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坂を駆け上がるC61「SL秋田こまち号」今回の「SL秋田こまち」撮影ポイントとしてファンが集まった場所の1つが、峰吉川から羽後境に向かう勾配区間であります。わたくしも下見にまいりましたが、すでに場所取りが完了しており、立錐の余地がない状況でありました。仕方がないので、刈和野駅からそれほど離れていない場所へ布陣することにしました。ここは以前立ち寄ったことがあるため、当初から予備候補として考えていた場所であります。しかし、思った以上に線路際の木が繁っており、客車に枝がかかることが予想されました。ただ、このとき、ちょっとしたトラブルが起き(謎)、他へ移動できない状況となったため、やむなくこの場所で撮影することにいたしました。しかし、駅発車からさほど時間が経過していないことや、上り勾配にかかっていることなどから、C61の煙の出具合はよく、結果オーライの状況となったのであります。撮影地:奥羽本線刈和野~峰吉川今日10月22日は、国鉄が赤字ローカル線廃止にふみきった日(北海道の白糠線が第1号、1983年)、パラシュート記念日(世界で初めてパラシュート降下に成功、1797年)、平安遷都の日、国際吃音啓発の日だそうです。
2013/10/22
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ハドソンタイプの特徴である2軸の従台車晴れのち雨のち晴れのち雨と、目まぐるしく表情を変える天気に放浪されながら、とりあえず横手まで足を伸ばしました。午後の返しに備えてしばしの休息を取るC61の姿を見たかったからであります。C61の休憩ポイントは横手駅の南西エリア。すでにカメラを手にした地元の方たちがフェンス越しにC61の雄姿を撮影しています。わたくしもそれに混ぜていただきます。C60、C61、C62といったハドソンを撮影する際、動輪から従台車、キャブ付近がわたくしの好きなアングルの1つであります。特に、2軸の従台車はボイラの大きさと相まってハドソンの重量感を示すポイントだと思うのです。テンダーの上では、午後の運転に備えて石炭のかき寄せ作業が行われています。しばらくすると、北上線のキハ110が横手駅をあとにしていきました。C61とのコラボカットも、ある意味、貴重な記録であります。北上線のキハ110とSL秋田こまち撮影地:奥羽本線横手駅今日10月21日は、あかりの日(日本電球工業会など、1981年)、国際反戦デーだそうです。
2013/10/21
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雨のち晴れのSL秋田こまちSLこまちとスーパーこまちの並走をゲットしたあとは、すぐさま追跡です。しかし、土地勘がないのは悲しい。去年、今年と2回の秋田訪問では、秋田~横手区間はごく一部のポイントを除いてスルー。場所を探しながらの追っかけなので、ま、1回でも回数をかせげたら、ぐらいの気持ちでまいりましょう。高速を使って移動し、SLこまちより先行しましたが、結局のところ羽後境駅からそれほど離れていない場所で、一般のゆるテツさんとは明らかに違うおテツさんが三脚を構えているのを発見。ままよ、と思って混ぜていただきました。駅発車の直後ですが、煙の出方は今ひとつ。しかし、タイミングよく鳴らされた汽笛の蒸気に助けられ、それなりに見られる状態となりました。真正面から日の光を浴びたハドソンの美しいこと。やっぱりC61はカッコいい!撮影地:奥羽本線羽後境~峰吉川今日10月20日は、新聞広告の日(日本新聞協会)、リサイクルの日(日本リサイクルネットワーク会議)、頭髪の日、ヘアブラシの日、ソフト化の日、疼痛ゼロの日だそうです。
2013/10/20
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雨の中、並走する「SL秋田こまち」と「スーパーこまち」「SL秋田こまち」と秋田新幹線「スーパーこまち」が、どうやら並走するらしい、というのは試運転の様子を撮影した画像で知りました。これはぜひとも撮ってみたい!羽越本線の「あけぼの」と、そのあとに続くパーイチ貨物を押さえたあと、いよいよ本命の「SL秋田こまち」に備えるべく、奥羽本線へと転進したのであります。あらかじめ予想していた場所へ車を進めると、1本100万円以上はする超長ダマの望遠レンズをセットした猛者テツの方たちがすでにスタンバイされていました。一人ふたりならまだ入り込む余地があったため、お願いして混ぜていただきました。大阪と比べると、気温が数度異なるのが、やはり東北。この日は強風が吹いているせいで、天気が目まぐるしく変わり、晴れているかと思うと曇り、また晴れて、という猫の目状態の天候です。晴れている間は、今この瞬間に来てほしいと願い、曇れば、風よ、雲を吹き飛ばせ、と祈ることの繰り返しであります。で、本番。雨でした(涙)。土砂降りの雨の中、遠くのカーブに姿を現したC61が一直線にこちらへ向かってきます。刻一刻と大きくなる「SLこまち」をファインダーの中で確認しながら、新幹線は、まだか? 今日は並走しないのだろうか? の想いが強まります。次の瞬間、遠くのカーブに「スーパーこまち」が姿を現しました。速い、速い! あっという間に追いつき、それから一気に減速。C61に寄り添ったのであります。運動会で大差をつけられたアンカーが猛追し、第4コーナーを立ちあがった所でようやく追いつき、追い抜くと見せてゆっくりと並走する。一旦並走を始めると両者が協調して走りだす。このあたりはリレー競技から一転、フィギュアスケートのペア・アイスダンスを見ているような感じであります。雨中というのが玉に瑕かもしれませんが、この感動的なシーンを見ることができただけでもよしといたしましょう。撮影地:奥羽本線四ツ小屋~和田今日10月19日は、駅名表示が左書きに統一された日(1945年)、日ソ国交回復の日、住育の日、TOEICの日だそうです。
2013/10/19
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SLもおか号のオーバークロス俯瞰刈り取られた稲藁を手前に配し、急坂をのぼっていくC12を撮ったあとは、すぐに撤収。追尾するのは真岡のお決まりであります。益子のカーブで2匹めのドジョウをいただいたあと、さらに追跡いたします。3匹目をどこで頂戴するか。時間的なことを考えると、撮影場所は真岡の先になるのですが、土地勘がないわたくしにとって、ここで撮りたい、と即決できるデータがないのが悲しい。事前の予習で、ここが良いかも、と思った場所はあるのですが、万一、道に迷って間に合わなかったら寂しいしなあ、と決断できないあたりが、やはり小市民なのでありますよ。ともあれ、真岡方向へ車を走らせると、意外やスムーズに移動でき、ちょっぴりロケハンする余裕さえありました。結局、真岡と寺内の間にあるオーバークロスで俯瞰することにしたのであります。折角、久しぶりに訪れた真岡鉄道ですから、オーソドックスな編成写真も撮っておきたいですからね。撮影地:真岡鉄道真岡~寺内今日9月28日は、世界狂犬病デー、パソコン記念日、プライバシーデー、京浜線で自動ドアの電車が登場(1926年)、上越線の新清水トンネルが開通した日(1967年)だそうです。
2013/09/28
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真岡鉄道天矢場の秋午前中、烏山線を堪能したあとは真岡鉄道へと転進し、茂木駅をめざしました。午後のSLもおか号に使用されている機関車を確認するためであります。真岡鉄道ではC11とC12、2輌の蒸気機関車が使用されています。どちらが運行されるのか、事前に予測がつく真岡鉄道ベテランさんと違い、わたくしにとって、結果は開けてからのお楽しみ、なのであります。茂木駅に着き、駅構内で側線に停まっている列車の先頭を見ると、C12が確認できました。やった!中学生のとき、鉄道写真にハマり、そのころ終焉を迎えていた蒸気機関車を追いかけて各地を回りました。しかし、お金のない中坊ですから行ける所は限られています。そうしたなか、姫路の近くにある加古川線で見たC12の印象は強烈で、今でもしっかり記憶に残っています。そう、刷り込まれたんですねえ。それ以来、タンク機で一番好きなのはC12。久しぶりの真岡で、C12の元気な姿を見られるのは、このうえもなくうれしいことなのであります。撮影地:真岡鉄道茂木~天矢場今日9月27日は、世界観光の日、女性ドライバーの日、初の地下鉄(銀座線)起工式(1925年)、日独伊三国同盟調印日(1940年)だそうです。
2013/09/27
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麦秋のSL北びわこ号長浜エリアでロケハンをした麦畑をいくつか観察すると、今すぐにでも刈り取りができそうなところ、しばらく時間がかかりそうなところと、素人目にも判断がつきました。黄色が濃く、葉や茎に緑色が残っているものは、あと少し熟成させなければならないのだろうな、と思いました。午前中に見かけた麦畑はそうしたところが多かったようであります。刈り取り直前の淡いベージュとなった麦畑を探した結果、姉川の築堤の少し手前に格好の色づきをした麦畑を見つけました。晴れていると逆サイドになるのですが、幸か不幸か、この日は曇り日。午後の「北びわこ号」はここで撮りましょう。今日6月18日は、海外移住の日、考古学出発の日(大森貝塚を発見・発掘したアメリカの動物学者モースが来日、1877年)、おにぎりの日、頭髪の日だそうです。
2013/06/18
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「SL北びわこ号」と麦畑以前はシーズンごとに通っていた「SL北びわこ号」でありますが、最近は仕事や別の予定が入ることが多いため、年に一度か二度くらいしか行くことができません。前回の撮影は1年前。GWでございました。そのときはC56とレンゲ、伊吹山を組み合わせましたが、今年の運転は6月に設定されたため、麦とのコラボになります。鳥居本駅の撮影を簡単に済ませたのち、米原駅の外れに停まっているC56、EF65、12系客車の存在を確認して先に進みました。沿線のどこに麦畑があるのか、色づき具合はどうなのか、を確認するのが朝一番の仕事であります。田村と長浜の間の田園地帯に麦畑の存在を確認しましたが、ここは午後から光線がよくなるので3号用にキープし、さらに先へ。次の可能性として考えられるのは、姉川築堤そばの田園地帯。定番の築堤側の田んぼは、すべて早苗が根を張り、水鏡さえ厳しい状況でありました。そして反対側で数カ所の麦畑を見つけました。こちらは晴れると逆光になるのでございますが、この日の天気は今ひとつですから、ここにいたしましょう。1年前のレンゲと同じアングル。でも、完全燃焼で、湯気さえ見えないところまで真似することはないのになあ。撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日6月15日は、新橋~下関間に初の特別急行列車が運転された日(1912年)、信用金庫の日、暑中見舞いの日、千葉県民の日、栃木県民の日、オウムとインコの日、お菓子の日、中華の日だそうです。
2013/06/15
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熊本駅を発車するSL人吉号JR熊本駅前のホテルで1泊した翌日は、朝から路面電車や九州新幹線などを撮影しました。日曜ですから、SL人吉号も運転されるのですが、今回、肥薩線での撮影はパス。かわりに路面電車や三角線などへ足を伸ばすことにいたします。とはいっても、折角のご馳走を前にして、全く手をつけないのは、あまりにも勿体ない。はい、わたくし、諦めの悪い人間なのでございます。せめて発車のお見送りだけでも、と思い(おい、おい、それが一番美味しいやないかい)、駅の外れに車を停めました。独特の甲高い汽笛を鳴らしたあと、ゆっくりと動き始めるハチロク。霜降りの煙に、勢いよく噴き出すドレン。大正生まれの老兵は、今年も元気であります。いやあ、よかった、よかった。さあ、次は熊本城周辺で路面電車を撮影することにしましょうか。撮影地:鹿児島本線熊本~川尻今日3月31日は、教育基本法/学校教育法公布記念日、オーケストラの日、エッフェル塔の日、そばの日だそうです。
2013/03/31
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機関庫へ引き上げる12号機関車明治村では、機関車が走行中の写真が撮れないか、撮影ポイントを探したのでありますが、意外に場所の限られることが分かりました。一箇所、アーチ橋を渡る所があるのですが、側面にメッシュ板があり、足回りが隠れてしまいます。結局、駅の進入時ぐらいしか絵になる場所がないのであります。明治村の村長様、列車が撮影できるお立ち台などを設けていただけたらありがたいのでございます。できましたら明治村の貴重な建物と組み合わせられるか、俯瞰することができればうれしゅうございます。そうすると、おテツがこぞって来村すると思うのでございますが……。ご一考の程、よろしくお願いいたします。この日わたくしはSL名古屋駅からSL東京駅まで乗車後、アーチ橋あたりで走行シーンを撮影し、もう一度SL東京駅にもどり、機関士ともどもお昼の休憩をするため、機関車がクラの方へ向かうシーンを撮影しました。鉄道模型のように小さな機関庫は、雰囲気たっぷりで、ファンの心理をくすぐります。ああ、いいものを見せていただきました。撮影地:明治村SL東京駅今日11月27日は、ノーベル賞制定記念日だそうです。
2012/11/27
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復活した明治の古典機12号機関車子どもが小さいころ、一度訪ねたことがある明治村。そのころは休鉄時代でしたので、村内を走っている蒸気機関車にもそれほど関心がありませんでした。その後、復鉄して明治村の蒸機もいつか撮影にいかなくては、と思っているうちに機関車の老朽化に伴い運転が中止されてしまいました。オー マイ ガー。「覆水盆に返らず」「後悔先に立たず」であります。しかし、2年間のブランクを挟んで、このほど明治時代の走る文化遺産が復活いたしました。ボイラを新規に積み替えてということですから、当分は元気な姿を見せてくれるに違いありません。そこで、2年前に実現しなかった古典機との面会を、このほどようやく果たしてまいりました。折しも園内は紅葉の真っ盛り。真紅に染まったモミジを配して12号機関車の復活を祝うカットといたしました。撮影地:明治村SL名古屋駅今日11月25日は、ハイビジョンの日(1125は走査線数)だそうです。
2012/11/25
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篠目駅を発車する重連SLやまぐち号白井の里でC57を見送ったあとは、イチかバチかで追尾体制に入ります。どちらにしても新山口まで戻らないといけませんから、その間にあと1回でも撮影できればメッケものというスタンスであります。でも、白井から追っかけるのは、正直シンドイ。似たような考えをもったテツ車に混じり、とりあえずは長門峡をめざしますが、例によって汽車見物のユル鉄さんたちの影響もあるのでしょう。予想どおり長門峡付近で車列は渋滞となり、盛大な煙を出しながら発車していく列車を少し離れたところから眺めるしかございませんでした。あとは篠目の発車に間に合うかな。そう思いながら、なおも車を走らせますが、篠目駅の近くに着いたときには、すでに前方の踏切が鳴っておりました。カメラを持って外へ飛び出します。急いで、急いで。何とか間一髪で間に合った篠目発車。煙の量が少なめなのは残念でありますが、撮れただけマシといたしましょう。これにて今季の重連撮影は無事終了。撮影地:山口線篠目~仁保今日10月28日は、速記の日(日本速記協会)、日本ABCデー、日中国交回復を記念し康康(カンカン)と蘭蘭(ランラン)が上野へ(公開後の1年間で入園者900万人突破、1972年)だそうです。
2012/10/28
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コスモス揺れる白井の里の重連SLやまぐち号これも地元の方たちのご配慮でございましょう。白井の里では、ちょうどよい場所にコスモスの花咲く畑があり、大半のおテツはそこに集結しておりました。まるで花に群がるハチのようであります。あ、わたくしの場合だとクマバチですか(笑)。「花と鉄道」は、普段からわたくしがテーマの1つとしているものでありますから、当然わたくしも、その集団の1人とさせていただきました。「スーパーおき」や普通列車を撮影して時間を過ごし、つるべ落としの秋の日差しが西に傾いたころ、重連が津和野を発車する時刻を迎えました。今、発車したところだな。そろそろ築堤を通っているころか、などと、汽車が走っているところを想像しながら待つ10分ほどは、津和野エリアで最奥ポイントの、違う意味での楽しみなのかもしれません。そして2台の機関車のドラフト音がはっきりと聞こえてまいりました。カーブから姿を現したC57の煙は真っ黒。次位のC56も懸命に協調を続けております。雲一つない青空。足元に揺れるピンクのコスモス。そして秋の西日を浴びて爆煙を上げる2台の機関車。ああ、これ以上、何を望みましょうや。撮影地:山口線津和野~船平山今日10月27日は、日刊ゲンダイ創刊で駅売り夕刊のブーム到来(1975年)、浅草・凌雲閣に日本初のエレベーター(12階)が設置された日(1890年)だそうです。
2012/10/27
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重連SLやまぐち号、追いかけて徳佐水鏡の長門峡で満足していてはなりませぬ、わたしたちに残された時間はないのよ、となぜかオネエ言葉で一人ごちながら(笑)、追跡の車内へと移動いたします。ま、今回は長門峡でのんびりさせてもらい、このままゆっくりするのも手だけれど、行くだけ行ってみるか。というわけで、追っかけの車列に混じり、北をめざします。渡川では当然、煙すら残っていない状況。三谷、名草でも、どれぐらい遅れているのか分かりません。ようやく地福に来て停車中の列車を視認いたしました。しかし、今日はパスします。重連最終日のため、のんびりしていては徳佐で車を停める場所すらなくなってしまうからであります。二兎を追う者は一兎を得ず。まあ、何とか車を停める場所が確保できるくらいの順位で徳佐のカーブに到着し、すでにスタンバイしている砲列の中に混ぜていただきます。そして程なく発車の汽笛が聞こえてまいりました。竹やぶの向こうに盛大な狼煙が上がります。いいぞ、いいぞ。そのまま協調運転を続ける2台の機関車がカーブの向こうに姿を現しました。去年の重連はアウトカーブで撮ったけれど、今年はオーソドックスに定番の角度から。そして去年は青い12系客車だったけれど、今年は通常のレトロ客車と、毎年違う趣向で楽しませてくれるJR-Wの関係者のみなさんに感謝の意を込めながら、目の前を通り過ぎる機関車たちを見送ったのであります。撮影地:山口線徳佐~船平山今日10月25日は、民間航空記念日だそうです。
2012/10/25
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水鏡のC57、C56重連SLやまぐち号先の日曜日、久しぶりに山口線へ行ってまいりました。恒例のC57、C56の重連運転が最終日となるからであります。昨年の重連運転は、往路がC57、C56の重連、復路がC57、客車、C56のプッシュ・プル運転と、趣向を凝らしたものでございましたが、今年は往復ともC57先頭、C56次位の重連で、オーソドックスにまとめたものとなりました。それでも訪れる甲斐は十分にございます。いつもの追っかけパターンですと、往路は大山路、長門峡、地福、徳佐で4回、復路も同じくらいの回数を撮影するのが当たり前でしたが、今回はじっくりと腰を据え、片道で2回ずつ撮影できれば十分と割り切ったのであります。今回、特に撮影したいと思ったのが、長門峡での水鏡シーンであります。機関車に重点を置き、サイドから鉄橋を渡るところを撮るというものであります。しかし、水鏡を狙えるポジションには、せいぜい6~7人しか入れませんから、早めに行って場所を確保する必要があります。この日も、1番乗りの人は夜明け早々の時間帯から待機したと言います。そうした熱意に天も味方してくれたのか、風も吹かず、穏やかな快晴の時間が続きました。そして長門峡発車の正午。2台の機関車は約束どおりの爆煙で、轟音を立てながら鉄橋を渡っていきます。眼前に広がるシンメトリーのミラーワールドは期待どおりのもので、待ち続けた苦労が報われた一瞬でございました。撮影地:山口線長門峡~渡川今日10月24日は、わが国初の鉄道トンネル工事(1870年)、国連デー、世界開発情報デー、東京オリンピック閉幕(日本の獲得メダルは金16、銀5、銅8、1964年)だそうです。
2012/10/24
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午後のC57牽引「羽越本線開業100周年号」午後の「羽越本線開業100周年号」は、DE10の牽引で再開です。午前と午後でSLとDLを入れ替え、光線状態の良い方をSL牽引に当てるという心憎い演出であります。お昼休みを利用しての特急「いなほ」撮影を終え、新発田以南の羽越本線区間へ舞いもどりました。DE10の「DL羽越本線開業100周年号」を線路際のかぶりつきで撮影したあと、折り返してくるC57牽引に備えるべく撮影ポイントを探したのでありますが、なかなかここぞという場所が見つかりません。午前に撮影したオーバークロス付近には、午後もファンが集まっていましたが、太陽が移動したため、順光側は手前に架線柱が来るアングルになり、それが得心できず、パス。結局、午前に撮影した水原駅近くのオーバークロスポイントで撮影することにしました。停車駅近くなので煙は期待できませんが、全体的に平坦区間で、しかも真夏の昼下がりとあっては、もとより煙を期待する方が無理というもの。素直に編成を入れた俯瞰カットが撮れたらOKと、気持ちを切り替えてC57を待ったのでございます。撮影地:羽越本線神山~水原今日9月19日は、苗字の日、トークの日(毎月)だそうです。
2012/09/19
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水原駅近くで俯瞰した「SL羽越本線開業100周年号」このたびの「SL羽越本線開業100周年号」は、C57とDE10が前後につくプッシュプル運転。午前の部は下りの先頭がC57ですから、当然、返しはDE10となりますが、午後はそのままの往復ではなく、機関車を入れ替えるという、きめ細かい配慮がなされています。午前と午後で向きが変わる光線状態を配慮してのことと思われますが、憎いですなあ、新津機関区!さて、阿賀野川の鉄橋を通過すると、100周年記念号は京ヶ瀬、水原と小まめに停車を繰り返していきます。当然、その間に先行して複数回の撮影ができるのであります。1か月前、新潟へ来たとき、この日に備えて簡単なロケハンを行っておりました。その際、水原駅から程近いところにあるオーバークロスも撮影候補地の1つにできると確認しておりましたので、とりあえずそこへ車を進めました。駅発車から間がない状態で通過するため、さぞかしギャラリーも多いだろうと予想していたのでございますが、あにはからんや、先客はわずかに2人だけ。挨拶をして、混ぜていただくことにしました。両サイドに家並みが迫っていることもあり、必然的にアングルは縦位置となりますが、適切に処理すれば、そうしたこともほとんど分からなくなります。発車の汽笛が響いてきて、ファインダーの中でC57が次第に大きくなってまいります。予想したほど煙が出なかったのは残念でございますが、とりあえずは追っかけが成功したことで、よしといたしましょう。撮影地:羽越本線水原~神山今日9月15日は、新橋~横浜間で国内初の貨物列車運転(1873年)だそうです。
2012/09/15
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阿賀野川の鉄橋を渡る「SL羽越本線開業100周年号」いよいよ本番。「SL羽越本線開業100周年号」がやってくる時刻となりました。バリエーションカットを撮るためにウロウロとさまよっていましたが、本命の場所である土手の上にもどってカメラを構えます。新津発車時刻に汽笛は聞こえませんでしたが、黒煙が立ち上るのが見えました。体内のアドレナリン量が一気に上昇いたします。土手の上から数えたところ、ギャラリーはざっと100人くらい確認できましたが、撮影エリアが広いため、それほど押し合いへしあいというわけではありません。そして、この狼煙を見て、最後のカメラチェックにかかる人も多く見られました。そして数分後、汽笛とともにC57が長~い鉄橋の端に姿を現しました。開業100周年を記念してのイベント列車であり、しかも最もギャラリーが集まっている場所であるため、煙もしっかりと出してくれています。いやあ、うれしいことでございます。朝早くから待っていた甲斐があったというものです。撮影地:羽越本線新津~京ヶ瀬今日9月14日は、メンズバレンタインデー(日本ボディファッション協会、1991年)、コスモスの日、セプテンバーバレンタインだそうです。
2012/09/14
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赤い夕陽に染まる「ばんえつ物語」号平野地域に下りてくると、太陽が赤く染まっています。天照す夕陽ギラリが撮れるかも。となると、撮影場所としては馬下しかないでしょう。盤西未熟者のわたくしとしては、どこが最適ポイントなのか、よく分からないまま、ダメもとで行ってみることにいたしました。馬下に着くと、すでに黄色く稔った田んぼのあちらこちらにファンがスタンバイしていましたので、わたくしも、その中に潜り込ませていただきました。しばらくしてC57の汽笛が聞こえてきました。太陽の光は刻一刻と少なくなってまいります。C57よ、早く、はやく。目の前をゆっくりと汽車が移動し、後追いの角度になっていくにつれ、C57のデフからボイラ、テンダーが赤く輝き始めます。そして漆黒の車体は赤く燃え上がり、ついにピークを迎えました。無我夢中でシャッターを切るうちに、列車もファインダーの中で小さくなり、ついにはフレームアウトをしていきます。ああ、最高! 1日の終わりを締めくくるのにふさわしい天からのプレゼントでありました。撮影地:磐越西線馬下~猿和田今日9月11日は、公衆電話初設置の日だそうです。
2012/09/11
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爆煙で三川駅を発車するC57快晴だった1日も、穏やかな夕暮れを迎えようとしています。でも、あと1回、いや、夕陽ギラリを期待してあと2回、と欲張りな気持ちが湧き上がります。沿線の観光客をピックアップ、もしくは下ろしていくため、C57は駅停車を繰り返していきます。太陽は山の向こうに沈んでしまいましたが、まだ何とか撮影できる状態で、三川の駅発車に備えます。静かに停車したC57は、しばしの休憩中から黒煙を高々と噴き上げ始めました。そして咆哮一笛。カーブを回ってこちらに近づいてくる間も煙は衰えません。夏場の高気温ゆえ、もとより煙は期待していませんでしたが、1日の終わりに見た良煙は、この日の締めくくりにふさわしいものとなりました。蒸機はやっぱ、こうでなくっちゃ。撮影地:磐越西線三川~五十島今日9月10日は、全国下水道促進デー(建設省、1961年)、車点検の日、寝具の日、屋外広告の日(全日本屋外広告業団体連合会、1974年)、カラーテレビ放送記念日、LPガス消費者保安デー(毎月)、二百二十日だそうです。
2012/09/10
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日出谷のミニギラリ返しの撮影も何度かできるのが「ばん物」のうれしいところ。ただ、夏場とはいえ、谷あいに入ると、バックは日が当っているのに撮影スポットは影に沈んでいるという状態になるのでございます。有名な日出谷の鉄橋ポイントも、そう。発車の汽笛が聞こえ、しばらくするとC57は鉄橋を渡り、こちらへと接近してまいります。ドラフト音が高まり、それにあわせて、こちらのアドレナリン量が急増するのも毎度のこと。すでに今日1日だけでも数度味わっているにも関わらず、やはり良いものでございます。マンダ~ラ状態は致し方ないとして、列車通過後、モニターで画像をチェックすると、デフとテンダーの側面に何かが写り込み、赤くギラっています(この画面ではよく分からないかもしれません)。思いもかけないミニギラリでありますが、これを見ると、今日の締めは、やはり馬下の夕陽ギラリかな、と思ってしまったのでございますよ。撮影地:磐越西線日出谷~鹿瀬今日9月9日は、救急の日(厚生省、消防庁)、チョロQの日、重陽の節句、福祉デーだそうです。
2012/09/09
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オーソドックスな構図の「ばんえつ物語」号夏花・秋花との競演を楽しんだあと、居並ぶファンたちはすぐさま撤収して追尾モードに入ります。わたくしも追随するのですが、みなさん走り出す方向が、わたくしが想定していたのとは逆であります。う~む、どうしよう。でも、こういうときは地元のベテランについていく方が、間違いなし。先行車を見失わないようにして、車列に混じらせていただきました。この選択は正解でありました。ギリギリではありましたが、撮影回数を1回増やすことができたのであります。自力で走っていたら、おそらく間に合わなかったことでしょう。さらに撤収、追跡が続きます。次はどこへ行くのだろうと思いながら追尾し、到着したのが、本日の「思い出の1枚」を撮った荻野駅であります。ホーム端に立つと、とてもオーソドックスなシチサン構図がとれます。さすがは地元の熟練者たち。いやあ、脱帽!撮影地:磐越西線荻野駅今日9月8日は、サンフランシスコ平和条約調印記念日、国際識字デー(ユネスコ)、米の日(毎月)だそうです。
2012/09/08
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夏花・秋花、そして「ばんえつ物語」号鹿瀬の先にある鉄橋付近は煙が出るポイントであります。3年前の光景を思い出しながら、同じ場所へ車を走らせました。前回と大きく変わっていたのは、道路のそばの畑でヒマワリやコスモスが咲いていたこと。30度を軽く越す猛暑日が続く毎日ですので、ヒマワリが咲いているのは当然のこととして、秋花の象徴であるコスモスが咲いているのは驚きでありました。位置的にも、まるでお鉄たちのために整えてくれているようで、これを組み合わさない手はありますまい。しばらくしてやってきた「ばん物」は、予想どおりの爆煙。夏・秋そろいの花々に、文句なしの煙。これ以上何を望むことがありましょうや。撮影地:磐越西線鹿瀬~日出谷今日9月7日は、白露(24節気の一つ。大気が冷えて露ができ始める)、クリーナーの日、国際青年デーだそうです。
2012/09/07
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ローアングルから砂かぶり状況のSL「ばんえつ物語」号を狙う前回の経験から、追いかければ複数回数撮影が可能ということは分かっていますので、追跡の車列に加わります。列車が三川駅で停車している間に先行し、2回目の撮影ポイントとなったのは、これまた定番撮影ポイントの1つ、三川駅と津川駅の間にある道路に沿った線路そばであります。すでに先客が1人いて、そこに並ばせていただきました。このときのレンズは標準系。ローアングルから列車の動きにあわせてカメラをブン回し! 相撲で言えば、いわゆる「砂かぶり」の位置関係であります。先輪やドレインから滴り落ちる水が画面いっぱいに映り、それなりに迫力あるカットになったかな、と。デフが白黒のまだらになっているのは、夏の白雲が写り込んでいるためで、C57のデフが鏡のように磨き上げられている証拠なのでございます。念の入った手入れの施し具合に、脱帽!撮影地:磐越西線三川~津川今日9月6日は、黒の日(京都黒染工業協同組合、1989年)、妹の日(妹の日実行委員会、1991年)、墨の日、クロスワードパズルの日だそうです。
2012/09/06
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3年ぶりの「ばんえつ物語」号先週末、新潟へ飛び、磐越西線と羽越本線でC57 180号機を堪能してまいりました。「ばんえつ物語」号を撮るのは3年ぶりのことでございます。気温が30度を越す真夏の蒸機でありますから、もとより煙は期待していません。C57との邂逅を堪能できれば、それでよし。3年の間があいているため、前回どこでどう撮ったのか、道路地図や時刻表、参考書を広げて復習であります。ふむふむ、このあたりで1回目。2回目の撮影はこのあたりか……、と大体のルートをシミュレートしてまいります。前回は五泉の鉄橋からスタートしましたが、今回はその先のお手軽俯瞰から始めることにしました。現地に着き、予想以上に木が成長しており、参考書どおりの構図にならなかったのは想定外でございましたが、皮切りとしてはOKでございましょう。撮影地:磐越西線東下条~五十島今日9月5日は、石炭の日(クリーンコール・デー・資源エネルギー庁、1992年)、国民栄誉賞の日だそうです。
2012/09/05
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花巻に向けて爆煙を上げながら坂をのぼるD51試運転列車朝早くに花巻をスタートし、ロケハンをしつつ釜石の手前まで行き、そこから撮影と追尾を繰り返しながら花巻の手前まで帰ってまいりました。D51は花巻から東北本線に乗り換え、まだまだ運転が続くのでありますが、わたくしは花巻空港発のJAL便で大阪まで帰らないといけません。花巻から先の撮影は断念し、余った時間は宮沢賢治の記念館でも見学することにいたしましょう。折角、遠路はるばる花巻までやってきたのですからね。一本杉の水鏡を撮ったあと、どこで撮影するかを決めないまま、例によって運転停車の間に先行し、とにかく線路に沿って車を走らせました。すると予想どおり前方の道路脇に駐車列が見え、三脚が林立している光景が目に入ってまいりました。確かに、ここは上り勾配になってるわ。三脚に長ダマを据えたバリ鉄に混じり、跨線橋の上では沿線の俄かゆる鉄さんも、ケータイを手に列車の通過を待っています。釜石線初心者のわたくしも、ゆる鉄さんの並びに入れさせていただきました。しばらくしてD51の汽笛が聞こえ、ドラフト音が高まってまいりました。そして真っ黒な煙が眼下を通過し、これにてわたくしの試運転列車撮影はすべて終了。2日間にわたって、いやあ、いいものを見せていただきました。今日5月27日は、山陽線全線開通(1901年)、百人一首の日、海軍記念日、かるた忌だそうです。
2012/05/27
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水田に映ったD51と一本杉追っかけは続きます。初めて訪れた場所で土地勘もないのに、こんなに何回も撮影できてよいのかしらん、ものには程度というものがあるぞ、と囁く自分がいるのでありますが、その一方で、次はいつ釜石線に来られるのか分からないのだから、撮れるだけ撮ったらええやん、行け行けドンドンとけしかける自分もいるのでございます。結論。ま、行っちゃえ!結局は、またもやD51を追い越し、数台前を走っていたお鉄の車とおぼしき車輛が、とある空き地に入って停車したのを見て、わたくしも追随しました。寄らば大樹の陰、停まらばお鉄のそば、でございます。線路際にはススキの枯草が残り、D51の足回りも隠れるのでありますが、田植えの始まっていない水田に映った一本杉が良い雰囲気を醸し出しています。煙はなし。足回りも隠れる。でも、これはこれで、ありかな、と自己満足。今日5月26日は、ふろの日、東名高速全線開通記念日(1969年)、ラッキーゾーンの日、ル・マンの日(第1回ル・マン24時間耐久レース開催、1923年)だそうです。
2012/05/26
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跨線橋のインカーブから上ってくる試運転列車を撮る上り列車は足ヶ瀬を越えると下り勾配になるのは事前の調べで分かっておりますが、蒸気機関車ですから、やはり煙は欲しいもの。朝のロケハンでも、その点にポイントをおいて調べたのであります。ただ、土地勘のない人間の悲しさ。上がっているのか、下がっているのか、よく分かりません。そのなかで唯一、ここは上がっており、煙も期待できるのでは、と思う場所がございました。めがね橋で撮影後、すぐに追っかけを再開し、機関車が宮守駅で停車している間に前へ出ます。そしてめざす場所が近づくと、お鉄の姿がチラホラと。ビンゴ~! ファンの中に混じってD51の通過を待ちます。しばらくして汽笛が聞こえ、列車の近づいてくる音が次第に大きくなってまいりました。煙もございます。いいぞ、いいぞ。初めての場所にも関わらず、それなりの成果があげられたことに気分をよくして再び車上の人間となったわたくしでございました。今日5月25日は、食堂車の日(私鉄の山陽鉄道に日本初の食堂車が誕生、1899年)、広辞苑記念日、アメリカ映画「スター・ウォーズ」が公開された日(1977年)だそうです。
2012/05/25
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宮守のめがね橋を渡るD51試運転列車釜石線名物の1つは、宮守駅の近くにあるめがね橋であります。昭和10年代に作られたコンクリートアーチ橋でございますが、社団法人土木学会の選奨土木遺産に認定されている文化遺産なのでもあります。これとD51を組み合わせて写真を撮りたいというのは、釜石線を訪れるにあたって事前予習をして以来の念願であり、その想いは前日の下り列車で叶えられてはいたのでありますが、残念ながら橋脚全体を入れてのアングルではなく、また、若干後追い気味の角度だったため、上り列車では、できたらアーチ全体を入れて撮りたいと考えていたのでございます。ただ、盆栽風景のD51を撮ったことから、運転停車の間に先行することは不可能となり、一時はあきらめていたのでありますが、宮守までの間に追い抜くことができ(少しの間、D51と並走できたのは感動でございました)、めがね橋に着いた時もまだ列車は通過していない状況だったのであります。ラッキ~。すぐにカメラをつかんで車外に出て、前日の撮影のときに、次はあのあたりで撮りたいものだと思っていた場所へ、ダ~シュ!カメラを構える間もなく、D51が滑り込んでまいりました。下り坂で、駅間近ということから、もとより煙は期待できませんが、特徴的なアーチ橋と蒸気機関車を組み合わせることができただけでも十分満足だったのでございます。今日5月24日は、ゴルフ場記念日だそうです。
2012/05/24
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日本の原風景のような中を行くD51の試運転列車試運転列車は、遠野駅で1時間ほどの運転停車をいたしました。お昼どきですから、機関車だけでなく、乗務員の休憩時間にもなっているのでしょう。それにあわせて、わたくしも昼食を取り、そのあと、次のポイントへと移動しました。遠野を越えると、次のお立ち台は、めがね橋で有名な宮守なのでありますが、前日の下り列車で、駅発車直後の爆煙を撮っていますので、どうしようかな、と思いながら車を走らせていると、前方の跨線橋にお鉄が居並んでいるのが見えてまいりました。そういえば前日、品川530さんが、あそこも有名ポイントだと言ってたっけ。うん、ここにしよう。広々とした田園地帯の真ん中にすっくと立った姿の良い木。まるで盆栽のようであります。下り勾配なので煙は期待できませんが、日本の原風景のような写真を撮れるだけで満足、満足。列車が来るまで、偶然隣に並んだ地元の方から震災にまつわる深~いお話を聴けたのも、心に残る思い出となったのでございます。今日5月23日は、KISSデー、初の「公害白書」が出た日(1969年)だそうです。
2012/05/23
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盛りを迎えた菜の花とD51試運転列車試運転列車は小まめに運転停車を繰り返しますので、追尾しては追い抜き、そして撮影と、遠来者には数をこなせることが、コストパフォーマンスの点からも、とってもうれしい。跨線橋の上でDE10の重連単機回送とD51の試運転列車を撮ったあとは追尾再開。そして先行し、あらかじめロケハンして目星をつけていたポイントに立ちます。八重桜との組み合わせはすでに押さえられましたので、次は菜の花カットでございます。線路際にひと群れ、盛りを迎えた菜の花がありました。心持ち逆光気味にはなるのでありますが、菜の花に立体感が出て、これはこれでOKかと。今日5月22日は、ワットが新発明の蒸気機関の特許を取得した日(1775年)、ガールスカウトデーだそうです。
2012/05/22
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八重桜と釜石線のD51試運転列車足ヶ瀬の駅発車を撮ったあとは、この日のうちに東京へ帰る品川530さんとともに東北新幹線の新花巻駅をめざしました。途中、遠野で偶然、文化財となっている千葉家曲り屋の前を通りましたので、休憩がてら記念写真を数枚撮らせていただきました。花巻で一泊した翌日は、釜石から引き返してくる試運転列車を撮影するため、ロケハンを兼ねながら釜石へと向かいます。上り列車の撮影ポイントで白眉となるのは、陸中大橋駅の手前区間であります。前日はここまで来ないで引き返しましたので、どこがよい場所なのかよくわかりません。しかし、車でウロウロしていると築堤の一角で、これまたお鉄の集会場を発見いたしました。「寄らば大樹の陰」。この教えはこの日も生きております。試運転列車で、かつ平日なのにこれだけ集まっているということは、本番ならマルヨ覚悟で場所取りしなければ入れないだろうな、くわばら、くわばらという状態の端っこに、何とか三脚を立てさせていただきました。角度的に編成全部は入れられないので、八重桜と機関車の先頭部分を組み合わせる構図。まさか桜絡みのカットを撮影できるとは思っていませんでしたので、それが撮れただけでも遠路はるばる釜石まで来た甲斐があったというものでございます。今日5月19日は、横浜駅(現在の桜木町駅)が開業した日(1872年)、織田信長軍が桶狭間の戦で今川義元軍を破った日(1560年)だそうです。
2012/05/19
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新緑の釜石線を駆ける試運転D51今回の釜石線の試運転列車は、2日かけて1往復するスケジュール。つまり、1日では片道分しか撮影できないのでありますが、結構頻繁に運転停車を行うため、その間に先行すれば、複数回数撮影することが可能でございました。宮守のめがね橋やその先の田園地帯など、走っては停まって撮り、また走っては停まって撮りを繰り返したのであります。そしてサミットとなる足ヶ瀬の手前で、これまたお鉄が集会を行っているポイントに行きつきました。土地勘のない人間にとって「寄らば大樹の陰」は、まさしく至言であります。線路も少しずつ上がっていることから、煙は期待できますし、何より光線状態がよろし。背後の、目にも鮮やかな緑は、見ているだけで目が良くなりそう。ああ、気分爽快でございます。今日5月18日は、国際親善デー、ことばの日、ナポレオンが皇帝になった日(1804年)、函館五稜郭で榎本武揚が無条件降伏し、戊辰戦争が終結した日(1869年)だそうです。
2012/05/18
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箱庭のような景色の中を駆け抜けるD51牽引の試運転列車先日、釜石線で行われたD51の試運転に行ってまいりました。大阪に住んでいる関係から、関東方面での撮影はかなり手薄。JR東が所有している蒸気機関車も、これまでに撮影したことがあるのはC57の「ばん物」くらいで、あとはD51もC61も撮影したことがございません。それが今回、品川530さんのご案内で、遠路釜石線へ出張と相成りました。東京から早朝の東北新幹線に乗り、一ノ関で下りて撮影開始。電化区間から追っかける隠し技を使うなんて、大阪在住の人間には想像もつきまへん。お蔭で、本番の釜石線に辿りつくまでに3回もおいしい思いをさせていただきました。そしていよいよ非電化区間の釜石線。撮影ポイントを探しながら移動していると、前方にお鉄が集まっている小山が見えてきました。どうしましょ? と品川さん。混ざってみますか、とわたくし。車から下りて丘の斜面に立つと、S字カーブのバックに形のよい木のかたまりがあり、しかも見事なまでの順光線。釜石線内のスタートは、ここで決まりでございます。5輌の青い12系客車を従えてやってきたD51は、これまた、これ以上は望むべくもないという煙を上げてくれています。はるばる東北までやってきた甲斐がございました。今日5月17日は、世界電気通信記念日(国際電気通信連合、1968年)、自然保護の日だそうです。
2012/05/17
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れんげ畑と春のSL北びわこ号今回、春の北びわこ号で狙っていたのが、このカット。姉川の築堤付近では毎年、れんげの咲く畑がいくつかあり、そのカットを狙うファンでにぎわいます。今年はわたくしもその1人になろうと思ったのでございます。昨春の北びわこ号は、例年より1カ月遅れて6月に運転されたため、菜の花やれんげは全く姿を消し、変わって麦の秋、つまり麦の稔りの時期を迎えた景色と絡めることができました。これはこれで貴重なシーンだったのですが、今春はやはり、れんげでいきたいとイメージを膨らませていたのでございます。回送列車を撮影したあと、すぐに南下して姉川築堤付近をロケハン。すでに数多くの水田には水が張られ、田植えが終わっている田んぼも見かけるなか、数カ所だけれんげ畑が残っていました。お百姓さん、ありがとう。当然、お鉄も、その数少ないれんげ畑に集中するわけであります。それでも春の穏やかな光線を浴びながら、それぞれが思い思いに列車の到着を待ちました。予想どおり無煙に近い状態ではありましたが、青い空に三角形の伊吹山、青い客車を牽く蒸気機関車に、ピンクのれんげの絨毯と、ほぼイメージどおりのカットを押さえることができ、うん、満足、満足。撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日5月12日は、看護の日[ナイチンゲールデー](国際看護婦協会、1965年)、海上保安庁開庁記念日、民生委員の日(全国民生委員児童委員協議会、1977年)だそうです。
2012/05/12
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春のSL北びわこ号北びわこ号を撮影するのに、冬場は別として、湖西線で「日本海」を撮影したあと、北上して余呉湖、木ノ本のルートを取るようになったのは、一昨年くらい前からでしょうか。今回、久しぶりの二股追っかけ復活でございます。さすがにGWとあって、余呉湖周辺の交通量も多く、対向でツーリングバイクも大量に見かけました。ま、今日は無理な追っかけは自粛し、午前1回、午後1回と、基本に立ち返って撮影することにいたしましょう。さて、ポイントをどこにしようか、と考えたのでありますが、結局はオーソドックスに河毛の築堤をチョイスいたしました。河毛のカーブも下見したのでございますが、三脚、脚立が林立し、とても分け入る余裕がなく、次善の策としてその手前の築堤に落ちついたわけであります。今日は次善のポイントばかりだなあ。でも、やってきたC56は、気温の高いこの時期としては申し分のない発煙状態。水田にうっすら水鏡の影を落として、ひとまずは合格点かあ。撮影地:北陸本線河毛~高月今日5月10日は、東海道線にトイレ付き列車が登場した日(1889年)、鉄道唱歌第一集が出た日(1900年)、日本気象協会創立記念日だそうです。
2012/05/10
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北びわこ号を撮影する場合のモチーフの1つに伊吹山がございます。アングル的には西から東に向いてカメラを構えるため、午後が順光となるのでありますが、冬以外のシーズンでは水蒸気が出るためか、午後には霞んでしまうことが多く、きれいな伊吹山を画面に取り込むのは、なかなかに難しいのでございます。この日も、午後の3号で伊吹山バックを狙い、姉川築堤の西側へ行ったのでありますが、列車通過の15分前くらいから急速に雪雲が広がり始め、こりゃだめだ、と急遽、河毛の築堤へ移動したのでございます。回送列車ではどうだろうと、再び姉川築堤の西側へ舞いもどりました。はい、わたくし、あきらめの悪い人間でございます。3号の前ほどではありませんが、やはり何人かのおテツが三脚を立てています。山の見え方は3号の前の方がクリアーでしたが、それでも十分鑑賞に耐えられます。雪雲退散、雪雲退散、と念じつつ待っておりました。列車が姉川鉄橋を渡る音が聞こえ、まずロクゴが牽く12系客車が姿を現します。バックの湖東連山はクリアーで美しい。よっしゃあ。そして最後部のC56。シュン、シュンと、コンプレッサーから定期的に蒸気を噴き出しながら、ぶら下がりでのんびり米原をめざしています。とっさに、伊吹山をバックにして、この蒸気のリズムを描いたらどうだろうかと思い至りました。カメラを動かすのを止め、C56が横切っていくのを見守ります。1日の仕事を果たし、ゆったりとくつろいでいるような雰囲気を捉えることができたかな、と通過後のモニターチェックでちょっぴり満足。撮影地:北陸本線虎姫~長浜今日2月20日は、旅券の日、歌舞伎の日、普通選挙の日、マイカーチェックの日、愛媛県政発足記念日、アレルギーの日だそうです。
2012/02/20
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午前の1号を姉川の築堤で撮ったら、午後の3号は、もう1つの定番、河毛の築堤ということになります。冬以外のシーズンだと、長浜以南で撮影したあと追いかけ、河毛の築堤付近で2度目の撮影を行うというのがわたくしの中でのお約束なのでありますが、道路状況から無理は禁物。ゆっくりすることにいたしましょう。午後、河毛の築堤へ行くと、すでに数十人のギャラリーがカメラを構え、C56の通過を今や遅しと待ち構えています。わたくしも築堤に近いあたりで待機することにしました。定刻より少し遅れて河毛の駅に到着した北びわこ号は、インターバルをはさんで、盛んに煙を出し始めました。そして咆哮一笛。ゆっくりと動き出します。このあたりの動作が、築堤そばからだとすべて見通せますので、いやがうえでも気分が高まります。色の白いは七難隠すのたとえどおり、すっきりとした情景の中、霜降りの煙を出しながら築堤をのぼってくるC56。いいぞ、いいぞ。これがあるから湖東通いがやめられないのです。撮影地:北陸本線河毛~高月今日2月19日は、雛人形を飾り付ける日、万国郵便連合加盟記念日、プロレスの日、強制収容を忘れない日、熟カレーの日、トークの日だそうです。
2012/02/19
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心配した道路状況でありますが、路面に雪は残っておらず、普通に走れる状態でありました。しかし、無理は禁物。いつもならシャカリキになる追っかけも、今日はおとなしくしておきましょう。となると、午前の本番は一回限り。定番ではありますが、煙が期待できる姉川の築堤で待ち受けることにいたしました。ただ、雪の影響で、普段なら駐車できる場所が不可能となっており、誘導員の案内に従い、少し離れた所に車を置き、歩いて築堤まで移動しました。この朝、姉川の築堤に並んだファンは約50人。1年前にも同じポイントで撮影しましたが、そのときと比べて雪の量は格段に豊富。うれしいことに、時間の経過に従って晴れ間ものぞき始めました。ラッキ~。やがて遠くにC56の煙を目視。真っ白な煙が横からの風を受けてたなびいていますが、少し逆光気味の朝日に照らされ、何とも言えずビュリフォ~!撮影地:北陸本線長浜~虎姫今日2月16日は、天気図記念日、全国狩猟禁止、ワシントン誕生日、閻魔の縁日、国鉄が再建10年計画を運輸大臣に申請した日(1970年)だそうです。
2012/02/16
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先日(2/12)、久しぶりにSL北びわこ号を撮影してまいりました。このところ、北陸自動車道は連日、米原以北や木ノ本以北でチェーン規制を実施中といった雪道情報が流されておりますので、ノーマルタイヤの車で行って大丈夫なのかしらん、と思いつつ、でも、雪景色の中を走るC56見たさで出発いたしました。大阪は快晴だったのでありますが、予想どおり彦根の手前で雪が降り出し、道路は雪まじりのグジョグジョ、ビチャビチャ状態。でも、わが愛車は四輪駆動なので、この程度なら問題なく走れます。北びわこ号の撮影は米原から、というのが、わたくしの定点観測方法でございます。梅小路からEF65PFに牽かれて湖東の地へやってきたC56は、本番が近づくまで、米原駅から少し離れた場所で休憩いたします。その姿を一目拝んでから撮影ポイントへ移動するわけであります。この朝は降雪の中のPF、C56、さらに12系客車を収めることができました。さあ、次は本番! ポイントを、どこにしようかな?撮影地:東海道本線米原今日2月15日は、春一番名づけの日、コマーシャルフォトの日、西行忌、兼好忌、ひよ子の日、お菓子の日、中華の日、レンタルビデオの日、いちごの日、あゆの日、馬に親しむ日、阪神電気鉄道と山陽電気鉄道が阪神梅田駅~山陽姫路駅間で直通特急の運転を開始した日(1998年)だそうです。
2012/02/15
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本門前でのプッシュ・プル撮影が終われば手早く撤収し、追跡行動に移るのは、いつものことでございます。しかし、このあと大阪まで400km以上運転して帰らなくてはなりませんから、あまり深追いをするのはやめましょう。そこで、事前にロケハンをしていた場所で、C57と赤いりんごのコラボカットを撮影することにいたしました。以前も同じ場所で同じ構図の写真を撮ったことがあるのですが、今回は青い12系というのが異なる点。また1つバリエーションが増えました。そして、このりんごカットで今回のSLやまぐち号重連フェスタの撮影は終了。この2日間の楽しい思い出を胸に、明日からの仕事もがんばろう、と思いながら大阪の自宅をめざしたのでございます。今日10月25日は、民間航空記念日だそうです。
2011/10/25
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さすがに仁保の山奥へ入ってしまうと追っかけは無理。もともと下りの撮影は1回だけと割り切っていましたので、撤収作業を淡々と進めます。しかし、午後の返しの撮影場所確保のため、そうのんびりともしておられません。とりあえずは津和野を目指し、場所を確保したうえでお昼にいたしましょう。返しの撮影場所はオーソドックスに本門前踏切といたしました。前日、旧道から俯瞰したときもかなりのファンの砲列が敷かれているのを目撃しており、この場所の人気の高さを再認識していました。午後3時20分、津和野の街に長笛が2回鳴り響き、数分後、本門前の直線に列車が姿を現しました。以前、C57とC56の重連イベントをこの場所で撮影したときはC56+C57の並びでございました。今回は客車を間に挟んでのプッシュ・プル。同じ場所でも、手を変え、品を変えてファンを魅了してくれるJR西の関係者のみなさまに、感謝、でございます。撮影地:山口線津和野~船平山今日10月22日は、国鉄が赤字ローカル線廃止にふみきった日(北海道の白糠線が第1号、1983年)、パラシュート記念日(世界で初めてパラシュート降下に成功、1797年)だそうです。
2011/10/22
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新幹線で朝練をしたあとは、少し早いですが、仁保~篠目間の山間部へ分け入ることにいたしました。撮影ポイントの許容量はそれほど多くないため、のんびりしていると立ち位置がなくなるからでございます。予想どおり、列車通過の3時間以上前であるにも関わらず、すでに数人のファンが好位置をキープ。何とか割り込ませていただきました。ほっ。汗ばむほどの陽気のなか、時折通り過ぎていく列車で予行演習を重ね、居合わせた人と雑談をしながら、のんびりと列車の通過を待ちます。仁保駅発車の汽笛は聞こえませんでしたが、そのころから全員口数が少なくなり、静寂の時が流れます。そして数分後、列車がトンネルに入る汽笛が聞こえると、全員機材の最終チェックに余念がありません。十数秒後、トンネルから飛び出してきたC57とC56、さらに12系客車のまわりには煙と蒸気がまとわりついており、そのままゆっくりとしたブラスト音でこちらへ接近してまいります。わたくしの心臓は早鐘のように鳴り響き、体内のアドレナリンも急速に高まります。列車通過。画面の6割が煙という、ものすごい贅沢を堪能できるなんて、やっぱ、やまぐち号はすごいわ。撮影地:山口線仁保~篠目今日10月21日は、あかりの日(日本電球工業会など、1981年)、国際反戦デーだそうです。
2011/10/21
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プッシュ・プル通過後、大混雑の国道クロスを抜け、さらに追走いたしますが、長門峡付近でも流れが悪くなっております。並走する線路の上には煙が棚引いていますから、やまぐち号が通過して、まだそれほど時間が経っていないのが分かります。もう少し前に出たいのでありますが、先行する車が機関車と並走でもしているため、スピードが上がらないのでしょう。ビデオ派なら並走撮影はやってみたいことの1つでしょうし、一般の人でも、車の横で機関車のロッドが回っていると、それを追いこして前に出るなんてことはしないでしょうねえ。しばらくして、線路が篠目へと左カーブし、国道と離れるあたりから車列のスピードが上がってまいりました。やっぱり誰かがブレーキになっていたのね。めざすは篠目の発車。目的地の手前で車を停め、少し離れた撮影ポイントまでカメラを持ってダ~ッシュ! はあはあ、と息が上がるなか、すでに列車はこちらに接近しております。目の前をC57が爆煙を上げて通過したあと、12系のあとからC56が近づいてまいります。くぅ~、いい仕事してますねえ、C56。後ろから全力で押し上げている様子がこちらにバンバン伝わってまいります。何だか、けな気さまで感じて、おぢさんは思わず、ウルっとなるのでありますよ。撮影地:山口線篠目~仁保今日10月19日は、駅名表示が左書きに統一された日(1945年)だそうです。
2011/10/19
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旧道からの俯瞰が幕を閉じると、すぐさま撤収して、再び追いかけの車列に加わります。次の撮影地は渡川と長門峡の間にある国道クロスかな。3連休の真ん中の日に好天ということから、鉄だけでなく一般の人たちも加わり、国道クロスの周辺は渋滞の大混雑。ある程度予想していたことではありますが、もう少し遅れたら時間までに辿り着くことができず、撮影できなかったかも。C57とC56にサンドイッチされた12系は、西に傾いた太陽を浴びて美しく輝いています。ただ、ある程度予想はしておりましたが、正直者にしか見えない大爆煙だったのには、う~む……。撮影地:山口線渡川~長門峡今日10月18日は、統計の日(1973年)、冷凍食品の日(日本冷凍食品協会、1986年)、フラフープ記念日だそうです。
2011/10/18
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徳佐発車を見送ったら、次は津和野からの返しでございます。返しは客車の前後に機関車がつく、いわゆる「プッシュ・プル」であります。2日間で撮影地は本門前踏切と旧道俯瞰と決めておりましたが、天気がクリアーなので、旧道から俯瞰することにいたしました。当然三脚が林立することが予想されましたので、お昼の弁当を購入後、早々と津和野の街を見下ろすポイントへと移動いたしました。この場所へは、これまでに幾度も足を運んでおりますが、眼下の直線に機関車2輌と、普段より1輌多い客車が収まるのかしらと不安でございました。列車がやってくる間、その前の週にもやまぐち号を撮影されたという九州のファンの方にお聞きすると、列車は収まるけれど、前のC57の煙で後ろのC56が隠れる可能性があるとのこと。う~む、それは困ったなあ。しかし、悩んでみても仕方がございません。運を天に任せることにいたしましょう。午後3時20分、津和野の街に発車を告げる汽笛が2回鳴り響き、それから約5分後、眼下の直線にプッシュ・プルが差し掛かります。カーブを曲がったあたりからC57の煙が真っ黒に変わります。そして心配したC56も、C57の煙に隠されることなく、猛然と煙を噴き上げております。いやあ、すごい、すごい。撮影地:山口線津和野~船平山今日10月17日は、貯蓄の日(貯蓄増強中央委員会)だそうです。
2011/10/17
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地福が終われば、次は徳佐、と定番撮影を積み重ねてまいります。徳佐のSカーブは間に合うだろうけど、山側はいっぱいの人だろうなあ、車が停められるかしらん、という思いがし、反対側を選択いたしました。ガーッと行って、その次の信号を右にキュッと曲がって、ドーンと行った突き当りを左にクイッと曲がった先でキキーッと停めたらええねん。大阪の人間が道案内をすると擬音が多いと言われますが、そんな感じで地福から徳佐へ移動。最後も何とかキキーッと停めることができました。車から下りてカメラを構えるころには、すでに重連もゆっくりと動き始めており、こちらに向かってスピードを上げてまいります。おいおい、C57、ちょっと疲れたんか? 煙の出方が少ないやん。津和野まであとひと踏ん張りや。気張ってなあ。重連への労をねぎらいながら、目の前を通過する列車を見送ったのでございます。撮影地:山口線徳佐~船平山今日10月16日は、国鉄上野駅開業(1885年)、世界食糧デー(国連食糧農業機関(FAO)、1945年)、ボスの日だそうです。
2011/10/16
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長門峡発車を撮ったら、次は地福の発車というのが、下り列車を追いかける際のお決まりコースでございますが、この日のようにたくさんのギャラリーがひしめきあう状態では、いかに早く長門峡から抜け出すか、が最大のポイントとなります。幸い、駐車している列の2番手で走りだすことができ、次の地福発車に希望をつなぐことができました。そして走ること約20分。地福駅のそばまで辿りつきました。列車はまだ駅に停車中でございます。ラッキ~。さて、地福発車を撮る定番の踏切へ入る交差点はどこだったかな、と思いながら運転し、えいやっ、とハンドルを切ると、あらら、入る道を間違っちゃったみたい。仕方がありません。ここで撮影することにいたしましょう。見ると、ケイトウの花が咲いているではありませんか。花の持ち主にお断りし、前景として入れさせていただくことにいたしました。すでに、やまぐち号はゆっくりと動き出しており、発車の煙も盛大です。赤いケイトウと爆煙のやまぐち号。結果オーライだったようでございます。撮影地:山口線地福~鍋倉今日10月15日は、たすけあいの日(全国社会福祉協議会、1965年)だそうです。
2011/10/15
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今日は「鉄道記念日」。「鉄」にとっては、神聖なる日であります。これからも良い写真が撮れますように、と「鉄」の神様に祈りを捧げましょう(笑)。やまぐち号重連フェスティバル、定点観測の第二弾は当然、長門峡の発車でございます。しかしまあ、行ってみて驚きましたね。天気が良いこともあって、普段の数倍の三脚が林立しています。追っかけであとから来た人間にとって、場所をどうのこうのと選択する余地はございませんでしたので、編成全部ではなく、機関車主体の構図を選択いたしました。それにしても、いや~な感じで風が吹いています。下手をすると、風に舞った煙が次位のC56を隠してしまうかも……。そしてその予感は的中。鉄橋を渡って迫りくる列車の、客車部分はほとんど見えない状況でございます。もともと客車は切れてもいい、と割り切っていましたので、そのあたりは気にならないのでありますが、C56が隠れてしまうのだけは勘弁していただきたい。暴れる煙と、機関車の動きによって、次位のC56が見え隠れいたします。一瞬の間隙をぬって撮影したのが本日の「思い出の1枚」。何とか重連の雄姿を写しとめることができました。ほっ。撮影地:山口線長門峡~渡川今日10月14日は、鉄道記念日(新橋~横浜間で旅客線の営業開始、1872年)、PTA結成の日、全国育樹祭りだそうです。
2011/10/14
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2日間のうち、初日は定番ポイントの定点観測。となると、スタートは大山路と相成ります。この時期、大山路にはコスモスが咲くはず、と思いながら行くと、予想どおり畑の手前がお花畑となっておりました。しかし、花の咲き方はまばら。う~む、ちょっと寂しいかも。定刻。C57とC56が鳴らす汽笛が交互に聞こえ、ドラフト音もはっきりしてきます。しばらくしてから、花の向こうに重連が姿を現しました。この前、C57とC56の重連を撮影したのはいつだったのかしら。記憶の糸を手繰ってみると、2009年のことだと思い至りました。そうか、2年ぶりに見る光景なのね。久しぶりのこの幸せを、改めて存分に楽しませていただきましょう。今日10月13日は、引越しの日(全国引越し専門協同組合関東ブロック会)、サツマイモの日(川越いも友の会)だそうです。
2011/10/13
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