風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2005.08.21
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カテゴリ: 本棚
 主な登場人物に「月子」という名前があるのは、作者の「月」に対するこだわりが感じられますね。

 登場人物の心の葛藤が、前作と同様に色濃く描かれています。
 明るさと裏腹の心の暗部・悪意がちらほらと見え、その不安定さに引きずられていくようです。

 親からの虐待。子ども間での虐待。残酷で容赦のない闇の部分。
 ゲーム。「i」に翻弄され、殺人を犯し苦しむ「θ」。そして、哀しい誤解による悲劇。
 「i」はいったい何者なのか。

 目撃者がいないのはかなり不自然のような気がするのと、犯人の最後のところはちょっと納得できなかったですが、どっぷりと浸かって読んでしまいました。

 上下2分冊です。
子どもたちは夜と遊ぶ(上) 子どもたちは夜と遊ぶ(下)





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最終更新日  2005.08.21 20:33:42
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