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社員、協力会社合同で本年の社業の安全祈願の行事です。
品川神社は会社から徒歩約20分ほどの第一京浜沿いの小高い丘にある社。
京急・新馬場駅から徒歩1分の場所に鎮座しているのだ。
後鳥羽天皇の御世、1187年に、源頼朝が海上交通安全と、祈願成就の守護神として、
安房国の洲崎明神である、天比理乃命(あめのひりのめのみこと)を勧請して、
品川大明神と称し、この地に。今は社名を品川神社と改めたとのこと。
1600年には徳川家康が関ヶ原へ出陣する前に、ここで戦勝祈願し,神前で太々神楽を
奏で、戦勝後神輿と仮面を泰納したともいわれているのだ。
鳥居には見事な龍の彫刻が施されている。
神社の石段を登ると正面に見事な拝殿が。
そしてその手前横には能舞台も。
敷地の中にある阿那稲荷神社。赤い鳥居が並んでいる。
階段上から第一京浜を見下ろす。ここを正月の箱根駅伝の ランナー が走ったのである。
かつてはここから海が広がっていたのかも知れない。
安全祈願祭を終え急な階段を下っていくとその右側に『富士塚』がある。
この神社で注目すべき点は、この富士塚が昔のままの形で残っているということである。
富士塚とは、富士信仰において富士山を遥拝するためのミニチュアの富士山のことで、
ここ品川神社の富士塚は、明治2年に北品川の丸嘉講(まるかこう)約三百人によって
造られた後、大正11年に第一京浜国道の建設のため一部が削られて石垣となって
しまっているが、江戸時代からの富士信仰の形をそのまま伝えているとのこと。
ここを登ることで本物の富士山の登山と同じご利益が得られるという意外な場所なのだ。
富士山の山開きと同じ日に富士塚開きをするなど、かなり富士山信仰も本格的。
なかなか富士山に登る機会がない忙しい都会の人は、ぜひ登ってみては。
品川富士は、登山の途中にも「五合目」「六合目」...と石柱が打ち込まれてあって、
今どのあたりを登っているのかもよく実感できる。
ちなみに、品川富士の山頂までの登山時間は、 約20秒 。
この後、品川パシフィックホテルで新年懇親会が予定されていたが、アルコール禁止、
食事制限の身には、甚だ辛い時間となりそうなので今回は失礼して、リハビリを目的に
品川駅まで歩き、帰路についたのであった。
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