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2006年01月18日
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テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: 海外文学
『プライドと偏見』 (2005) PRIDE & PREJUDICE
上映時間 127 分  製作国 イギリス  ジャンル ロマンス/コメディ/文芸
プライドと偏見 ポスター.jpg

原作「自負と偏見」レビュー
公式サイト


DVD いつか晴れた日に

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち コレクターズ・エディション キング・アーサー ディレクターズ・カット版【UMD】 ドミノ ◆20%OFF!


ストーリーや、原作者については 原作「自負と偏見」レビュー にも書きましたので省略して、映画鑑賞の感想を書いております。

マシュー・マクファデンとアラン・リックマンダーシー役の、マシュー・マクファディンってなんだか、アラン・リックマンに似てませんか?。鑑賞中、似てるなぁ似てるなぁ、、っと思いながら観ておりました。同じオースティン原作「分別と多感」を映画化「いつか晴れた日に」のブレンダン大佐役のリックマン。(スネイプ先生ですね。)二人とも舞台俳優で、文芸作品系のお顔ですね。



マシュー・マクファデンマクファディンは、あまり日本で知られていないですが、(つーか、初めて観ました)これから、活躍するようになるんでしょうね。いわゆるイケメン☆とは違いますが、あの、ダークさはイギリスら人らしくて、非常に良いです。 楽しみな場面がいくつかあり、出会いや、ダンスも良かったですが、一番はプロポーズシーン。原作でも一番面白かった場面なので、どんな言葉の応酬がされるのかな~っと、期待してました。初めの嫌な奴から、後半は良い人へ。憂いの表情もなかなか良かったですね~。


また、姉妹の性格も「いつか晴れた日に」と「プライドと偏見」は姉は温和で内向的、妹は闊達で行動的、という設定は同じ。次女のマリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)はどこか似通ってます。。いつか晴れた日に と プライドと偏見.JPGけれども 「いつか晴れた日に」では、姉はより分別くさく、妹はより自由奔放に書き分けてますけど。「プライドと偏見」で自由奔放なのは五女のリディアでした。次女のエリザベスはもう少し自重するし思慮があります。ところで、長女のジェーンは 飯島直子に似てませんか。。さらに言えば、あのMrウィッカムは、エラの張ったオーランド・ブルームに見えて仕方なかったです。


プライドと偏見 ピアノダーシーはもっと高慢ちきな嫌味なイメージを持ってましたが、映画では気位が高いというより、誠実そう、無愛想、エリザベスに手ひどく振られた時や、その後のアプローチの表情は傷つきやすそうですし。振られても、なんだか優しげで、エリザベスを求めてる眼差しが良いです~。、彼の高慢なイメージは、人付き合いを面倒がる、そして、高慢なイメージ改ざんの努力をしてない、、という風にもとれました。

最初は反発しあう男女が、徐々に互いヘの気持ちに気付いて恋におちていく、まずは男が告白するが、女に振られ自分の至らなさを思い知り、謙虚になる。一方女は、一旦は断ったが男の高潔な面に目を開かされ、自分が大事なものを 追いやってしまったことに気付き 、喪失感を味わう。結婚事情は違えども、現代の恋愛ドラマに通じる筋書きです。 それに、スンナリと恋愛成就するよりも、いろいろな心の葛藤、<失う><傷つく>ことで人は<成長>するもの。、また、結婚の為の結婚ではなく、ちゃんとこの人と思う人と出会って結婚したいという<意志>を貫く強さとか、。オースティン文学が今でも全く古臭く感じないのは、こうしたテーマ変わらないからなんでしょうね。一方で、Mrコリンズとシャーロットの結婚のパターンや、Mrウィッカムのようなタイプの男 彼とリディアのカップル事情などとも対比させることで、そうしたテーマが際立って、筋立てもうまいな~っと思います。

そして、風景は素晴らしいし、、脇役のドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシンがうまかったですね~。サザーランドのセリフはほぼ原作の通りでした。エリザベスがMrコリンズのプロポーズを断った時や、ラストに部屋で「もう婿はこないのか、俺は暇だぞ!」などなど、、。かなりおもしろいお父さんだとは思ってましたが、ああして、生身の声で聞くとより一層面白いですね。お母さんのとんでもなさも絶品でしたね。




監督: ジョー・ライト Joe Wright
製作: ティム・ビーヴァン Tim Bevan
エリック・フェルナー Eric Fellner
ポール・ウェブスター Paul Webster
製作総指揮: ライザ・チェイシン Liza Chasin
デブラ・ヘイワード Debra Hayward
原作: ジェーン・オースティン Jane Austen  『高慢と偏見』
脚本: デボラ・モガー Deborah Moggach
撮影: ロマン・オーシン Roman Osin
プロダクションデザイン: サラ・グリーンウッド Sarah Greenwood
衣装デザイン: ジャクリーヌ・デュラン Jacqueline Durran
編集: ポール・トシル Paul Tothill
音楽: ダリオ・マリアネッリ Dario Marianelli

出演: キーラ・ナイトレイ Keira Knightley エリザベス・ベネット
マシュー・マクファディン Matthew MacFadyen Mr.ダーシー
ドナルド・サザーランド Donald Sutherland Mr.ベネット
ブレンダ・ブレシン Brenda Blethyn ベネット夫人
ロザムンド・パイク Rosamund Pike ジェーン・ベネット
ジュディ・デンチ Judi Dench キャサリン夫人
サイモン・ウッズ Simon Woods Mr.ビングリー
ルパート・フレンド Rupert Friend Mr.ウィッカム
トム・ホランダー Tom Hollander Mr.コリンズ
クローディー・ブレイクリー Claudie Blakley シャーロット・ルーカス
ジェナ・マローン Jena Malone リディア・ベネット
キャリー・マリガン Carey Mulligan キティ・ベネット
タルラ・ライリー Talulah Riley メアリー・ベネット  

18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人の子どもはいずれも女ばかり。女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまう。母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。にわかに浮き足立つ5人姉妹。そして舞踏会の夜、次女エリザベスは、ピングリーの親友ダーシーと出会う。しかし、ダーシーの高慢な態度に強い反感を抱くエリザベス。さらに、あらぬ誤解からダーシーへの嫌悪感はますます募っていくのだったが…。







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最終更新日  2008年08月05日 23時13分46秒


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