JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

東海道まち歩き (2)… New! オジン0523さん

岡山駅構内と山陽本… New! 隠居人はせじぃさん

【100円ショップのピ… Gママさん

バイクのシートが裂… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2017.02.04
XML
カテゴリ: 藤沢歴史散歩
​【藤沢歴史散歩 ブログ リスト】​ ​👈リンク

新春・打掛展を鑑賞した後は、2階に上がると、床の間のある部屋が。

DSC01690_R.JPG

床の間に下がっていた漢詩の掛け軸。

張継 作 楓橋夜泊(ふうきょうやはく)。

『月落ち烏啼いて霜天に満つ 江楓(こうふう)漁火愁眠に対す

 姑蘇城外の寒山寺 夜半の鐘声客船(かくせん)に到る』 

【月が西に傾き夜もふけたころに、夜烏(よがらす)が鳴き、霜の降りる気配が

 天に満ち満ちて、冷え込んできた。

 川岸の楓(かえで)の木々の間には漁火(いさりび)が点々として、

 旅愁のためにうつらうつらとして眠れない私の目に映る。

   故蘇城の外にある寒山寺からは、夜半を知らせる鐘の音が、この客船にまで

 聞こえてくる 】の意。   

高校時代に「漢文」で学習した懐かしき漢詩なのであった。 

DSC01696_R.JPG

更に奥の間。

2階は最近改築した模様。

DSC01691_R.JPG
2階から、門と庭園を見る。
DSC01692_R.JPG
松の老木と開花した白梅。 
DSC01689_R.JPG
2階の縁側天井。数寄屋造りとのこと。
DSC01698_R.JPG
欄間の透かし彫りには竹がそよいでいた。
DSC01699_R.JPG

1階に降りると、多くの展示品が。

いろいろな祈祷札、鑑札等が並んでいた。

DSC01704_R.JPG
大きな神棚はガラス戸の中に。 
DSC01705_R.JPG
14代当主肖像画とのこと。 
DSC01706_R.JPG

太い通し柱。

太さは1尺1寸5部角(34.5cm角)。

私の後ろの上り框の横には大黒柱が。

こちらの太さは1尺6寸角(49cm角)とのこと。  

いずれも欅や松の良材であると。

DSC01707_R.JPG

面白い戯画をケースに入れて展示中。

歌川芳藤の作品であろうか?

歌川芳藤は1828-1887 幕末-明治時代の浮世絵師。

文政11年生まれ。有名な歌川国芳の門人とのこと。

横浜絵、武者絵などのほか、おもちゃ絵をかき、「おもちゃ芳藤」とよばれた浮世絵師。 

歌川国芳の猫好きは弟子たちにも受けつがれたようで、とくにこの歌川芳藤の作品は

師匠に勝るとも劣らない楽しいもの。

DSC01662_R.JPG

新板 猫 鼠? 仇討の図。

忠臣蔵を真似た一場面か?

にゃんとも楽しい猫づくし!

DSC01708_R.JPG
新 板猫 十二か月?
DSC01709_R.JPG
新板猫 乙女・・・。 
DSC01710_R.JPG
こちらにも。
DSC01664_R.JPG
正月の風景?
DSC01711_R.JPG
人形いろは文字。
DSC01712_R.JPG
東京名勝絵図。
DSC01713_R.JPG
いろいろな容器に入れたミニチュアジオラマ?
DSC01714_R.JPG
そして仏間か? 
DSC01665_R.JPG
脇玄関か?  こちらは改築。
DSC01717_R.JPG
潜り戸を内側から。
DSC01718_R.JPG
竹で編んだランプシェードも美しかった。
DSC01720_R.JPG
邸宅裏にあった手水場。
DSC01725_R.JPG
邸宅横の蔵の下部はなまこ壁。
DSC01726_R.JPG
薬師門を屋敷側から。
DSC01727_R.JPG
薬師門横の白梅は満開中。
DSC01732_R.JPG
青空に映える白梅を最後に楽しみ、旧三觜邸を後にしたのであった。
DSC01734_R.JPG





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.06.15 20:02:08コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: