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2012.03.12
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カテゴリ: 原子力発電
お久しぶりです。いつものことですが、長い間、失礼しました。今日からブログ再開します。3月11日に再開することを心に決めていましたが、一日遅れになってしまいました。

さて、昨日は「さよなら原発!かごしまパレード」に参加してきました。14時46分の黙祷も含め、久しぶりに集会・パレードに参加しながら、原発にはできるだけ早くさよならして、再生可能エネルギー中心の持続可能な社会をめざす決意を新たにした次第です。

そのための道筋をどうするのか、どうすればいいのか、が私の大きな問題意識の一つにあります。

まず参考になったのが、前日イベントとして、3月10日にかごしま環境未来館で上映された西山正啓監督 「脱原発 いのちの闘争」 でした。

脱原発を目指す、西山正啓監督によるドキュメンタリー映画の「クレイジー・エナジー」制作プロジェクトの第1作目で、現在「玄海原発や川内原発を抱える九州を舞台に、原子力発電所とそれを取り巻く人々の暮らし、人間の心の機微などに焦点をあてた新作を2012年秋の完成を目指して制作中」のようです。上記サイトによると、映画の概要は次のとおりです。

<映画の概要>
2011年3月11日フクシマ原発震災が起こってしまった後も、いまだ原子力政策を強引に推し進めようとする巨大なシステムに振り回されるなか、声をあげつづける九州の脱原発運動の市民たち。彼らに寄り添ってまわしたカメラを前に、電力会社、行政、国家との関わり(九電交渉、九電株主総会、佐賀県庁申入行動)のなかで見えてきたものは一体何か。
(上映時間:102分)



この映画で特にすごいなと感じたうちの一人(映画の中心に出てくる他の闘士たちがすごいことはすでに知っていたので)は、ウミガメの産卵を保護することなどを目的に薩摩川内市の海岸で清掃のボランティア活動をしている中野行男さん(彼だけ別世界に生きているような印象ですが)。冒頭から何度も出てくるのですが、その地道な活動で、川内原発に隣接し、3号機建設予定地でもある寄田海岸で、ウミガメやサメ、イルカやクジラ、ダツやエイなどの大量の死骸を目にし、死骸を写真に撮り、そして丁重に葬ってあげてきた人です。それらの大量死の原因は、おそらくは周辺よりも7~8℃以上も高い原発から大量に排出される温排水。映画でも気温18℃の日に、海水温23.5℃の様子が映し出されていました。

南方ブックレット『九電と原発(1)温排水と海の環境破壊』 に多くの写真とともに、その様子がくわしく紹介されています。

また、ネットでは、 「九電川内原発の謎(2)―隣接海岸がサメやウミガメの墓場化するワケは?」 深層WATCH 2010年5月19日 08:50に紹介されています。

もう一人は、福島から福岡に避難し、やらせメールが起こったあと、佐賀県庁への抗議に参加していた「ママは原発いりません・福岡」の阿部恵さん。幼子を抱きながら、すごい迫力。古川県知事の盾として、抗議の聞き役となった佐賀県職員(お仕事でこんな役させられて、誰に対しても「知事を含め、上司に伝えます」としか発言できず、彼個人に対してはちょっと同情します)は圧倒されていましたね。

西山監督と阿部さんは、さよなら玄海原発の会・久留米で、映画上映の時に対談しているようですね。( さよなら玄海原発の会・久留米「脱原発 いのちの闘争」で西山監督が伝えたかったこと 2012-02-20 07:52:23のブログ参照)

ただ、九電などの電力会社や国・地方自治体を追い詰めるだけでは脱原発はできません。それにプラスして、私たち市民が電力にかんする統治・運営能力を身につけなければなりません。その鍵となるもう一つの映画に、先日出会いました。続きはまた次回。





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Last updated  2012.03.12 09:37:24
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