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分蜂した蜜蜂を回収した箱を我が養蜂場所の横に移動しました。
こんなに早く3群にすることは想定外でしたので、養蜂場所に並べるには
狭すぎるためです。並ばないことはないのですが、内検の時、巣箱の横に立って
作業するのが困難と考えたからです。
昨日の朝、巣箱を移動してから、蓋を開けてみると既に蓋の裏に見事な白色のハニカム
構造の無駄巣を作っていました。約10cmの大きさになっているのでした。
そしてすでに中には蜜を貯めていました。
家出娘達は既に新しい新居で懸命に仕事を始めているのでした。
巣箱には空巣脾枠3枚と2枚の巣礎枠及び給餌器に砂糖水を入れておきましたが、
砂糖水はかなりの量が減っており一生懸命吸って、分蜂の疲れを取っているようです。
分蜂した蜜蜂嬢の回収は全てが旨く行きましたが、ただ一つ失敗はありました。
それは養蜂を始めて初めて蜜蜂に刺されたのです。蜂球の中に手を突っ込み
蜜蜂嬢達を引っ掻き出した瞬間でした。勿論ゴム手袋をしての作業でしたが
このゴム手袋の上から薬指のつけ根を刺されのです。
痛いと感じたときは既に遅しです。直ぐに手袋をづらしたため、針は抜けたようですが
一端避難。手袋の針を抜きましたが、キチンと毒袋がゴム手袋の上に残っていました。
直ぐに手を水で洗い、妻が準備してくれた薬(養蜂場所に置いてあります)を塗り、
又刺されてなるものかと、薄手のビニール手袋とゴム手袋の2重にして再度
回収作業を行ったのでした。
多少腫れましたが、直ぐに針を抜いた(針が抜けた?)お陰で大きな腫れには
なりませんでした。
これで、師匠の言う『一度早い内に刺された方が良い』の指導を実践できたのです。
今は赤みも薄くなり腫れもなくなりましたが痒いのです。
いずれにせよ、今回は一生で初めての、そして最後であって欲しい、いやこれからも
養蜂を続ける限り何回かあるであろう貴重な経験をしたのでした。