風の吹くまま 気の向くまま

風の吹くまま 気の向くまま

2007.05.05
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カテゴリ: 本棚
『饗宴』に続いての柳広司作品、(はまりつつあります)
今回の探偵役はダーウィンです。

ビーグル号で航海中にたちよった、ガラパゴス諸島での連続殺人を描いています。
なのでこれも大好きな、孤島の連続殺人もの~。

読み終えてみると
異文化同士が出会うことによって起きる、
世界観の転換をせまられることによって起きる、
アイデンティティの揺らぎの問題が
重くのしかかるのでありました。


当時のキリスト教世界にもたらした混乱は
かなりのものだったそうですね。

だからなぜ探偵がダーウィンで
舞台がガラパゴスだったのか
その必然性がよくわかりました。

登場人物の一人が語る
結婚をめぐる、父親との争いには笑えました(^^)

あと、
フエゴ人たちの社会に混乱をもたらしたヨーロッパ人の傲慢は
まるでイラク社会に「アメリカ流の正義」で「民主主義」を押しつけようとした
アメリカの傲慢さと似ているような気が、ちょっとしました。





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さて今度はシュリーマンを探偵役にした、 黄金の灰





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最終更新日  2007.05.05 16:42:21
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