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2014.09.07
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カテゴリ: 宝塚
本日2回目の更新、失礼します。

今日は宝塚文化創造館に
第8回「タカラヅカ・ノスタルジックコンサート」を見に行ってきました。

出演者は
演出家で宝塚文化創造館名誉館長の 岡田敬二先生。

ルミさんこと、元星組トップスター 瀬戸内 美八
我らがともみ先生 立 ともみ
コーラスメンバーからは
Jeunesse(ジュネス)

スミレ・デュオ
 竹城琴絵、和花さつ希
(敬称略)


まずは岡田先生とルミさんのスペシャルトークから始まりました。
ルミさんはグレーのマーメイドラインのドレスで登場。
現役時代と変わらないフォルムに客席はどよめきました。

ルミさんのいらしたころの星組はお芝居とショーというような二本立てが多く
いろいろな作品と出会えたし、
しっとりとしたお芝居、はつらつとしたショーというのは
宝塚公演の良さではないか、
ルミさんの代表作の一つ『心中恋の大和路』については

 近松門左衛門原作の『心中恋の大和路』に出演するにあたって
 なんらかの力になったと思います。」
今後も、宝塚歌劇ならではの日本物を引き継いでほしい、
といったお話でした。

さていよいよショー開始。


【第1部】
●花の中の子供たち/『花の中の子供たち』:全員
 歌のあと、ルミさんを中心に出演者全員の自己紹介があり
 次に歌うスミレ・デュオの二人を残して全員はける…という段取り。
 ルミさんが「次はスミレ・デュオです」と紹介するはずが
 「次はスミレ・デ●▲オです」とモゴモゴ。
 舞台上も客席も笑いに包まれつつ、はける出演者。
 その間にもルミさんのマイクがまだ生きていて、
 「"デュオ"が言いにくかってん」というルミさんの声が聞こえたのが微笑ましかったです。

●花にふれた私/『ザ・フラワー』:すみれデュオ
 竹城さんは相当緊張されているのが伝わってきますが、
ノスタルジック・コンサート出演を重ねるたびに
目に見えて綺麗になっておられます。
特にヘアスタイルは現役娘役さん並みの美しさ。
ドレス、アクセサリーとの相性も良く、目を楽しませてくれました。
そこだけを見ていたわけではないので、断言できませんが
出番のたびごとにヘアアレンジを少しずつ変えておられたような。
素敵でした。
和花さんは歌声がまろやかで聞いていて気持ちいいです。
惜しまれるのは、ヘアスタイルが娘役さんぽくないこと。
やっぱりね、タカラヅカですし、
スミレ・デュオは豪華なドレスで
娘役さん色を前面に押し出しておられるのだから
ヘアスタイルも、もう少しだけ頑張って下さると完璧かも。

●白い花メドレー:Jeunesse(ジュネス)
 白いライラックの花は咲く/『ラプソディ』←多分
 白い花がほほえむ/『ラムール・ア・パリ』
 白き椿/『花詩集』
 白ばらの人/『ベルサイユのばら』
 昔の曲は歌詞が綺麗で、メロディがやさしいわぁ。
 1曲目の「白いライラックの花は咲く」以外は全て知っています。
 ユニット名ジュネスは耳慣れませんが、
これまでのノスタルジック・コンサート に出演していた
FIRST☆FIVEからキメちゃんこと白川亜樹が抜けて名前も新たにスタートとのこと。
4人になってパワーダウンするどころか、これまでで一番良かったように思います。
声が出ているし、4人の声のバランスが良く
これならコーラスという域を超えて、
ジュネス単独ライブなどもありだな、と思いました。

メドレーが終わった後トークの段取りだったのに
歌い終わってほっとしたのか、愛奈まゆきさんが
一人だけそそくさと上手袖にはけてしまい
リーダーの峰城さんが驚きつつも呼び戻す一幕も。
タカラヅカ・ノスタルジックコンサートは元タカラジェンヌにとって
ホーム中のホームで開催されているので(旧宝塚音楽学校 校舎)
お客さんはみな好意的で温かく、微笑ましく見守っていました。
こういうムードも好きだわ、このコンサートは。

●花詩集メドレー:立ともみ
 黒ばらのタンゴ、カーネーション/『花詩集』
●僕の愛/『ル・ピエロ』:立ともみ
私的には今日これを聞けて最高に幸せだったのが「僕の愛」!!
以前 先生が 次のノスタルジック・コンサートで何が聞きたい?
質問して下さったときに、まっさきにお伝えした曲です。
私はこの曲が大好きで、自分で歌詞をノートに書き起こして覚え、
以後30年以上たった今も、ふとくちをついて出てくるくらいです。
あー、嬉しかった。

●赤いけしの花/『虞美人』:竹城琴絵ソロ
竹城さんって歌い終わって決めポーズをするときに
ピョンと伸びあがる癖がおありですね。
歌い終わった~!!とホッとされるんだろうなァとお察ししますが
今日は本当にビジュアルが美しく素敵だったので
ピョンとされないほうがより洗練された雰囲気になると思うんです。
細かいところに注文を付けてすみません。

●瀬戸内美八 宝塚メドレー1(曲名と公演名が同じ時は省略します)
バラパニック、アンタレスの星、マイ・ファースト・ジャンプ/『恋の冒険者たち』
フェスタ・フェスタ、ファンシーゲーム、風の旅人/『響け わが歌』、
小さな花がひらいた(焼け野に草が~小さな花がひらいた~もう涙とおさらばさ)
ラビアン・ローズ

ルミさんの歌い方、声の大きさ、現役時代そのままです。
「小さな花がひらいた」で客席に降りて来られると
ほとんどのお客さんが(もちろん私も)一緒に歌っているの!
これってすごいことですよ。
公演内容を思い出したりもして、感動して泣きそう。
(実際に泣いている人も)

●心中恋の大和路:瀬戸内 美八
セリフからの歌。
単なる歌ではなくて、ありありと雪の大和路が見える
演技の歌でした。
素晴らしい!

【第2部】
●愛の歌/『皇帝と魔女』:全員
今日強く君を愛す♪
私の中の宝塚主題歌ベスト10に間違いなく入ります。
大好き!残念ながら公演は見ていないケド。

●アジアの風/『ASIAN WINDS! アジアの風』:ジュネス
 おおらかなメロディの曲はコーラスに合うなぁと思いました。
 ハーモニーが綺麗だった。

●仙女の祈り/『ダンディズム!』:和花さつ希ソロ
この歌、公演で聞いた記憶がないんですけど
純名里沙が歌っていたみたいです。
和花さん、やっぱり声が豊かで聞きやすい。

●エーゲ海に想いを/『エーゲ海に想いを』:瀬戸内 美八
 この歌には私、思い入れがあります。
私はね、ルミさんの相手役だった姿晴香さんが大好きだったんです。
前にもちょっと書いたことがあると思いますが
私の娘役さんの好みというのは、病弱で幸薄そうなひと。
もちろんタカラジェンヌは人一倍健やかでないと
あんな激しい舞台は務まらないし、
不幸せなんてことは絶対ないのであって見た目の印象なんですけども
姿晴香さんって、どこか影を感じさせてくれて憧れでした。
こんな女性になりたい!!って。
なので、このころの星組は結構見ているんです。
心の中で一緒に歌いましたワ。

●瀬戸内美八宝塚メドレー2
クレッシェンド!、ストーミー・ラブ/『ザ・ストーム』、魅惑、
ラブ・コネクション、征け もののふよ/『海鳴りにもののふの詩が』、
涙をふいて/『ミル星人 パピーの冒険』、
佐太郎舟歌/『こぶし咲く春』、オルフェウスの窓。

第1部のメドレーを含めて、全て持ち歌なんですもの、
改めてトップさんってすごいなァと思いました。
当時「なんやネン、ミル星人パピーって!!」と憤慨していた公演が
おじさん役ばかり続いたルミさんのご希望で実現した作品だったと
ルミさんのトークでわかり、苦笑いしちゃいました。

●ジュテーム/『ジュテーム』:ジュネス
 ああ、懐かしい。私が最高に通い詰めた公演。
ペイさん(元花組トップスター 高汐巴)
なーちゃん(元花組トップスター 大浦みずき)の歌声も蘇ります。
岡田先生の作品、名曲が多いワ。

●風に立つライオン/さだまさし:立ともみ
在団中、バウホールで開催された「エンカレッジコンサート」で歌われ
大好評だった歌を再び。
今日一番の素晴らしい歌に一段と大きい拍手が。
宝塚歌劇の歌の中に一曲だけ違う歌が入ったけれど、
在団中よりも退団されてから歌のお仕事が増えたともみ先生の
現在を象徴するようで、感動的でした。
このあと全員が舞台に出てきたとき、ルミさんが思わず、といった調子で
「うまいねぇ!!ちょっと、感動しちゃった」とおっしゃっていました。

●Forever TAKARAZUKA/『ザ・レビューII』:全員

それぞれの個性が出た選曲で、本当に楽しかったです。

【おまけ】
MCにも個性が出ますね。
ルミさんは、本当に自然体。
特に構えることなく、お客さんにポンポン言葉を投げてくる感じです。
客席に降りて歌いながら間奏で
「汗ダラダラ。ちょっと、ティッシュくれる?」
このフレンドリーさ、ルミさんやわ~。

ともみ先生が「風に立つライオン」を歌う前のフリートークで
ルミさんのことを話し始めたとき。
「ルミさんはおおらかで懐が深い人なんですけど、
 舞台でやらかすことも大きくて。
 『虞美人』で客演の安奈淳さんの項羽とルミさんの劉邦が
 本馬に乗って上手下手から現れて舞台中央で相まみえるという場面で
 安奈さんは登場したのに、下手からは誰も乗せていない馬だけが登場して…」
すると袖からルミさんが いろいろ声を出して説明されていたのだけど
どんどん声が大きくなり、ついにお着替え途中の状態で
(下級生から借りたショールを肩に巻いて)
出て来られ、話に割って入ってこられるというハプニングが。
ルミさん、劉邦のかぶり物が大きいうえに馬上にいたため
花道から出るとき一度かがまなくてはいけないのに
それを忘れ、鴨居(?)に頭をぶつけて落馬してしまったんですって。
あわてて追いかけて、火事場の馬鹿力でえいやーっと馬にまたがり
その場面には何とか間に合った…
「不幸中の幸いはね、客席のお客様のうち、9割は安奈さんをご覧になっていて
私が落馬していたことに気が付いていたのは1割しかいなかったってことヨ。
嬉しいような、悲しいような…」
爆笑でした。

続いてルミさん「ともみちゃん、人のことばっかり言ってアナタは(失敗)したことないの?」
「ありませんねェ。」
「スリッパ履いたまま舞台に出たことも?」
「ないです」
「●●したことは?」「ありません」
「▲▲したことも?」「いっさいありません」
ルミさんは覚えていられないくらい矢継ぎ早に舞台での失敗をあげるのに
ともみ先生はことごとくそんな失敗をしたことがないとお答えになるので
おかしくて、おかしくて。
なんだかお二人の性格そのまんまみたい。
最後にともみ先生が
「唯一、初舞台のラインダンスのとき、靴を片方客席に飛ばしちゃったくらいですかねぇ。
 あれは泣きました」
「泣いた?笑ったんじゃなくて泣いたの?」
「だって、片方靴がないまんま銀橋渡るんですヨ」
「あー、こんなふうに」
そこでお二人が、片方靴が脱げた状態を形態模写をしだして再び爆笑。
同じ組ですごした時間があればこそ、のこぼれ話でした。


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最終更新日  2014.09.07 21:44:32
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