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2014.05.20
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カテゴリ: 宝塚
書いているうちに日付が変わっちゃった…


先日 見るゾ!宙組新人公演 で書いたように
ひょんなご縁で、以前から密かに見守っていた 実羚淳さんが
準主役、アンドレを演じるということで、これを見ずに済ませていいものか!

いろいろ頑張ってみたものの
どうしても自力でチケットが取れず、
ご縁を頼って、実羚さんのところでチケットを取っていただくこととなりました。

201405202258_1099_iphone.jpg


私は今回、本公演をまだ見ておりません。
ざっくりと「オスカル編」ということだけは知っている状態でした。

フェルゼン、マリーアントワネットなどはバッサリとカットし
潔く(?)オスカルだけに照準を絞ってあったのは
オスカルの人間的成長を描けるという点では良かったのかも。
ただ、ラブロマンスという点では、
オスカルがフェルゼンに叶わない思いを抱いているという、
大事なファクターがないので
胸キュン度は少々ダウンしました。
オスカルがフェルゼンに密かに思いを寄せているのは
愛を持って見守れたアンドレが、

そこのところの段階がないのはやっぱり残念です。
とはいえ、以前の某バージョンのときのように
「ベルサイユのばら」と謳いながら
ちーっとも「ベルサイユのばら」じゃなかった時と比べれば
月とすっぽん、断然良いと思いました。



では個別の感想を。
まずは主役をさておいて失礼ながら、
ここはひとつお許しください。
だって今日の新人公演はこの方を目当てに見に行ったんですから。

アンドレ:実羚淳
前々から、痩せてきた実羚さんの化粧顔は蘭寿とむにそっくりだと思っていました。
今回、出てきた瞬間から「あらま、蘭とむそっくり!!」(見た目の話です)
誰かに似ているというのは、言われるご本人としては
もしかしたら嫌なことかもしれません。
「私は私よ!」って。
でも、必ずしも悪いことではないと思うんです。
今日、ツイッターで「実羚」と検索をかけてみたら
かなりの人が蘭とむに似ているとつぶやいていました。
どんなきっかけでも注目されるって素晴らしいこと。
それがトップスターに似ているということなら
まずは好意的な意見と思って間違いがないと思うんです。
今は蘭寿さんそっくりでも、いずれ近いうちに個性が確立してきます。
かつて(私には)水夏希にしか見えなかった真風涼帆が、
今では他の誰でもない真風さんとして堂々と舞台に居るように。

アンドレとしてはどうだったかというと、
まずは下手からセリ上がってきたときには、
背の高さ、顔の小ささ、脚の長さにうっとり。
まさに劇画調。
うむうむ、ビジュアルは良いぞと。
終始控えめに見えたのは、原作漫画のアンドレのキャラクターに
近いように思いました。
私が一番ドキドキしたのは毒殺未遂の場面。
あの場面は両手にワイングラスを持って入ってきて、
キャビネットをあけ、ワインボトルを出し、
持参してきた毒薬を、
オスカルに気がつかれないように、しかしお客様にはわかるように
グラスに入れ…
と、数々の段取りをこなしながら芝居をしないといけないので
場数を踏んでいない新人さんには難しいのではないかと思っていたのです。
しかしその心配は杞憂に終わりました。
ほっ。
一番の見せ場「今宵一夜」。
おそらく実羚さんにとって初のキスシーン、どう?どう?と興味津々。
音楽が高まる、
オスカルの頬(あごのあたりだったかも)に手を添えたアンドレが
顔を近づける…と思ったら引き幕が閉まった!
ええええーっ、ちょっと、引き幕早すぎません?
もうちっと、もうちっとばかり顔が近づくまで粘ってほしかったですヨ。
この部分、本公演のタイミングも同じなのかな。
検証すべし。
アンドレ戦死の場面、
オスカル役の和希そらさんの泣き叫ぶ声が
ナチュラルだったこともあいまって
うるっときました。
実羚さんに問題点があったとすれば、若干歌が弱く感じられたことくらい。
もうひとつ、これは欠点とはいえないかもしれないけれど
実羚さんの表情が時おり ものすごく幼く見えることがありまして
それがとても不思議でした。
最近ショーなどで、不敵な顔つきで踊っているのを見かけていて
「おおっ男役っぽくなってきたなぁ」と思ったのに
どうして今日はこんなに幼い顔に見えるのだろうと。
理由がわかった気がしたのは、公演終了後の挨拶時。
実羚さん、まばたきの回数がちょっと多いような…。
もしかしたら目の形のせいかもしれないけど
まつ毛がパチパチパチパチしているのが目立ってくると
幼い感じに見えるんです。
そう私には思えました。
間違っていたらごめんなさい。
今回は耐える役だった実羚さん。
次は悪いヤツか、はじけた役を見てみたいです。

オスカル:和希そら
実羚さんが蘭寿さんなら、
和希オスカルは私には真琴つばさそっくりに見えました。
ちょっと背が低く見えたけど、
オスカルをするにはマイナスポイントではありません。
オープニング、ちょっと歌が不安定に聞こえました。
そのあとは徐々に落ち着いていたように思います。
オスカルは後半、感情の起伏が激しく、
最後まで自分をコントロールして演じるのが難しい役ではないかと思います。
かなり以前の新人公演ですが、最後があきらかにバテていたオスカルもいました。
和希さんは最後までよく声が出ていたし、
歌「愛の巡礼」が素晴らしかった。
今回ペガサスに乗るシーンはカット。
見たかったのにナ。

ロザリー:怜美うらら
ドレスを着ていると貴婦人に見える怜美ロザリー…
あ、良いのか。ロザリーって本当は貴族の娘だものね。
とてもキレイな娘役さんなのですが歌が…
オープニングの歌は、地声の部分は良いとして
裏声になったとたんマイクが故障したのかと思うくらい声が出ておらず、
残念のひと言。
もう少し歌えたらなぁ。

ジェローデル:桜木みなと
私、丸顔の男役さんは好みじゃないのですが
桜木ジェローデルにはちょっとハートを奪われました。
すごく落ち着いていて、
原画の、あの薄い色の瞳で遠くを見ているようなジェローデルに
イメージが合っているのです。
そう。私はジェローデルが大好きなの。
フェルゼンより、ジェローデルですヨ絶対。
桜木さんのビジュアルやかもし出す雰囲気だけでなく
今回のジェローデルは妙なアレンジが加わっていなかったのも
好印象の原因だと思います。
最近の「ベルサイユのばら」ではジェローデルが
使い走りみたいにされていて不満でしょうがなかったんです。
それは演じる生徒さんの責任ではないのですけどね。

アラン:留依蒔世
どなたかが全くわからずに最後まで見ていました。
あとで留依さんだと知って納得。
歌がとてもうまかった。良いお声。
しかし、いつからアランにテーマ曲(?)ができたの?
今回から?そこのところに驚きました。

ジャルジェ准将:美月悠
ハンサムなオスカルパパで、とても気になりました。
ジャルジェ准将役って本公演ではいつも
かなりベテランのかたが演じるでしょう?
でも原作のジャルジェ准将って結構イケメンなんです。
美月さんのジャルジェ准将はナイスミドル(死語?)
今まで見た中で一番、原作イメージに近いと思いました。

マロン・グラッセ(オスカルの乳母):花咲あいり
歩いている後ろ姿を見て、
ああ、このおばあちゃん、歩くと膝が痛いんだ…とわかりました。
本当は若いのに、きっとすごく研究したんでしょうね。

今日はずっとオペラグラスで実羚さんを見ていたので
衛兵隊のメンバーなど、他のかたの感想が書けません。
すみません!!


それにしても、チケット入手困難な新人公演を見られて幸せです。
ありががとうございました!!
きっと将来「私実羚さんのアンドレ見たんだよね~」と
自慢のタネになることでしょう。
これからも陰ながら応援させていただきます。


【おまけ】
植田紳爾センセイと言えば「少しも早く!」だったのに
今日は「少しでも早く」と言っていました。
本公演もそうなのかしら?

それからオスカルの姉のセリフで
「悪かったわね、十把ひとからげで」というセリフ
あれ、使い方おかしくないですか?
容姿の話をしているんでしょ?
だったら「悪かったわね、十人並みで」では?
重箱の隅をつついてすみません。
でもすごく気になりました。
もし私の聞き間違いだったらごめんなさい。
もう一度本公演のときにしっかり聞きますね。



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最終更新日  2014.05.21 00:28:35
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