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2012.03.24
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カテゴリ: お店


親友がお誕生日のお祝いをプロデュースしてくれました。

いつの頃からかの毎年恒例行事となりました。


事前に知らされているのはホテル名だけ。

どこでランチするかは着くまで知らされず。

去年くらいから教えてくれなくなったんだよなぁ。

私は事前に結構教えてしまうんだけど。


今回選んだお店はミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011で星を獲得した

レストラン タテル ヨシノ 汐留でのランチでした。

当日は予約で満席と出ていたので、人気店であることは

入るときに知りましたが、正直知らなかったんだよね。


ホテルの25階にあるので見晴らしが良かった!

しかも窓際で、浜離宮恩賜庭園が上から見下ろせる絶景。

桜の咲いている季節だったらもっと素敵だったろうなきらきら


最初はビールで乾杯。

お誕生日が嬉しい歳ではなくなったけど、

こうやってお祝いしてくれる友人に恵まれ、健康でいられること、

親に感謝する日ということに最近はしてます(笑)

食後にはマッサージまでつけてくれているとのことで、

お酒はこの1杯で我慢です。



最初に出てきたのは

チーズプチシュー

シュー皮にチーズがかかっているものが出てきました。

しっとりしてるけど、サクっとしていて酒のつまみにもちょうど良かったです。



そして自家製パンが出てきました。

自家製パン

ハード系のパンですが、香ばしくてとっても美味しい!

バターをつけなくてもほどよい塩加減が良かったです。

なんでも芝のお店で作っているとのことで、

売っていないのか聞いたところ、お店(3店舗)に出すだけで精一杯で、

質を落としたくないということで販売はしていないということ。

うーん、残念!でも、質をおとしたくないというところには共感。

食べたくなったら、お店に食べに行けばいいんだもんね。



アミューズ ブーシュとして

アミューズ ブーシュ

左がはまぐりのダシをゼリー状にした中に、はまぐりがはいっており、

上には金粉がかかったもの。

はまぐりのダシが濃くてとっても美味しくてペロリ。

なんとも贅沢な一品。


そして右はシェフが喜界島出身ということで、名産であるヤギのカルパッチョ。

ヤギのお肉は初体験でドキドキ。

でも、臭みもなくやわらかくてとっても食べやすかったの。

喜界島と聞いて思い浮かぶのは黒糖焼酎の「喜界島」。

一時期とっても好きでよく飲んでいたので。

喜界島は山羊料理、黒糖づくり、島豆腐づくりが代表的なもので、

山羊は、「山羊汁」「山羊の刺身」として食べるんだって。



そして前菜。こちらは2種類から選べるんだけど

2人とも同じものを注文。


タラバガニのポシェ アルガン風味のブーケを添えて

タラバガニのポシェ アルガン風味のブーケを添えて


ポシェとは西洋料理で、ゆでること。そしてアルガンっていうのは

モロッコにのみ生育するアルガンの樹の実の風味ってこと。

これは全部、お店の人に聞いた知識だけどね。

茹でたタラバガニをカブみたいな野菜で巻いたもの。

野菜の上にのってるメレゲはただのメレンゲではなく

なんかのダシで作ったメレンゲで味がしたよ。



タラバガニのポシェ アルガン風味のブーケを添えてUP

下にはパパイヤのゼリーがあったので、UPで撮影。

上にのってる赤いのはドライトマト。



もう1種類はホワイトアスパラガスのピュレ 青りんごのエッセンスという

料理でした。



さて、メインは魚or肉から選べるんだけど、私は魚で。


スズキのポワレ コキヤージュのマリニエール

スズキのポワレ コキヤージュのマリニエール


ポワレ=蒸し焼きにすること

コキヤージュ=フランス語で「貝殻」という意味。

マリニエール=フランス語で「漁夫風」という意味で、

白ワイン・魚のだし汁・ すり潰したエシャロットを加えて煮詰め、

バターを加えたものを指すそうです。

直訳すると、スズキの蒸し焼き貝殻漁夫風ってことになりますね。

スズキの皮がパリパリに焼かれていて、皮が苦手な私でも

美味しく食べられました。


友人は肉担当なので

牛ランプのステーキ ジャガイモのドフィノワーズ添えを注文。

お互いに味見をしたけど、ペッパーがほどよく効いていて美味しかった!

ランプと書いてあったので脂っこいのかと想像していたんだけど、

そんなことなくて意外とさっぱりで美味しかったです。

ちなみに ドフィノワーズ とは、フランス ドフィネ地方の代表的な地方料理で、

ジャガイモを数種のスパイスを加え牛乳で煮込み、

チーズをのせてオーブンでこんがりと焼きあげた グラタン料理です。



この間にパンを4回ほどおかわりしてしまった2人。

食べすぎには注意しようね、と話していたのに美味しくてつい・・・。

自家製のパンはフォカッチャとハード系と写真のものの3種類。

とりあえず全部制覇し、最初のパンをおかわりした私ですあせる

お店の人に思わず、「朝食食べてこなくて良かった」とこぼしてしまいました。



残っていたビールを飲み干し、お次はデザート。

こちらは4種類の中から選べるのですが、


ホウレン草のショートケーキ カリフラワーのクリーム

ホウレン草のショートケーキ カリフラワーのクリーム

すべてが興味津々だったので注文しちゃいました。

ホウレン草のショートケーキ?!

カリフラワーのクリーム?!

特にカリフラワーのクリームに興味津々。


ホウレン草のショートケーキ カリフラワーのクリームUP

よーーーーく味わって食べたんだけど、

言われなくちゃわからないくらい、普通に食べてしまった。


友人は甘酸っぱいレモンタルト

ショウガのソースでマリネしたアボカド バナナ マンゴー添え

っていうのをチョイス。

私もショウガのソースっていうのが気になったんだけど

同じの注文しても面白くないのでやめました。

レモンタルトはすっぱくてさっぱりしていて私好みの味でした。


デザートと一緒にオーガニックコーヒーも。



そしてここでちょっとしたサプライズが!!

オルゴールでHappy Birthday五線譜の曲がかすかに聞こえてきた!!


サプライズ

チョコレートでフランス語で「お誕生日おめでとう」という意味の

プレートが私の前に。

両サイドにベリー類がのっており、スプーンで名前の部分だけすくって

フルーツにつけていただきました。



そしてなんとこの後に小菓子がワゴンにのって

好きなものを取り分けてくれるというので

私と友人は「全種類」と注文。

小菓子


見た目はとっても可愛いでしょ。

でも、全部と注文してしまった以上、残すわけには絶対に失礼。

というわけで、甘いのとか結構あったけど2人で頑張って制覇しました。




このあとテーブル席でお会計だったのですが

私的には面白かったけど、友人にとっては最悪だったかもしれない

ハプニングがありました。


友人がお金を渡したところまでは、とってもスマートでした。

が!!お店の方が戻ってきて私がいる前で清算金額を声に出して

言ってしまったのです。

友人が「marimo、今の聞こえちゃった?!」と言ったんだけど、

正直に「聞こえた」と言ってしまった私。

そこから友人が「あーーーー台無しだよぉ」とテンション

お店の方も「すいません」と謝るも後の祭り。


まぁ、いいじゃないのぉ~と今度は荷物を受け取りに入口に。

そしたらランチコースの値段がかかれた看板がかかってた!!

結局、会計のときにバレなくてもココでばれるんだからいいじゃんって

私が言ったら、友人はお店の人に「こんな看板出さないでください」って

言ってた。その気持ちも分かるけど、私たちみたいな客ばかりじゃないから

そりゃー無理ってなもんでしょ(笑)


コートや荷物を預けてたんだけど、最初に持ってこられたのが

あきらかに私たちのコートじゃない色のもの。

(私たち)「それ、違います。」


再び持ってきたのも

(私たち)「それも違いますあせる


三度目も違って四度目の正直でやっと自分たちのコートと

荷物を受け取りました。


そして同じフロアーのトイレに入った時に、

入ってきた人が傘を持っていたのを見て

「あっ!!傘貰ってない!!」と取りに行きました汗


最後はちょっと散々だったけど、接客などはいい感じで

フレンドリーで料理のことなども構えずに質問できたし

良かったと思います。


高級なところとか、人気店だったりすると

店員が鼻高になっていて客を見下してたりする時があって

不快な気持ちになったりすることがあるけど、

こちらのお店はとてもいい意味で寛げて(気持的にも)

楽しい時間を過ごす事ができました。

夜はまだ行ったことがないけど、機会があったらまた行きたいお店です。












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最終更新日  2012.03.31 20:40:06


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