JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.06.09
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カテゴリ: 鎌倉市歴史散歩
『​ 鎌倉散策 目次 ​』 👈リンク

​​この日はGWの終わった5月6日(木)、「古都「鎌倉」を巡る」を開始してから4回目の
散策に向かったのであった。
この日も小田急線、JR東海道線、JR横須賀線を利用して50分弱で「北鎌倉駅」に到着。
「北鎌倉駅」改札からは多くの北鎌倉女子学園中学校・高等学校の生徒が校舎へと。



バス通りの街道から白鷺池(びゃくろち)の中を真っすぐに「円覚寺」の「総門」に向かう
参道の両側には横須賀線や県道21号が通って旧形を損じ、方形の広場は痕跡をとどめないが、
前庭がありその先に第一円覚寺踏切がある。



右側には「大本山圓覺寺」と刻まれた石碑。







その先に「前庭」の「白鷺池(びゃくろち)」(左)。
(しらさぎいけ)ではなく(びゃくろち)であると。
「白鷺池」の名前は、円覚寺開山無学祖元が宋より鎌倉入りした際に、鶴岡八幡宮の神使が
シラサギに身を変えて案内したという伝承に由来するとのこと。



白鷺池(びゃくろち)(右)。
白鷺池はその半分近くが埋められてしまったが、春にはサクラ、秋には紅葉など
四季折々の自然の情景が池の周囲に広がるのだ。



そして前方にあるのが「第一円覚寺踏切」、踏切を越えると「円覚寺」の
「総門」への石段が見えた。



石橋「降魔橋」を渡り、バス通りの街道・県道21号線方向を振り返る。



「白鷺池(びゃくろち)」と称する左右相対の方形の池が広がり、両池にかかる




そして新緑の輝く「円覚寺」の「総門」前。



「総門」への石段を上って行く。



「総門」から境内を望む。
境内は「​ 前回の散策 ​」👈リンク で制覇済みであるので、この日はここ迄で引き返す。







石段を下りて再び。



「北鎌倉駅」が右手に。



「これからだ 
みどりの風よ これからだ
さえずる鳥よ これからだ
みちくる潮よ これからだ
もえでる葦よ これからだ
わたしの生よ これからだ」
と坂村眞民の詩が。



「北鎌倉駅駅前」交差点にある古刹案内。



県道に戻り、建長寺に徒歩で向かおうとしたが。右手に江ノ電バスの姿が見えたので
急ぎ足でバス停に戻り「北鎌倉駅」バス停からバスで建長寺に向かったのであった。



そして「建長寺」でバスを降りる。



最初に訪ねようとしたのが、前回に訪ねなかったので事前にチェックしておいた
下の地図の中央上の 緑の文字 の「安倍清明大神」碑であったが・・・。



しかし、チェック場所には石碑の姿はなかったのであった。



そして次に、これも前回行き漏らした「華蔵院(けぞういん)」へと向かう。
左手に「亀ケ谷坂切通」への坂道が見えた。



こちらは先日訪ねた「長寿寺」の「山門」であったが、この日は木曜日で
開門していなかった。



そして県道を挟んで「長寿寺」の向かい側にある小路を直進すると狭い「華蔵院」への
石段があり上って行った。



石段脇にあったのが「只今境内整備中 華蔵院」と。



境内入口にはロープが張られ立ち入り禁止となっていた。



開山当初は、龍峰院の向かいにあったといわれている。
のちに室町幕府の祈願所となった保寧寺跡に移された。
「華蔵院」は、現在、雑木を伐採し 境内を造成整備している最中で、広い敷地には仏旗が
掲げられたご本堂があるだけで殺伐としていたのであった。



「「華蔵院」は、建長寺六十世伯英徳俊(はくえいとくしゅん)の塔所で、元々は龍峰院参道
石段の右手石垣上にある華厳塔付近にあったのですが、後に保寧寺跡とされる現在の場所に
移転しました。伯英徳俊は武蔵の人で、宝珠院開山の了堂素安に師事した後、渡元し永和二年
(1376年)に帰国しました。その後、臨済宗僧侶としての王道を行く栄達を遂げ、
建長寺西来庵塔主を皮切りに、浄妙寺住持、円覚寺五十世、建長寺六十世、京都・天龍寺住持、
京都・南禅寺五十三世を務め上げました。
御本尊は、ブータンより招来した釈迦如来坐像で、日本の仏像よりスマートな造りが
特徴的です。」とネットから。



更に先日訪ねた「大六天社」を再び訪ねた。



左にあったのが「社殿」であろうか?板塀で完全に閉じられていたが。



「「第六天」の由来
建長寺の四方の鎮守には、中央五大尊と八幡(東)熊野(北)・子神(西)・第六天(南)があり、
第六天は上町に鎮座する。
延宝二年(1674)の徳川光圀『鎌倉日記』に「円覚寺ヲ出テ南行シテ、第六天 森ヲ見ルとあり、
また、延宝六年(1678)の建長寺境内図(伝徳川光圀寄進)には「四方鎮守第六天」と記されている。
社殿に納められた建長寺第二一八世真浄元苗(しんじょうげんびょう)筆の天宝二年(1831)の棟札
(むなふだ)によって、宝永四年(1707)に建立した社殿の破損が著しいため、村人が願い出て
再建したことが知られている。
社殿の形式は一間社流造(いっけんやしろながしつくり)で、幕末社殿としては古風を尊重した
造りといえよう。
社殿内には第六天像が中心に祀られ、前列には持国天(じこく)・増長天(ぞうちょう)・広目天
(こうもく)・多聞天(たもん)の四天王像が安置されている。
いずれも江戸時代の作で、小像ながらも彫技は丁寧で量感に満ちた佳品である。
第六天は仏教では他化(たけ)自在と称し、魔王の如き力を持つといわれ、神道では第六天神、
すなわち、第六番目の神と認識されている。
神奈川県内には第六天を祀る社が一八○社以上あり、厄病除けの神や方位神として信仰
されている。
現在、建長寺の四方鎮守の中で、その位置と沿革が明らかなのは第六天だけで、建長寺史
研究上の重要な資料であるばかりでなく、地域にとっても貴重な文化遺産として永く後世に
伝えたい。
また、第六天は、上町の氏神でもあり、例祭は毎年七月十五日から二十二日にかけて行われる。」
を再びの掲載であるが初めてアクセスしていただいた方に。



閉ざされた石段の右側には「青面金剛塔」と「庚申塔」があった。



上辺左右に日月、中央に合掌六手の青面金剛像を刻んでいた。
下に正面を向いた三猿が彫られている。
享保三年(1718)の銘が左に。



そしてここで「安部清明大神」と刻まれた石碑を発見したのであった。
真実は不明であるが、ひょっとして先程訪ねた場所から、この場所に移したのでは
ないのだろうか?と思ったのであったが。
しかし、ネットで調べてみたがその様な記述は見つからなかったのであったが。



そして次に訪ねたのが「禅居院(ぜんきょいん)」。



石段の上にあった「山門」。
居院は、第二十二世清拙正澄(せいせつしょうちょう・大鑑禅師)の塔所。
もともとは、建長寺の一塔頭だが、同寺総門の向かい側に位置している。
本尊は聖観音菩薩。
正澄は、中国臨済宗の僧で、十四代執権北条高時の招きで来日した。
浄智寺、円覚寺、建仁寺、南禅寺にも住持している。
亡くなる前に筆をとった遺偈(ゆいげ)は国宝。
遺偈とは、禅僧が末期に後人のために残す辞世の偈頌(げじゅ)のことで、
遺誡偈頌(ゆいかいげじゅ)の略であると。益々判らなくなって来た!!
本尊聖観音半跏像は鎌倉時代の作。
秘仏に摩利支天坐像が安置され、正澄が日本に来る際に、中国皇帝より託されたものと伝えられている。
現在は一般公開されていないようであった。



扁額は「眞堂」ではないかと先生から。



「山門」前左の地蔵尊。



四方竹を背景にお顔をズームで。



「山門」の横の板塀の隙間から境内を。
「山門」の先は石段が続いているのであった。



その上に客殿玄関らしきものがわずかに見えた。



「客殿」、「庫裡」とその奥に「本堂」の写真をネットから。


    【https://www.ishichou.co.jp/search/detail/id/270】より

「禅居院 本堂」。
宗派 臨済宗建長寺派
山号寺号  石屏山禅居院(せきびょうざんぜんきょいん)
創建  1329~1331(元徳年間)
開山  清拙正澄
開基  小笠原貞宗
本尊      聖観音菩薩。


   【https://www.e-ohaka.com/detail/id1446110464-048304.html】より

「禅居院 本堂」の「内陣」。


   【https://www.aiemu.co.jp/graveyard/temple_detail.php?tid=191】から

正面から。


    【https://www.aiemu.co.jp/graveyard/temple_detail.php?tid=191】から

そして山門の横にあったた建物は寺務所であろうか。



扁額「梅州庵」。
建長寺住持を務めた「中巖円月(ちゅうがんえんげつ)」の塔所であった旧・梅州庵の
名を引き継いだものと。





                             ・・・​ もどる ​・・・

                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2022.05.19 15:39:02
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