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2011.03.11
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カテゴリ: 宝塚
宙組「ヴァレンチノ」行ってまいりましたが、三陸沖を震源とする地震、

(あとで震度3と判明)

ちょうど第1幕第9場 ナターシャ・ラムボアの家の場面でした。
ルディー:ユウヒくん(宙組トップスター大空祐飛)とナターシャ:七海ひろき
二人が場面に残っての芝居中。

最初私は、自分自身が前後左右に揺れるのを感じ
「めまい?何かの発作?」と思っていました。
なかなか治まらず

かといって このまま倒れてしまったらもっと迷惑かもしれない」と
暗い中考え込んだんです。
(あとで隣にいた母を始め、たくさんの方がそう思っていたと
わかりました)

と、ふと見上げたら、舞台の上に吊り下げられた照明がゆーらゆーらと
揺れている…地震か?!!とここで気づきました。
私の席は2列10番だったので、舞台の照明がすべて見えたのだけれど
落ちてしまうんじゃないかと思うくらいずっと揺れ続け…
客席からも「地震?」「揺れてる?」と囁く声があちこちで。
ざわつく客席。
しかし舞台上のユウヒくんと七海さんは驚異的な集中力で

(でも私はもう気もそぞろでセリフを聞きとれていませんでした)
そしてようやく第9場が終わり、暗転する直前、
ガタン!と大きな音がし、ユウヒくんと七海さんが
しゃがみこんでいるのが見え、同時に緞帳が降りてきました。

私にはユウヒくんが倒れたように見えたけれど

客席でも船酔いのように気分が悪くなったのですから
舞台上の人が貧血のようになったとしても無理はないと思いました。

客席の電気が点灯し、ざわめきが起こりかけたところに
すぐに場内アナウンスが入り、皆聞き取ろうと静まる…

「ただいま東北地方に地震が発生しました。
一旦舞台を中断します。落ち着いて今しばらくお待ちください」

えっ?!東北?!
皆 顔を見合わせました。
あれだけ揺れた、その震源地が東北と言うのなら……


5分ほどで舞台は再開。
幕間休憩中はロビーにテレビが出され、ニュース映像を見られるように
なっていましたが、まだこの時点では被害状況が詳しくわかりませんでした。

大阪は舞台を続行しても問題ないと判断されたようで
最後まで舞台を見たわけなのですが、
100%舞台に集中できたかと言えば、できませんでした。

ざっくりと大まかな感想のみ書かせていただきます。

一番に感じたのは「初演を見ていないのは幸せかもしれない」ということ。
私はカリンチョさん(元雪組トップスター 杜けあき)のヴァレンチノを
見ていません。
なので、ユウヒくんのルディがそのままヴァレンチノに見えた…。
昨日 平成の「ノバ・ボサ・ノバ」に文句を言いましたが
それが初見の人にとっては、何の不満も疑問もないのだなあと。
初演(もしくは自分が見た以前の舞台)と比べて色々言ってごめんなさいね、と反省。


そして、この作品がデビュー作とは、小池修一郎先生はやっぱり天才やなと。
面白かったです。
宝塚歌劇をもう20年くらい見ていない母が
「いいお芝居だったね」と言ってましたから。

そうそう、深く感じ入ったのは、
学年的にも主役経験も円熟した感のあるユウヒくんが演じるルディの
若いころ、イタリアからやって来たばかりの頃の姿が
本当に初々しく、若々しく、可愛らしいこと。
もしこの役を若手時代のユウヒくんが演じたとして
こんなに初々しく可愛いルディだったろうか?と思いました。
そして多分その答えはNOだと思う。

演劇の世界では時々見られることだけれど
人生の経験を積み、様々な役を経験した役者さんが演じる
青春の輝きというのは、一旦昇華したものを再び紡ぎだすからか
その役と同年輩の人が演じる時よりも美しいことがありますね。

今日も、見ていて時折ふっと涙ぐみました。
なんだかね、ユウヒくんとの別れが近いのかもしれないな
(多分近いだろうな)と そんなことも感じたから。

その他の生徒さんの感想、いろいろあったのですが
どうしてもこれ以上は書けません。
ごめんなさい。

最後に一つだけ、余談。
作品の中で「シェイクの息子」という映画名が出てきます。
帰ってから調べたら、その映画の邦題は「熱砂の舞」。
昨年、フェリシモ しあわせの学校主催で行われた
サイレント映画上映&トークショー
上演された映画のことでした。
あのとき、主人公と、その父親の二役をヴァレンチノがしている~と思ったら
「熱砂の舞」は続編で、もともと「シェイク」という映画で演じた主役の
息子をメインにしたもの。
だから続編でヴァレンチノが二役していたのですね。
続編、というより「俗編」だったのだな、とこの舞台でわかりましたよ~。
「俗編」だったにもかかわらず、実際に映画館で見た人を夢中にさせたのは
劇中でアリス役が語っていました。
このお芝居を見る前に「熱砂の舞」を見ていて良かったわ。
全ては繋がっているのですね。


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最終更新日  2011.03.12 07:32:18
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