための、「運命」だったのだなあ、とつくづく思っています。「重厚さ」って、会社勤めにはかえってハンディーになって全く向いていないと思います。きっと煙たがられて孤立するんじゃないかなあ、なあんて思いますね。(会社の同僚に、やけに重厚なヤツがポツンと混じっていたらイヤでしょうね~。)会社勤めは、会社の駒として、個性を押し殺しながら協調性を大事にしていくことですから、「重厚さ」とは正反対のベクトルなのでしょう。重厚であったらダメな仕事なんですよ。でも、その反対で、ジュエリーデザイナーとしては、バックグラウンドが「重厚」なほうが、お客様はとても喜んでくださるのですね。不思議なものです。個性にも、向き不向きがあって、それは職業にもあてはまることなのですね。ジュエリーとは、半分、夢を売る仕事なのでしょうね。 これからも、私のバックグラウンドと個性である「重厚さ」を今までどおりに坦々と自然体で表現して、より「重厚」なハイエンド・ジュエリーを作り続けて、お客様方にさらにたくさん喜んでいただきたいです。お客様をいかに喜ばせるか、たくさん喜んでいただけるか、そういうことにエネルギーを使って、邁進して参ります!お客様に喜んでいただくことが、私にとって一番嬉しいからです。・・・この度の、お客様からのご感想は、「激しいなあ!」と私も思って、かなり衝撃的だったのですが、日が経つにつれて、私自身も「重厚なバックグラウンド」を持つ自分のことをすべて自然に受け入れることができるようになりました。このお客様のお陰です。ありがとうございます!ああ、別に「重厚」でもいいんだ、そのままで居てもいいんだな、と思いました。そのほうが喜んでくれる人達もいるんだなあ、と気がつきました。今までは、特に日本の中で、日本人同士の間では、「重厚」なバックグラウンドのことは、私自身、普段はできるだけ隠して生きてきました。もう、ずう~っと長い間。小さくなって、目立たないようにしていましたよ、普段は。特に、日本人は、欧米人と違って、人と自分を比べてしまう視点を持っているので、それが分かっているからなのです。「出る杭は打たれる」ていう言葉があるくらいですから、日本語には。だから「重厚」なものは隠しておいたほうが、周りの人達と穏やかに接することができると考えていました。変に気を使いすぎていたのでしょうかね。思い返してみても、例えば、普段は国立の経済学部を出ていることも人には言ったことがないし黙っているので、周りの人は、美大か何か出身か、高卒ですぐにスペインにいったのかなと思い込んでいるのですよ。(本とかブログとかの中でだけです、最近になって言うようになったのは。)そして、よくあったことなのですが、知り合って3年後くらいに大学のことを聞かれて、正直に答えると、”ムッ!”として明らかに怒っていて、もんのすごく嫉妬深い顔付きになってしまう人が多かったのです。特に、日本人男性達の反応と嫉妬心はすごかったです~! ”XXの経済学部だったなんて、一言も言ってなかったじゃんかあああ~!”と激しく怒っていました(何で???)。 W大の人でさえそうでしたから。ビックリですよ~。W大といえば、日本では確かまともな私大なのでは???と思っていましたが。そして、ニューヨークでは、普段、バレエとダンスの取材をたくさんしているのですが、それについても、なんかしらないけど嫉妬深い人もいっぱいいて、”バレエなんて、ちゃんと分かっていて書いているの?”とか、ムッとして聞いてくる人も結構いたのですよ~。”昔、長い間バレエを学んでいたから。・・・”などと説明し始めると、ものすごい嫌そうな顔をして、ムッとしていたりするのですよ。嫉妬心ですよね。私が、外から見たら、一見、バレエにご縁がなさそうに見えるのでしょうかね? どうしてバレエとダンスの取材をしているのか、さっぱり理由が分からなかったのでしょう。それと、みんな、バレエを観ても全然よく分からないとかで、バレエって高尚なものというイメージがついちゃっているのでしょうねえ。・・・それは、”バレエのことをちゃんと分かって書いているの?”という質問に集約されていますねえ。”ちゃんと分かって”って言っていた人は、きっと、”バレエが全く理解できない、分からなかった”のでしょうね。だから、スペインで学んできた絵画のことについても、普段の生活ではほとんど人に話ししたことがなかったのです。バレエ、経済学、スペインの絵画については、黙っておいた方がいいなあ、波風立てないなあ、と気を使っていつも黙っていました。・・・でも、そういう気の使い方は、間違っていたのだな、とこの度のお客様によって、気付かされました。私も一歩前進ですね!私のジュエリー作品を買ってくださるお客様にとっては、ジュエリーデザイナーのバックグラウンドが重厚なほうが、彼らにとっては嬉しいのだし、より喜んでいただけるのですから。私は高級なハイエンドのジュエリーデザイナーで宝石も扱っているのですから、それなりに、これから先は、自分自身のバックグラウンドの重厚さを全て受け入れて、自然体に、隠さないで生きていこうと思います。一番大事なのは、自分の生業での「お客様」に喜んでいただくことです。これがプロ意識ですから、当たり前のことです。だから、重厚さについて関係ない人達にたたかれても気になりません。私のお客様、私の周りの親しい方々だけに分かっていただければそれでいいです。素のままで受け入れてくれるような人だけで十分だったんだ、と思います。
2008年07月08日
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ジュエリーのお客様からの、「ありがたいお話し」続きです。お客様からのお話しのなかで、「ブルーシャさんのジュエリーを手に入れてから、その重厚さ としっかりした造りを見ていると、”私が持っているジュエリーとは比べ物にならない! もう、レベルが全然違うな~”ということがよく分かったのです。」「・・・もう、二度と、家にゴロゴロあった他のジュエリーを手にすることが無くなったのですよ。着けたくなくなってしまったのです。なんか、チャチなデザインと造りだなと思ってしまって。」・・・というところがありましたが、これについて、”あっ!!!”と気がついたことがあります。よく、私のハイエンド・ジュエリー作品について、「デザインが重厚、超高級な感じ」「ハイソでセレブな感じ」「サイトでジュエリーの写真を拝見していて、重厚な感じで高級そうだし、”きっとものすごくお高いのだろうなあ・・・私には手が届かないのだろうなあ”とタメ息をついていました。」などなど、ご感想をいただきます。私のジュエリー作品をどうしても欲しくて、ご質問をいただいて、最終的にオーダーメイドをご注文下さったお客様は、皆様、口々にそうおっしゃいます。(実際は、もちろんご予算をお伺いして、ご相談しながらお作りするので、サファイア6カラット! などでなければ、手の届く範囲内のお値段で、結構いいものが作れますよ。例えば海外旅行でヨーロッパに行くよりもお安いお値段で、割といいものが作れます☆)重厚で高級なイメージ、というのが、私のジュエリーに対しての、お客様の共通のキーワードみたいです。・・・どうして私の作品がそんなに重厚になってしまうのかなあ・・・別に特に「重厚にしよう重厚にしよう」として意識して作っているのではないのになあ、自然に作っているのになあ、う~ん、なんでかなあ?とぼんやり考えていたのですが、”はっ!!”と気がつきました!私が幼少時から今までやってきたこと、学んできたことの内容、家庭環境、ご先祖、学校など自分が身を置いていた環境、などなど、全部がことごとく重厚なものばっかり!しかない!なことに気がついたのです。クラシックバレエ音楽(ジャズオルガン、バッハ・オルガン曲)(最初に習っていたものは一般的なオルガンでしたが、後にジャズに転向して、趣味ではバッハのオルガン曲を好んで練習している)音楽コレクター(60年代、70年代のレア盤のコレクターで、10代後半から10年間くらいヘビーにはまって、怒涛のように集めていた。(*当時から、女性なのに珍しいと言われていた。)そして選曲ができるので結果的に3年間ほどプロのDJとして働いた。)油絵(スペインで、画家J.トレンツ・リャドが創設した絵画学校で、重厚なクラシックの修行法で6年間フルタイムで学んだ。)版画(画家ジョアン・ミロ財団で、シルクスクリーンと銅版画を学び、修了した。)スペインで住んでいた家はカサ・アンティーグアと呼ばれる100年以上経った家(ベッドや家具など調度品も全てアンティークで重厚なものばかりだった。)アンティークと宝石、北欧のヴィンテージ食器収集(100枚以上持っている。これ以上は要らない!(汗))写真本の執筆経済学・・・などなどかな? いっぱいありますが、きっと全部、私の好んで選んできたものぜえ~んぶほじくり返してみても、どこからどこまでも、全部が重厚!だったことに気がつきました。・・・ポップなもの、チープなもの、女の子っぽいライトなもの、流行ですぐ廃れるものが1つも無くて、人生全体でそのようなものを選んで好んだことが、一回も無いのです!!!きっと、私の人生それ自体が、無意識で生まれてこの方ずうっと、重厚なほうへほうへと好んで進んできたために、それが無意識で積もり積もって、蓄積されて、私の好み自体が「重厚なもの」になってしまったのだと思います。私の好みが、「重厚」なのですね!道理で、私が作り出すハイエンド・ジュエリー作品のデザインが、全部、重厚なものに自然になってしまう理由が分かった気がします。きっと10年くらいでは、重厚な雰囲気にはならないのでしょうね。1日や2日くらいで急に重厚にはなったりできません(笑)。でも、重厚なことは、私の個性なので、このまま自然体で、私の好みの重厚な作品を作り続けていきますね!
2008年07月06日
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普段、ニューヨークで私が従事している主な仕事は、ハイエンド・ジュエリーのオーダーメイドの、デザインと制作です。ジュエリーのお客様は、お陰さまで、ずっと続いていて、途切れたことはありません。ありがたいです。3年前くらいにオーダーしていただいた日本のお客様から、最近お伺いしたことがあります。このお客様は、私がデザインして手で制作した某ジュエリー作品を手に入れてから、だんだんに今まで彼女が集めてきた数々のジュエリーを全く身に着けなくなってしまって、とうとう全て処分してしまったそうなのです。彼女は再び、別のジュエリーのオーダーをしてくださっているのですが、そのやりとりをする中、「全て処分した」という話を伺って、私はホントにビックリしてしまいました!「ええ~っ! 全部処分してしまったのですか? 」「はい、譲り受けた形見のジュエリー以外は、全部処分しました。主にシルバー製のものですが。ブルーシャさんのジュエリーを手に入れてから、その重厚さとしっかりした造りを見ていると、”私が持っているジュエリーとは比べ物にならない! もう、レベルが全然違うな~”ということがよく分かったのです。」「ありがとうございます!理解していただけて、嬉しいです。高級なハイエンド・ジュエリーは、造りがしっかりして分厚くて、制作の工程も複雑で、作業時間も長くかかるのですよ。すごく手間ひまがかかっているのです。」「はい、実物を手に入れて、見ているだけでも違うし、使っていても、いつも、周りの人から、”そのジュエリーはどこのブランド?”とよく聞かれるんです。先日は、高級な某ジュエリーショップでも、”それはどこでご購入なさったのですか? ちょっと見せていただけますか?”と聞かれたのですよ!”オーダーメイドでニューヨークの作家に作っていただきました”とお答えしたら、驚いていましたよ!」「ええ~! ジュエリーショップの方がですか? それは嬉しいですね!造りと工程が全然違うこと、また、宝石を最高のクラスのコレクティブルな価値のあるものしか使っていないことは、見る人が見れば、宝石の輝きが違うので分かるのですよ。全然違いますよ~!」「そうなんです。いつも、ブルーシャさんのジュエリーしか身につけなくなってしまったんです。毎日こればっかり(笑)!・・・もう、二度と、家にゴロゴロあった他のジュエリーを手にすることが無くなったのですよ。着けたくなくなってしまったのです。なんか、チャチなデザインと造りだなと思ってしまって。」「ええ~! それは、激しいですね! でも嬉しいです。分かっていただけて、どうもありがとうございます。」「それから私、ブルーシャさんのジュエリーを手に入れて以来、本物のクオリティーが嬉しくて、ジュエリーショップによく見学にいったり、色々ジュエリーのデザインと質と値段のこととか、勉強してリサーチするようになってしまったんです。そしたら、ブルーシャさんのジュエリーは、造りと宝石のクラスを考えたら、お値段はお安いのだなあということが分かってきたのです。私、宝石鑑定士の資格を取りたいなあと思ったほど、宝石に興味が出てきてしまいました。」「ありがとうございます。私に一度、ジュエリーをオーダーしてくださったお客様は、また別のジュエリーを新たにオーダーしてくださる方が多いのです。今すぐまたのオーダーができなくても、その方が将来結婚する時とか、何か大事な記念のジュエリーを購入するような機会があると、そのときはブルーシャさんにまたオーダーします!とおっしゃっています。これは、他のお客様も、私のジュエリーを手に入れて、普段使っていると、だんだん、桁違いに上質なことがよ~く分かってくるからなんですよ。私はまじめに、誠実に、上質な素材で、金属もケチらずにふんだんに分厚く使ってしっかりとお作りしているからです。」「ダイヤも、ブルーシャさんのジュエリーのダイヤの輝きが素晴らしくて、今まで自分が持っていたジュエリーのメレダイヤの質が悪いことが、一目で分かってしまったのです。そしたらもう、全部着けたくなくなってしまいました。二度と着けませんでした。」「ああ、そんなことまでお気づきになったのですね。ジュエリー会社だってビジネスのためには、コスト削減できるところはしようとするとどうするか、それは金属をケチって薄~い細~い造りにするとか、メレダイヤをクズを使うとか、宝石の質を下げるでしょうしね。私はメレダイヤ(小粒のダイヤ)でさえ、VS1のクラス(上から2番目のクラス)のものしか使っていないです。もちろん美しくて、輝きが素晴らしいからです。ダイヤってピンからキリまでいろいろで、値段も全然違うのですよ。他のサファイアやルビーについても同じで、私は、最高品質のもの、コレクティブルで価値が高いものだけを仕入れて使っているのです。色、輝きが、全然違うんです~!!!ちゃんといい宝石を使っているからこそ、お客様が後になって分かってきて下さるのだと思います。」・・・とこんなお話しを、お客様としました。ホントにありがたいです!私も、ジュエリーデザイナーとジュエラーを兼ね備えている作家として、作家冥利につきます。とても感謝しています。私としては、お客様はジュエリーの専門家ではないのだからジュエリーについて知らないと思うけれど、それでもお客様には分からないようなところまでちゃんとお作りしています。お客様が観ていなくて知らないところでも、ちゃんと最高品質の宝石だけを使って、金属もふんだんに分厚く使って、本来のハイエンド・ジュエリーの工程を重ねているのです。そういう、人が見ていないところでも、私自身の誇りとポリシーから尽くしていたことなのに。それを3年後に全部、お客様が理解して見抜いてくれた、そして評価してくださったということは、最初は私自身が全く期待していなかったことなので、私にとって「意外な天からのプレゼント」のように嬉しかったです。「真面目に、誠実に、最大限のことを尽くして制作している」というポリシーまでは、誰にもどこにも言っていなかったのに、お客様が理解してくださったなんて、ありがたいです。素人のお客様には宝石のことは分からないだろうからといって、決して使う宝石の質とコストを下げなくて、本当に良かったなと、今になって思います。もともと、私が、ダンサーやミュージシャンではなくて、アーティストになりたいなと進んでいったきっかけは、パフォーミング・アーツはその瞬間のもので消えてなくなってしまうけれど、絵画などの芸術作品は実物が後世まで残るしな、そういう残るものを作っていけたらいいなあ・・・と感じたからなのです。お料理も大好き、お花を生ける(勝手に自己流ですが)のも好きなのですが、それらもその瞬間のものなので、実物は消えてなくなってしまうなあ・・・と思ったので、趣味の範囲でしかしていません。ですから、自然に、シルバージュエリーではなくて、ハイエンド・ジュエリーを選んだのは、お客様の娘さんやお嫁さん、そしてその孫、ひ孫へと、ずっと代々伝えていただけたらいいなあ、そういう何百年経っても色あせないような素晴らしいデザインのジュエリーを作りたいなあ、タイムレスを目指そう!と思ったからなのです。ニューヨークのメトロポリタン美術館のジュエリーのコーナーに置いてあるものは、数千年経っているジュエリーもあるほどなのですよ! ジュエリーって朽ちないので、数千年でももつ、すごいタイムレスなものなんです。だから、やりがいがあるな!と思いました。そういうポリシーがあるからこそ、やはり、お客様が見ていないところでも、しっかりと誠実に真面目に、「これ以上のことは出来ません!」というところまで、自分の才能を出し尽くして最大限のものを作っているのです。ホントに、嬉しいお話でした!これからも、引き続き、頑張ります!・・・ジュエリーに興味があってオーダーなさりたい方は、お気軽にメールでお尋ねくださいませ。ご予算もお伺いします。結婚指輪や婚約指輪もタイムレスなものをお作りできます! いつでもご相談をお待ちしております。
2008年07月02日
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さて、制作途中のジュエリーの写真を、初めて公開してみますね☆・・・今まで、途中のものは写真を載せたことがないのですが、そういう途中経過を見てみたい、面白そうだという友人がいたので、「ああ、人ってそういうふうに思うのか?」と初めて知りました~!友人達は、私がジュエリーを作っているというと、「デザインだけをしているのかな?」と想像するらしくて、ズリッとずっこけてしまうことが多いです(笑)いえいえ、火を使って金属を溶かしたり、形成してろうづけ(溶接)したりもしますよ~!!!金属を削ったり彫ったりもしますし。特に、チェーンのわっかとか、細かいところをろうづけすることは、高度な技が必要なので、素人は絶対に出来ません(笑)。0.1ミリとか0.2ミリの単位で、正確にビシッとろうづけしなければならないのです。お客様への作品なので、当たり前です。(安いシルバーなどのジュエリーとは、全く工程が違って、もっと複雑、超絶技巧です。高価なサファイアやダイヤなどの宝石を付ける土台となる金属も、それにふさわしいように、しっかり造らなければならないものなのです。)プロのハイエンド・ジュエリーのジュエラーの技です!!!そのときはバーナーの火を持っている右手が全てなので、右手をビシッと集中させて、「数秒間、空中で静止させて、みじんも動かさずにピタッと止めて、静止&集中する」のですよ。(場合によっては、左手でバーナーを持ち、右手でピンセットの先に金属片を溶かして直径1mmくらいのボール状にしてつけたものを持って、ろうづけします。)もちろん、ろうづけの最中は、息も止めています。視力も良いことが必須条件です。見えないことには、0.1ミリ単位のろうづけは、無理なのです。普通の人は、手先をじっと静止させようと思っても、どうしても手先がプルプルとふるえて動いてしまうものなので、静止&集中させてろうづけさせることは、無理です。友人たちがジュエリーってどうやって作るのか興味があって聞いてくると、このように少し説明すると、「ええ~! そんなろうづけ、私だったら手先がふるえてしまって、火を命中できないから、一生作れないわ~! 私には向いてないわ!」とビックリ仰天していました。・・・みんなビックリします。私の友人達は、普段、ボーっとしているのんびり屋のキャラの私が、超絶技巧でハイエンド・ジュエリーを手で作っているとは、想像がつかないらしいんですよ。火を使って18金の作品を作ったりすることが、全くどうやっているのか想像できなかったらしいのです。そっか~。今度は、バーナーの火で金属をろうづけしているところの写真を撮ってもらって、公開したほうが、みんな想像しやすいのかなあ? なんて思っています。私は、手先が異常に器用で、コントロールが効くし、ビシッと静止集中させてろうづけも簡単にできるような手なので、ほんとに、ジュエリー制作や絵画など美術作品を生み出すのは、私の天職だなあと思いました。ちなみに視力は1.5はあります。異常に器用な手先を持っているので、天職だと思っているため、一生続けると思います。老眼になってきたら、アウトかな~。今日こちらに載せた写真は、日本のオーダーメイドのお客様の、ネックレスの、宝石(ピンクサファイア 1.71ct!!!)の、シルバーで作った型です。最初は、お客様からO.Kをいただいたデザイン画をもとに、シルバーで模型を作ります。今回は、2ストーンネックレスで、メインのピンクサファイアとダイヤモンドの2粒の宝石にあわせて、それぞれ宝石の土台(べジル・セッティング)の型を、シルバーで作りました。そして、そのシルバーの模型が出来上がったら、このように写真を撮って、またお客様に送ります。そうやってO.K.がでると、それを、今度は、キャスティング会社に持っていって、型を作って、それで同じ形の好きな金属のものを作ってもらいます。今回は、18金イエローゴールドで作ります。制作方法は、いろんな技法があって、このようにシルバーの型から作るものや、ワックスを彫刻して型を作るものや、直接地金(18金やプラチナなど)を使ってハンドメイドで全工程を作るものなどがあります。
2008年06月19日
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「運命の人」と結ばれる宇宙の法則 の表紙と口絵に掲載しています、スピリチュアル・ジュエリーのエンジェルネックレス(ブルーサファイア、イエローサファイア、ダイヤモンド VS1)をご購入くださいましたお客様からのエピソードをご紹介します。 婚約者の彼が彼女を見て、「オーラからエンジェルの羽根が出ていて数回羽ばたいていた」のが見えたそうなのです~! もちろん、彼女はジュエリーをオーダー下さったお客様なので、人生や結婚のご相談もうかがっていました。(現在はアーティスト活動で多忙なため、それに没頭しているので、鑑定を一切辞めてからもう1年半以上経っています。でもスキルはあるので、今ではジュエリーのオーダーメイドのお客様で悩んでいる方にはサービスでご相談に乗っています。) そして、ピン!ときたのです。「彼については当たりクジを引いたことと同じだから、絶対に逃さないように、頑張ってくださいね~!よかったですね!!!」と私はアドバイスしていました。 そんなアドバイスをしてからしばらくして、彼が彼女にエンジェルの羽を見たのです。 ・・・不思議なこともあるものですね! とっても嬉しいです! ジュエリーのネックレスは、一つ一つ、私が手作りしていますので、とても気持ちを込めて作っているため、ネックレスに精霊が宿っていて彼女を守ってくれているのでしょうね。 ジュエリーを作っているときは、お客様一人一人のことを思い浮かべて、「このジュエリーをオーダーしてくれている@@さんが、より一層ハッピーでラッキーになりますように! そして、ジュエリーさん、@@さんを守ってあげてくださいね~!」と、お祈りしながら作業しています。 こういう私の気持ちって、ジュエリーさんにも通じていると思うのですよ。 また、ジュエリーを手に入れた方も、毎日ジュエリーに愛情を持って語りかけて、愛でていると、自分とジュエリーとの間に気が通じてきますよ。おすすめです。 私にとっても、オーダーくださるお客さまお一人お一人とは、不思議な何かのご縁があるのだとひしひしと感じています。 お陰さまで、エンジェルネックレスに使うためのマダガスカル産ブルーサファイアの在庫は、残り2個限りとなりました。それがなくなるとひとまず終了で、次はいつかピンと来るサファイアが手に入る時までしばらく予約待ちになります。 ジュエリーのオーダーメイドについては、お気軽にメールでお尋ねくださいませ。
2008年04月17日
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「運命の人」と結ばれる宇宙の法則 の表紙と口絵に掲載されている、エンジェル・ネックレス(サファイア、ダイヤ、ホワイトゴールド)は、日本在住の30代女性のお客様からの、オーダーメイドでデザインして私がお作りしたものです。 何度か、デザイン画をやり取りして、ブルーサファイアとダイヤモンドを使って、ホワイトゴールドでお作りしました。 お客様にも大変気に入っていただくことができました。私自身も、とても気に入っていて、大変満足している作品です。可愛らしいです。 このお客様から届いた、喜びのお便りの一部を紹介させていただきます。 ありがとうございます。 「こんにちは! ジュエリーは、とっても可愛いデザインで、画像より、実物の方が断然、良いです! 大変、気に入りました。どんな時でも使えそうで便利そうです。 これも何かの縁ですし、また、何かありました時には、よろしくお願いします。」 私の作品を気に入っていただいて嬉しいです!これは、私自身が手で作っているので、私のオリジナル作品ですので、貴重なお品です。 この方のように、”実物の方が断然良い”という感想は、よく理解できます! 本物のクオリティーが高いサファイアやダイヤ(上から2番目のクラスのVS1)は、発色と輝きが素晴らしく、とても美しいので、手にとって見てみると、その宝石たちのパワーに圧倒されるからなのです。 本物の宝石は、とてもパワーが強く、存在感と美しさ、輝きは、まぶしいくらいです。素晴らしいです。 ハイエンド・ジュエリーとは、本物のクオリティーの高い宝石をセッティングしてあるので、料理で言うと、寿司によく似ていると思います。”ネタ”も命なのですね。 もちろん、その上等な宝石をセッティングするべき土台となる金属も、普通のジュエリーとは全く違って、造りと工程が複雑で、制作時間も手も込んでいます。その工程の違いが、ハイエンド・ジュエリーたる所以なのです。 なお、こちらのエンジェル・ネックレスのお問い合わせは、お気軽にメールでお尋ねくださいませ。 オーダーメイドについて詳しくは、私のウェブサイトのジュエリーのコーナーや、ビジネスのコーナーに掲載しております。(エンジェルネックレスのイエローサファイア(1点のみ)は売約済み、ブルーサファイアのほうは引き続きオーダーメイドできますが、ブルーサファイア(宝石)の現在の在庫には限りがあり、あと数個で終了です。)
2008年03月30日
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皆様、こんにちは。 本日2月14日、バレンタインデーでしたが、スペイン・アンダルシアから本格的な、本場の本物フラメンコがやってくる、フラメンコフェスティバルを取材で観に行って来ました! リンコさん(人気作家の竹内玲子さん)と行きました。 すごかったです~。迫力も、生演奏の音も、ダンスもすごすぎるうううううう。 くわしくは、また、チャコットの”Dance Cube”のコラム、NYダンス直行便 にて、書きますね!来月か、再来月号に書く予定です~。 さて、明日、2月15日は、とうとうサイン会です! NY紀伊国屋で、夕方5時から閉店まで行います。 「運命の人」と結ばれる宇宙の法則 の本のサイン会と同時に、 七福神の音楽CD(ジャズファンク:8人編成)”Seven Gods”も販売させていただきます。こちらのCDは一枚15ドルです。 皆様、NYにいらっしゃる方は、お時間がありましたら、よかったらお越しくださいね。読者の方々にお会いできるのを楽しみにしています! 写真は、本の表紙や口絵にも掲載しています、本物のイエローサファイアとダイヤ(VS1)の、エンジェルのデザインのネックレスです。いい宝石なので、輝きと色の発色がとてもいいですよ。 私がデザイン、制作いたしました。 宝石の輝きと美しさには、癒されます~。
2008年02月15日
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ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.100 07/06/16(土) 発行 皆様、こんにちは。お久しぶりです。メルマガがとうとう100号になりました。2004年晩秋からこれまで続けてくることが出来て、感謝しています。題名が題名ですから、自由に制約なしで本音をつづっているメルマガを読んでくださっている読者の方々には感謝しています。 ここのところ本業の方が多忙になっていて、なかなかメルマガを書く時間が取れませんでした。オーダーメイドのジュエリーのご注文と、執筆業のほうで仕事を抱えていて、根を詰めて作業しています。今、ジュエリーでは、とっても面白い個性的な作品のデザインを受け持っているので、楽しい日々を過ごしています。 ジュエリーの方は、デザイン&制作費で1000ドルから(デザインと工程により異なります)、プラス材料費からのオーダーメイドを承っております。意外にリーズナブルでオリジナルの作品が手に入るというので、お客様にとても喜ばれています。 客層はやはり、30代から50代くらいのお客様ばかりです。ちょうど本物の宝石のジュエリーに興味が出てくるのが、30代からなのでしょうね。研究熱心ないいお客様のオーダーをきっかけに、その周りの方々からのオーダーが自然に広がっていきました。ありがたいことです。 最近は、ジュエリーの客層が本物志向の方々に安定してきました。良いお客様に育てていただいていて、作家冥利につきます。 試行錯誤しながらお客様に情報を提供してエデュケイトしてきて、コンスタントに途切れることなく自然に続けることができたので、感謝しています。 ジュエリーデザイナーの仕事は、私にピッタリ合っている仕事だと思いました。 今まで私が長い間触れてきた「本物」の芸術たち、幼少時から学んだクラシックバレエ、ヨーロッパの絵画(油絵)、アメリカのジャズなどが私の血となり肉となって体の中に残っていて、それが宝石を扱って本物のジュエリー作品を生み出すゆるぎない力となっているのです。 天職に出会えて幸せを感じています。 本物のジュエリーを身につけたいなと興味が出てきた方は、ご遠慮なく何でもオーダーメイドに関してご相談くださいね。デザイン画も描いて、シルバーで一度模型を作り、丁寧に制作しています。(形のバランスを重視しているので、作っているうちに形が変わっていくことが多いですが。) 世界にたった一つの作品を作れるので、結婚指輪や婚約指輪にもおすすめです。本物のジュエリーは一生ずっと使えますし、娘さんやお孫さんに譲って伝えていけるものなので、何百年、何千年も残ります。「ABT(アメリカンバレエシアター)」 今ちょうど、ABTの公演のシーズンです。今シーズンは、世界初公演の「眠りの森の美女」を観ましたが、あまりにも美しくて感動しました。 私は、チャコットのニューヨーク特派員で4年以上毎月、ニューヨークのバレエとダンスについてのコラムを書いているので、責任重大で、コンスタントに毎月4つか5つくらいは主要な公演を観続けています。 楽しみにしてくれている日本の読者のために、良い公演は見逃せないので責任が重くて、観劇中は楽しんでボーっと観ているわけにはいきません。何回転したか数えたり、ずっとメモを取りながら目を皿のようにして取材しています。 これまで4年無事に続いたのでホッとしています。今では10年くらいは続けられたらいいな、そうしたらニューヨークのバレエとダンスの一時代を網羅できるな、と願っています。 そんなわけで、幼少時からバレエも学んできたし目が肥えていて見慣れているのですが、今回のABTの「眠りの森の美女」には、びっくりしました。舞台セットも衣装も全て、あまりに美しすぎて、全体でアートになっていました。 詳しくは来月号のコラムに書くので内容は置いておきますが、夢のような世界でした。鳥肌が立つくらい感動しました。すごかったです。「すごかった。舞台装置も衣装も、美しすぎて感動した! 舞台装置だけでもすごくお金かかっている感じがしたよ。おとぎの国にいるみたいだった」とダンサーの友人に話したら、「やっぱり、そんなにすごいのか!観にいかないといけないな。噂で聞いたけど、ABTはこの公演に3億円くらいかけたんだって!」とのことでした。 まだ公演はやっているようなので、ニューヨーク在住の方々は、端っこの席(15ドルくらいから)でいいのでぜひ観てみてください。おすすめです。 ちなみに眠り・・・は古典で、みどころがたくさんあります。有名な踊りも数多く登場します。私も子供の頃習ったブルーバードのソロの踊りが大好きなのですが、それがでてくると「おおおーっ! でたでた~!」ととっても嬉しかったです。「私の水晶たち」 私は4年前くらいから、左右両手首に水晶の数珠(ブレスレット)や自分で作った五色玉を身に付けています。1週間ほど前に起こった不思議な出来事をお話しします。 水晶は、悪いエネルギーを良いエネルギーに変えてくれる力があるので、パソコン仕事の多い私の必需品です。電磁波にもいいのです。 それと同時に、ニューヨークは良いものも悪いものもエネルギーが多いので、身を守るためにも身に付けています。 私の付けている水晶は、透明のもの、紫水晶、針状の結晶が内包されているルチルクオーツ、五色玉です。 1週間ほど前、左手につけていた透明の水晶のブレスが突然、家にいたときに、ブチッと切れて、バチバチバチー!と大きな音を立てて四方に飛び散ってしまいました。「なんか嫌だな」と思いながら、床に散った水晶のビーズをかき集めて後で修理しようと思っておきました。 まず浄化させるためにシーソルトを溶かした水に浸けました。それからまた、仕事に戻ってパソコンに向かって執筆作業をしていました。 すると、数珠が切れたほうの腕全体、肩までがしびれた感じになって、つらくなってきました。そして、左手がブルブルと震えだしました。特に、左手の親指がブルブルとずっとケイレンのように勝手に震えて止まらないのです。「どうしたんだろう? 疲れたのかな? そのうち治るだろう」と思って気にしないようにして放っておいたのですが、一向に治まらないのです。1時間経ち、2時間経っても治らず、おかしいなと思い始めて、体操したり、肩をぐるぐる回したり、マッサージしてみたり、色々やってみました。それでも治りません。 3時間以上経っても左手の親指の震えが止まらないので、「これは、絶対におかしい!霊的なものだな、何だろう? 誰だろう?」と直観しました。すごく強烈な邪悪なパワーでした。するとすると、うわーっとその人の「顔」がくっきりと浮かんできたのです。ゾーッとしましたね。 すぐに、右手首にはめてあった紫水晶とルチルクオーツの数珠を左手に付け替えました。「誰ですか?私の邪魔をするのは?お帰り下さい。全ての邪悪なエネルギーは、元にあった場所、発せられた所にお帰り下さい。源に帰ってください。」とものすごく強く気合を入れて言い聞かせ、私の方向に向かっていたベクトルを、元の方向にクルッと戻して、帰っていただきました。 そうしたら、それから1秒後に、すぐに手の震えがピタッと治ったのです。私の守護霊と水晶が守ってくださいました。 水晶は生きているのですね。すごく実感した出来事でした。 水晶は、私を守るために頑張ってくれていましたが、耐え切れず、ブチッと切れてしまったのです。それから左手の震え(すごく激しくブルブルとしたもの)が止まらなくなり、体がSOSを起こしていました。水晶も、私の身体も、必死で知らせてくれていたのですね。 この水晶には、とても感謝しています。また修理して身につけ続けています。 水晶、宝石など、石は生きていて、あなたを守ってくれます。 やはり、太古の昔から人間が身に付け続けてきた宝石や半貴石には、深い意味があったのですね。 私は、石にはご縁が深いのだと思いました。
2008年01月05日
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