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先日娘が家族4人(夫婦、2才長女、6ヶ月長男)で遠く奈良に家族旅行。
そして奈良の名物の『柿の葉寿司』を土産にとクール宅急便で送ってくれました。
開けてみると柿の葉寿司が12ヶ行儀良く並んでいました。
『柿の葉寿司』はサバやサケの寿司を柿の葉で包み込み、すし箱に入れて
押しをかけるという手法は古の時代から、この地方に代々伝わる伝統的なもの。
先人達は、柿の葉が抗菌作用や防腐作用などさまざまな効能のある事を
知っていたのです。
海のない大和の国では貴重な食材である魚を、保存性に優れたこの柿の葉で包むという
先人の知恵が柿の葉の爽やかな香りがほんのり漂う格別な美味、今も変わらずに
愛される、柿の葉ずしを生み出したのだと。
今回娘が送ってくれたのは「たなかの柿の葉寿司」。
明治36年に奈良の五条市で創業した老舗。
昭和54年(1979年)昭和天皇皇后両陛下が、奈良にご光来の折に中宮寺から
柿の葉すしを献上したと。平成6年には、皇太子殿下と雅子妃殿下が、ご成婚のご報告に
橿原神宮へご参拝の際にも献上していると。
早速頂きました。柿の葉を開いてみると鯖の柿の葉寿司。
適度な酸味が口の中でふわりと広がる美味。
そして翌日には鯛を。
そして後で気が付いたのは、この写真の様に柿の葉寿司の配置図が
同封されていたのでした。
よって今回は鮭(さけ)を楽しむことが出来なかったのです。
その鮭は何処に・・・、もちろん・・・・・。
ガリも小袋に入って付いていました。
「柿の葉すし」用の葉は漬け込んだ葉とのこと。
奈良の柿もいろいろな種類がありますが、何という柿の葉を使っているのでしょうか?
渋柿の葉?であると聞いた記憶もあるような、ないような・・・・・。
それともこの柿の葉も中国?からの輸入している?
そして、以前吉野を訪ねた折り、山に自生している朴の葉(ほうのは)を
柿の葉のかわりに使った「朴の葉ずし」を食べた記憶も。
この時の魚は鮭ではなかったかと。
また漬けた高菜で繰るんだ「めはり寿司」もその時に?。
古人の様々な工夫が連綿と続いていることを実感したのでした。
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