JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.08.25
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今年も、我が家の庭の『酔芙蓉』が毎日花を開き楽しませてくれています。



遠く平安の頃から観賞され、人々に愛されてきた芙蓉の花。
古くから栽培されているにもかかわらず、ムクゲと違って変異が出にくく、
品種はあまり多くありません。その数少ない園芸品種の一つが『酔芙蓉』。
『酔芙蓉』は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては
紅色に変わるのです。
酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることから この名がついたと
いわれています。

芙蓉は、全国各地の庭先や公園など、どこででも目にすることができますが、 群生している
名所となると寺の境内が多いでは。

『酔芙蓉』となるとなかなか群生しているところは少なく、千本以上あるところは
珍しいようです。
『酔芙蓉』の花は短命で、一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟り、蓮の花に仏教の縁を
重ねるのは私だけでしょうか。



この日・8月23日の 朝、真っ白な花が咲いていました。時間は6:45。



そして8:30過ぎには僅かに外側がピンクに染まりだしました。



そして10:30前には花片全体が淡いピンクに染まり始めました。



花びらがピンクに染まり、 中心の円周上に濃いピンクの点が。
時間は13時前。



そしてすっかり酔った『酔芙蓉』。時間は15時過ぎ。



そして 花片も閉じかけて。時間は16時前。



そして16:30過ぎには萎んで。



酔い潰れている『酔芙蓉』の前には未成年で飲酒禁止の若者が群れを成して。



酔い潰れた花の背中に突然の雨が。



そして翌朝には酔いつぶれて二日酔い状態。



既に地面に落下しているものも。




弱弱しい花片に雨滴が留まり、安らかに和ませてくれる『酔芙蓉』の花。
自然の法則に季節も忘れず、既に秋の兆しに『酔芙蓉』の花は夏とも別れを告げる準備に。

小さな蕾が少しずつ大きくなり、とある朝、命満ちて開花し、色を変化させながら、
一日の寿命を終える『酔芙蓉』に何故か親近感を覚え始めた70過ぎの前期高齢者なのです。

そして『​ ​酔芙蓉 ​』👈リンク と言う歌のある事を今知ったのです。

歌:島津悦子
作詞:坂口照幸
作曲:大谷明裕

苦しまないでね 私のことで男が曇れば あとを引く
いいの 最後の 逢瀬でも
酔えるひと刻
その刻だけを
せめて私に 下されば
花はひと咲き 酔芙蓉(すいふよう)

男の好みに 女は合わす
日陰の恋なら 尚更に
帯はくれなゐ しじら織り
どうぞその目に 残して欲しい
今日を限りの 一夜咲き
咲いて一生 越えもする

あなたの接吻 火の接吻で
女の命を 閉じらせて
夜をこのまま 裂かれても
肌のすき間に あなたが匂う
夢の果てまで 一緒です
花はひと咲き 酔芙蓉






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Last updated  2021.08.25 12:00:08
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