皇太后様も後になって差は明らかだと暴露するなら、迷ったあげく「民のようにご飯と汁を一緒に食べてみて決めるとしよう」だなんて、もったいぶったこと言わなきゃいいのに。

牛乳のような高価なものを民は使わないと判断したクミョン。こういう配慮、いつもならチャングムが気づきそうなことなのにね。

チャングムが自滅したとはいえ、実力でとった一勝。満足気なチェ尚宮の高笑いも今回ばかりは我慢して聞くことにいたしましょう。

ハン尚宮さまにしてみれば、負けたことよりいい骨や肉にこだわって小手先の方法を選んだチャングムの基本を忘れた姿勢に危機感を抱いてとった寺への出向。料理の才能だけじゃなく宮中で生き抜くための強い意思をチャングムに見込んでの愛のムチなんですね。

とはいえ療養中の尚宮のお世話をするのが目的です。当のチャングムはトックおじさんに任せて、いまだ落ち込み中。ミン・ジョンホが近くにいるのも気づきません。

撮影が秋だったのか。お寺の周りが紅葉してすごくきれいでした。いつもチマチョゴリに隠れて見えなかったチャングムの靴がこれまた可愛い！つま先にお花の模様をあしらったカンフーシューズみたいなの。どこぞのメーカーとタイアップしてるんでしょうか。

落ち込むチャングムを見かねてトック叔父さんが海へと誘います。はじめての海にはしゃぐチャングム。と、そこへチョンホさま。

チョンホさまも誘われたの？それとも勝手についてきたの？

びっくりして靴を海へ落とすチャングム。夕日を受けて見つめあう二人。そして二人は、二人は、、、、一緒にはしゃぎだす。なんでやねん！

「ご両親はどうしてお亡くなりになったんですか？」

って立ち入った事をお聞きになるんですね。

チャングムがまたお父さんのことをペラペラと喋るから。よほど気を許してるのか、いつもの癖か。ハン尚宮さまにも話してないことをチョンホさまには話せるのね。二人の距離が近づかないはずありません。

市場からの帰り道、襲われたチャングムとチョンホさまはお寺の叔父さんにかくまってもらいます。そこで出されたおいしい料理の秘訣を聞き出そうとおじさんに付きまとうチャングム。いつもの調子が戻ってきました。

療養中の尚宮が食べたがっていたオルゲサルの一件で、自分のしてきたことは人に勝つための努力だったと気づきます。

秘訣なんて何もない。真心と手間。それがすべて。

すばらしい人にお遣えして羨ましいとチョンホさま。そんな二人の様子を遠くからクミョンが見ています（怖）。