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FIIOのBAイヤホンシリーズに、新たなフラッグシップモデルが加わるようです。綾目模様にサイバー感を加えたようなフェイスプレートが特徴的な、FIO-IEM-FA19です。(発売は6月14日予定)FIIO FA19 Black FIO-IEM-FA19-B 有線 イヤホン イ...楽天で購入FIIO FA19は耳掛けタイプの有線IEMで、左右それぞれに10基ものBAユニット(高域4/中域2/低域4)を搭載するマルチドライバータイプを採用。ハウジングには特性を切り替えるDIPスイッチを搭載。モニターモード/Hi-fiモードと銘打った2つの音質特性を切り替えることができるようです。そうした機能のないデバイスに接続していても、イヤホン本体の機能で切り替えできるのは強みですね。付属ケーブルは1本のようですが、先端のプラグパーツはΦ3.5/4.4mmに交換できるタイプ(イヤホン側はmmcx)を採用し、イヤーピースも複数種類を各サイズ同梱。付属品だけでいろいろと音質を探ることができそうです。特性の方は周波数10Hz~40kHz、インピーダンス10Ω@kHz、感度106dB/mW@kHzだそうで、インピーダンスの低さはやや気になりますが、音量は取りやすそうです。フラッグシップモデルということで他社製のフラッグシップIEMと比肩する価格なので、購入には勇気がいりそうですが、その音質がとても気になります。
2024.06.10
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今回レビューするヘッドホンは、往年のヘッドホンを復刻したモデルです。PRIMO(プリモ)という日本企業が、自ら80年代に製造販売していた同名ヘッドホンを自社で復刻販売するという異色のモデルで、2023年から発売されています。プリモさんは1958年創業の歴史ある音響機器メーカー。主にマイク機材などを手がけている企業のようです。CD-3は1万円でお釣りが返ってくる価格のヘッドホンですが、どんな特徴があるのでしょうか。 外観ハウジング背面を横切るネームプレート以外は当時の外観そのままの復刻だそうで、ステンレススチールむき出しのヘッドバンドには頭頂部にフィットするパッドはなく、プラスチック感の強いハウジングにも加飾パネルなどはありません。現在のワイヤレスヘッドホンとは比べ物にならないほどチープな外観と言えますが、ステンレススチールの側面はキレイに研磨してあり、ここで指を切ってしまう心配はないでしょう。プラグは金メッキではありませんハウジングはよく見ると中が透けて見える開放型です。下の画像は画質のバランスをいじって分かりやすくしてあります。重量(公称約88g)は一般的なオーバーイヤーヘッドホンの300~200g前後と比べて圧倒的な軽さ。左右両出しケーブルなので片方にだけ引っ張られることも少なく快適そうです。ドライバー径はΦ39.5mmとサイズだけは現在のヘッドホンたちと同等で、スポンジパッドが軽快な装着感を提供します。ヘッドホンアームとハウジングの連結はプラスチックのボールジョイントのような構造になっていて、長期使用で破損するとしたら、ここからかもしれません。可動域以上に動かそうとしない方が良いでしょう。ヘッドバンドの調整スライダーもチープですが、目盛りはないものの多段式なので、左右の長さを合わせるのはさほど難しくなさそうです。 仕様再生周波数 10Hz〜20kHzインピーダンス 35Ω音圧感度 103dB SPL/mW耐入力 50mWケーブル Φ3.5mmシングルエンド付属品 収納ポーチカナレ電気製(こちらも1970年創業で歴史があります)Φ3.5mmプラグの胴は約10mmと太め。ポータブルDAC/AmpでよくあるΦ3.5mm・Φ4.4mm入力が隣接しているタイプでは、干渉するかもしれません。下の例はiFi audio Go bluです。CD-3はΦ3.5mmなのでGo bluのシングルエンドに挿してみると、隣のΦ4.4mm用の縁を少し踏むように干渉しますが、音はちゃんと鳴るので問題ありません。やや太めのプラグパーツ(CANARE F-12Sでしょうか)を採用しているので、当時は良かったかもしれませんが、現代のポータブルデバイスではこうした干渉のほか、スマホやDAPなどはケースと干渉するかもしれません。【レビュー】iFi Audio GO blu【Bluetoothレシーバー】| そゆぶろ - 楽天ブログ 音質(個人の感想です)CD-3は開放型らしい抜けの良さと、角の立たない、柔らかくまろやかな鳴り方が特徴的なヘッドホンだと思います。つまり現在の技術を駆使した最新のヘッドホンやモニターヘッドホンと比べて、解像感や実在感、立体感といった点で価格以上のものを感じたわけではありません。量感は中音域が多く、高域と低域は比較的あっさりとしている、いわゆるカマボコ型とか呼ばれる傾向です。中低域以外は籠りを感じさせず、出音の後は早々に遠ざかりながらロールオフしていくような、遠くへ離れていくような感じです。スカスカの低音にならないように敢えて若干の籠りを残している(これがグルーブ感を演出しているのでしょうか)といった印象で、他の開放型ヘッドホン同様、静かな場所で聴いた方が本来の鳴り方を感じられます。ドライバーが耳の間近に位置するオンイヤー型なので、音場が広いとは感じませんが、開放型のメリットである抜けの良さが十分に感じられ、閉塞感はほとんど感じません。演奏自体は近距離で演奏されているけれど屋外コンサートだから開放的、という感じに近いでしょうか。しかしダイナミックレンジの狭い、常に音がせめぎ合うような曲は聴き疲れするかもしれません。分離感と解像感は甘めですが、ボーカルにせよ楽器にせよ、音数の少ないソロパートでは意外とディテール豊かに聴かせてくれる一面も持っています(つまり多音なパートではその逆)。しかし音の方向や距離といった感覚をCD-3で聴きとるのは難しいと思いました。聴感上の立体感は音域ごとの量感や抜け方によるものという印象があり、立体感の描写力はそれほど高くなさそうです。Bluetoothレシーバーと組み合わせて場所を問わず気軽に。軽快な装着感とオンイヤーならではの気軽さはSennheiser HD25 Lightの装着感に似ています。加えてCD-3は開放型ヘッドホンなので、密閉型で感じる蒸れは極めて少なく側圧も緩めで、音漏れや侵入は避けられないものの夏でもなんとか使う気になれそうです。仰向けに寝転がってもスポンジパッドが耳からズレにくく、聴こえ方もほぼ変わりません。本体重量が軽くないと自重でずれやすいですし、密閉型は隙間ができると聴こえ方も変わりやすいです。こうした点を考慮すると、CD-3の装着感はかなり良好と言えるでしょう。Sennheiser HD25 Lightは密閉型で側圧強め。【レビュー】Sennheiser HD25 Light| そゆぶろ - 楽天ブログ●その他環境音が侵入しやすい開放型ヘッドホンに共通することは、店頭試聴などでは小さな再生音の確認が難しそうな点です。小さな音は環境音に埋もれてしまいやすく、車を運転しながら聴くカーオーディオのようにダイナミクスが不足しているように感じます。これは他の開放型ヘッドホンでも同じで、細かなディテールをかき消されてしまうような環境よりも、静かな場所で聴く方が本来の鳴り方を感じられるので、簡単な試聴のみの人と所有者では、このCD-3も評価がバラバラかもしれないのは惜しいなと思います。ポータブル利用をイメージさせるポップなデザインのパッケージで売られていますし、気軽に聴くのも全然良いのですが、静かな部屋で聴いてみるとCD-3の良さがもっと理解できると思います。Primo CD-3(CITY POP TUNED)楽天で購入プリモ|Primo CD-3用イヤーパッド ペア CD3PAD楽天で購入
2024.06.08
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半年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、Sennheiser BTD600のレビューを書いていました。いわゆるトランスミッターで、本来有線接続する経路をワイヤレス化できるアイテムです。BTD600はaptX Adaptiveにも対応していることもあり、私はiPadに繋いでApple端末では非対応のコーデックであるaptX AdaptiveでBluetoothヘッドホンと接続して音楽を聴くのに使っています。【簡易レビュー】Sennheiser BTD600【Bluetooth】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.06.04
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Sennheiserの新作ヘッドホンの予約ページが公式ショップにできていました。HD620Sは密閉型ヘッドホンで、いわゆる600系のモデルナンバーでありながらもデザインは500系のそれを踏襲している、Sennheiserのファンからするとおやっと思わせるヘッドホンかもしれません。ゼンハイザー公式 Sennheiser HD 620S ヘッドフォン True ...楽天で購入ドライバーの配置もHD560Sのような前方傾斜で片出しケーブル、感度の方は110dBと鳴らしやすそうです。モデルナンバーが同じ系統であるHD600系では、HD660S2がなかなかの価格で販売されていますが、HD620Sはそれよりも安価な設定のようです。一方、外観の似ているHD560Sは開放型でより安価なので、鳴り方も違いがありそうです。購入時は間違えないように注意してください。
2024.06.02
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ペンケース、だけどツールケースとしても使っている、リヒトラブ(LIHIT LAB.)のペンケースを簡単にレビューしてみます。いろんなサイズ・デザインのペンケースがある中で、私は手帳やスマホも入れられるサイズに万能感を感じます。LIHIT LAB.の商品の中ではよく似た2つのペンケースを購入していて、SURF RIDER FOUNDATION JAPANとのコラボシリーズと、SMART FITシリーズのものです。ブラック:SMART FITブルー:SURF RIDER FOUNDATION JAPANコラボサイズ感は全くと言っていいほど同じで、カラーによって印象は変わりますがカジュアルなのはSURF RIDER FOUNDATION JAPANとのコラボシリーズですね。2本のベルト部分には細めのペンを挟んだりできます。SMART FITの方はダブルファスナー仕様。SURF RIDER FOUNDATIONの内側。内張は両側とも柔らかい生地で、メッシュポケットのパイピングには伸縮性があります。SMART FITの内側。内張とポケットの素材が左右で明確に分かれていて、全体的にSURF RIDER FOUNDATIONよりも張りのある生地感です。どちらもペンケースとして売られているのですが、要はペンのようなサイズ感ならいくつか入るということなので、例えば小さめの手帳・メモ帳を入れたり、仕事で使うツールを入れたりと用途はいろいろです。手帳で言えば、私が2024年用に使っている手帳はビジネス・プライベート用を同時に収納できましたが、ペンと一緒に入れるなら手帳はどちらか一方だけにする必要があります。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】 | そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】能率手帳 NOLTY ライツ3小型版【1151】 | そゆぶろ - 楽天ブログペンケースとしてなら、手帳のペンホルダーと違って替芯やインクカートリッジを入れておけますし、ツールケースとしてならUSBドングルや充電用のショートケーブル、5000mAh程度の薄型モバイルバッテリーが入ります。【送料無料】SFJ×LIHIT LAB. コンパクトペンポーチ A-3200 ポ...楽天で購入【 送料無料 】リヒトラブ SMART FIT ACTACT コンパクトペンケー...楽天で購入
2024.05.28
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ドイツのLAMY cp1という万年筆をレビューしてみます。万年筆らしからぬデザインが逆に個性になっているcp1、こういうシンプルなデザインもいいなぁ・・・意外と手頃な価格だなあ・・・と思いながら眺めていたら、つい購入していました。 外観とてもシンプルなので何を書こうかひとしきり悩みました。写真の通り円筒型(Cylindrical)なペン(Pen)で、cp1というネーミングのようです。マットブラックのソフトなシルエットにステンレスのペンクリップがシャープでソリッド。いい具合に緊張感があります。キャップはスナップ式で、素早く使い始めることが可能です。ペン先のニブはスチールで、ここの造形もシンプル コンバータとカートリッジ同梱インクカートリッジとコンバータが付属していたので、別売りのインクボトルから吸入してあげればすぐに使えますし、私のように好きなインクカートリッジを同時購入して手軽に始めることもできます。上の写真ではもともと持っていたカートリッジを装着しています(カートリッジが付属していたのはお店のサービスだったかもしれません)。 使用感キャップを外してペンを持ってみるととても軽く、書き味はサラサラと紙上を滑り、インクフローも滑らか。筆圧はほとんど要らないと思います。尾端にキャップを留めて書いてみると、程よい重さになり重心位置が少し高くなります。この重心位置はやや高いか特に気にならないと思うか、微妙なところでした。あくまでも私の手と感覚による個人の感想です。EF軸は最も細い字幅のニブですが、国産万年筆のEFと比べると1サイズ上の字幅という印象ですね。指先で持つ時に触れる凹凸部分はプラスチック製で、ペンを寝かせ気味に書きたい人にとっては凹凸部分をもう少し広く確保してほしいと思うかもしれません。ちなみにキャップを閉めるときと、尾端に留めておくときの節度感は違いがあり、キャップするときはカチッと明確、尾端に留めるときはスチャっとスムーズな感じです。気を付けた方が良さそうなのは、ペンクリップがけっこう角ばっていることでしょうか。指を切ったりすることはないと思いますが、服の生地などと擦れないようにした方が良さそうです。LAMY CP1 万年筆 マットブラック楽天で購入万年筆は敷居が高いとか、いかにもなデザインが苦手だという人もいるかもしれませんが、cp1はそんな人にこそマッチするような1本かもしれません。実際、ボールペンなどと並べて置いてあっても、これだけで置いてあっても万年筆に見えないデザインをしています。書き味も悪くないと思いますよ。
2024.05.20
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2023年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、GRADO GW100xのレビューを書いていました。このヘッドホンはBluetoothによるワイヤレスヘッドホンで、GRADOはニューヨークのブルックリンに本拠を置いています。開放型の有線ヘッドホンが代表的な製品ですが、このGW100xはやや異色な存在。しかし200gを切る軽量さと半開放型で蒸れにくく、使用感も音も悪くないオンイヤー型ヘッドホンに仕上がっています。2023年はとても暑くて、この軽快さには結構助けられたのを覚えています。【レビュー】GRADO GW100x【ワイヤレスヘッドホン】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.05.18
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記事作成時点の情報ですが、どのお店でも入荷待ちになっていたiFi audio GO bar 剣聖が注文から数日で出荷できるようでした。再入荷を待ちわびていた方には朗報ですね。というか私も欲しいです。iFi audio - GO bar 剣聖(K2 HDテクノロジー搭載スティック...楽天で購入
2024.05.16
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楽天市場のお買い物マラソンもそろそろ終わりですね。5/15は幸いにも楽天イーグルスの勝利祝いと楽天カード利用のキャンペーンも同時開催になっています。今回は最近私がほしいなと思っているオーディオ製品をピックアップしてみます。ちなみに、各種エントリーは事前に済ませておくのが無難ですよ。 iFi Audio G bar 剣聖通常モデルのGO barをベースに細かな改善とステンレス鋼筐体を採用した新モデル。VictorのK2HDを搭載しているiFi製品はこれが唯一です。GO-BAR-KENSEI アイファイ・オーディオ スティック型USB-DACア...楽天で購入 べイヤーダイナミック DT900 Pro Xドイツのべイヤーダイナミック製開放型モニターヘッドホンです。やや重めながら店頭試聴の装着感やサウンドが良かったのを覚えていて、今気になっている製品の中では手の届きやすい価格です。同時発売された密閉型のDT700 Pro Xも気になります。beyerdynamic DT 900 PRO X(オープン型スタジオヘッドホン...楽天で購入 SONY MDR-MV1こちらも開放型ヘッドホンで、SONYのモニターヘッドホンの最新作。試聴してみるまではあまり意識していませんでしたが、これも結構よかった記憶があります。DT900Pro Xよりも軽量ですし。ソニー MDR-MV1 モニターヘッドホン 背面開放型 ブラック楽天で購入 CHORD MOJO2以前から気になっていたポータブルUSB-DAC/ampで、一般的なDACチップではなくFPGAによる処理が特徴。旧モデルから継承しているmicroUSB端子と、追加されたType-C端子が共存する上、ヘッドホン端子Φ3.5mmが2系統というのも特殊ですが、その音質は非常に気になります。CHORD ポータブルヘッドホンアンプ Black [ハイレゾ対応 /DAC機能...楽天で購入 Grado RS2XアメリカはGradoのリファレンスシリーズから、三層のウッドハウジングを採用したモデルです。完全開放型なので店頭試聴ではなかなかその魅力を聴き取るのは容易ではありませんでした。購入するなら価格改定が入る前かなと思っています。RS2X グラド オープンエア型ヘッドホン GRADO Referenceシリーズ楽天で購入ほしいなと思うものが軒並み5~8万円前後という、趣味が高じた結果なのか円安の影響なのか、何とも言えない気持ちですが、値下げを待っていたらいつになるのか・・・ならば今か、という気持ちになっています。
2024.05.15
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久しぶりに文具を購入したので簡単にレビューしてみます。特に思い入れがあるわけではないのですがRHODIAが好きで、今回もRHODIAから選びました。シャーペン・ボールペン(黒/赤)の3種類のペンが内蔵されている、スクリプト マルチペンの2023年限定チタニウムカラーです。ちなみに価格は通常モデルと変わりません。 外観このscRiptシリーズ共通のデザインは六角形軸にヘアライン加工を施したソリッドなデザインで、マルチペンは中央を境界にひねるとシャーペン・ボールペン(黒/赤)の切り換えができるロータリー式3in1です。ノック動作で稼働するのもこの部分。芯の交換もここから引き抜いて分解します。チタニウムカラーとある通り、チタンを採用しているわけではなく素材はアルミがメイン。これは限定カラーだけでなく、レギュラーモデルのブラックやオレンジでも共通で、軸以外では真鍮材のパーツも使われています。 ボールペンと比較普段からRHODIA手帳とペアで愛用しているscRipt ボールペン(ブラック)と比べてみます。全長はマルチペンの方が6ミリ程度長くなっていました。ノックの際に親指で押し込む部分は、マルチペンでは稼働せず、やや太くなっているものの、デザインは共通しています。キャップになっていて、中には消しゴムがあります。先端の口金。円錐の角度が違いますね。実際に手に持って書いてみると、単機能のボールペンと比べてマルチペンは重心が高い印象があり、私の手にはボールペンの方がしっくりきますね。これは個々人の手との相性がありそうです。ボールペンと比べて全長が長く、構造的にもクリップや3種類の芯を保持する部品が上部に集中しているであろうことを考えると、このバランスになるのは仕方がないかなと思います。ペン切り替えをする時の操作感はソリッドな外観とも合うもので、滑らかというよりはメカメカしい感触です。【公式ショップ】ロディア 多機能ペン ボールペン 黒 赤 & シャープペン スク...楽天で購入個人的には、scRiptシリーズが初めてだという方には、まずは単機能のボールペンやメカニカルペンシル(要はシャーペンです)をおススメしたいですね。片手で扱えますし(ロータリー式は片手でひねるのが困難)、価格も¥1,500近く安価です。【レビュー】RHODIA(ロディア) スクリプト ボールペン | そゆぶろ - 楽天ブログ一部パーツは単体購入も可能で、替芯は流用できる類似品も売られているので壊れない限りは長く使える良品だと思います。scRiptシリーズのペンは毎年のように限定カラーが投入されますが、通常モデルと価格は同じ。市場在庫に昨年以前のものが残っていたりするので、ついつい買い揃えたくなる衝動に駆られます。
2024.05.09
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既に販売を開始していますが、iFi Audioのエントリー向けモデルであるZENシリーズ刷新の手始めとして、ZEN DAC3とZEN Phono3が登場しました。ZEN DAC3はPCM768kHz、DSD512に対応するなどスペックの底上げがなされ、ZEN Phone3ともどもデザインの見直しが図られています。新しい筐体デザインはシルエットこそ従来のZENシリーズを踏襲しているものの、色使いなど全体的にアンティーク感がある印象です。配色の仕方になんとなくGO bluのエッセンスを感じるのは私だけでしょうか。その他の分かりやすい変更点として、ZEN DAC3は入力用USBがType-Cに変更されています。2023年に登場したhip-dac3でも採用されていましたし、今後Signatureモデルが登場することがあれば、同様にType-Cが採用されることでしょう。そいえば、低音補強の機能はPOWER MATCHからXBass+に変更されていますね。iFi audio ZEN DAC 3楽天で購入iFi audio ZEN Phono 3楽天で購入私は今のところZEN DAC v2で満足しており、買い替えの予定は立てていませんが、これから据置オーディオの有線モデルを検討している方にはちょうど良いかもしれません。ZEN DAC v2やライバルメーカー製品との違いが気になる方は、まずは試聴をおすすめします。
2024.04.30
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FIIOの英語ページを見ていたら、KA17の新しいファームウェアのリリースが出ていたので更新してみました。ちなみに発売時にインストールされていたのはVer0.84で、次にVer0.99、今回がVer1.16です。今回のVer1.16では、要望の声があった再生/一時停止と曲送り/戻しの機能が加わりました。XMOSのチップを搭載した製品ということで、アップデート用のファイルをダウンロード・解凍しておき、専用のソフトでbinファイルを選択する流れはiFi audioのそれと変わらない印象です。一つ違うのが、専用ソフトでアップデートを終わらせた後、一度USBケーブルを抜き、再びデバイスに挿した時点でKA17単独でアップデートの適用処理が開始されることです。3分程度待って、UPDATE OK の文字が表示されるとアップデートの全工程が完了します。この文字が表示されるまでは辛抱しましょう今回のアップデートでの目玉機能は、冒頭でも書いた通り再生/停止と曲送り/戻しがKA17の3つのボタンで実行できるようになったことです。ファンクションメニューの中に新しくHID-KEY (A/B/C)という項目が追加されました。HIDというのは Human Interface Design とかでしょうか。HID-KEY:A は今までと同じで再生/停止と曲送り/戻しのないモードで、:B は+/-の短押しが音量のUP/Downで、長押しすると曲送り/戻しが可能になりました。ファンクションボタンの短押しで再生/停止です。ファンクションボタンを2回短押しするとミュート機能が使えたのですが、HID-Aのみにその機能が残っています。:C は、:B の+/- ボタンの短押し・長押しの機能割り振りが入れ替わったモードです。その他の主だった変更点として、イコライザを有効にしたときに音量が小さくなってしまう現象にも対処されていて、極端な音量低下をしなくなりました。今までよりも使ってみようかという気にさせてくれます。【レビュー】FIIO KA17【USB-DAC/Ampドングル】 | そゆぶろ - 楽天ブログーあとがきー個人的な環境として、このタイミングで社外品のLightning - USB-CのOTGケーブルでバスパワー動作をしなくなるという現象が発生しました。FIIO製のLT-LT1ケーブルではデスクトップOFF・ローゲインであればバスパワー動作してくれますが、iOS機器とのネゴシエーションに変化が生まれたのでしょうか。単純にケーブル寿命のタイミングが合ったのかは分かりません。幸いこの社外品ケーブルでも外部電源を供給してあげればKA17を認識してくれるので、引き続きバッテリー内蔵のDAC/Ampなどでは使えそうです。ーあとがき2ーこの記事を書いてわずか三日もしないうちに、Ver1.16は非公開になり、2.00が公開されました。さすがに節操がないというか、マーケティングの都合上の発売時期と、製品完成度のバランスどりの難しさを感じさせる数日でした。iOS環境で使う限りでは、1.16と2.00の違いは特に感じません。
2024.04.24
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帰宅後の暇を持て余して、手持ちのデバイスを普段と違う組み合わせにして試していました。せっかくなので挙動とかを書き残しておきます。まず知らない人のために紹介すると、BTD600はSennheiser製のBluetoothトランスミッターで、USBポートに挿すことで音声をBluetoothで飛ばすことができます。GO bluはiFi audio製のBluetoothレシーバー兼USB-DAC/Ampで、Bluetoothを受信して内部のDAC/Amp回路がヘッドホン出力まで音楽を送ります。【簡易レビュー】Sennheiser BTD600【Bluetooth】| そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】iFi Audio GO blu【Bluetoothレシーバー】| そゆぶろ - 楽天ブログBTD600は普段、フルワイヤレスイヤホンやBluetoothヘッドホンとペアリングして使っていて、GO bluの方はiPhoneと組み合わせています。しかしこの組み合わせだと、GO bluの対応コーデックのうち、AACしか使っていないということで、aptX Adaptive(GO bluは48kHzまでの対応)で使わないのももったいないなと思いました。BTD600とのペアリングを済ませると、自動的にaptX Adaptiveが選択されました。これはBTD600のLEDが薄紫色であること(コーデックによって色が違います)、GO bluの音声アナウンスでaptX Adaptive 48kHz(ビット深度はアナウンスされません)とアナウンスされることから分かります。挙動の方はというと、ちょっと心配していた曲送りや戻し、再生/停止といったBluetooth経由の操作は問題なくできました。しかしボリュームの増減はiOSとの同期がうまくいっていないようで、GO bluのボリュームノブを操作すると実際の音量は問題なく増減しますが、iPhone側のディスプレイに表示されるボリュームバーのアニメーションはアップダウンを繰り返していますし、反対にiPhone側でボリュームを増減させると実際のボリュームの方が意図とは連動しない小刻みなアップダウンを伴ったりしてしまい、直接iPhoneとペアリングして使うよりもクセがあります。再びiPhoneとの接続に戻すと、ボリューム同期が効かず、GO bluのボリュームノブを回転させても実際の音量は全く変わりませんでした。結局GO bluの電源を入れ直すことで元通りボリュームシンクロするようになりましたが、同じような使い方を想定している人は気に留めておいた方が良さそうな挙動です。
2024.04.17
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半年前の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、ThinkPad Track Point keyboardのレビューを書いていました。このキーボードはバッテリー内蔵のワイヤレスタイプで、付属のドングルまたはBluetooth接続で使用できる、ポインティングスティックとクリックボタンを統合したキーボードです。往年のThinkPadキーボードよりも浅めのストロークになっていますが、良好な打鍵感とマウス要らずのパッケージングは結構便利です。特に右利きの場合、キーボードの右半分とマウスを持ち替える負担が解消されるので、疲労軽減やデスクスペースの効率化にも貢献してくれるかもしれません。現に私はこれを使っているデスクではマウスを置いていません。【レビュー】Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard Ⅱ【4Y40X49522】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.04.10
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CHORD Mojo2が入荷していました(記事作成時点)。8万円台のショップもありますが、こちらはもう少しお得のようですね。初代の頃から音質の評価が高いMojo。Mojo2ではUSB-C入力も追加されています。CHORD/Mojo 2 Black【在庫あり】【2403R2】価格:74,481円(税込、送料別) (2024/3/25時点)楽天で購入
2024.03.25
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iFi Audioから、ドングルタイプのポータブルDAC/AmpであるGO barのNewモデルが発売されるようです。GO bar Kensei(剣聖)は、GO barをベースに回路強化や音質補完機能の一つであるK2HDを搭載、エコパッケージではなく木箱を採用するなど、プレミアム感のある商品になっています。THD+Nの改善など、通常モデルから向上している部分もあるようです。価格は通常モデルの約5万円を軽く超えて約8万5千円と高価になりましたが、新しいGO barがどんな音を鳴らすのか、興味深いですね。発売は3月28日予定です。iFi audio - GO bar 剣聖(K2 HDテクノロジー搭載スティック...楽天で購入
2024.03.24
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iFi AudioのUSBアクセサリ2点をレビューしてみます。黒い方がiSilencer+、赤い方がiDefender+です。以前購入して試してみたものの当時は効果がよく分からず、なんとなく使わずにいたのですが、改めてじっくりと聴き比べてみました。 外観ラバーコーティングのような外装に幾何学的模様が立体的にデザインされていて、マットな質感ながらものっぺりとした印象は薄いです。反対側にはQRコードのほか、効果に関する簡単なプリントがあります。iSilencer+はUSBの信号系、iDefender+は電源系に対するアクセサリということになると思います。私が購入したのは両側がタイプCのものですが、他にもA/A、A/Cがあり、3タイプから選べるようになっています。iDefender+には給電専用ポートがありますiDefender+だけに用意されている給電用ポートは、3タイプともタイプCが採用されています。 使い方ソースデバイス側(PC・タブレットなど)のUSBポートに接続し、それぞれの効果を得られるとのことで、ためしにiDefender+とiSilencer+を直結してみました。通電を示すLEDは点灯しますが、私がテストした環境では2つを直結するとソースデバイスがDAC/Ampを認識しないか、認識できても本来のフォーマットより低い水準で再生されたりと安定しませんでした。結局、間にUSBケーブルを介してみると認識・再生とも安定してくれました。画像には写っていませんが左端にはソースデバイス(iPad)、不本意ながらいくつか変換アダプタを挟みつつ、iDefender+(モバイルバッテリーから給電)、iSilencer+、DAC/Amp(iFi Uno)という構成でテストしてみます。【レビュー】iFi Audio Uno【USB-DAC/Amp】| そゆぶろ - 楽天ブログiPad~Unoの中間に割り込ませることで、iDefender+でバスパワー給電を遮断し、モバイルバッテリー(Anker)から給電、iSilencer+でデータ信号のフィルタリングをしたうえでUnoに送信・給電している・・・はず。iDefenderは給電ポートを使わずとも利用可能で、その場合はバスパワー給電をパススルー。接続状態によって点灯するLEDが変わります。 感じた変化など(個人の感想です)実は、初めて使った時には気づきませんでした。当時はエージング不足のような状態だったのか、ヘッドホンが変化を表現しきれなかったのか定かではありません。今回も安価なイヤホンでは違いが分からず、IEMに替えて聴き比べてみてようやく気づいたくらいです。iSilencer+を使うことで感じた変化は、音場の中で奏者(楽器)の配置を感じ取りやすくなったことです。言い換えるなら、より音像定位がはっきりしたと言えるかもしれません。定位について漠然とした捉え方しかできなかったり、音場全体に拡散しているように感じていた音に、もう少し焦点が合うような感じで、この楽器はこっち側、このくらいの方角に奏者がいて、自分や他の楽器とはこのくらいの距離感かな、といったイメージに精度が加わったように感じます。iDefender+(外部給電あり)を使うことで感じた変化は、iPowerⅡをZEN DACに使った時感じたものに近いと思いました。背景の黒さというか、静けさが深まる印象で、定在ノイズが一段奥に引っ込むという感じでしょうか。iSilencer+で感じられるものをより感じやすくなったと言えるかもしれません。今回は効果、というか変化に気づけたのでこうしてブログに残しておこうと思ったわけですが、それでも私が試した環境では変化のほどは大きくはありません。それでも一度気づいてしまうと、なるほどそういうことかと思えますし、無視するのも難しいなと思った次第です。安価なイヤホンでは変化を感じられなかったと書きましたが、悪いイヤホンではなく、むしろその価格帯では音の鳴り方が一番好きなイヤホンです。ただ、解析的な聴き方に応えられるほどの描写力というか、描き分けができない(そこが安価な理由?)イヤホンなのでしょう。個人的にこういったアクセサリ系はコストパフォーマンスというか、実感できる変化、あわよくば改善が得られるかどうかについては、商品説明を読むだけではなかなか判断しきれません。試聴などで事前に確認できれば良いのですが、自分の環境を持ち込むのも限度があります。そもそもデータ信号やバスパワーといったUSB関連や、その前後にある回路がクリーンな環境であれば、同じような効果はそもそも織り込み済みの状態であって、こうしたアクセサリを使っても変化を感じられないかもしれませんね。目の粗さが同じフィルタに2度通すようなものでしょうか。過酷な環境下の構成にこそ導入の効果は高そうですが、狙い通り(期待通り)の効果を得るためには、導入の有用性を判断できるかどうかもポイントになりそうです。私のような聴感重視の体験的評価でも、それはそれで実感できるかもしれませんが、ちょっと運試し的なアプローチになってしまいます。iFi audio iSilencer+ CC楽天で購入iFi audio iDefender+ CC楽天で購入
2024.03.20
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最近久しぶりにドングルタイプのDAC/Ampを購入して、改めて思ったことに「初心者には良く分からない世界だよなぁ」というのがありました。ドングルタイプとはいっても数千円から数万円までありますし、据置はその価格帯が一桁(かそれ以上)上がるような世界。その中間層にもいろいろあります。ということで、これからTWSなどのワイヤレスヘッドホンとは別にこだわりの環境を構築したい方の参考になるような、5万円未満の価格帯でジャンルを整理してみました。 ドングルタイプ(小)USB(or Lightning)ケーブルとヘッドホンジャックを直結した変換アダプタのような、このジャンルでは一番小さなタイプです。価格帯も安価で購入しやすい反面、変化を感じにくい可能性もあります。必要な電力は接続するデバイスからのバスパワーを使い、音量調整はデバイス側です。Apple純正のLightning to 3.5mmアダプタ ドングルタイプ(中)デバイスとの接続は同じくUSB(or Lightning)。しかし本体サイズが増し、指一本くらいのサイズ感になります。上記(小)タイプよりも充実した音質が期待できる反面、メーカーもこだわりを反映しやすくなるので価格はアップします。このあたりからヘッドホンジャックはΦ3.5mmとΦ4.4mmの両方を備えるものが増えてきて、メーカーのセールスポイントもΦ4.4mmのスペックを基にしたものがメインになってきます。電力は引き続きバスパワー供給に依存し、音量調整はドングルのボタンで変更できる製品が増えてきます。Shanling UA2iFi Audio GO bar ドングルタイプ(大)デバイス接続に使うケーブルを本体から着脱できるタイプが大半になり、本体サイズは指二本分くらい。音量調整ボタンの他、設定変更のボタンや画面も備えている製品もあり、数は少ないですが外部電力用のUSBポートを備える製品もあります。これがあるとバスパワーの制限から解放され、メーカーは更にこだわりが反映できますね。どちらにせよ大型化=採用パーツ増加の図式であり、価格もアップします。音質に若干の影響を与えるデジタルフィルターや、Bassブーストなどのエフェクトを切り替えられるものも多いです。FIIO KA17余談というか、ポータブルというよりは据置の枠組みに入るのが、iFi AudioのUnoのような製品だと思います。バスパワー駆動でケーブル着脱できる点はドングルと言ってよいと思いますが、ポータブルオーディオのDAC/Ampとしてはサイズが大きくてドングルとは言えないと思います。強いて言うなら、家庭用ドングルといったところでしょうか。iFi Audio Unoは手の平サイズくらいで大きめです Bluetoothレシーバータイプ形状やサイズ感、できることはドングルタイプとあまり変わりませんが、デバイスとの接続はBluetoothによるワイヤレスがメインとなり、有線接続はできたとしてもおまけ的な扱いになります。このタイプはバッテリーを内蔵しているためバスパワーに依存しなくなり、ワイヤレスの利便性が加わるのですが、充電が必要なのはワイヤレスヘッドホンと変わりません。自分の好きな有線ヘッドホンをワイヤレス化できるところにメリットがあります。デメリットはBluetoothの音質的制約と充電管理が加わることでしょうか。iFi Audio GO blu ポタアンタイプ(Bluetooth内蔵機もあり)ポタアンタイプと書きましたが、実際内部にはUSB入力、DAC、Amp回路があります。本体のサイズ感はスマホくらいになり、そこそこの容量を持つバッテリーを搭載し、使われるパーツ、回路も製品サイズが大きいので余裕が生まれ、音質面でも充実する傾向があります。音量調整ボタンが滑らかな回転式ポットタイプになったりと、操作感も向上する傾向です。サブ機能としてBluetooth受信機能やアナログ入力に対応しているものもありますし、外部電力に対応するものもあります。デメリットは充電管理と可搬性ですね。iFi Audio hip-dacとFiiO Q3ポータブルオーディオは上に書いたものよりも、TWSをはじめとしたワイヤレスヘッドホンが大半だと思います。結局のところ、デジタルデータをアナログ信号に変換するDACと、アナログ信号を増幅するアンプを搭載した回路が内蔵なのか、単独の製品なのか、そしてバッテリーやBluetoothは搭載するか、といった違いで製品ジャンルが分かれています。スマホにもDAC/Ampは内蔵されていますし、ワイヤレスヘッドホンにも内蔵されています。それらを超える音質に期待してドングルやポタアン、その先の据置タイプに手を伸ばすのがオーディオに魅入られたユーザーなのですが、人の思う高音質や良い音は十人十色なので、ユーザーレビューや私が書くようなレビューブログと評価が一致するとも言い切れず、好みの製品に辿り着くのは簡単ではないかもしれません。好みの問題となると、最新が最良とも言い切れません。個人的な意見ですが、同じような製品をいくつか購入することになったとしても、それぞれに音の傾向はあるでしょうから、食事で味変をする感覚で気分に合わせて使い分けたり、さっさと手放して次の予算に充てるなり、その辺は自由だと思いますし、予算の範囲で無理をせず、好きな音楽を気楽に楽しむのが何より大切だと思います。
2024.03.07
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先日レビューしたMOBO Keyboard2。同シリーズから新しくテンキーパッドが発売されていました。MOBO Tenkeypad2 Duoは、ワイヤレス/有線どちらでも使えるテンキーパッドで、ワイヤレスはBluetoothによって3台までペアリングを保存でき、キー操作で切り替えることができます。初代機にあった00キーや、NumLockキー長押しによる電卓アプリの起動は無くなってしまったようですが、代わりにFnLockモードでマルチメディア操作ができるようになっています。キー数も増え、これ単独で出来ることが増えていますね。MOBO KeyboardやTenkeypadとのデザイン的な共通点はなんとなく減っていますし、初代機にあった機能がなくなっていたりと変化点もあるので、購入の際は気をつけてください。MOBO TenkeyPad2 Duo 22キー BT/有線 [有線・ワイヤレス /Bluetooth・USB-A+USB-C] ブラック AM-NPBW22-BK楽天で購入
2024.03.02
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FIIOから発売された、ドングルタイプのUSB-DAC/Amp、KA17を購入したのでレビューしてみます。個人的にはAKM製DAC搭載のQ3を購入して以来、久しぶりのFIIO製DAC/Ampです。 外観背面。解码和耳机功率放大器の文字が中華っぽさを感じさせますポータブルのドングルDACとしてはやや大きめのスティックタイプで、ディスプレイとX状のプレスラインが印象的です。FIIOのポータブルデバイスはこの数年、プレーンなデザインからこうした方向性に転換していて、ガジェットっぽさも感じさせつつ、プレスラインやボタン形状の角度を揃えているあたりはステルス航空機のような統一感を感じさせるものになっています。入力はUSB-C、出力は4.4mm Bal/3.5mm SE(S/PIDF兼用)。ボリュームボタンの他、個人的に購入動機の一つになったDT(デスクトップ)モードスイッチや、外部給電用のUSB-Cポートが配置されています。 仕様DACはESS製E9069Qを2基、アンプにはFIIOお馴染みのTHX AAA 78+を採用。USB入力にはXMOS XU316だそうです。出力はバスパワー駆動の場合、300mW(Bal)/140mW(SE)ですが、デスクトップモードを使った場合、650mW(Bal)/270mW(SE)※いずれも32Ω としています。フォーマットは最高でPCM32bit/768kHz、DSD512、MQAに対応(レンダラーかフルデコ―ドか良く分かりませんでした)。多機能なドングルになっていて、8種類のデジタルフィルター、10種類のイコライザ、2段階のゲイン切替、2段階の音量分解能切替、USB-1.0/2.0切替、3.5mmジャックからのS/PDIF出力(最高24bit/96kHz)など、コンパクトな筐体に結構詰め込まれています。デバイスに接続しなくても、外部給電がされていればこれらの設定は単独で変更できます。できれば外部給電とデスクトップモードは常に使いたい機能 音質(個人の感想です)初めに書いておくと、デスクトップモードONはOFFの状態から劇的な音質向上がなされるわけではなく、あくまでも第三のゲイン、副変速と思っておくくらいでちょうど良いと思います。ハイゲインでも音量が取れなければ、外部給電を繋いでデスクトップモードをONにするという使い分けのほか、バスパワー以上の安定供給を期待して最初からデスクトップモードを使っても良いと思います。ちなみに十分な電力が供給できるUSBポートなら、この専用ポートを使わなくてもデスクトップモードは有効になります。KA17の音質は、やや寒色系の音色にダークな艶が加わって、一聴すると暖色系に転換してきたか?と思わせるものに聞こえます。よくよく聞きこんでみると目指したのは中庸では…?と思える仕上がり。もう少し丸さというか、瑞々しさが欲しくなりました。音像は繊細すぎないだけの太さはあり、やや硬めの印象で、とりたてて厚みのある音とまでは言えません。音場は意外と広く感じられ、それでいて見晴らしはやや甘いようにも感じましたが、ドングルサイズなのでコストやクラスを超えた音質はそもそも難しいでしょう。特にポータブル環境では広い音場に音が点在するよりも、やや狭い音場で音が整列している方が騒音が気になりにくいのではと思います。THD+Nがあまり良くない機種はホワイトノイズなどが気になってしまう場合がありますが、KA17はSEでもTHD+Nが0.002%と優秀だからか、Live音源や古い音源などで聞こえることのあるような、バックグラウンドのサーっという音はあまり聞こえません。もちろん録音に含まれていれば聞こえますが。 デジタルフィルターとイコライザKA17はアプリなどを必要とせず、デジタルフィルターやイコライザも変更することができます。ひと押しするだけで低音増強をしたりクロスフィードを調整するようなボタンはありません。ストリーミング音源でもハイレゾが多くなり、以前よりもデジタルフィルターを選べる恩恵は減ってきたように思いますが、それでもお気に入りの曲がハイレゾでない場合は選べることにありがたさを感じます。↑ファームウェアver0.84の頃KA17では初期状態がFASTで、他にはSLOW、MINI、MINI-S、APODISING-1/-2、HIBRID-F、BRICKの8種が用意されています。個々の詳細は見つけられませんでしたが、ES9069Qのデータシートを見つけられれば、ある程度類推できそうです。個人的にはなんとなくAPOD-1を選んで落ち着いていますが、MINI-Sもよさそうな気がします。さすがに8種類もあるとどれが一番いいのか決めかねます。ちなみにNOSは用意されていないようです。イコライザはOFFで聴く派なのですが、一応紹介するとOFFの他に、JAZZ、POP、DANCE、ROCK、R/B、CLASSIC、HIP-HOPがあり、更にUSER1/2/3の枠も用意されていますが、これはアプリなどが必要のようです。追記:ファームウェアver 0.99がリリースされ、早速アップデートしました。デジタルフィルターはリネームされ、初期値はMIN、以降はFAST-A、FAST、FAST-R、SLOW、MIN-F、MINI-S、MINI-SDという名称です。イコライザはOFFから順に、BYPASS、JAZZ、POP、DANCE、ROCK、R/B、CLASSIC、HIP-HOP、USER1/2/3です。BYPASSというのが新しく増えましたね。MQAとDSDはイコライザOFFの状態でのみ再生されるようです。 その他パッケージの底にはマニュアルと一緒にUSB-Cポートのキャップが入っています。見逃さないように注意してください。Lightning to USB-Cケーブルは付属していないので、別途FIIO LT-LTシリーズなどのケーブルが必要になります。付属ケーブルではなくLT-LT1というLightning to USB-Cケーブルを使っているのですが、再生中に曲の中で必ずとまでは言えないものの、微かにポップノイズのようなものが聞こえることがあります。大音量のノイズではありませんが、聞こえると興ざめしますし、ハイレゾ曲でなくても聞こえるので、ファームウェア更新で解消されるなら対策版を出してほしいですね(記事作成時点のファームウェア:Ver0.84)。まぁ、非付属品を使っているので強くは言えませんが。追記:ファームウェアver0.99を適用後、このポップノイズは聞こえなくなりました。追記:4月後半に入り、Ver1.16がリリースされ、すぐさま2.00に公開が切り替わるなどあわただしい展開がありました。曲送り/戻し操作が加わり使いやすくなっています。【Firmware】FIIO KA17 Ver 1.16を適用してみた(そして2.00へ)| そゆぶろ - 楽天ブログ3.5mm(SE)に4極グラウンド分離端子(Φ3.5mmだが4極あるもの。試したものは先端からL+/R+/L-/R-)を挿してみると、片チャンネルだけくぐもったような鳴り方で使えなかったので、同様の端子にリケーブルしている方は事前に試聴してみるなど確認した方が良いと思います。FIIO KA17 USB DAC アンプ楽天で購入今回、久しぶりのFIIO製DAC/Ampを購入してみました。ポータブルとデスクトップのエントリーモデルとの境界に位置するような製品なので、それぞれに専用のものを購入する予算は無いけれど、どちらのシーンでも使いたいというユーザーや、デスクトップ用になるべく小さくて、充電が要らないDAC/Ampがほしいというニーズを取り込めるかもしれません。他にもS/PDIF出力で小型DDCとして使うなど、いろんなニーズに応えられる製品ではありますが、機能を拡充していくとどんどん上位機種との境界があいまいになり、だったら上位機種(バッテリー付きのポータブルDAC/Ampなど)でよいのでは・・・と迷ってしまうこともあるでしょう。有線が煩わしいと感じるなら、音質は犠牲になるかもしれませんがBluetoothレシーバータイプもあります。KA17の価格や出力は正にそんなゾーン、つまりいろいろなジャンルのセンターに近い位置にあると思うので、評価の主軸によってちょうど良いとも、中途半端ともなりそうです。迷っていたり、逆にオーディオ熱がひと段落して、コンパクトなモデルに集約して落ち着きたい有線派ユーザーにも良いかもしれません。私としては普段はデスクトップで省スペースドングルとして使って、たまに持ち出すような使い方になりそうです。ポータビリティ優先の時はBluetoothレシーバーや他のドングルを、音質優先の時は据置機やポータブルDAC/Ampを使います。
2024.02.27
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ドラゴンタトゥーの女 のタイトルでハリウッド映画が製作されたこともある、スウェーデン発のミステリ小説、ミレニアムシリーズ(Millennium)に、新作である7の上下巻日本語訳が発売予定のようです。ミレニアムシリーズはもともとスティーグ・ラーソンという故人による作品ですが、実際にラーソン氏が執筆したのは1~3まで。氏が亡くなった後、同国のダヴィド・ラーゲルクランツ氏によって4~6が執筆されました。ミレニアム7 上 鉤爪に捕らわれた女 [ カリン・スミノフ ]楽天で購入ミレニアム7 下 鉤爪に捕らわれた女 [ カリン・スミノフ ]楽天で購入今回はまた別の作家、カリン・スミノフ氏の執筆によるもの。欧米では昨年からいくつかの言語版が出版されていたようですが、この日本語訳版は4月5日に発売予定。出版元は今まで通り早川書房さんのようです。原作者が既に故人であるという事情があるので仕方がないことですが、2000年代に出版された作品が作者を変えながらもストーリーを紡いでいく様子は、不思議な感覚を覚えます。個人的に発売が待ち遠しい小説の一つです。
2024.02.20
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FIIOからまたまた新製品の発売情報です。FIIO KA11楽天で購入FIIO KA11はケーブル直結の、KA17は着脱式のUSB-DAC/Ampドングルで、KA17の方がより充実したスペックを備えた構成になっています。手軽なのはKA11で、もっと多用途に使いたい場合はKA17の方が良さそうです。給電専用のUSBポートも搭載されている面白いモデルです。FIIO KA17 Black 楽天で購入どちらも発売は2月23日、あと少しですね。
2024.02.17
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以前から気になっていた、ネット上の評判がなかなか良さそうな折りたたみタイプのキーボード、MOBO Keyboard 2を購入してみました。というのも、愛用のキーボードのひとつにドリンクをこぼしてしまったので、緊急で必要になったからです。そんな経緯で思いがけず使い始めたのが1月の後半。しばらく使ってみたので、いつも通りレビューしてみます。MOBO AM-K2TF83J/BKG Bluetooth(R)キーボード MOBO Keyboard 2 ブラック・グレー楽天で購入 外観MOBO Keyboard 2は三つ折りタイプの折りたたみキーボード。今回購入したのはブラックで、内外装のフレームは黒、キーキャップのみグレーという配色。外装にはアルミを採用しています。付属品にはデバイスのスタンドとしても使えるケースとUSB-C to Aケーブルがあります。キーボード単体の重量は約290g、展開した時の横幅は約29cmで、パンタグラフ式のコンパクトキーボードとしては一般的なサイズ感でしょうか。ケースとキーボードを使う時はこんな感じでセットします キー配列英語(US)配列が多い折りたたみタイプの中で、MOBO2はごく一般的な日本語配列を採用するちょっと珍しいキーボードです。キーピッチは概ね19mmを採用していて、エンターキーに隣接する記号キーはサイズ・ピッチが縮小されているのですが、これはノートPCなどでもよくあるデザインです。個人的にはこのエリアでも19mmピッチを維持してほしいです。打鍵時の違和感もそうですが、小さなキートップに所狭しと印字された日本語配列・英語配列のキーアサインはちょっと見づらいですね。とはいえ印字は慣れれば見なくなりますし、私自身、普段からこのサイズ感で慣れていれば、特に不満を感じることもなかっただろうと思います。サイズはともかく、配置は一般的ですFnキーは多くのキーボード同様Ctrlの右隣に置かれ、省略されたキーを一部のキーとの同時押しでサポートしています。他にもバッテリー残量の他、接続機器の切り換えなどにも使用します。意外なのは左右にFnキーを配置している点で、たいていここには右Altキーを置いたりアプリケーションキーが置かれていると思いますが(MOBO2ではFn + 右Ctrlで入力可)、アプリケーションキーはマウスの右クリックを使う人がほとんどでしょうし、キー単体で置くならFnキーの方が有用との判断でしょうか。充電残量の確認やBluetoothチャンネルなどを示すLEDは上部に集められています。先ほどの批判と矛盾するようですが、MOBO2が優れている点の一つに、折りたたみタイプにありがちな、メインキーに不自然なピッチやサイズ、分断が無いことが挙げられます。折りたたみタイプには折り目に隣接するキーの横幅を変速的にしたり、スペースキーに至っては分断したりなど、一般的なキーボードとは違ったバランスになっているものも少なくありません。中にはそういった制約を逆手にとり、人間工学的な配列を採用したとするものもあります。その点MOBO2は一般的なキーボードの配列を維持できていますね。折り目がキーボード中央にないので、スペースキーも分割されていません。 折りたたみ機構折りたたみの機構は、モバイルキーボードとして可搬性や収納スペースの点でメリットがある反面、打鍵感や耐久性にはデメリットとなりやすい機構だと思います。メンブレンシートの設計にも制約が発生するのか、マニュアルにはキー3つの同時押しで実行するアクションについて、注意書きがありました。開閉動作の中でキーボードの隙間を見てみると、[Z] / [X] と [ . ] / [ / ]キーの下層にフレキケーブルがあり、確かに設計上の制約はあるようです。通常の有線キーボードではこうした内部ケーブルを繰り返し曲げることはなく、消耗するのは接点やキー印字、USBポートくらいのものです。ヒンジのピンはF3 / F10 / 左Alt/ 右Fnの近くにあり、タイピングの癖によっては指先に触れてしまいそうです。特に左Altキーを親指で押すスタイルの人ですね。私自身、Alt + Tabとかよく使うので、気になります。逆の捉え方をすれば、ヒンジの突起を触れれば確実に左Alt、右Fnに指を置けそうです。スペースキーの手前はフラットになっているので、頻繁に使うスペースキーの打鍵感は悪くありません。折りたたみキーボードではフレームの凸形状が打鍵時に気になることもあるので、店頭にせよネットにせよ、選ぶ時には注意したいところです。キー入力自体の耐久性はMOBO2は300万回とされていて(最大なのか、最低なのか分かりませんが)、折りたたみではない、メンブレンシートを採用するキーボードで1000万回を謳うものとは開きがあります。静電容量式やメカニカル、光学や磁気タイプのキーボードでは3000万~1億回の耐久性を誇るキーボード市場にあって、折りたたみキーボードは耐久性にはある程度の割り切りは必要ですね。コンパクトにたためるメリットとのトレードオフです。只でさえ稼働部品の多い構造ですから、ヒンジに無用な負荷を与えないためにも、左右の支持パーツは忘れずに使いましょう。使うことで端のキーを打鍵した時の安定感が違います 打鍵感パンタグラフ式のモバイルキーボードとして、なかなか良好な打鍵感だと思います。キーストローク、打鍵感ともノートPCのそれに近く、優しくタイピングしていれば打鍵音や底打ちの反力はあまり気になりません。キー配列の項で書いた記号キーのサイズやヒンジの突起は少々気になりますが、割り切ってしまえば許容範囲内という印象です。とはいえ、それは折りたたみ式であればこそ。頻繁に使うキーボードとしては不満が残ります。安定した平らな場所に置いて使う分には不満は少ないのですが、折りたたむ煩わしさはありますし、不安定な場所で使おうとすると剛性不足を感じてしまいます。通常のキーボードなら分割されることのない外装や内部の補強板が、折りたたみ構造のために分割されてしまっているので仕方のないことではあります。 その他Bluetoothのペアリング枠は2台あり、この他にUSB-Cポートによる有線接続・充電に対応しています。モバイルで複数台に接続することは少ないと思いますが、充電残量が心許ない時に有線で使えるのは安心感があります。OS最適化は接続時に自動的に行われるようで、キーの印字にその割り当ては見当たりません。とはいえ、接続先のデバイスによっては101キー(ANSI)/109キー(JIS)の指定が必要なケースはあるようです。パッケージに ”やっぱりEnterキーはこの形” とキャッチコピーをつけている通り、かなりJIS配列の使い勝手を意識した配列だと思います。ホームポジションに指を置くと、左手親指はスペースキー中央に、右手親指は変換キーに沿うように設計されています。ただ、無変換キーはフレームの凸形状が近くにあり、親指で打鍵すると気になりますね。普段は堅牢なキーボードを好んで使っていますが、このMOBO Keyboard 2は折りたたみタイプでありながら打鍵感は悪くなく、いい意味で思い込みを覆してくれました。気になる部分もあるものの、緊急用としてはもちろん、滞在先などでもある程度快適に使えるモバイルキーボードだと思います。MOBO AM-K2TF83J/BKG Bluetooth(R)キーボード MOBO Keyboard 2 ブラック・グレー楽天で購入
2024.02.11
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タイトルの通りなのですが、イヤホンにFinal ZE8000、Bluetooth接続用にSennheiser BTD600を使い、Apple Music ClassicalをZE8000が対応するコーデックの中でも最高のaptX Adaptiveで聴いてみています。【簡易レビュー】Sennheiser BTD600【Bluetooth】| そゆぶろ - 楽天ブログもともとBTD600はGrado GW100x用にセットアップしていたので、1台しかペアリングできないBTD600は他のヘッドホンとペアリングしていませんでした。しかしちょうどGW100xで聴こうと思った時にGW100xが初めての充電切れを起こしていたため、それなら充電をしている間だけZE8000とペアリングしてみるか、となったわけです。AACで聴くこれまでのZE8000と比較しての感想になりますが、全体的に解像感がやや改善、まぁ好みで片づけられる範囲かもしれませんが、音像がやや明確になった印象を受けました。透明感が増したといえるかもしれません。そして低音や空間表現は重心が一段落ち着いたというか、これまで感じていた曲のクライマックスなどにある低音の広がりなどで、ちょっとボワつくというか、大げさかなと感じていたところがちょうどよく感じられる傾向になったというか。結果的に他の音域も聴きやすくなったと思います。【レビュー】Final ZE8000 フルワイヤレスイヤホン| そゆぶろ - 楽天ブログ所詮Bluetooth、といっては言葉が悪いですが、なんとなく背景に感じるサーっというホワイトノイズは相変わらず感じます。この背景の黒さみたいなものは、有線でそれなりのアンプを通した方が無音に近くなると思います。背景が無音、色でいえば漆黒に近いほど、そこで描かれる色の階調がはっきり認識できるというのはモニタなどを吟味する上でも通じる概念だと思います。簡単に言えばS/N比でしょうか。GW100xはZE8000ほど繊細な表現に振ったタイプのヘッドホンではないと思っていますが、密閉型のZE8000よりも鼓膜から離れたところから鳴る上、開放型(半開放?)ということもあってかホワイトノイズが気にならず、構造的にも音抜けの良さがあります。もちろん環境音の侵入もあるので、その時の気分とか、通りの賑わいの程度も気にしつつ使い分けています。こうして個性の違う機器が手元にあると、行ったり来たりできるという利点もありますね。【レビュー】GRADO GW100x【ワイヤレスヘッドホン】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.01.25
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AppleのAppStoreでようやくApple Music Classicalの提供が始まりました。さっそくダウンロードして聴いてみています。楽曲は名前の通りクラシック専門で、アプリのインターフェースは通常のApple Musicを踏襲しています。Apple Musicで入手したり、ライブラリに追加していた中でクラシック曲があれば、Apple Music Classicalでも表示されるようになっています。料金面では、私はApple Musicのほうでサブスクを契約しているので追加料金はないようです。新着や用意されたプレイリストの曲をいくつか聴いてみていますが、すべてがハイレゾロスレスというわけではなく、ハイレゾロスレス、ロスレス、ドルビーアトモス、表記なしの曲などいろいろですね。ハイレゾロスレスについては最大24bit/192kHzの音源を用意しているとアナウンスしているので、それを超える曲はなく、下回る曲はあるということで、この辺もApple Musicと変わりません。わざわざクラシック専門のアプリを用意したのは個人的に意外ですが、きっと需要があるからなんでしょう。クラシックを聴くなら、音場を広く表現してくれる機器がいいですね。私の手持ちでいえば、SRH1540、E5000、ZE8000あたりになります。
2024.01.24
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今回はキーボードのストロークと打鍵感について、書いてみました。理想を追い始めると結構好みが分かれると思います。キーボード選びって。 キーストロークキーを指先で押下できる深さのことです。デスクトップPCと組み合わされることの多かった厚みのあるキーボードに多いのが、キーストローク4.0mm程度のメンブレン式キーボードでした。最近は大手PCメーカーもデスクトップに付属するキーボードは低背メンブレン、またはパンタグラフ式キーボードが多い印象ですが、メカニカルキーボードや静電容量式でもこのストローク量が標準的なようです。人間工学的に最適なのか、機械的にいろいろ都合がよくてこのストローク量なのかは知りませんが、まぁデファクトスタンダードと言ってよいようです。メカニカルにせよメンブレン(パンタグラフ)にせよ、以前はキーストロークが深いほど入力判定、つまりアクチュエーションポイントは深いものでした(ストローク量4mmなら、2mm押し込んだら入力されるなど)。今ではゲーマー需要もあってか、機械的なストローク量に比べて極端に浅いアクチュエーションポイントを採用したものも増えてきているようです。静電容量式、光学式、磁気式キーボードの一部はユーザーが調整することも可能で、特定のアクチュエーションポイントに縛られない、より自由度の高い製品もあるようです。中でもラピッドトリガーと呼ばれるものは移動方向の変化を起点に、相対的な移動量で制御しているようですね。ノートPCなどの薄型キーボードに採用例の多いパンタグラフ式(シザー式とも)で多いのが、1~2mm程度のストロークです。これは打鍵感よりも可搬性や本体側の高性能を優先していて、底打ちしないと入力が成立しないものの、結果的にこのアクチュエーションポイントも従来のキーボードより浅いので高速入力が可能ですね。最近ではメカニカルスイッチでもこのストロークを実現する、超低背スイッチが登場しています。 打鍵感打鍵感はキーストロークだけでなくキーボード部品の構成や精度によって印象が変わる指標だと思います。結局のところこの打鍵感が悪いとキーボードの印象はとても悪くなります。指先を動かして操作した印象が主になる打鍵感。人それぞれ指の長さも違えば筋力も違い、爪の長さも違います。細かいことを言えばキーボードを置くテーブルによって反響音も変わってきますし、打鍵音も無音がいいとかカチャカチャ鳴る方が好きとか、いろいろです。ストロークもアクチュエーションポイントもとにかく浅くて、押下圧の弱いものが理想的な気もしますし、押下の最中はリニアなものが良さそうに思えます。しかし個人的には入力に実感を伴う仕様になっている方が結果的に打鍵感も良くなると思っています。つまり何らかのフィードバックがほしいということです。具体的にいうと、底打ちやタクタイルまたはクリック感を通してアクチュエーションポイントへの到達を指先から感じられ、そこまではある程度の抵抗(押下圧)によってメリハリをつけるという感じですね。押下圧が弱すぎたり、アクチュエーションポイントが浅すぎると誤打しやすい印象がありますし、リニア軸は感触自体は良いのですがアクチュエーションポイントに達しても触知できないのでもどかしく感じてしまいます。そんなわけで、個人的には入力の成立を触知できるタイプのタクタイルやパンタグラフ(これらは通常、押下圧のピークを越えると一気にアクチュエーションポイントまで達する)が好みで、キーストロークは環境が許せば4mm近くほしいです。スペックシートで数値化されている項目では良さそうでも、実際に触ってみると打鍵感や打鍵音といった点で期待と違ったりということもあるので、やはり機会があるなら実際に触れて確認してみるのが良いですね。
2024.01.19
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ノートPCに標準搭載されているタッチパッド(トラックパッド)。サンワサプライさんの商品に、これだけを抜き出したような製品がありました。EZ4-MABT128はBluetooth接続のワイヤレスタッチパッドで、手元に置いてちょっと離れたところに置いたデバイスを簡単に操作したりといった用途に使いやすそうです。ジェスチャーは13種類に対応、Bluetoothバージョンは5.2です。USB-Cポートで充電でき、使用中はケーブル要らずなのが良いですね。2台までのマルチペアリングにも対応しているようですよ。Bluetooth EZ4-MABT128【ネコポス対応】楽天で購入
2024.01.18
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エレコムさんから、コンパクトキーボードの新製品が発売されていました。有線タイプのほか、専用ドングルの2.4GHz接続ワイヤレス、Bluetooth接続ワイヤレスの3タイプから選んで購入できます。全部入りのモデルは無いようですね。エレコム 有線 ミニ キーボード Caps Lock機能無効化スイッチ搭載 メンブレン式 コンパクト 有線 抗菌 ブラック TK-CM10UMKBK楽天で購入CapsLock無効化スイッチ付きのこのキーボード、キーピッチ17mmのコンパクトなテンキーレス配列で、メンブレン式を採用しており、CapsLockキーを無効化(実際はCtrlを割り当てるようです)するスイッチは底面に搭載されています。キーボードそれ自体のデザインは、学習用の同社製品にちょっと似ていますね。キーピッチも同じ17mmです。エレコム 有線 はじめてのキーボード パソコン用 KEY PALETTO キーボード メンブレン式 ミニサイズ 抗菌 ノートPCブラック 小学生 中学生 子供 キッズ TK-FS10UMKBK私は自宅PCにはMicrosoftのCtrl2Capというソフトをインストールして、CapsLockをCtrlキー化しています。そういった自由な使い方ができない環境のPCでもこのキーボードなら切替が簡単にできますね。CapsLockは一般的にAキーの左側に配置されていますが、個人的にはここにCtrlがほしくて、HHKBのキーボードや、メカニカルならDIPスイッチ付きのキーボードを購入してそれができる環境を実現していました。Ctrl2Capを導入したのはノートPCのキーボードでも同じ環境にしたかったからです。メンブレンやパンタグラフ式ではこういった切替機能をもっているキーボードは多くないので貴重だと思います。エレコム Bluetooth ミニ キーボード Caps Lock機能無効化スイッチ搭載 メンブレン式 ワイヤレス コンパクト ブルートゥース 抗菌 ブラック TK-CM10BMKBK楽天で購入
2024.01.18
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記事作成時点になりますが、在庫ありになっていました。どちらも入荷待ちのことが多い印象の2台ですが、狙っていた方はこの機会に検討してみてはいかがでしょう。HHKB Studio 英語配列楽天で購入CHORD/Mojo 2楽天で購入
2024.01.12
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パンタグラフキーボードに見えますが、実はメカニカルキーボードなんです。MISTEL AIRONEは、Cherry社のMX ULP(Ultra low profile)スイッチを採用し最薄部5.08mmを実現したという、台湾メーカーのMISTEL発のメカニカルキーボード。AIRONE(英語配列)↑外部リンク今回は国内発売の開始に合わせて、アーキサイトさんの公式ショップからタクタイル版を購入。私自身久しぶりのメカニカルキーボードとして選んだこのキーボードをレビューしてみます。MISTEL|ミステル AIRONE(エアワン)英語US配列 シルバー/タクタイ...楽天で購入 外観シルバーのアルミフレームに英語配列を基本としたレイアウトを採用。キー数68のいわゆる65%キーボードに分類されるタイプですね。底板は樹脂製で、軽量さにも配慮した素材の使い分けをしています。カラーは私の購入したシルバーの他、ブラックがあります。キースイッチはタクタイルとクリッキーから。というかこのULPスイッチ自体、まだこの2種類しか完成していないようですね。リニア版も登場すればゲーマー界隈からの注目も高まりそうです。チルトスタンドはありませんが筐体に傾斜をつけてあり、一見するとスタイリッシュなパンタグラフキーボードです。ベゼルが細いのでパームレストいらずですね。USBポートはtype-C×2(排他利用)。接続する端末との位置や距離に応じてどちらかを使えるようになっており、付属品にはUSB-C to Cのショートケーブルと、A to Cのロングケーブル、収納ポーチがあります。USB-A to CのA側は4端子なので、USB2.0かと思われます。底面に修飾キーの配列を小変更できるDIPスイッチを搭載しているのは、メカニカルキーボードでよくある仕様ですね。ちなみにゴム脚は6か所にあって、打鍵時にキーボード全体がたわむような印象はありませんでした。ここまで画像を見てきて、これがパンタグラフキーボードだと思ってしまっている方はいませんか…?これ、メカニカルキーボードですからね。薄いよね。 キー配列と打鍵感英語配列を採用しているので日本語配列よりもキー数が少なく、長いスペースキーを持っています。AIRONEのキー配列はエンターキーの右側に1列キーが並んでいて、横幅はその分やや広めですね。やはり英語配列は合理的だと感じますおかげでコンパクトな配列ながらカーソルキーの独立は保たれています(I/J/K/Lでも代用可)。修飾キーや記号キーなどのスリム化がされていなくて好印象ですが、この英語配列は外装とのバランスがほぼ完成していて、余白はほぼありません。キー数の増える日本語配列が予定されているかは不明です。5段配列なのでF1~12キーは独立しておらず、最上段のキーと統合されています。コンパクトキーボードあるあるな仕様ですね。打鍵感の方は、ストローク1.8mmのタクタイルフィールということで、何も言われなければパンタグラフ式と錯覚してしまいそうです。タクタイルのポイントまでのプリトラベル(空走距離)もほぼ無いような感じですから、余計にパンタグラフっぽさが強いです。しかし文章を入力していくと、パンタグラフやメンブレン式で感じられるものとは違った明確な節度感があることに気づきました。最近のパンタグラフ式と比べるとピーク荷重は重めの65gですが、内部に使われている吸音フォームが効果的なのか、残響や底打ちの反発力といったマイナスの印象はほとんど感じません(気になったらデスクマットの使用も考えてみようかな)。撫で打ちに適する低荷重・超低ストロークとは違って、薄型でも打鍵のフィードバックには確かなものをを求めるユーザーに向いていると思います。私の選ばなかったクリッキーの方は、音が更に加わるのかな。通常、メカニカルスイッチはコイルスプリングなどからくるバネっぽさがあり、メンブレンやパンタグラフではラバードームのゴムっぽさが打鍵感に混じります。ストロークの深いものは摩擦感も加わりますが、MISTEL AIRONEのULPスイッチは他のスイッチにはない"引きバネ"が使われていて(バックリングスプリング式の時代まで遡っても他の採用例はほとんどないのでは…?)、いわゆるプリテンショナーのように働くことでパーツどうしの遊びを吸収しているのかもしれません。このスイッチについてはCherryMXの紹介ページや動画を見るとイメージしやすいでしょう。打鍵感はスイッチだけでなく筐体やキーキャップなどを総合した結果得られるものだと思いますが、上に書いたような特徴から、MISTEL AIRONEのそれは、ぶれ(遊び)の少ない、ほんの少し硬質な打鍵感といった印象です。短いストロークの中でタクタイルのフィーリングが入るので、リニア軸を好むユーザーには向かないでしょうし、一般用途のキーボードとしては高価な印象は否めません。 その他到着したものはファームウェアバージョンがV1.0.09でした。MISTELのページに行くとV1.0.10がリリースされていて、私も適用しています。付属ケーブル以外での使用に関して。例えばLightning to USBケーブルなどのOTGケーブルでも使用はできましたが、iPhoneとの接続ではイルミネーションLEDを煌々と点灯させていると消費電力の関係かすぐに接続が中断されてしまいました。LEDの設定はPCなど電力が安定供給されるデバイスに接続している時が良さそうです。LEDオフや同時点灯数の少ない設定ならiPhone(Lightning)でも使えています。底面のDIPスイッチの他、初期レイヤー以外の3レイヤーにマクロ設定ができ、LED発光パターンも変更可能でとてもワクワクさせられますが、実際に設定を始めてみるとキーボード単体でのカスタマイズとなり、視覚的に現在どんな設定になっているのかは分かりにくいですね。オフラインで全て設定できるという点はメリットでしょうか。ちなみにLEDの照度も調整できますが、CapsLockオンで点灯するLEDの照度は固定のようです(イルミネーションLEDではないから?)。一般的にメカニカルキーボードはキーキャップを外して清掃やカスタマイズできますが、AIRONEのマニュアルにはキーキャップを外さないよう注意書きがあります。Cherry MX ULPスイッチを採用した極薄メカニカルキーボードのMISTEL AIRONE。メンブレンやパンタグラフのソフトな打鍵感と、一般的なメカニカルの中間に位置する、“刺さるユーザーには刺さる”キーボードだと思います。安いキーボードではありませんが、ぜひ試してほしいと思う1台です。
2024.01.01
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明けましておめでとうございます🎍今年も宜しくお願いいたします🐲今年は飛翔の年なんて言われる辰年。このブログはマイペースに続けていこうと思います。ちなみに新年1発目の記事はすぐ公開します!
2024.01.01
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プログラマブルキーパッドというジャンルは、任意の機能をキーに割り当てられる、文字入力用キーボードよりもコンパクトな入力機器です。キー数は3個程度のミニマルなものから、テンキーパッドを模したものなど様々ですが、キー数が少なくても、レイヤー切替によってキー数×レイヤー数で見た目以上に使い分けができるものもあります。定型文をひとつのキーで入力させたり複数キーの同時押しで実行するショートカットキーなども登録できたりするので、用途にハマれば作業の時短に繋がりますよ。プログラマブルキーボード ミニ3キー 片手キーボード 左手デバイス ゲーミングキーボード メカニカル 青軸 割付 バックライト付き 有線接続 ブラック楽天で購入【楽天1位受賞】テンキー 有線 プログラマブルテンキー プログラム ショートカット 自作 マクロテンキー マクロ キー割付 割り付け 割り当て機能 DTM CAD 22キー USB接続 左手デバイス 400-NT008楽天で購入FIIO USBキーパッド FIO-KB1K-B楽天で購入
2023.12.26
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今回は今年の購入品から印象的だったものを5つピックアップしてみます。ベストバイ5は実用性やQOL向上などなどを意識してまとめているのですが、今回は特にimpressive、印象的だったものを選んでいます。 国産万年筆やや小ぶりな国産万年筆。自宅で使っているだけなのでデジタルが普及している今、私にとっては使い道が少ないけれど、これを使って字を書いている時間は結構好きです。書ける文字の太さは購入時に選ぶ軸の種類である程度決まり、文字の色はインクの選択で変えられます。【レビュー】SAILOR プロフィットライト【万年筆】| そゆぶろ - 楽天ブログ ThinkPad キーボードこれはベストバイ5にも選んでいるのですが、ThinkPadのワイヤレスキーボードも印象的でした。マウス単体の機能をキーボードに統合したデバイスというのはかなり前から存在していますが、自身で選んだのは今回が初めてです。使ってみるとなかなか悪くない。ポインティングスティックの操作性に慣れるまではちょっと使いにくいと感じますが、慣れてくるとメリットを感じられました。ある意味ミニマリズムなキーボードです。【レビュー】Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard Ⅱ【4Y40X49522】| そゆぶろ - 楽天ブログ プログラマブルキーパッド使いこなしたいなーと思いつつまだ浅い使い方しか覚えていない、そんな存在がプログラマブルキーパッドです。キーボードよりも圧倒的にキー数が少ない反面、省スペースで、それぞれのキーに割り当てる機能を設定できます。【レビュー】FIIO KB1K 【プログラマブルキーパッド】| そゆぶろ - 楽天ブログ aptX Adaptiveが選べるBlutoothトランスミッターAppleデバイス多めの私にもaptX Adaptiveによるワイヤレスオーディオ環境をもたらしたのが、ゼンハイザーのBTD600。頑なにAACを貫くAppleデバイスもこれがあればコーデックの幅が広がりますよ。【簡易レビュー】Sennheiser BTD600【Bluetooth】| そゆぶろ - 楽天ブログ 吹きガラスのタンブラー小ぶりな吹きガラスのタンブラー。個体差のあるものを個別販売のページから購入したので全く同じものは無いのですが、それもまた一期一会。ポンテと呼ばれる底面のザラっとした加工痕も特徴のひとつ。自宅でウイスキーを飲むときはこれです。【レビュー】fresco製ベルマン ウィスキーグラス【180ml】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2023.12.23
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2022年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、iFi Audio Unoのレビューを書いていました。Unoは同社の中でも廉価なモデルで、入力はUSB-C、出力は3.5mm/RCAの2種類のみのバスパワー駆動タイプ。PCやスマホとOTGケーブルで接続することでUnoのオーディオ回路を使った音楽再生が可能になります。廉価ながらデジタルフィルターの選択や低音補強機能もあり、ハイレゾ対応のUSB-DAC/Ampとして悪くない1台です。【レビュー】iFi Audio Uno【USB-DAC/Amp】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2023.12.21
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中国メーカーのUnihertzから、ミニスマホ(Android)のJelly Starが楽天市場でも購入可能になっていました。Jelly StarはAndroid OS13、Media Tek製CPUを採用したモニタサイズ僅か3inchのスマホで、5G通信は非対応ですがLTEまでをサポート。Unihertz Jelly Star Android 13 SIMフリー楽天で購入メインのスマホとしてはサイズが小さすぎる感は否めませんが、特長が活きる場面があれば持ち運びが簡単な端末ですし、検討の価値ありと思います。もともとはクラウドファンディングで始まった販売ですが、一般にも購入可能になっています。カラーは3色から選べますよ。
2023.12.21
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ギリギリ・・・幼少期に実機を見た記憶があるような。テーブル筐体型で、喫茶店などに設置してあったのでしたっけ。スペースインベーダーが実際に遊べてしまう貯金箱が発売されるようです。【2024年1月13日発売】貯金箱 スペースインベーダー 45周年 タカラトミー タイトー ミニチュア化 テーブル筐体型 100円貯金 遊べる貯金箱 楽しい貯金箱 ゲーム貯金箱 硬貨 100円 コインバンクミニチュア アーケードゲーム レトロゲーム 人気 プレゼント楽天で購入遊べる貯金箱 スペースインベーダーは2024年1月13日発売予定の貯金箱兼ミニゲーム機。100円硬貨を入れることで往年のスペースインベーダーが遊べるようです。バッテリーは単三電池3本を交換するタイプで、写真を見ると私が見覚えのあるテーブル筐体そのままって感じ。モニタは2.8inchとまぁミニ筐体なりのサイズですが、なかなか趣を感じる商品ですね。
2023.12.20
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ドライバーやピンセットを持っていると、機器のちょっとした不具合は自分で解決するって方もいると思います。私もちょっとしたことなら自分でしますけど、これまでよくあった失敗には、小さな部品を床に落としてしまったり、最悪見つからないなんてこともありました。作業用マットという商品の中には、細かな部品を置いておけるポケット部分を設けてあるものがあります。これをデスクに敷いてあげれば、部品の紛失や落下の防止に役立つかもしれませんね。作業マット グレー 500℃耐熱性 シリコン製 滑り止め 精密機器 分解 修理 作業スペース ネジ置き 断熱マット[定形外郵便、送料無料、代引不可]楽天で購入作業マット 卓上作業マット シリコンマット 45cm*30cm 500℃高温熱風に耐える 無毒 断熱パッド 作業マット 耐熱 マグネット付 滑り止めデスク楽天で購入
2023.12.20
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2024年用の手帳、先週から使い始めました。ちょっと早い気もしますが、せっかくページが用意されていますし、年末の仕事納めから年始の仕事始めまでの流れを同じ手帳で始めたいと思ったので。12月になったので新しい手帳を。NOLTY ライツ3小型版です📓 pic.twitter.com/PK7ARgPQ9n— そゆ (@soyu_jpn) December 2, 2023NOLTYライツ3(小)のサイズ感はコンパクトで気に入っていますが、標準装備のペンホルダーにペンクリップをしっかり収めると、ペンの口金が手帳から少し下に出てしまいます。せっかくペンの全長ともサイズ感が合っているのにこれはもったいない。張り付けるタイプのペンホルダーを使おうかと検討中です。プライベート用のRHODIA手帳は2023年用と全く同じもの。こちらは栞紐が無いので使い進めるのに合わせてページ端を切っていたのですが、この切り方(角度)をちょっと変えてみました。新しい手帳では手帳ページの切り方、というか角度をちょっと変えてみる。意外と使い勝手変わらず。 pic.twitter.com/Bo1Ys4PPfQ— そゆ (@soyu_jpn) December 3, 202345度くらいの角度で切っていたのを60度くらいに。切り離す面積は小さくなっても指を添えればしっかりそのページで開けます。2024年はこんな感じで手帳にちょっとしたアレンジを楽しみながら使っていくんじゃないかなと。
2023.12.09
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今回はキーボードの雑学ということで、意外と知らない人もいる、でも知っていればもっとキーボードを使いこなせる!かもしれない・・・というTipsをご紹介します。中身は文字入力と印字の関係と、Fnキーでのコンビ入力です。そんなことか・・・と思った方はもっと中身の濃いブログにジャンプしましょう! キートップの印字まずはローマ字/かな入力に関して。これは日本語配列キーボード、というか非英語圏のキーボードにおける特有のものと言った方が正確かもしれません。英語配列キーボードなら文字入力用のキーは最大2文字がキートップに印字されています。対して日本語キーボードは最大4文字が印字されている・・・でもキーを打っても4文字も打てない・・・知っている人にとっては当たり前のことではあるものの、分かるのは半分だけという人もいるかと思います。左半分:英数字モードで入力できる文字キートップ左側に印字されている文字は、基本的にアルファベット、日本でいう英数字モードで入力できる文字です。キーの左下にある文字はそのままキーを打てば入力でき、左上にある文字はShiftキーと同時押しで入力できます。実際の入力では少し先にShiftキーを押したままにし、続けて文字キーを打つと自然かと思います。実際にキーを見てみるとアルファベットは大文字しか印字されていないと思います。その大文字はキーの左上に印字されている場合が多いと思いますが、つまりShiftキーと同時押しで入力できるということですね。(デザインに凝ったキーボードは独特な配置をしているものもあります)小文字が打てなくなった!大文字が小文字になっちゃう!という時はAキーの隣、CapsLockが有効になっているかもしれません。その場合は一つ下にあるShiftキーとCapsLockキーを同時に押して解除しましょう。右半分:かな入力モードで入力できる文字右半分に印字されている文字は、日本語入力の時にかな入力モードを使うと入力できる文字のセットです。タスクバーにあるIMEメニューから有効/無効を切り替えることができます。キーの右上が空白になっているものは、Shiftキーと同時押ししても何も入力されません。日本語配列のキーボードを見てみると、アルファベットキー以外の数字や記号キーに3または4文字が割り当てられていますね。かな入力モードを使う人は全体的に少数派(スマホは除く)だと思っているのですが、このQWERTY配列キーボードでローマ字入力と共存して現在も残っています。私の場合、ローマ字を学ぶ前に親戚が持っていたワープロを触らせてもらった時、ひらがなをキーボードから探しながら打って遊んだ覚えがあります。使った記憶はそれくらいで、ローマ字を学んだあとはずっとローマ字入力です。ひらがな、カタカナ、漢字、英数字、記号を使うのが日本語ですが、キーボードにおいて覚えるべき配置のうち、ひらがな(カタカナ)50音を省けるのは参入障壁を大きく下げるとともに、キーボード配列が変わっても入力モードさえあれば使えます。日本語配列以外でもかな入力モードは使えるようですが、キー数が少なくなるので若干配置が換わるようです。覚え直すのも面倒ですよね。冷静に考えるとこれはローマ字をマスターしていることが前提ですが、ローマ字入力の方が一文字あたりに打つキー数が多いので、効率面ではかな入力の方が速いような気もします。対するローマ字入力は50音分のキー配置を覚える必要がありません。マスターできれば高速化できるのがかな入力で、キーボードの配列を問わず入力できるのがローマ字入力といったところでしょうか。 FnキーFnキーの存在もまた、使い方を覚えておいたほうが得です。たいていノートPCのキーボードの中で左下の隅に配置されているもので、単体ではなにも入力できませんが、他のキーと一緒に使うことで効果を発揮します。キーボードを使いこなすための引き出し的な存在ですね。こちらのキーボードでは、Fnを押しながら最上段のキーを押すと左から順にFnLock、F1~F4として機能します。よく見ると印字色が同じになっていて、他の印字とは差別化されていますね。このFnキーで呼び出せる機能はキーボードによって若干違いますが、上の例のように一見分かりにくい形で関連を暗示してくれています。他の暗示の仕方には、もっと分かりやすい印字色にしているものもあれば、キーキャップ側面に印字してある場合もあります。私の持っているキーボードにはないものの、NumLock機能を呼び出し、キーボードの一部をテンキーパッドにできるキーボードも存在します。でもなんとなく最近あまり見かけなくなてきたような・・・?キーボードはショートカットキーも含めて奥が深いですね。私もまだまだ知らないことは多いですが・・・知っていればいるだけ役立つと思いますよ!
2023.11.29
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手帳を改めて使い始めた今年。実用品として役立ってくれたので、来年も使います。引き続きプライベート用とビジネス用で別々に運用するスタイルは変えず、外では黒ボールペン1本を常に一緒にしておく。文具を楽しみたくもあるので、自宅では万年筆や他のペンも使います。ビジネス用はNOLTY ライツ3小型版(1151)。これは今年(ポケットカジュアル1)の手帳運用の傾向を踏まえてサイズダウンを狙った選択です。ポケットカジュアル1はカバーのステッチやシボの深さなども気に入っていましたが、もう少し小さくてもいいなと思ったのでライツ3小型版へ変更です。個人的に使いそうにない別冊のアドレス帳は外しました。これで少し薄くなり携帯性はアップ。レイアウト自体は月間ブロックと週間レフトの組み合わせが使いやすいので継続です。プライベート用はRHODIA マンスリーダイアリーの小さい方と、同サイズのドット方眼ノートの組み合わせで、変更点はカバー色のみ。日記のように日々文章を書いたり、デコったりしない使い方なので、必要十分な組み合わせです。そろそろ引退する今年の手帳と並べてみると、ビジネス用のポケットカジュアル1は少しくたびれた感じが出ていますね。均一だったページの裁断面は開閉を繰り返したことで不揃いになりましたし、栞紐はほつれてきています。デジタルもいいけれど、アナログも悪くないぞ、と。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】 | そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】能率手帳 NOLTY ライツ3小型版【1151】 | そゆぶろ - 楽天ブログ
2023.11.26
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毎年恒例のベストバイ5。今年もいろいろと散財してきた1年間でした。ということで、ベストバイとして5つピックアップしてみました。紹介順はランキング順ではなく、どれも個人的に買ってよかったものばかりです。 ThinkPad Trackpoint KeyboardⅡ個人的には久しぶりに大当たりのパンタグラフキーボードです。マウス機能が統合された、IBM時代から続くThinkPadブランド。のポインティングスティックとクリックボタン付のきキーボードです。慣れてしまえば一般的な用途ならテンキーレスどころか、マウスレスな省スペースワークにスイッチできるかも。【レビュー】Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard Ⅱ【4Y40X49522】| そゆぶろ - 楽天ブログ Final ZE8000フルワイヤレスイヤホンとしては異色の音作りで仕上げた、賛否両論のイヤホンです。中・低域の濃いめの音作りと高精細感の共存は個人的に気に入りました。現在はMk2が発売されましたね。【レビュー】Final ZE8000 フルワイヤレスイヤホン| そゆぶろ - 楽天ブログ GRADO GW100x孤高のヘッドホン作りを貫くGRADO。その中でワイヤレス製品は非常に少ないのですが、これはaptX Adaptive搭載でバッテリー性能も向上した改良版。ドライバも最新世代に変更され、SennheiserのBTD600と組み合わせて使っています。夏場はGO bluが活躍していましたが、今はGW100xを使う頻度が増えてきました。【レビュー】GRADO GW100x【ワイヤレスヘッドホン】| そゆぶろ - 楽天ブログ RHODIA Monthly Dialy miniプライベート用の手帳として今年から使ってきて、なかなか良かった。仕事用は昨年と別の手帳にしますが、プライベート用はこの手帳を来年も継続することにしたのでベストバイに採用しました。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】| そゆぶろ - 楽天ブログ iFi Audio GO blu有線イヤホンを繋いで使うためBluetoothレシーバーです。小型サイズらしからぬ音質で、有線イヤホンの利用シーンが広がりました。【レビュー】iFi Audio GO blu【Bluetoothレシーバー】| そゆぶろ - 楽天ブログ今年も残すところ数週間。ベストバイ記事を書いた後にまたベストバイ級の買い物に出会えたら嬉しいような微妙なような・・・それではまた次の記事で!
2023.11.23
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キーボード選びは楽しいけど沼る・・・古くはタイプライターの時代から、人類はキーを押下して文字を起こすという作業を続けています。インクリボンを使ってダイレクトに紙に印字するタイプライター、モニタに映しながらデータとして作成していくPCやスマホ。今ではモニタとタッチパネルでソフトウェアキーボードも普及しています。そのままキーの一つ一つを再現したものや、スマホなどでフリック入力するテンキータイプもあります。テンキーと言えば、スマートフォンの前(ガラケー)では物理キーばかりでしたね。今回は、自身が使ってきた中から手持ちの写真や現物が残っているキーボードを集めてみました。数値入力用のテンキーパッドも使っていますが、今回は挙げていません。結構な数になったので個々の掘り下げは深くありませんが(といいつつ気が向いたらこっそり追記するつもり)、それぞれ違いがあって開発者によるこだわりや取捨選択が垣間見えます。年代は購入時期です。①マウスコンピュータのノートPC 15inch 日本語配列 2000年代たしかフルキーボードでしたが画像で残っているのは主要キーのエリアだけでした。本来はホットキーやテンキーも右側にあります。記号キーや修飾キーに幅の細いものが少しありますが、使い辛かった記憶はありません。ですがモニタとホームポジションのずれは感じていましたね。②Apple Macbook Air 11inch 日本語配列 2010年代自身にとって初のMac、バックライト付きのキートップに感動した記憶が蘇ります。キーピッチ、サイズ、打鍵感にほとんど不満のないパンタグラフキーボードでした。Aの隣にCtrlがあるのはいいですよ。このデザインを模したキーボードは基本的に使いやすいと思います。たしかこのモデルの数年後にバタフライキーボードと銘打って極薄のキーボードが投入され、ファンクションキーをタッチパネル化したTouch barも加わりましたが、廃止されたようです。③サンワサプライ 英語配列 Bluetooth 2010年代これはモバイル用の、折りたたみ式。別メーカー製のよく似たものも見かけるのでOEMでしょうか。英語配列はこれが初めてでした。やや硬めの打鍵感が不満でしたが、持ち運べるそれなりのキーボードということで重宝していました。チャタリングの発生で引退しましたが、通常のキーボードと比べ中央が開き気味で角度が付いており、いくらか楽な姿勢でタイプできた記憶。④HHKB 英語配列 有線/Bluetooth 2020年代初HHKB。英語配列のスッキリとしたキー配列に憧れ購入。実用上もとても使いやすくて、自宅での主力キーボードの一つです。静音タイプのストストと落ち着いた打鍵音が心地良く、キーキャップはシリンドリカルステップスカルプチャを実現していますし、キーストロークも深く、静電容量無接点方式の上質な打鍵感は本当に良いです。しかしこのてのキーボードにはパームレストが必要だと思います。⑤HHKB 英語配列 有線 2020年代似たようなキーボードを買い始め、この辺から沼にハマった自覚があります。これも静電容量無接点方式ですが、静音タイプではないので打鍵音は比較的大きく、スチャスチャといったところ。上の静音モデルもそうですが、中にはラバードームが使われていて、接点構造以外はメンブレン式に共通する部分があります。⑥ARCHISS 英語配列 有線 2020年代パンタグラフ、静電容量無接点ときて、メカニカルに手を出さないなんてあり得ない!ということで選んだCherry MX茶軸の英語配列。中には鉄板も入っていて剛性感も高く、茶軸のタクタイル感も底打ちせずすらすら打鍵できて良き。カーソルキーを素直なサイズで配置しているのも好印象です。これもシリンドリカルステップスカルプチャですが、HHKBと比べるとスカルプチャはやや緩い印象です。⑦VORTEX GEAR 英語配列 有線 2020年代やっぱり赤軸も気になるよね?ということで、こちらはCherry MX Lowprofile赤軸。レトロなダブルショットキーキャップは悪くありませんでしたが、個人的にはアクチュエーションポイントが不明瞭で、結局底打ちしてしまいがちでした。キーキャップ表面は椀型に窪んでいて良いのですが、全体がフラットな構造になっていて(非ステップ構造)、奥側のキーはちょっと届きにくかったです。LEDやマクロ登録などもできて面白い1台でした。⑧Apple 英語配列 有線/Bluetooth 2020年代Magic keyboard単体です。厚みのある自宅用キーボードの欲が落ち着いたので、モバイルでしっかりした打鍵感を求めた結果のチョイス。日本語配列だとAの隣にCtrlがくるのに、英語配列ではCaps Lockなのがなんだかね。でも打鍵感は期待通り良好で、キーピッチ・サイズともに良いキーボードです。⑨メーカー不詳 英語配列 Bluetooth 2020年代遊び心で購入したモバイル向けで、本のように折りたたむのではなく、通帳のように折りたたむタイプ。3台まで登録でき、OS最適化もできますが、かなり小型で記号キーの配置やサイズにやや無理をしている印象を受ける1台です。デバイス用のスタンドが内蔵されているのは良いですね。⑩ARCHISS 日本語配列 有線/Bluetooth 2020年代こちらもワイヤレスですが、有線もBluetoothも可能でマルチな1台。OS最適化もでき、結果としてキー印字は賑やかになっていますが、キーピッチ・サイズは良好で結構おススメ。FnとCtrlの位置は賛否あるでしょうね。⑪Microsoft 日本語配列 2020年代ノートPC(Surface GO系)のキーボード。エンターキー周りが微妙に窮屈な1台です。ですがスペースキーが日本語配列としては大きめで、両端の英/かなキーは悪くありません。個人的には継続してほしい試みですね。キーストロークは浅めですが、底打ちはソフトで静かに打鍵できます。⑫ThinkPad (Lenovo) 日本語配列 Bluetooth/2.4GHz 2020年代ワイヤレスキーボード。個人利用なら英語配列一択なのですが、仕事となると日本語配列がやはり無難ですね。しかしさすがThinkPadの系譜。打鍵感も良いですし、キートップの形状やピッチも良いです。Fnキーは左下ですが、Ctrlキーが大きめなのでそこまで使いにくくもない。むしろカーソルキー付近のPgUp/Dnキーの方が誤打しやすいです。今回の趣旨からは外れますが、トラックポイントシステムは素晴らしいですね。個人的にはHHKBに並ぶ良デザインです。使いこなせればマウスの設置スペースを省けますし、持ち替える手間もなくなります。まぁ、実際はマウスを完全に駆逐するには至っていませんけれども。⑬MISTEL 英語配列 有線 2020年代久しぶりに購入したメカニカルキーボード。比較的新しい、Cherry MX ULPスイッチという超低背のメカニカルスイッチを採用しています。スイッチの構造上、キーサイズはパンタグラフのように自由が利かないのか、正方形のキーが最も小さいキーサイズ。このおかげか一見無理のないキー配列になっているものの、F1~12キーを単独で搭載しないことに加えレイヤー機能、マクロ機能、LED設定が可能なため、FNキーの他にPNキーというちょっと珍しいキーが搭載されています。右端の列は修飾キーなどがデザイン上の空白を埋めるように配置されていて、人によってはエンターキーの右側に別のキーが並んでいるのは好みが分かれそうです。手に持った感じはApple Magic Keyboardのような薄型キーボードなのですが、打鍵してみると節度感の高さはパンタグラフのそれを超えるものがあります。⑭MOBO 日本語配列 有線/Bluetooth 2020年代久しぶりに購入した、折りたたみ式のパンタグラフ式。二つ折りではなく三つ折りタイプで、ヒンジが2つあります。PCの日本語配列に準じた配列なのですが、やはり一部キーのサイズが細くされているのは自分が慣れている運指の距離感と差があって、違和感があります。モバイル用としては有線/無線で利用でき、OSを気にせず使えるので優秀な印象です。⑮ ガラケー テンキー配列 2000年代懐かしのガラケー、のテンキー。当時はみんなカチカチ押していました。スマホの入力に慣れてしまうと、意外と押し疲れるのがこの物理テンキーです。各社とも基本的な配列は同じですが、キー形状やマルチメディアキーはモデルごとの特色があり楽しかったですね。中には一部エリアにトラックパッドを内蔵しているモデルもありました。⑯ Apple iPhone テンキー配列(日本語) 2020年代ここからはソフトウェアキーボードです。フリック入力にはテンキーデザインが踏襲されていますね。⑰ Apple iPhone QWERTY配列(日本語) 2020年代個人的にはこのQWERTYが使いやすいです。⑱ Apple iPhone 注音符号配列(台湾華語) 2020年代馴染みのない日本人がほとんどだと思いますが、台湾華語用のキーボードです。台湾の人とチャットする時に使っています。多くの人には意味不明な記号が並んでいると思いますが、日本語でいう平仮名のような役割をする、注音符号という文字体系です。中国ではピンインと呼ばれる英字を使った文字体系なので、中国人の方でも分かる人は少数派でしょうか?⑲ Microsoft スクリーンキーボード(日本語配列) 2020年代Windows11のソフトウェアキーボードです。使っていませんが参考として。しっかしエンターキー大きいですね。現代はノートPCに代表されるパンタグラフキーボードを触れる時間が非常に多いと思います。スマホも時間としては多いですが、入力量はPCが圧倒的に多いという方が多いのではないでしょうか。自分に合ったキーボードにまだ出会えていない方もいると思います。⌨おススメの選び方私自身の経験から言わせてもらうと、まずキーストロークは浅すぎるよりもちょっと深いくらいの方が良いと思います。しかし筐体が厚くなりがちなので、手首の疲労や設置スペースも考えつつ選んでください。キー配列は多くの場合、国内なら日本語配列を選ぶ方が無難です。私の本心は英語配列が最高!なのですが、みんながみんなそうではありません。FnとCtrlの位置には注意してください。ここが違うだけで使い勝手にかなり違いを感じると思います。CtrlをFnよりも大きめに設計してあると、位置問題はある程度軽減されます。キーピッチは18~19mm、文字キーと記号キーのサイズが同じものが打鍵しやすいと思います。筐体は脚を起こさなくてもそれ自体が傾斜しているものが良いです。手前から奥まで同じ高さでは、手が疲れやすいです。手前は低く、奥はやや高いくらいのバランスが奥側のキーに指が届きやすいです。打鍵感は個人差が大きいと思いますが、たいていは軽くソフトなものが良いのではないでしょうか。硬かったり重いものは、ついつい力が入ってしまう人向けだと思います。耐久性を求めるなら静電容量無接点かメカニカル、まだまだ数は少ないであろう光学式もよさそうですが、基本的に厚めの筐体ばかりです。量販店からネットショップまで、そして趣味性が高じると自作界隈すらも存在するキーボード市場。自分に合ったものを見つけて、生産性やQOLの向上に役立てましょう!
2023.11.20
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最近購入したThinkPad TrackPoint KeyboardⅡ。購入前には旧モデルや有線モデルをチェックしましたが、どうやら発売時期のThinkPadノートに採用されているキーボードパーツをベースにしているようです。ちょうど手元に今回購入したモデルと、前世代的な特徴を残している有線モデルがあるので比べてみます。⌨ 有線モデル(0B47208 2013年発売)⌨ 無線モデル(4Y40X49522 2020年発売)今回購入したやつ全体的にフラット化が進んでいますねこの2台を比べてみると、キーストロークは有線モデルが採用している世代のキーボードの方が深く感じられ、クリックボタンの起伏も明確。親指に伝わる感触でどのボタンかだいたい分かります。無線モデルが採用している、より最近の世代のキーボードでは、上に書いたような特徴はあまり明確とは言えません。クリックボタンはフラットで、中クリックのドットも指先で微かに分かる程度の凹凸になっています。キーストロークもほんの少し浅くなったようです。しかしキーボード手前(十分な広さとは言えないもののパームレストに相当)の起伏も全体的に抑えられていて運指がし易く、パーツが1枚板になっている効果もあるのか、キーボード全体の剛性感は上がっているように感じます。内部パーツに工夫が凝らされているのかもしれません。よく見るとクリックボタンの幅は旧世代よりも広く確保されていて、Altキーあたりまで伸びています。具体的にどのモデルがベースなのかは分かりませんが、両者それぞれにベースとなったノートPCがあるのでしょう、バスタブ的構造とでも言うべきか、キーはパームレストやフレーム面より一段低く配置されています。ノートPCはたたんだ時にモニタとキーが触れないように設計するでしょうから、薄型化の弊害でどうしてもキーストロークは減ってしまうのでしょう。反面、パームレストエリアとキー下死点の高低差は抑えられるためか、運指がしやすくなるように思います。こいった特徴が外付けキーボードにも共通しています。上は簡単なノートPCの断面図。モニタ以外の主要パーツを格納する本体側は、キーボードや他の部品で常にスペースを取り合っています。打鍵感だけを考えればある程度のキーストロークはほしいですが、快適な打鍵感と薄型の筐体を高いレベルで両立するのは難しいのでしょうね。排熱の問題もありますし、開発では苦労するところの一つでしょう。このタイプ(パンタグラフ)は一時期、非常に浅いストロークのものも他社で登場しましたが、今ではある程度のストロークと疲れにくい打鍵感が求められているように感じます。有線モデルもいつかはモデルチェンジをし、その時はUSB-Cポートの採用など進化をすると期待していますが、打鍵感やクリックボタンの起伏は使い勝手重視で開発してほしいところです。
2023.11.20
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今回はワイヤレスキーボードのレビューです。旧IBMの、今となってはLenovoのブランドへお引越しして久しいThinkPad。キーボードの赤ポチことポインスティックが特徴的で、且つ7段のキー配列もアイデンティティの一つでした(私自身はあまり触れたことがありません)。Lenovo傘下となってから、というか世のラップトップが薄型化していくのに合わせて、といった方が正確か。ThinkPadキーボードのデザインも薄型化してきていますね。そんなThinkPadのキーボード、ワイヤレスキーボードとして販売されているモデルがあります。それが今回レビューするTrackPoint KeyboardⅡ(日本語配列モデル 4Y40X49522)です。Lenovo ThinkPad キーボード 4Y40X49522楽天で購入 外観カラーはブラックのみ。使われている素材は特に高級感は無く、シルク印字のキープリントも事務用品といった趣。アイソレーションタイプのキーボードは、ラップトップからそのままトリミングしてきたような印象です。FnLockやCapsLockはキートップのLEDが点灯するので視認できます。有線モデル(0B47208)は未だにこのLEDがなかったり、microUSBポート採用であったりと前時代感があるので、本機の方がインフォメーションが豊富で現代的です。ちなみにThinkPadの「 i 」ドットは光りません。ESCキー近くにあるLenovoロゴはとても控えめな配色。スイッチ類はDeleteキー付近の側面に集約されていて、電源スイッチ、ドングル/Bluetooth切替スイッチ、OS切替スイッチが用意されています。画像ではボケていますが、OS切替スイッチの奥には充電専用のUSB-Cポートがあり、隣には2.4GHz帯接続用のドングル(USB-A)が格納されています。マウスの3ボタン相当の機能を盛り込んだクリックボタンはSpaceキー手前に配置。このあたりはなだらかに傾斜しているものの、パームレストを途中で切り落としたような中途半端な感じになっていますね。背面には畳まれた脚が用意されています。 キー配列私は英語配列の支持者ですが、今回は日本語配列を選びました。ここは仕事の環境を考えての妥協点です。メインとなるキーに不自然なシュリンクはなく基本的な部分は良好と言ってよいと思います。右手用のAlt/PrtScだけは小さめですね。ただ、配置的にFn/Ctrl/PrtSc/PgUp/PgDnなどは馴染めないと感じる方もいると思います。独立キーとしてHome/End/Insert/PrtScが残されているのはThinkPadキーボードとしての矜持でしょうか。Spaceキーは日本語配列らしく小さめで、左側にやや寄せてあります。IBM時代の7段配列と比べると、アイソレーション化やクリックボタンのフラット化など、ずいぶん変わってしまっていますね。特にクリックボタンはフラットになっていることで指先に感じられる周囲との差が少なく、使い始めたばかりの私は誤打が多かったです。カーソルキーについてもとっさに押すとPgDnを押してしまうことがままあります。Ctrlキーの位置もあまり好きではありませんが、Fnキーよりも若干大き目なので思ったほど誤打にはならなそう。私としてはCtrl2CapをインストールしてCapsLockキーをCtrlキー化しているので、この配置にはあまり不満はないというか、関心の外にあります。また、Fn+ESCでFnLockのON/OFFが切替でき、最上段のキーをマルチメディアキーと通常のF1~12のどちらかに固定できます。 打鍵感薄型のアイソレーション(パンタグラフ)ですが、頻繁に使うキーのピッチに窮屈な感じはなく(約19mm)、キーストロークは約1.8mmとある程度の深さが確保されていて好印象。浅いことは浅いのですが、押下した感覚が得られます。タクタイルな感触のあとは一気に下死点にソフトランディングする印象で、底打ちの打感はソフト。薄型キーボードとしては長時間の打鍵でも疲れにくい部類になるのではないでしょうか。打鍵音は静音設計とは感じませんが、うるさいとも感じません。私は割と静かに打鍵するタイプなので、よほどカチャカチャ鳴らない限り気にならない質です。キー表面はSpaceキーなどを除いて形状がやや窪んでいるので、指先をミートしやすいですね。メカニカルキーボードなどのキーキャップのような深いシリンドリカル形状ではありませんが、フラット形状よりも良いと思います。Spaceキーと両脇の無変換・変換キーは表面形状がやや膨らんでいてデスクトップPCのキーボードのよう。アプリケーションキーの代わりにPrtScキーをねじ込むように配置しているのは、きっとこだわりなのでしょう。多くのキートップ形状は下端が少しだけ湾曲していて、単純な正方形でない点もIBM時代からの継承を感じます。カーソル [↑] キーの真横にあるPgUp/PgDnキーの誤打は今のところ多いです。一応カーソルキーとは形状が少しだけ変えてありますし、[↓] キーにはF/Jキーのようなポジションマークがあるのですが、小指で操作しようとすると誤打しやすいですね。不本意ながらホームポジションから右手をずらして、人差し指、中指、薬指をカーソルキーにあてがうスタイルが一番誤打が少ないです。Fn+I/J/K/Lでカーソル操作できるキーボードが羨ましくなります。 ポインティングスティックとクリックボタンこのキーボードがThinkPadキーボードたる所以、それがこのポインティングスティックとクリックボタンでしょう。ホームポジションから手を放すことなくマウス操作ができる・・・これがあればマウス要らず・・・まぁ確かにそうなのですが、慣れるまではむしろマウスが恋しくなるのではないでしょうか。ひとたび慣れてしまえば、ホームポジションと同軸に3ボタンマウス相当のデバイスが組み込まれたThinkPadキーボードはとても快適です。手をホームポジションから離すのが手間に感じてしまうようになり、よほどマウスの操作性が有利な場面以外はトラックポイントシステムで済ませたくなります。ショートカットキーを駆使する人ほど強く感じるのではないでしょうか。もともとテンキーレスキーボードですし、マウスを置かない分、デスク上もスッキリします。対極にあるのはテンキー付フルキーボードとマウスの組み合わせでしょうか。ポインティングスティック先端は凹凸のある赤いキャップがあり、指先へのかかりは良好です。G/B/Hキーをタイプする時に邪魔になることもありませんが、その分低く設計されており、倒す感覚と水平に力、というか圧を加える感覚は、水平加圧の感覚が支配的。ここは好みが分かれると思います。スペアの型番は0A33908です。スティックの感度調整をするにはドライバのインストールが必要で、中央クリックボタンを押しながらスクロール操作はできるものの、このドライバで設定をしない限り横スクロールはできず縦スクロールのみのようです。ちなみにこのドライバソフトでF12キーに任意の機能をある程度割り当てることもできます。上の方でもふれましたが、クリックボタンの起伏の少なさは誤打というか指が彷徨ってしまう原因の一つのように思えます。ネットでIBM時代のキーボードを見ると分かりますが、当時のクリックボタンは明確に起伏があり、分かりやすそうですね。Lenovo傘下となってから、徐々に簡素化されているのでしょうか。これも慣れてくれば解決されそうではありますが、ボタン表面に厚みのあるシールなどを貼って分かりやすくするという手段もありますね。クリックボタンは垂直に押下する他のキーと違い、左右クリックは手前、中央クリックは奥側に倒れるように押下される構造になっているようで、左右クリックボタンは親指の第一関節側、中央クリックボタンは親指の先で押すようにしてみると、押しやすい上に誤打もホームポジションの乱れも減らせることが分かってきました。有線モデルではまだクリックボタンの起伏がある程度残っていますし、価格も比較的手ごろなのでワイヤレス不要ならこちらを選んでも良いですね。コネクタは表裏の存在するmicroUSBで、キーボードとしての剛性感はやや劣る感があるものの、キーストロークは有線モデルの方が深くてこちらも悪くありません。有線モデル(0B47208)のクリックボタンは感触で判断しやすいLenovo ThinkPad キーボード 0B47208楽天で購入 その他このキーボード、USB-Cポートはあるものの、充電専用であり有線キーボードとしては使えません。付属ドングルを使った専用の2.4GHz帯接続またはBluetooth接続の2台までとなっています。側面のスライドスイッチによる接続切替は2台のデバイス間で可能ですが、ショートカットキーで切り替えられるタイプと違ってあまり頻繁な切り替えには向かない手順だと感じました。Fn+1/2/3とか、そんなショートカットが良かったと思います。有線接続が不可なのも残念ですね。全部盛りモデルは敢えてやらないのでしょうか。誤打しやすいと下げた、カーソルキー周りのPgUp/Dn。ブラウジングではCtrlと組み合わせてタブ切替、カーソルキーの左右はAltと組み合わせて進む/戻る の操作ができ意外と高い操作性を発揮します。用途によっては一般的なマウスやトラックボールが適しているケースもあると思いますが、ポインティングスティックとクリックボタンをキーボードに統合しているThinkPadキーボードを導入すれば、デバイス数の削減、デスク上の省スペース化、手の負荷軽減といった効果が期待できるのではと思います。趣味性は薄く、実用品として購入するキーボードであってマルチデバイスでの利用を考えると痒いところも残るキーボードですが、それでもブラックの筐体に鎮座する赤いポインティングスティック、ThinkPadのロゴ、打鍵感にはブランドとしての魅力を感じてしまいます。Lenovoさんにはこれからも大切にしていただきたいブランドですね。Lenovo ThinkPad キーボード 4Y40X49522楽天で購入
2023.11.15
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iFi Audioから、NEO iDSDの後継機が発売されるようです。NEO iDSD2は据置タイプのDAC/Ampで、入力はUSBの他、S/PIDFやBluetoothなどにも対応。今回の目玉はBluetoothのaptX Losslessに対応し、アンプ出力もパワーアップしているようです。ゲイン切替やデジタルフィルターの選択も同社製他機種のように装備しているようですね。【ご予約商品:11/15発売】iFi Audio NEO iDSD2 ロスレス ...楽天で購入(11月15日発売予定) iFi-Audio NEO iDSD2 据置型 ヘッド...楽天で購入発売は11月15日予定です。
2023.11.13
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楽天市場店開店セール中だそうです。この記事を作成するためにチラと見てみた中では、iFi Audio製品の一部がお買い得な価格になっていました。Gryphonや、NEO iDSD(初代)GOLD barの蔵出し品(こちらは定価かな?)も。
2023.11.03
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据置型DAC/AmpのiFi Audio NEO iDSDが値下げされていました(記事作成時点)。期間限定なのか、NEO iDSD2発売前の在庫処分なのかは不明ながら、NEO iDSD2にこだわらないなら朗報ですね。iFi audio NEO iDSD楽天で購入近々発売されるNEO iDSD2と比べると控えめな構成である初代機ですが、こちらも悪くない性能だと思います。
2023.11.02
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私がつい先日購入したフルワイヤレスイヤホン、Final ZE8000にMk2が登場するようです。final ZE8000 MK2楽天で購入分かりやすい変更点は、イヤーピースの変更のほか、本体とケースに白いラインが入るようですね。購入時には見分けるポイントになるので注意したいところ。それなりに高価なイヤホンなので、サウンドチューニングの変化が気になるところです。私はと言えば、初代モデルが値下げされたタイミングで購入したばかりなので、まだまだ買い替えの予定はありません。発売は11月17日予定です。
2023.11.02
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中国のオーディオメーカー、FIIOから新たなエントリー向け製品が発売されるようです。(11月3日発売予定) FIIO K11 Black フィーオ ヘッドホンアンプ...楽天で購入FIIO K11は、据置型のUSB-DAC/Amp。ワイヤレス機能は非搭載で、入力はUSB-Cポートと他2種、出力は前面の4.4mmバランスと6.35mmシングルエンドのの他、背面にRCAなどが用意されています。価格や構成はiFi AudioのZEN DAC(価格改定前)を想起させますね。ちょうどZEN Air DACとZEN DAC v2の中間的な価格に設定されていて、私のような初心者は「ちょっと試してみようかな」と思える製品です。電源は12Vの外部入力で、バスパワーには非対応のようです。この点はバスパワーでも外部入力でも動作可能なZEN DACの方が導入しやすいですね。DACにはCirrus LogicのCS43198を採用し、PCM384kHz、DSD256まで対応するので、たいていのストリーミングオーディオには対応できるスペックとなっていますね。ポータブル向けのQ11というエントリーモデルにもこのCS43198を採用していますから、FIIOはこのDACチップを積極採用していくのでしょうか。FIIOは製品の命名ルールを少し変えたようで、英字+数字+数字の3文字で表しているようです。K11はQ11はそれぞれ、据置ないしポータブル(K/Q)のエントリー向け(1)の何番目(1)という感じでしょうか。このせいで以前から販売されているK9といった製品と比べ、11という数字はなんだかさらに高性能な印象を持つかもしれませんが、スペックを見れば明らかにK9の方が上位モデルであることが分かります。K11の発売は11月3日予定です。
2023.10.28
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アルテックの家具はスツール60に代表されるように、普遍的なシンプルデザインのものが少なくありません。私もスツール60を一脚使っていて、そのシンプルさには日々満足しています。最近はKantoというマガジンラックと、背もたれのついたチェア69というモデルが気になっていて。どちらもその用途としては値の張る商品ではありますが、満足感高そうなのでいつかは・・・!と思っています。アルテック / カント楽天で購入アルテック / チェア69楽天で購入
2023.10.25
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