そゆぶろ

そゆぶろ

2022.01.04
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カテゴリ: オーディオ
​​​ 時々、ふと考えてしまうことがあります。
もうちょっと詳細に表せば、 スマホをミュージックプレーヤーとして、更にプラス1するなら、バッテリー内蔵タイプのポータブルDAC/アンプが良いのか、スマホからのバスパワーで駆動するドングルタイプのポータブルDAC/アンプが良いのか? です。長い・・・

ちょっと整理してみましょう。

​共通の長所​
・有線接続によりBluetooth接続よりもロスが少ない場合がある
・スマホ内蔵のDACよりも高音質で聴ける場合がある
・3.5mmジャックがないスマホでも有線イヤホンを使える

​共通の短所​
・持ち物が増える
・有線接続による取り回しの悪さ
・スマホからイヤホンの中間に重量物が生まれ、聴く時のスタイルがちょっと鈍重
​・乱暴に扱うとOTGケーブル(スマホ〜アンプ間ケーブル)が断線しやすい




・音質向上 ​>​ 手軽さ → バッテリー内蔵DAC
・音質向上 手軽さ → バスパワーDAC

その他、こんな図式も成り立つのでは?と考えています。
(なにもDAC/アンプに限った話でもないような)

音質向上 ーーーーーー 低価格
     |                           |
     |                           |

小型軽量 ーーーーーー 多機能

・何か1つを推し進めるとすると、 隣り合う要素 ​マイナスの影響​ を受ける
一番遠い要素 に対しては結果的に プラスの影響 となる場合がある
隣り合う要素 も追求すると、 一番遠い要素 ​​ マイナス影響 ​​ を受ける

例えば、 音質向上を推進 すれば結果的に大きく高価になりやすく、しかし多機能を兼ねるかもしれない。
低価格を推進 した場合は音質と機能は制約を受けやすく、しかし小型軽量を実現するかもしれない。
小型軽量/高音質/多機能 なものを目指せば、おそらくそれぞれに高品質な部品が求められ、それは価格に反映される。市場ニーズの最大公約数的なものからかけ離れたモノが出来上がる。

実際の製品開発(企画)段階では部品の入手性であったり、音の味付けに関する方向性であったり、環境保護への配慮であったり、製品群の中での位置づけといった様々な事情も反映されるとは思います。



少し話が逸れました。もう少しそれぞれの長所短所を掘り下げてみましょう。​



​バッテリー内蔵タイプの長所と短所​
長所
・独立したバッテリーを内蔵していてスマホのバッテリー消費増を抑える
・パワーや音質アレンジなど、比較的充実している場合が多い
・Bluetooth内蔵であれば一部無線化もできる
短所
・充電をする機器が増える
・ドングルタイプより大きく重いものが多い
・スマホ側で音量調整できないタイプがある

​バスパワータイプの長所と短所​
長所
・軽量コンパクト
・単体の充電は不要
・バッテリーの劣化を心配しなくて良い
短所
・小型故に回路やボタン、端子を充実させにくい
・スマホ側のバッテリーを消費する
・小さくて紛失しやすい
・表面積が小さく放熱にやや不利



例えば自宅に据置機など自分の中での オーディオのホーム があるなら、ポータブルな場面ではドングルタイプに妥協するのも良い選択だと思います。それこそフルワイヤレスイヤホンとかもありますね(これはこれで充電必要ですが)。

逆にそういった基盤的なものを持たないのであれば、ポータブルとしてはやや嵩張りますがバッテリー内蔵タイプのより高音質で多機能を目指した製品を選んで、自宅でも外出先でも使い込むというのも、選択の一つだと思います。

​​​





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Last updated  2022.01.04 12:41:24
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