2023.10.22
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テーマ: 香水(931)
カテゴリ: <香水>



理髪店の清潔で爽やかな雰囲気の中で昔から続けられている

男性の身だしなみを整える儀式を想起させる

レプリカ オードトワレ『アット ザ バーバー』。

革砥で剃刀を研ぐ乾いた音とシェービングブラシの泡のイメージの記憶を呼び起こす豊かな香りが、

トンカビーン、ブラックペッパー、バジルアコード、ラベンダーで再現されています。

【調香師】

Louise Turner/ルイーズ ターナー

【香調】

トップ:バジル、ビターオレンジ、ブラックペッパー

ミドル:ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム

ラスト:ホワイトムスク、モス、レザー、トンカビーン

■感想:私の好み度<70>

ラベンダー×モス。理髪店!な香り。

ペッパーが強めに鼻を刺激、バジル、ラベンダー、ローズマリーのハーブが弾けます。

シャープさが落ち着くとビターオレンジの甘さとゼラニウムのフローラル。

ここは「女性も使えそう?」と感じる部分。

でもさらに30分ほど経過するとフゼアらしいモスと軽い革の香り。

トンカビーンの甘さはライト。

やはりこの香り、ここは理髪店。

幼少期に通っていた親戚の美容院は、

入ると左右に仕切られ理容室・美容室の間取り。

それぞれアールデコ・アールヌーボーと華やかな装飾。

美容室はマダムたちの香水の香りに満ちていて

理容室はトニック、昭和の時代らしくタバコの匂いもまざる

そんな大人の社交場は子供ながらに

「ここは違うなー(遊ぶとこじゃない)」と遠慮しながらも

よく分からない憧れも感じる空間でした。

……そんなことを思い出した香り。

■拡散性・持続性

拡散性は普通からやや強め、持続性は普通からやや長め。

■液の色・ボトル

ほぼクリア

約φ11×h60mm[2ml] フランス製



■季節

通年。

■年齢

30代以降、男性向き。オフィス可能。

今は理容室・男性整髪料もフローラル・フルーティな香りが多いため

20代には男性らしさよりおじさんっぽく感じるかも。

でも、昭和当時のガツンとくるパンチはなく

そのあたりは現代的にアレンジされています。

■似てるかも?

ゲラン『ジッキー(1889)』の遠い親戚、暖簾分けした分家のような距離感。

『アットザバーバーズ』の方が圧倒的にライト、カジュアルですが、

ラベンダー・ローズマリー・トンカビーン・レザーの割合は近い感覚。

『ジッキー』はシトラスがリッチでジャスミンで女性的。

■リピート

好きだけど、なし。








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Last updated  2023.10.22 16:00:00
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