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東海道線の茅ヶ崎駅で途中下車し、相模線に乗り換え、宮山駅で下車し寒川神社に
徒歩で向かう。
神池橋の前に到着。
神池にかかる太鼓橋。平成23年老朽化により架け直され神池橋と命名。
参道は当社境内から南に1kmほど進んだJR相模線の踏切近くにある一之鳥居から始まり、
参道途中には二之鳥居(大鳥居)、境内入口のこの鳥居は最後の鳥居となる三之鳥居。
本殿目指して参道を進む。
参道の右手に昔の一の鳥居が展示されていた。苔が歴史を感じさせてくれました。
説明板によると寛政8年(西暦1796年)奉納され、安政2年の江戸大地震、大正12年の
関東大震災と2度の震災により倒壊したものと。
巨大な手水舎。
おみくじが結ばれて美しい姿を。
神門前に到着。
正月のため綺麗に浄められた感じのする寒川神社。神門には毎年、神話ねぶたが
飾られるようで、今年は「海幸彦、山幸彦」
嫉妬と怒りで攻撃してきた兄の海幸彦に対し、弟の山幸彦が妻の豊玉姫から授かって
潮の満ち引きを支配できる珠(たま)を使い、兄を屈服させる姿を描いていると。
山幸彦の孫が初代天皇の神武天皇とされる。今年は「丙申(ひのえさる)」で
困難や発展の分岐の年とされ「愛する者や協力者と手を携えて難問を解決し、幸せな1年に」
との願いを込められていると。
神門から本殿を望む。
神域はこの日も初詣の人でかなり混雑。
巨大な注連縄が飾られている本殿。
現在の祭神は以下の2柱で、寒川大明神と総称される。
・寒川比古命 (さむかわひこのみこと)
・寒川比女命 (さむかわひめのみこと)
境内に配された「渾天儀」。
方位盤は、四正(東、南、西、北)と四隅(北東=表鬼門、東南、南西=裏鬼門、西北)の方位と
その周りには十干十二支が象られていた。
この方位盤はわかりやすく正八角形になっていた。
四正(東、南、西、北)には、それぞれの四神が、東には青竜(せいりゅう)、南には朱雀(すざく)、
西には白虎(びゃっこ)、北には玄武(げんぶ)が施されていた。
以下、説明板の一部分の写し。
「渾天儀(こくてんぎ)は、本来天体の位置、星等を測定する器具ですが、特に星の運行は
人々ばかりでなく、国家の命運をもにぎると考えられていたそうです。」
神馬舎。
神様の乗り物である馬を納める所。昭和天皇ご在位50年記念で建設。
平野富山師作の猿に曳かれた神馬の彫刻が納められており、絵馬掛け所が脇に。
願掛け絵馬がギッシリと。
参道横の脇道を戻ると右手に人形奉斉殿が。
大切にされてきた人形・ぬいぐるみ等を納めていただく所。
平和の塔 和光。
永遠の平和を祈ります。
寒川神社の末社の宮山神社は 三之鳥居西側に鎮座。
紅梅も開花間近。
神池の噴水。
池の奥にある「石橋」という名前の像。
石橋は「しゃっきょう」と読み、寒川神社で昭和45年から毎年8月15日に演じられている
能のお題目とのこと。
神池には鯉がのんびりと。
「はじまりはここから」
内部には人力車が。
結婚式で利用するものか?
社務所で御朱印をいただきました。
そして御札を頂いてきました。
お土産に八福餅を。
寒川神社は「八方除」で有名。これと末広がりの八と招福の意味をこめて「八福餅」が
生まれたとのこと。
餅に漉し餡を包んだ餅がし(12個1080円)で片瀬龍口寺門前の「ご難ぼたもち」や
伊勢の赤福に似た味なのであった。
相模線の駅に戻る途中の目久尻川の穏やかな流れ。
宮山駅から帰路へ。
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