【コンセプト】
インドのマハラジャが支配する都の背景を構築する放浪精神と生命力にあふれる女性、
ジプシー女の野生的なポエジー。
マジカルなインドの女性たちは、宝石のように色とりどりの高級な真珠のようです。
常に喜びにあふれて人を魅了する、周囲を飽きさせない、
眩しく輝く人にぴったりなフレグランスです。
とてもフレッシュなレモン、しっとりとしたダマスクローズ、
心地よいミモザの香りのコンビネーション。。。
官能的なアンバーとホワイトムスクは、
ピンクペッパーのアクセントでより活き活きと、
そしてラブダナムの繊細な香りが徐々に台頭し、
それらはエジプシャンアカシアの素晴らしい香りの中に溶け込みます。
人に驚きと喜びとを与えるような予測できない女性らしさのために捧げる香り。
【香調】フローラルオリエンタル。
トップ:ピンクペッパー、イタリアンプリモフィオーレレモン、ポリゴナム(姫蔓蕎麦)
ミドル:エジプシャンアカシア、ミモザ、ターキッシュローズ
ラスト:アンバー、ムスク、シスタスラブダナム
■感想:私の好み度<65>
イエローフローラル(ミモザ)×アンバームスク
トップの十数秒はピンクペッパーのツンツンとしたスパイシーさとレモンの苦味が混ざり
その後ミモザが強く出て数分後に落ち着くと徐々に控えめにローズ。
このミモザのパウダリーな主張が私には80年代の懐かしさを思わせます。
クラシカルなパウダリーとは違い、キラキラバブル時代のゴージャス感。
トップのパンチは強いですが15分ほどすれば落ち着きます。
ミドルに入るとトップの勢い
(とにかくこの作品はトップのインパクトが強い!)が薄まり
ミモザが中心にありながらも表現方法が変わりエアリー。
香水にありがちなミドル以降の重さ、こもった、よどんだ感じがなくトップとは対照的。
このあたりからラストだけなら75-80と好印象。
ラストになるにつれメンズフレグランスの苔の感じもあるので
オフィス以外であれば男性も使えるかも。
ただ男性の場合はかなり限定されそうです。
ミドルからは楽しめる日もありますが
この香りを選ぶときは「あの香りか…よし!」と少し構えるほど
自分の気持ちと距離がある香り。
2013年の作品ですが80年代を思わせます。
■拡散性・持続性
拡散性、持続性も高め。
通常よりも少なめの扱いで。
■液の色・ボトル
液の色は無色透明。
オレンジベースにペイスリー柄のボトル。
■季節
季節は1月から6月あたり。
ミモザの印象が強いので花が咲く3月あたりに意識してつけるのもあり。
トップの強さが落ち着けば涼しげなイメージがあるので
スプレー後30分、1時間経過すれば梅雨の6月も大丈夫かも。
オレンジ系のパッケージで女性的なイメージですが
以外とスタイリッシュ、クールでアクティブな女性に似合うスパイシーさ。
■年齢
80年代なら20代でも似合うかも。
2023年の20代ではさすがに老ける。
40代後半、50代以降の女性が安定。
■似てるかも?
思い出したのはブシュロン『 セルパンボエム(2020) 』。
このターキッシュローズ×ラブダナムの部分はよく似ている。
■リピート
トップがなじめない、落ち着かないのでリピートなし。
D&G【Light Blue Summer Vibes/2023】 2024.06.06
YSL【Libre Le Parfum/2022】 2024.06.03
YSL【LIBRE EDT/2021】 2024.06.02
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