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♪ 若き日のはぎしりの跡なまなまと残せし前歯が斜めにとがる 奥歯が冷たいものを口にすると沁みる。一番奥の治療してクラウンが被せてある辺り。かなりひどくなってきて、ツーンとした痛みまで感じるようになったたので歯医者へ。レントゲンを撮って、口の中の写真を何枚か撮った。 年配の先生が来て、薬品か何かを当てて染みる部分を探っている。 なんと! 染みるのは奥から3本目の治療などしていない歯と判明。かなりの虫歯になっているらしい。奥歯の痛みは放散痛だったようだ。 外側にずれて生えている歯で、いつも凹んだ部分に食べものが挟まるところ。そして歯ブラシも届かずうまく磨けていない。必然的に虫歯になる運命だった。 私のレントゲン画像 向って右側が左の歯になる。白く見えるのが治療してある歯だ。画像:右下の奥から3本目 奥に引っ込んでいて小さく見える。「このまま治療してもいずれ痛みが出てくるでしょうから、神経を取りましょう」ということになった。ずいぶん時間をかけて麻酔をし、何もなっていない歯に穴を空け、神経をとる。神経に触って強烈な痛み。思わず手を挙げて「痛ーい」と。それで再び麻酔を打った。この日はここへ詰め物をして終わり。痛みが出たら飲むようにと、頓服が2錠でた。 神経を抜いた部分をきれいにしてからクラウンを被せるが、菌があるとまずいのでその前に口の中をきれいにしておく必要があるという。 そして2回目の昨日、先ずは別室にてトリートメントコーディネーターによる説明があった。2022年に初めて行った時にもこれはあったが、「お口の健康手帳」なるものはもらわなかった。治療のくわしい説明はもとより、患者の要望や疑問点を聞いて治療に生かすということらしい。 説明が終わって、不明なところの説明も聞いた。「何か希望がありますか?」「入れ歯を作り直したいんです。かなり古いし、口腔外科の先生もそう言ってますし」「分かりました、先生に伝えておきます」「前回担当したのは小森先生なんですか?」 カルテを確認して「そうですね、院長ですね」 ようやく院長と話しが出来る。院長がどういう人物なのか、どういう医者なのか、対面して会話を交わしてみない事には・・。研修医ばかりでは、病院の本当の姿は分からない。2022年12月の初診時のもの。かなり改善されているようだ。 歯石を取ったりするものと思っていたが、歯石は付いていないということであっさり済んでしまった。歯周ポケットを調べても良い状態なので問題ないという。前回歯石を取ったのが1月10日で、半年経ってそろそろメンテナンスに行く頃だと思っていたところだったが、良く磨けているということなので一安心。この年齢の割にはきれいな方らしい。 上の図のような、この日のチェック内容をプリントしたものをくれればいいが、その場で渡せるようなシステムにはなっていないようだ。カミさんの働いている歯科医院は、今年10年目と新しいこともあって、その場でプリントしてくれるらしい。 今回の治療の流れを図で解説したものが、渡されたプリントの最後にあった。 様々な治療の説明を個人別にプリントして渡すというのはかなり大変で、手間と時間がかかる。歯科医院はコンビニよりも多いという現状の中で、過当競争を生き残っていかねばならない。今までよかったから、これからもそれで良い、というわけにはいかなくなっている。★ 全国のコンビニ数は5万5956店。一方の歯科診療所の数は、6万7886施設とされている。数の上では歯科診療所のほうが1万以上も多い。厚生労働省の「医療施設動態調査(2021年〈令和3年〉11月末概数)」PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 虫歯が減って、虫を退治する側が増えている。知多市内には歯科医院が32もある(地域医療情報システム)。8万5千人弱の市にこれだけの歯科医院がある。地域医療情報システム(JMAP) 因に東海市は、人口11万3千人あまりで、歯科医院は55もある。
2024.06.26
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♪ ゲリラ雨止んで薄日の差したるも晴れには遠く手足が重い 歩いて3分のところにあるクリニックへいってきた。レントゲンを撮り血液検査をして、やはり肺炎を起こしているとのこと。コロナもインフルエンザも関係ないでしょうとのこと。 肝心の肺炎球菌ワクチンの事を聞きそこなった。予防接種は受けているのに肺炎になった!?*肺炎球菌ワクチンを接種しても肺炎球菌による肺炎になることはありますが、この場合でも軽症ですんだり抗生剤が効きやすいといった効果が期待されています。という記述を見つけた。まあ、予防接種を受けてもすべてを排除できないということだろ。おかげで軽く済んだというわけだ。 よほど無理をしましたか? 雨の中で作業を続けたとか・・。 最初の症状から3目ということもあって、しんどくてフラフラしているようなこともなく、元気そうだったからか「あなたは我慢強いですねぇ。不死身だねぇ。」と訳の分からんことを2回も言われた。高熱と嘔吐と咳の症状が、ロキソニン1錠のんだだけで、大方が取れてしまったことを言っているのかもしれない。「レントゲンの白い影も薄いし、癌などではないでしょう。治りかけているようだし・・。薬を出しますから2日後にもう一で見せてください。経過を見て悪ければ総合病院を紹介しますが、多分必要ないでしょう。」「逆流性食道炎? 全く関係ないです。」 日曜日の深夜に一体何が起こったのだろう。穏やかな生活をしていて肺炎になるような心当たりはまったく無いのに。 CRP(血液検査) 基準値:0.30mg/dL以下 CRPの異常高値により、感染症やいろいろな炎症性疾患などの存在がわかる。関節リウマチなどの膠原病でも高値になる。ただ、どの臓器、部位に炎症があるかはCRP検査だけでは判断できない。CRPが上昇する病気の場合、その結果を追跡することで、病勢や治癒効果を知ることができます。 この検査で疑われる病気 ★細菌・ウイルス感染症 ★リウマチ熱 ★関節リウマチ ★心筋梗塞 等 検査値が非常に高い場合は結核などの慢性感染症、関節リウマチなどの膠原病、心筋梗塞、肝硬変、悪性腫瘍などで、軽度の上昇はウイルス感染症、内分泌疾患などが考えられる。 抗生物質と解熱剤を処方される。5日分あり、症状が良くなっても全部飲み切って下さいとのこと。くれぐれも安静にしていてくださいとも。 このまま完治してくれればありがたい。多分2種類の薬が効いて、2日後にはけろっとしてるんじゃないかな。★ 病院選びが難しい パートⅠ
2024.05.15
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♪ 病院を選ぶ基準は曖昧で政党の名を重ねてみらん 昨日の発熱で食欲が落ち、背中の痛みも熱も徐々に良くなっていくだろうと思っていたが、まったく変化なし。7度台の微熱が続いているし、息を深く吸うと胸が痛い。 今朝は熱が平熱に下がっていたので、用事があって名古屋まで出かけた。どうも体がだるいし食欲もない。戻ってから熱を測れば37.8度あって、どうりで怠いわけだ。良くなっている気配が感じられない。こりゃあこのまま間放置しておくのはまずいかもしれない。 それで、どの町医者にかかるかが問題になる。評判の良いところは予約制で、予約が一杯で取れない。空いているところは評判が悪い。家から一番近いところは一日おきで、それも半日しかやっていない。一応レントゲンとかはあるらしいが、イマイチ積極的にななれない。まあどうせ総合病院を紹介されるのだろから、それでいいのかもしれない。 西知多総合病院は朝倉駅から専用バスが出ているので便利なのだが、出来た当初はあまり評判が良くなかった。名大からの先生が多く、「白い巨塔」のような印象をついつい持ってしまいがちだ。 シンプルに考えることにした。結論は、歩いて3分の「知多国際内科」という大げさな名前のクリニックにしようかなと思っている。家が近所だし奥さんも良く知っていて、その関係から息子さんの歯科医院にカミさんが歯科助手として週3回勤務しているという縁もある。 予防接種はここで受けているし、ご夫婦で私の個展にも来てくれたこともある。☆ 正岡子規は、当時、死に至る感染症だった脊椎カリエスに襲われ、寝たきりになる。死の1年前から書き始めた日記「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」がある。 長年、「仰臥漫録」を眺めてきた虚子記念文学館の学芸員、小林祐代(さちよ)さんは「ストレス解消名人説」を主張する。苦悩すると大声でわめき、周囲に当たり散らす。さらに文章を書いたり、水彩画を描いたりして心を鎮める。例えば、自死をほのめかしたときも、しゃくりあげて泣いた後に、小刀と千枚通しを墨で正確に描き、弟子に不満を吐き出すことで不安定な心情を落ち着かせていた。「日々、うまくストレスをコントロールすることで、暗から抜け出したのでは」という。明治34年10月13日付には、自死をほのめかす原寸大の小刀と千枚通しが描かれている この時期の葛藤の闇は深く、この日のことを、ロンドンに留学中の親友、夏目漱石に宛てた翌月6日付の手紙にも書く。「僕ハモーダメニナツテシマツタ、毎日訳モナク號泣シテ居ルヤウナ次第ダ」で始まり、「実ハ僕ハ生キテヰルノガ苦シイノダ。僕ノ日記ニハ『古白曰來』ノ四字ガ特書シテアル処ガアル」と吐露する。「仰臥漫録」の第一部は、小刀と千枚通しの図で終わり、第二部は同じ日の話が続く。しゃくりあげているところに、電報で呼び出された四方太が来る。不平を四方太に漏らし、夜になると晴れ晴れとした心地になる。 よほど体調が悪化したためか、10月29日で日記は中断し、翌年の3月10日に再開。麻痺(まひ)剤(モルヒネ)を服用するようになったことを記している。彼が明治35年5月5日付から死の2日前、「日本」に書いたコラム「病牀(びょうしょう)六尺」や、同6月27日から8月6日まで各種果物などを水彩で描いた「菓物帖」、8月1日から同月20日まで各種植物を水彩で描いた「草花帖」に目を通すと、明るい光彩が放たれ、内面が安定してきたことがはっきり感じ取れるという。 例えば、「病牀六尺」6月2日付。「余は今まで禅宗のいはゆる悟りといふ事を誤解して居た。悟りといふ事は如何(いか)なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた」 同7月26日付。「病気の境涯に処しては、病気を楽しむといふことにならなければ生きて居ても何の面白味もない」 同8月6日付。「このごろはモルヒネを飲んでから写生をやるのが何よりの楽しみとなつて居る」で始まり「草花帖が段々に画き塞(ふさ)がれて行くのがうれしい」と結ぶ。死のほぼ1カ月前に描いた「草花帖」のアサガオの水彩画は見事。(国立国会図書館所蔵) ゆっくり進行し、全身の症状としては、微熱や倦怠感があり、初めに棘突起の叩打痛、体動時痛が現れ、進んでくると、亀背、脊髄麻痺、冷腫瘍が現れるとか。モルヒネを服用するようになってようやくその苦痛と苦悩から解放されたのだろう。この人生の大半を病床で過ごした正岡子規。 ずっと微熱や倦怠感の状態で生活するなんて、健康を知っている身にはかなり辛い事だ。それが今の私でもある。子規と比べるのはナンセンスではあるが・・。★ 病院選びが難しい パートⅡ
2024.05.14
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♪ 髪の毛は抜けてもいいが歯は別と言いいし母の白き蓬髪 前歯の修理が終わり、次は歯のクリーニング。先ずは歯茎の歯周ポケットの調査をすることになった。 針状のもの(プローブ)を歯茎に差し込み、その深さを調べる。チクチクと痛みがあるものの我慢できないほどではない。一カ所にかなり血が出る部分があるようだ。そこだけバキュームで吸ったので分かった。 全体を終えてレントゲン写真を見ながらの説明があった。血が出た歯が赤く表示されていて、ほとんどが赤く塗られている。「状態はいい方ですよ」 「たくさん血が出たところがあるんですね」「針で突きますからどこも血が出るものなんです」 「5と6というのがありますね、ミリですよね」「左の上下の奥ですね。この骨の位置を見ると凹んでいるのがわかります」「歯周病菌によって溶けてしまっているんです」 レントゲン写真を見ると確かに奥歯と横の骨がかなり凹んでいる。清水デンタルクリニックより セミロングを後ろで束ねてポニーテールのようなの髪形の若い歯科衛生士。男ってなんか好きなんだよねポノニーテールが。この娘も「○○してもらっていいですか」とは言わず、普通に「して下さい」というので、この言い方が定着しつつあるようだ。それだけで気分がいい。 次は歯茎の掃除をしていく。棒の先に鷲の爪のような器具が付いている、先端の少し下のスリットから水が出るもので、水をを掛けながら掻き出すように汚れをとっていく。全体を終えての説明は、5ミリ6ミリある歯周ポケットの掃除は簡単にはできず、改めてよく調べた上で5回ほどかけて掃除をすると言う。 歯周ポケットの深さが4mm以上になると、歯周病が進行している可能性が高く、4~5mmの深さなら初期の歯周病、6mm以上の深さなら中度、重度の歯周病と判断。 少しでも菌が残っていると掃除の意味がないので、完全に取る(歯石だけではなく、汚染された歯茎の組織なども一塊として取り除く)必要がある。そのためにはかなり回数がかかる。程度にもよるし状態が良ければ2回ぐらいで済むこともあるという。 詳しく聞かなかったが、歯周ポケットの歯石や歯垢を取り除くルートプレーニング(SRP)というのをやるのだろうか。☆ 近い(徒歩3分)ので、何度も足を運ぶことにそれほど抵抗はない。待ち時間も、これ幸いにと文庫本を持っていくので苦にならない。本を読むために早めに行ったりすると、早く呼ばれたりして全く読めなかったり・・・それはそれでいい。 スケーリングが終わると、あとは表面を磨いて完了となる。3カ月おきにメンテナンスに行くことになるが、4か月とか5か月おきではダメかと訊くと、保険の関係で3か月おきが基準だとか。1か月ほどなら遅れても保険がきくので、その辺は調整してくださいとのことだった。
2023.12.02
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♪ 風聞に良し悪しのあり病院を選ぶことから治療は始まる 大分前から目やにが出ていて、市販の点眼薬を買って差していた。1日に数回差すようにと書いてあるものの、1回しかやらないのでなかなか治らない。 最近は、朝起きると目やにで目がかすんでよく見えなかったり、染みるような感じもするようになった。それで一度診てもらおうと眼科に行くことにした。 以前掛かっていたところは、医院を大きくし養護施設まで併営するようになっている。そうなる前から、最新の機械をたくさん入れてやたらにその機械を使いたがるようになった。診察も不信感を持たれるようなものも多く聞かれるようになっている。 「双樹会」という大規模な会社組織にする目論見の中で、収益を上げることに必死だったようだ。それまでは話をよく聞いて、説明もしっかりしてくれるいい先生だったが、新しい立派なクリニックになってからあまり評判が良くない。残念でならない。★ それで今回は、知人が口をそろえて “良いよ” という「新舞子眼科医院」に行ってみることにした。 電話で予約と思い掛けてみると、今からでもいいですよと言うので、おっとり刀で駆け付けた。古くて狭いと聞いていた通り、全体がこじんまりしている。施設も古く、昔気質のクリニックという感じ。オフィシャルの HP もないのをみても、集客や何かを誇示するような気はまったくないようだ。 設備のいい今までの眼科とはずいぶん違うので戸惑うものの、対応は丁寧でいかにも庶民的。悪い感じはしない。 物理的にも情緒的にも距離が近い感じ。施設ばかりが立派で、印象や対応が冷たく感じるクリニックもあるので、そうじゃないところが評価の良い理由だろう。 呼ばれて予診に。過去の病歴を確認され、網膜剥離の両眼の手術をした時期と内容が不明確で、やり取りに時間がかかった。なにせもう20年近く前のことですべてが曖昧。こっちも年寄りとあれば、先方も仕方がないという感じのやりとりで・・。 眼圧や眼の屈折力の検査。視力検査も古くて狭く、中待合と仕切りも何もない。今使っている眼鏡で十分見えているので視力も落ちてはいないと言われた。 部屋は、診察室がカーテンで仕切られているだけの一つ部屋だ。雑然とした、如何にも昭和を思わせる雰囲気。大丈夫かいな?と思いたくなるが、それは新しい施設に慣れてしまっているバイアスのせいだ。 カーテンの中に入っての診察は、網膜剥離の話に始まり、手術の後遺症での白内障、眼内レンズが入っていることなどの確認などする。先ずはフリーの状態で、眼内に強いライトを当てて覗く。それから機器に顎を乗せての検査。断層写真も撮らず、他の機器による検査もない。短時間であっさりと終了。 こちらが「ドライアイのような感じでしょうか」と言った通りの診断で、今後の注意とか指導などまったく無く、余分なことは何も言わない。目やにが出ているのは炎症を起こしているからだというものの、ドライアイのせいだとは言われなかった。「パソコンな毎日どれぐらいやりますか?」ときかれ、「多い時で5時間ぐらいは」と答えるものの、それ以上の言及はなし。炎症を抑えるものとドライアイのための点眼薬2種を処方されて終了。 初診料合わせて2200円 1、ジクアスLX点眼液3% 5ml 角膜の保護や治療に用いる薬。ドライアイの治療薬。 2、アズレン点眼液0.02%「ニットー」5ml2本で約2週間分 ・1は、1回1滴を点眼。点眼後は眼を閉じ、1~5分軽く目頭を押さえる。 ・2は、1回1~2滴を点眼。点眼後1~2分眼を閉じておくこと。 ・二種類を併用する場合は、5分間以上の間隔をあけること。 余計な検査はしない。細かい注意や指導をして患者を不安にさせない。対応が穏やかで優しい。スタッフも親切で配慮が行き届いている。地域住民に信頼されていた昭和の町医者の良さが、随所に感じられる。そんなところが評判のいい理由なのだろう。★ 知多眼科は、加齢黄斑変性とか緑内障とかを口にし、患者を不安にさせる傾向がある。緑内障など、どの患者もその怖れがあると言われ、早めの治療を勧められて投薬される。別の医者に行くとそんなことはないといわれる。そんなやり方に対してかなりの不信感を持たれている。 大きくて新しいことによって威信と信用を誇示し、最新の機械を導入することで箔をつけて目くらます。患者に治療以外のことで安心感を与え、印象操作でイメージアップする経営ノウハウ。大企業ほど平気で悪事をするのと同じ構図がここにもある。
2023.06.20
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♪ 知る権利を十円使って行使する政治家以外は明朗な国 以前も書いたかもしれないが、病院からのレセプト(診療報酬明細書)について。受け取らない人は多いのでしょう。私はもらうことにしています。10円掛かりますが、医者が何をどうしているのか、何にいくらかかっているのかが分かる。実際、理解できない項目も多い。知ってどうすると言われても困りますが・・ 「診療報酬」とは、診療に要した費用のことで、診療報酬点数表に基づいて点数で算出される。診療報酬点数から、1点=10円として金額が算出される。4項目に分類されている。 で、今回のレセプトはこれ。 欠けた前歯を直し、部分入れ歯の一カ所をほんの少し削っただけ。 これが市に報告される。治療に4,260円がかかっていて、その2割の850円を患者が負担したというもの。 分からない事ばかり。最初の初診料は分かるが、どんな病気で病院に通うことになっても必ず「再診料」を取られる。その都度カルテを準備する手間賃か? 再診時歯科外来診療環境体制加算1 3点 これ、何? この明細書を受け取るには、「発行体制加算」とかいって、1点=10円かかっている。 歯科衛生士実地指導料1 80点 ─ 実際、衛生士は何も関わってはいない。 歯科疾患管理料 100点 ─ 何を管理した? 文書提供加算(歯科疾患管理料)10点 ─ 何の文書? 歯科口腔リハビリテーション1(義歯困難以外)104点 ─ ? 機械的歯面清掃処置 72点 ─ 欠けた前歯の処置? 部分入れ歯の調整のこと? 欠けた前歯をほんのちょっと削り、プラスチックを取り付けて紫外線を当てる。咬合紙を2度ほど使ってかみ合わせを確認した。そして、部分入れ歯の当たって痛い部分を削った。 “患者が10人いれば歯科医院は成り立つ” と、言われているらしい。ホント、いい商売。しかし、今やコンビニよりも数が多いので、人気商売としての患者の争奪は厳しくなるばかりだろう。
2023.02.13
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