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前夜は散々な目に遭い、”午前中は休んじゃえー”と悪魔がささやいたけど、そういうわけにもいかない。そして、登録もあるし、方向音痴の私は早く出かけなきゃ。 外に出ると、いいお天気!暑すぎず、寒すぎず。ヨーロッパの秋はいいですねー。会議場までお散歩がてら行くのもいいけど、ちゃんとたどりつけるか自信がないので、今日は地下鉄で行くことにした。あぁ、地図読めないって悲しい…。 今回のワークショップの会場は、国連食糧農業機関(FAO)。前に調べものをしていた時にFAOの住所を見て、Terme di Caracalla(カラカラ浴場)とあったので、へー、近いところにあるんだなーと印象に残っていた。 会場にたどりつくと、たくさんの知った顔が!カイロでのワークショップとシリーズものなので、カイロで会った人達、いつもの出張で出会う人達。再会を喜び合う。ようやく私もこの業界(?)の人になってきたのかな。そして、会う人会う人が「Kuniは?」と聞いてくる。ちゃむさん、人気者ですのぅ。 ワークショップはとっても面白かった。カイロワークショップの形式にちゃんと改善が加えられていた。そして、参加者も多く、いろんな国・機関から、様々なバックグラウンドを持った人が集まってきていて、いろんな話を聞くことができた。 そして、FAO内のカフェテリアでレセプション。FAOの建物はとても複雑なため、方向感覚にすぐれた人についていく。マルタ出身の女性で、最初のコーヒーブレイクの時に、”あ、この人と合いそう!”とぴかーん☆と直感した人。彼女は、この業界のワークショップは初めてだったみたい。 時差ボケで猛烈な眠気がやってきたけど、いろんな人とおしゃべりを楽しむ。ワインもおいしい。眺めも素晴らしい!ほんとにカラカラ浴場がすぐ近くにある~。写真は、FAOからの眺め。 食べ物があんまりなかったので、散歩がてら、夕食に繰り出すことに。メンバーは、カイロの会議でも一緒だった、KとZ。ふたりとも、すごい人なんだけど、めっちゃくちゃ気さく。Zは、すごく日本語が流暢で(しかも若者言葉まじり)、私以上に日本のことを知ってる…。Kは、ローマに住んでたことがあるとかで、お気に入りのお散歩コースを案内してくれた。つくばにいるとあんまり歩かないけど、いいな、こういうお散歩って。 レストランがいっぱいだったので、ロスティチェリアに行く。お惣菜がショーケースに並んでいて、それを注文して、店内で食べるスタイル。こういうお店がつくばにあったら便利なのに。チキンやライスサラダ、タコのサラダなどいろいろとって、皆でシェア。どれもおいしかったけど、カプレーゼのモッツァレラのおいしさが印象的だった。ミルクの味がすごく感じられる。 シメは、ジェラート!隣のお菓子屋さんに行く。ココナツ好きの私は、迷わずココナツを注文。これまたすごくおいしい!! さて、解散。会議場でも地下鉄の駅でもない。地図読めない方向音痴にとっては、超応用問題である。「あのぅ。ここはどこなんでしょう…?」と尋ねると、Zがびっくりして、ホテルまで送ってくれた。すんません、という感じです。 明日も楽しみ♪
2007.09.10
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1週間ほど、ローマ出張に行ってきた。ワークショップはとっても面白かったし、ローマは本当にすばらしいところだった。トレビの泉でのお約束、後ろ向きにコインを投げてきたので、きっとローマに行く機会がまたあるでしょう。 でも、到着した日は、正直言って、なんなんだ!と思った。 入国審査では、”入国のスタンプを手彫りでもしてるのか?!”とつっこみたくなるほど審査官の作業が遅く、行列があまりにも適当なため、たっぷり1時間半ほどかかった。 そして、街中まで出るために、電車に乗ろうとしたら、切符売り場でまた長蛇の列。ほとんどが旅行者なので、わかりにくい自販機の前でおろおろし(現金を受け付けたり受け付けなかったり、あと、現金を受け付けるものでも、機械によって、最大のおつりの額が決められていて、それ以上のおつりになるような額を投入するとお金が戻ってきてしまう)、時間がかかってしまうのだ。 とどめはタクシー。街中の駅に着いた頃には、時差もあってぐったりしていた。あたりも暗いし、タクシーに乗ることにした。ガイドブックに、”白タクが多いから、ちゃんとタクシー乗り場から乗るように”と書いてあったので、その通りにしたのだが…。 タクシーが停まったところは、明らかにホテルではなかった。”ここじゃない”と言ったけど、”一方通行でここまでしか行けない。ここからまっすぐだから歩いていけ”という。”荷物も多いし、疲れてるし、暗いから、ちゃんとホテルの前まで行って”といったんだけど通じない。後から考えると、適当なところで降ろすためにわからないふりをしたんだろう。 その運転手、挙句の果てには、料金を払ったところ、”半額しか受け取ってない”とわめきだしたのである。日本人女性ひとりってほんとなめられますね~。しかし、日本人女性皆が気弱だと思ったら大間違いです!さすがに頭にきて、がんがん抗議したところ、運転手は、”僕、英語がよくわからないものだから”などと言って引き下がり、いわれのないお金は払わずに済み、そのタクシーは走り去った。 だけど、言われたとおりに行っても、ホテルは見つからない。”あのおっさんめ…”と思ったけどあとのまつり。あたりが某つ○ば並に暗い初めての土地で、荷物をひきずりながらのホテル探しはきつかった。もともと、地図読めないし、大方向音痴だし。歩き回ったけど、見当がつかず、あまり雰囲気のよい地区でもなさそうだったので道行く人に聞く気にもなれず。結局、20分ほど歩き回り、たまたま目にとまったホテルでタクシーを呼んでもらい、ようやく自分のホテルにたどりついた。飛行機を降り立ってから、4時間近く経過していたのでありました…。 部屋に入り、その日中にメールを送ってしまいたかったので、パソコンを立ち上げてみた。ホテルのサービス内容に、”インターネット”と書いてあったから。ところが、無線はキャッチしていないようだし、LANケーブルの差込口も見当たらない。フロントに尋ねてみると、「電話線をつなげれば、ネットにつなげるよ!ゼロ発信だからね~!」ととっても明るく言われる。…それって、”インターネットのサービス”とは言わないと思うんですけど。もうどうでもよくなってしまい、会議場からメールを送ることにした。 というわけで、ローマへの移動日は、精神的にも肉体的にも疲労困憊し、翌日はお休みをもらいたいぐらいだった(苦笑)。 あとは、素晴らしかったローマをご紹介しますので、今回の愚痴っぽさはご容赦を。
2007.09.09
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水曜日。いまだ体調がイマイチで、仕事がはかどらない。こんな日は早めにかえろーっとと職場を出たものの、まっすぐ帰る気にはなれず。シネプレックスに寄ることにした。レディースデーだしね! 選んだのは、マイケル・ムーア監督のSicko(シッコ)。Sickoとは、日本語でいうと、”ビョーキ”。 今回のテーマは、アメリカの医療制度。アメリカには、全国民を対象とした公的な国民皆保険制度がない。なので、民間の保険に加入するわけだけど、加入率は6割程度。加入審査が厳しく、保険料が高いからである。保険に入ってない場合、自由診療なので、すっごくお金がかかる。 医療保険に加入してない人が大変なのは想像つくけど(それでも、お金がないから医療を諦めなきゃいけないということが現実にあるのか…とショックだったけど)、衝撃を受けたのは、保険に加入していて保険料もきちんと払っているのに、適切な医療を受けられない人達の話。交通事故に遭って、けがをして、気を失っている間に救急車で病院に運ばれたけど、その救急車の利用は事前に許可をとってないから保険ではカバーされないとか(いつ許可とれっていうんだ)、医師から癌であるという診断書を書いてもらっても、保険会社は”若いからそんなはずはない”といって保険金がおりなかったとか、冗談としか思えないエピソードばかり。悲惨としか言いようがない。保険会社は、利益をあげるため、保険金の請求を棄却した方が得になる。それの歯止めになるものが制度の中に欠けているようだ。 国民皆保険制度を導入している他国と比べながら、アメリカの医療保険の問題をあぶりだしている。他国の制度にも問題点はあるのに、他国の国民皆保険制度=善、米国の医療制度=悪とかなりはっきりと単純化している点はあまり好きではなかったけど、すごく興味深い映画だった。特に、国民皆保険制度が社会主義と結びついて考えられてた、というところ。なるほどね~。現状の方がよほどおそろしいと思うけど…。 いろいろと考えながら帰ってきて、テレビをつけたら、ニュース番組で、国民健康保険の保険料を払えなくなった人が増えてきた、という話をやっていた。これは日本の話。映画を見て、”アメリカは大変だね~”などと言っている場合ではないのかも知れない。
2007.09.05
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