JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.02.22
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カテゴリ: 海外旅行
世界遺産に登録された歴史的な街並みが郷愁を誘うポルトガル第2の都市、ポルト。
ポルト観光で見逃せないスポットのひとつが、サン・ベント駅( Estação São Bento )。
サン・ベント駅は、鉄道を利用しない観光客もわざわざ足を運ぶほどの人気スポットと
なっているのだと。そのワケは、駅構内を彩るおよそ2万枚のアズレージョ。
アズレージョ は、ポルトガル・スペインで生産される、典型的な上薬をかけて焼かれたタイル。
製法は、陶器に類似しており、粘土板を正方形状に裁断し、1000度の高温で60時間焼く。
その後、絵付けを施し、再度900度で30時間焼いて完成すると。
途絶えることなしに5世紀もの間生産され続け、ポルトガル文化の典型的な要素となった。
今回の旅行でも、アズレージョは教会、宮殿、一般の家の外や、鉄道駅でも見られたのだ。

外観が特徴。ポルトガル人建築家ジョゼ・マルケシュ・ダ・シルバによって、
フランスのボザール様式の影響を受けて設計されたのであった。



駅構内に足を踏み入れると、壁一面にアズレージョの世界が広がったのであった。
サン・ベント駅構内のアズレージョは、ポルトガルを代表するアズレージョ画家、
ジョルジュ・コラコによって1930年に制作されたもの。
ジョアン1世のポルト入城やセウタ攻略など、ポルトガルにおける歴史的な出来事が
描かれていたのであった。
正面から入って右手の壁にあったアズレージョ。

「サン・ベント駅」の画像検索結果

「ジョアン一世のポルト入場」。



ズームでジョアン一世を。



セウタは北アフリカに位置する戦略的な港であり、サハラからの貿易ルートの終点。
1415年にエンリケ航海王子がセウタを奪取し、セウタはポルトガル王国領となった。
この攻撃の目的は、この地域一帯からイスラム勢力を駆逐し、キリスト教を振興することにあった。
ポルトガル領だった名残は、セウタの紋章がポルトガル王国の国章に酷似している点に表れている。



「セウタを征服したエンリケ航海王子」 の上、最上部左側には「開通した汽車の通過を




ズームすると、天井に近い部分には色彩豊かなアズレージョが。



正面最右側のホーム入口部。



中央ホーム入口部右側上部の牛飼いと農家の風景。



入口左側は物売りの女性たちであろうか。



右側は仔牛を連れている女性。



中央入口右側。



下部は中世の庶民の生活の情景も描かれていた。







中央の左側入口部。



果実を収穫し、壺に入れ肩に担いでいる女性の姿のようであるが。



船に乗る女性たち。



正面に向かって左側の壁。



「アルコス・デ・バルデベスの戦い」。
この戦いは、アフォンソ・エンリケとアルフォンソ7世の軍隊の戦い。
このアズレージョに描かれているように、戦いは馬に乗って騎士によって行われた。
アフォンソ・エンリケが勝利者となり、後にザモーレ条約(1143)となり、
ポルトガルの独立とアフォンソ・エンリケがポルトガルのアフォンソ1世王となることが
認められたのだと。



「レオン王に謁見する家族」。



ズームで。



ホーム入口最左側。

「サン・ベント駅」の画像検索結果

近づいて。

「Estação de São Bento」の画像検索結果

正面最左側のホーム入口部上部は祭典のパレードであろうか?



水汲みの光景であろうか?



急ぎ足?それとも躓いている?オバアチャン。

File:Estação São Bento - Azulejo (ajoelhada).jpg

サン・ベント駅の3番線ホーム。
サン・ベント駅からは、ポルト近郊に行く電車が発着するとのこと。
ブラガやアヴェイロなど、ガイドブックで名前を知っている町へ向かう電車も止まっていた。



右側が4,5番線ホーム。
ホームには黄色い電車が何本も止まっていた。
ホームの直ぐ先にはトンネルの入口が。



天井部は馬に乗る戦士の姿。



馬の躍動感も見事。



添乗員の説明を聞く旅友。



このサン・ベント駅は北部のミーニョ(MINHO)地方の玄関口であり、そして反対側の
ドウロ(DOVRO)地方への玄関口にもなっているので白い天井に地方の方向を示す
MINHOとDOVROの文字が黒字で書かれているのだと。時間は17:45。



駅構内は広すぎてカメラに入りきりませんでした。



そしてサン・ベント駅を出て再び斜め右前にあるサン・アントニオ・コングレガドス教会
(Igreja de Santo António dos Congregados)のアズレージョをカメラのレンズ越しに。
この教会も訪ねたかったが、残念がら今回の観光コースには入っていなかった。



サン・ベント駅前の6差路。



横断歩道を渡りサン・ベント駅とサン・アントニオ・コングレガドス教会を振り返る。



モウジーニョ・ダ・シルヴェイラ通りを夕食のレストランンに向かって歩く。
モウジーニョ・ダ・シルヴェイラ噴水(Fonte Mouzinho da Silveira)は 
巨大な花崗岩の噴水。



赤い建物・
Mercado Ferreira Borgosには相変わらず長蛇の列が。



再びポルト宮前を歩く。時計は18:00を示していた。



ドェロ川沿いの建物には明かりが灯り始めていた。



そしてこの夜のレストラン会場に到着。



「POSTIGO DO CARVAO」.。



店の前からドン・ルイス1世橋も垣間見えた。



サラダ。



バカリャウ(Bacalhau)。



デザート。



そして再びライトアップしたドン・ルイス1世橋の光景を楽しむ。



街の灯りがドェロ川の川面に映り込んで。



ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院もライトアップされて。時間は19:13。



そしてバスに乗り込みこの日のホテルに向かう。
この日に訪れたサン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)も
ライトアップされていた。



対岸には、この日に訪ねたサンデマンワイナリー工場も見えた。



そしてこの日のホテル:Axis Portoに到着。時間は20時前。



我々の部屋は405号室。
早速ベッドを離す操作を行ったのであった。



トイレ、シャワー室。



テレビ。




                                                     ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2019.11.01 23:39:29
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