JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

【6月17日 朝食前… New! Gママさん

エキナセアいっぱい… New! 隠居人はせじぃさん

開成町あじさいまつ… New! オジン0523さん

エコハウスにようこそ ecologicianさん
noahnoah研究所 noahnoahnoahさん

Calendar

2019.02.17
XML
カテゴリ: 海外旅行
2日目の朝も元気に早朝起床し7時からの朝食へ。
ホテルフロント。



朝食後は、ホテルの前を散策。
リスボンのVIP イン ベルナ ホテル(VIP Inn Berna Hotel)入口。
リスボン空港から4~5kmにあるホテル。
開業年 : 1983年、 建物階数 : 10階、 総部屋数 : 240部屋。

なっていた。



ホテルの前のアントニオ・セルバ通り。



近くの交差点の角には青いドームの闘牛場が。



そして8:30にバスにてホテルを出発し約123kmの場所にあるバターリャ観光に出発。
リスボン市内から高速道路を利用して北上。



高速道路の料金所。



石油・ガス貯留施設。



高速道路の脇にはブドウ畑も拡がっていた。



起伏の多い高速道路が続く。



風力発電の姿も車窓の両側に。



そして10時前にバターリャ修道院の姿が車窓から見えて来た。



バスを降りると現地添乗員が待ってくれていた。
ポルトガルの世界遺産観光にはワーキングシェア制度があり、必ず現地添乗員が
説明してくれるのであった。
バターリャの歴史は、ジョアン1世が1385年8月14日にアルジュバロータの戦いで
カスティーリャ王国軍を破ったことを祝して建設したバターリャ修道院とともに始まった。
バターリャとは、ポルトガル語で「戦い」を意味すると。
このバターリャ修道院は、ポルトガルの独立を象徴する建築物であり、1983年、ユネスコの
世界遺産に登録ているのだ。



バターリャ修道院は、ドミニコ修道会の修道院であり、ポルトガル・レイリア地方の
都市であるバターリャにある。ポルトガルにおける後期ゴシック建築の傑作であり、
マヌエル様式も用いられている。
バターリャ修道院の、切妻屋根、尖塔と小尖塔、控え壁が迎えてくれた。



正式名は聖母マリア修道院。
(ポルトガル語表記で Mosteirode Santa Mariada Vitória )で知られるバターリャ修道院は、
1385 8 14 日、バターリャ近郊で行われたアルジュバロータの戦いで、カスティーリャ
王国軍をジョアン 1 世が打ち破ったことを聖母マリアに感謝するために建設が開始され、
完成したのは16世紀で、その間7人もの王が在位したと現地添乗員から再び。
アルジュバロータの戦いは、 1383 年からカスティーリャ王国とポルトガルとの間で展開された
戦争において、ポルトガルの勝利を決定付けた戦いとして知られているのだと。



ドン・ジョアン1世広場には勝利の聖母マリア修道院の前に立つ、
アルジュバロッタの戦いを率いた英雄ヌーノ・アルヴァレス・ペレイラの騎馬像が。



若いジョアン1世の下、全軍を指揮した司令官であると。
王も若かったが、司令官も、当時、若干25歳であったのだ。



その若さで、戦史に残る戦いをやってのけたのだから、ポルトガルの正に英雄である。
晩年には、妻に先立たれた後、財産をリスボンのカルモ教会に寄贈し、自らも僧籍に入ったと。
もともと敬虔なキリスト教徒であったのであろう。



世代を越えたポルトガル・ゴシックとマヌエル様式が混在し、独特の調和を生み出す建築物。



ゴシック様式の尖塔。
外壁の石灰岩が時の経過と共に黄土色に変色し、更に雨風に晒される事で黒ずみ、
外観からだけでも歴史の重みが感じられ、威容な雰囲気のあるこの修道院。
2世紀にかけて、15人の建築家が携わり、国内では未知であった様々な建築技術、
芸術様式が導入さた事が理解できたのであった。



正面の窓は幾何学模様のゴシックウィンドウ。



先日のBS放送のドローンによる上空からの写真2枚です。





勝利の聖母マリア修道院、中央扉口。



西側の広場に面している勝利の聖母マリア修道院の中央扉口上部は
アーチ・ヴォールトと言う形を成していて「キリストの戴冠」と旧約聖書に登場する
王、天使、預言者、聖者ら78体の聖像が天蓋の下に刻まれていた。



勝利の聖母マリア修道院、中央扉口左側。使徒と鎖で縛られた悪魔の彫像。



勝利の聖母マリア修道院、中央扉口右側の使徒。



修道院入り口のアーチ・ヴォールトの上部。



各像をズームで。



各像をズームで。



各像をズームで。



各像をズームで。



各像をズームで。



再び人のいない瞬間にシャッターを。



最上部をズームで。



12使徒もズームで。



12使徒もズームで。



12使徒もズームで。



12使徒もズームで。



78体の聖像も再びズームで。



修道院礼拝堂の内部に入る。



修道院は入り口、身廊、創設者の礼拝堂、元参事官室、王の回廊、
洗盤、未完の礼拝堂などで構成されていた。
入口を入るといきなり、目の前に教会の美しい光景が広がった。



奥行き約80m、天井高さは」約32mもあり、ポルトガル最大の大きさを誇っては
いるものの、均整を保つ為に横幅は約22mと狭い設計。
また、彫像や装飾物が少ない為、とてもシンプルな造りに見えたが、
正面には、キリストや聖母マリアの涯を描いたステンドグラスがあり、簡素な雰囲気に
彩りを添えていたのであった。
光は10枚あるステンドグラスからだけなのでかなり薄暗かったが。
このステンドグラスは、15世紀半ばにドイツ人の芸術家が持ち込んだ最古のもので、
ポルトガルで最初にステンドグラスを備えた教会建築との事。



入ってすぐの所にマテウス・フェルナンデスの墓が。
彼はこの修道院の建築指揮をとっていた人物だと。

「バターリャ修道院 教会」の画像検索結果

入口方向を振り返って。

入口方向を振り返って。

入口上部のステンドグラスの窓。



左右の壁にもステンドグラスが。



幾何学模様。



なんといってもこの支柱が大きくその先に天井が。
ここはジョアン1世が最初に作らせたパンテオンであることから、
創設者の礼拝堂(Capela do Fundador)という名がついていると。



ステンドグラスの上部。






入って右手には創始者の礼拝堂があり、ジョアン1世とその妻が眠っていた。



創設者の礼拝堂への入口右側には隣接する他の2つの墓が。
Martim Gonçalves  de Macedo、Diogo Gonçalves de Travassosの墓と。



創設者の礼拝堂の中には、15世紀に造られたジョアン1世の家族の」墓が。
中央にはジョアン1世と王妃フィリッパ・デ・ランカスターの棺が置かれていた。



ジョアン1世。



ジョアン1世と王妃フィリッパ・デ・ランカスターの棺を正面から。
この部屋は、1426年から1434年にかけて指揮を取った、フュゲットが建設した
ポルトガルで最初のパンテオン(偉人たちを祀る建造物)。
教会内とは違い、華やかなクロケットと呼ばれるゴシック建築特有の装飾が施されていた。



説明板。



棺の下部。
何か由緒あるライオンであると添乗員から・・・忘れました。

創設者の礼拝堂<br /><br />修道院を入ってすぐ右。<br />中央にジョアン1世と王妃フィリパ・デ・ランカスター、周囲にはエンリケ航海王子や、歴代のアヴィス朝の王たちが眠る棺が。

ズームで。



壁には写真が。



ジョアン1世像の写真。



ジョアン1世と王妃フィリッパ・デ・ランカスターは仲良く手を繋いで。



八角形の空間になっていて、天井は星形のリブ・ヴォールトになっていた。
その中心にジョアン1世と王妃のフィリパ・デ・ランカスターの棺が。
リブ・ヴォールト天井部分は1755年のリスボン大地震で崩壊し
その後再建されたものだと。



周りには息子のペドロ王子、エンリケ航海王子などの棺も置かれていた。

バターリャ修道院 (70)

墓の説明板。

墓の主の説明。

エンリケ航海王子の棺。両手を併せて。
頭のところの被り物が異なっていた。

「エンリケ航海王子の棺」の画像検索結果

和辻哲郎の「鎖国」という本を学生時代に読んだ記憶が。
その中でエンリケを取り上げ、日本が太平洋戦争に負けたのはエンリケ航海王子の
ような精神がなかったからだと主張していた・・・??。



フェルナンド聖王子( Fernando, o Infante Santo, 1402 9 29 - 1443 6 5 日)の墓。
ポルトガル王国アヴィス王朝の人物。国王ジョアン 1 世と王妃フィリパの間の第 6 王子である。
ドゥアルテ 1 世、エンリケ航海王子の実弟。カトリック教会の福者。




そしてここにも美しいステンドガラスが。
ステンドグラスには王家の紋章も。



ズームで。




                                                         ・・・​ つづく ​・・・










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.05.31 18:34:41
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: