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金曜日は帰宅時、雨に遭い、自転車での帰宅を諦めましたので、
昨日の朝、散歩代わりに最寄りの駅まで自転車を取りに行ってきました。
その途中、道路脇の家の庭から垣根越しに顔を出して咲いている花や実をデジカメで
撮影させていただきました。
先ずは『蝋梅』。"蝋細工"のような、梅に似た花から蝋梅の名になったらしのです。
まるで寒さや霜から身を守るために蝋細工状なのではと想像してしまいます。
花の少ない季節に咲く、うれしい花です。青空を背景に黄色が見事です。
花全体が黄色で中央部の色の変化のないものはソシンロウバイ(素心蝋梅)と呼ぶ
とのこと。「素心」とは「素直な心」であり、「素直さ」とは「そのままを、あるがままに受け
入れていく心のあり方」。この花にふさわしい名前である。
普通のロウバイ(蝋梅)は中央部が暗紫色なのです。
そして『チロリアンランプ』。
チロリアンランプという名前がついた由来が想像できます、赤と黄色の花が釣り下がって
いるランプをぶら下げたような花姿。洒落た名前と共にこの寒さの中、ランプを
灯し続けるかわいい花なのです。
これに似た花で源平カズラがありますが全く別の種類の花、南ブラジル熱帯原産の
半つる性花木なのです。
次ぎに『ランタナ』
1センチくらいの小花が1カ所にまとまってたくさん咲いています。
咲き始めは花の色が白色ですが、時間がたつにつれてピンクに変化していくのです。
『万両』
正月の縁起物に使われる植物です。これに似た植物に千両があります。
千両は葉の上の方に実をつけるので 鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実を
つけるので食べられにくく、その分、実がしっかり残るとのこと。
また、万両は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、重く垂れ下がるのが万両、
軽い方が千両と名づけられたともいわれているのです。
そして『ピラカンサス』
万両を大型にしたような植物です。
しかしピラカンサスは、薔薇科で、ギリシャ語の 「pyro(炎)+ acantha(刺)」が語源。
火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるのです。
デジカメで撮影中もモズがピラカンサスの真っ赤な実を啄ばんでいました。
『ミツマタ』
春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つがこのミツマタです。
樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる木です。
しわになりにくく高級で、また虫害にもなりにくいので、1万円札などの
紙幣や証紙など重要な書類に昔から使われているのです。
開花直前です。
『夏ミカン』
晩秋に色着きますが、春先までは酸味が強くなかなか食用には向かないようです。
ママレードや皮の砂糖煮等にして利用していると聞いたことがありますが・・・。
そして『レモン』
我が家の周辺でもこのレモンの木は珍しいのです。
見ただけで酸っぱさが口の中に拡がるようです。
強い酸味の中のほのかな甘さは"初恋"、"ファーストキス"はレモンの味などと
語った??日々は何処に消えていってしまったのでしょうか。
『ニホンズイセン』
我が家の庭にも白くて、香りのよい花を咲かせています。
他の植物に先駆けて、寒さのなかで咲くのを見ていると、冷たく澄んだ空気に
負けまいとするいじらしさを感じるのです。
最後に『木瓜(ボケ)』
実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に
転訛(てんか)したとも。
未だ蕾であるが花が開くのが待ち遠しい。
花びらがふんわりとして色あいもとても上品で美しい花なのに、気の毒な名前が
付いている。
朝の15分ほどの散歩でしたが、冬の寒さの中で咲き、実を付けている植物に出会い
清々しい気分になったアラカンオジサンなのでした。
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