《櫻井ジャーナル》

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2012.07.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 中東/北アフリカで軍事衝突が激しくなり、不安定化している。アメリカ政府が偽情報を撒き散らしながらアフガニスタンやイラクを先制攻撃、戦争は泥沼化したのだが、それに続いてNATO(英仏米)や湾岸産油国がリビアやシリアに軍事介入、イランに対しても軍事的な圧力を強めた結果だ。

 NATOや湾岸産油国がどのように軍事介入しているのかは本ブログで何度も書いてきた話。ここにきて話題になっているのは軍艦の集結。地中海の東部にロシアが11隻以上の軍艦を移動させる一方、NATOがSNMG2(第2常設NATO海洋グループ)を派遣、フランスは原子力空母、シャルル・ド・ゴールR91などをアラブ首長国連邦に集結させているようだ。

 アメリカ軍は空母ドワイト・D・アイゼンハワーを中心とする艦隊をペルシャ湾へ向かわせているようだが、この艦隊は 数十隻の無人潜水艦 を積み込んでいるという。このほか8月には空母ジョン・C・ステンニスがこの海域に到着する予定で、エンタープライズとエイブラハム・リンカーンと合わせると4隻、フランスの空母を加えると5隻の態勢になる。尋常ではない。

 要するに、軍事的な緊張を厭わずに中東/北アフリカの制圧を目指すNATOだが、ここにきて大きな問題が持ち上がった。カタールのメディア、 アル・ジャジーラがヤシル・アラファトの衣類や歯ブラシなど身の回りの品々から放射性物質、ポロニウム210を検出したと報道 したことから、国際的な再調査を求める声が高まったのだ。これに対し、 アメリカやフランスは再調査を止めさせようと圧力を加えている と伝えられている。

 アラファトが死亡したのは2004年11月のこと。その当時から暗殺説は流れていた。調査しないように圧力を加えている理由は、「中東和平」にとってマイナスになるからだというのだが、アメリカ、イギリス、フランスといったNATO諸国は軍事的に中東/北アフリカを制圧、支配システムを自分たちに都合良く変えようとしているわけで、「和平」などという言葉を持ち出すのは奇妙だ。つまり、アラファトの死の真相が明るみに出ると、自分たちにとって都合が悪いことになりかねないと懸念しているのだろう。





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最終更新日  2012.07.13 12:21:30


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