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2004年11月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『日蔭のふたり』 (1996)  JUDE ジャンル ドラマ
淀川長治の銀幕旅行
日蔭のふたり ◆20%OFF! 日蔭のふたり 『ジュード』についての11章 めぐり逢う大地【DZ-94】=>20%OFF!めぐり逢う大地
【ストーリー】
19世紀のイングランド。労働者階級。
「フォリー家の結婚は上手く行かない」と言うのがおばの口癖だった。
ジュードは 勤勉、不器用、学者肌。
最初のアルデラとの結婚に失敗します。
クライストミンスターの大学入学夢見て 故郷を出ます。
出会ったいとこのスーを愛しますが スーは意地を張って他の人と結婚してしまう。 
おばの言葉通り、ジュードもスーも結婚に失敗した者となります。

2人には過酷な運命が待っていた。


●悲惨
こんなに 悲惨な映画だとは思いませんでした。
ああ、救いがない。。
カトリックは離婚できない。
そのためにイギリスの王様は、イギリス国教会を作っちゃったくらいだから、庶民にも迷惑な制度だ。当時はそうした制度は女性を守る意味もあったんだろうケド。修正が効かないというのは不便ですね。近代化に近づくほど、それは不幸をよぶ事 要因になったことでしょう。

スーは「紙切れ一枚で束縛されるなんてまっぴらごめんよ」と時代の先端を行く女性。頭もよく教師を目指したりもしタバコをスパスパ、お酒も強いという進歩的な女性のようです。愛があれば 結婚の形態がなくても 世間に白い目で見られても 恥ずかしがる事は無い。

それは 二人の誇りでもありました。

けれど それがどんなに辛い事態を課して来た事か。
スーは 別に継子いじめをするような意地悪でもないし、心が狭くもないし 冷たい女でもない。しかし 教育を受けて理想も高いようで 自分の信念に沿わない事ができない。妥協するとかできない 言ってみれば彼女も不器用な人である。理想と愛情は たっぷりあるけど 信念を曲げられない、 それは独りなら好きにしていいだろうが 家族までも巻き込む事になってしまう。




それに気づくには あまりにも高い代償を払ってからでした。

そして 気づいたにしても それも結婚形態をとらずに神に逆らったせいだと結論付けてしまうって分かってない。 自分の信念に穴ががあることに気づかず彼女は一生あのままなようだった。とんでもなく 痛い作品でした。 
離婚できず 同棲という形しかできなかった時代の不幸かもしれないけれど 
不運だったのかもしれないけれど もっと周りに合わせればいいのにっと思ったのでした。


●原作はイギリスの文豪トマス・ハーディの問題作『日陰者ヂュード』

俳優 ジュード・ロウ がこの作品から芸名をジュードにした説は有名です。
運命に翻弄されながらも愛を貫き通そうとする男女の姿を綴る。
英国の昔は、開拓者の国アメリカと違って、封建時代の日本の昔に似ていルようです。クラシックな映画です。。

●マイケル・ウィンターボトム監督
先日上映していた「CODE46」、「めぐり逢う大地」「ひかりのまち」
など 

●俳優
クリストファー・エクルストンは「アザーズ」「エリザベス」「28日後」と
いろいろ観ているんだけど どうもあまり印象に残っていない人でした。
けれど この作品では学者肌で勤勉で、、というキャラにはまってました。
青年から 壮年へと だんだんやつれていく様が自然で良かったです。
ケイト・ウィンスレット、「タイタニック」より 全然いいです。
体当たり!出産シーンには度肝を抜かれました。
思わず 目を背けたくなる。
でも この時代の子どもは なんでも見て育ったのかな。 
又 オールヌードにも 度びっくり。脱ぎっぷりいいです。
このとき「いつか晴れた日に」後で21歳とは思えない。
でも、顔があどけなく丸みがあり きっと若いだろなと観てて思いました。
さらに、レイチェル・グリフィス「ほんとうのジャクリーヌ~」では抑圧された姉でしたが 
彼女も 女のなまなましー色気が感じられました。

監督: マイケル・ウィンターボトム Michael Winterbottom

クリストファー・エクルストン  Christopher Eccleston ジュード・フォリー
ケイト・ウィンスレット  Kate Winslet スー・ブライトヘッド
リーアム・カニンガム  Liam Cunningham フィロットソン
レイチェル・グリフィス  Rachel Griffiths アラベラ
ジューン・ウィットフィールド June Whitfield
ロス・コーヴィン・ターンブル
ジェームズ・デイレイ









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最終更新日  2005年10月21日 22時17分19秒


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