オーストラリア上院の「教育・雇用法制委員会」が8月2日に開いた公聴会にファイザー・オーストラリアのクリシャン・ティル博士とブライアン・ヒューイット博士が出席 、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」について語ったが、政府とファイザーとの契約内容は「機密」だとして説明を拒否した。その委員会でマルコム・ロバーツ議員はファイザーが従業員用にTGA(米国医薬品安全庁)の検査を受けていない特別のロットの「ワクチン」を使用しているとする情報が正しいかどうかを確認、ヒューイットは従業員用として特別のワクチンを輸入したと認めた。
デンマークで行われた研究によると、BioNTech/ファイザー製「ワクチン」の最大30%はプラセボ(偽薬)である疑いがあると指摘されている 。2020年12月下旬に接種が始まった直後からロットによって副作用の出かたが違うことは指摘されていたが、それが確認されたわけだ。 そうした指摘をしたひとりがファイザーで副社長を務めていたマイク・イードン である。
デンマークで使用されたバッチは基本的に3つのグループに分かれ、グラフでは青、緑、黄に色分けされている。青で表示されたバッチは高いレベルの「有害事象」を引き起こし、緑は中程度、黄は「有害事象」がほとんど見られない。青の場合、報告された重篤な「有害事象」の発生率は10回に1件、緑は約400回につき1件。ロット数の比率が最も高いには緑で、60%以上だとされている。プラセボが30%とすると、非常に危険なロットは10%程度。「ワクチン関連死亡者」の50%近くは青ロットだという。
日本の厚生労働省だけでなく、製造メーカーや各国政府はどのロットが危険かを知っているはずで、ファイザーが従業員用に使ったTGAの検査を受けていない特定のロットはプラセボだった可能性がある。特定の政治家、官僚、企業経営者、学者など、つまり支配層の手先もプラセボを割り当てられているかもしれない。
しかし、 「ワクチン」を接種していなくても「ワクチン」接種によって生成された抗体が接種者から非接種者へエアロゾルを介して移動する可能性をコロラド大学の研究者が指摘 している。
「ワクチン」を接種した研究室のメンバーが1日着用したマスクを調べたところ、「ワクチン」接種者の唾液中とマスクに免疫グロブリンG(IgG)と免疫グロブリンA(IgA)の両方の抗体を確認できたという。この観察結果から、飛沫やエアロゾル化した抗体の移動が個人間で起こるのではないかと研究者たちは考えた。
また、「ワクチン」接種世帯、未接種世帯、COVID-19陽性世帯に住む未接種児の鼻腔を調べたところ、「COVID-19ワクチン」を接種した親とその子供との間でエアロゾルによる抗体の伝播が起こりうること、そして伝播の傾向はワクチンを接種した親から検出された鼻腔または経口抗体の量に直接関係していることを示唆しているという。もしIg抗体が感染するのであれば、「COVID-19ワクチン」によって生成されたスパイク・タンパク質も感染する可能性があるということになる。情報公開法によって開示されたファイザーの機密文書でもその可能性は示唆されていた。プラセボを接種されたファイザーの社員も安心できないということだ。