JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.03.16
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カテゴリ: 国内旅行
「北條寺」を後にして次に訪ねたのが「江間公園」にあった「北条義時邸跡」。
北条義時は、伊豆国北条郷の豪族北条時政の次男。
江間四郎あるいは江間小四郎と呼ばれた義時は、分家の江間家の初代だったと考えられている。
菩提寺の北條寺の近くにある江間公園は、「北条義時邸跡」があった所と伝えられる地。
 静岡県伊豆の国市南江間768−4。



「北條義時(江間小四郎義時)屋敷跡 江間村尋常髙等小学校跡」碑が公園の北東の角にあった。



石碑に近づいて。



「北条義時館跡
北条義時は、江間小四郎義時とも呼ばれ、江間に館があったと言われています。
『増訂豆州志稿』(明治21 ~ 28年刊)に「北条義時ノ宅址ハ江間村町屋ニアリ、今尋常小学校ノ
敷地トナル」と書かれていることから、現在江間公園となっているこの付近が北条義時の館と
推定されています。
公園の一角に「北條義時(江間小四郎義時)屋敷跡」と彫られた碑が建っています。」



「北条家 略系図」。
「北条時政は、娘北条政子が源頼朝の妻となったことから頼朝の挙兵に協力して鎌倉幕府の創立に
尽力、頼朝が征夷大将軍に任じられると、有力御家人としての地位を得る。特に独裁権を
ふるった頼朝の死後は源氏以外で初の国守に任官したり、政策機関としての13人合議に親子で
名を連ねるなど、並び御家人から一歩抜きん出た勢力となっている。頼朝の子源頼家・源実朝の
外戚として幕府内で強い影響力を持ち、初代執権となった。そして2代将軍頼家を追放し、
修善寺に幽閉した上で謀殺。さらに、第3代将軍・実朝をも暗殺して娘婿の平賀朝雅を将軍に
立てようとしたが、娘の政子や息子の義時に反対され出家させられた。
2代執権義時から数代にわたって他の有力御家人を次々と排除し、執権政治を確立した。実朝が
暗殺されると、義時は京都から九条頼経を第4代将軍に迎え(摂家将軍)、将軍の地位を名目的な
ものとし、後鳥羽上皇の討幕運動である承久の乱に勝利し、幕府を安定させることに成功した。
3代執権北条泰時は御成敗式目を制定し、幕府の御家人支配をゆるぎないものにした。
北条氏は、得宗と呼ばれる嫡流を中心に名越、赤橋、常葉、塩田、金沢、大仏などの諸家に
分かれ、一門で執権、連署、六波羅探題などの要職を独占し、評定衆や諸国の守護の多くも
北条一族から送り出した。なお、これらの分流はすべて時政以降のものであり、一族が
膨れ上がる中でも、それ以前の北条家の流れはまったく歴史に登場していない。得宗家の家臣は
御内人と呼ばれ、しばしば得宗の代官として得宗家の所領や守護所などに派遣されている。
また、得宗家の家政を取り仕切る最高責任者は内管領と呼ばれ、長崎円喜のように権力を振るう
ものも現れた。
摂家将軍・頼経、頼嗣は成長すると独自の政権運営を指向し、執権に反抗的な態度を取る。
第5代執権・北条時頼は第5代将軍・頼嗣を追放し、宗尊親王を第6代将軍に迎える事で、
この危機を乗り切り朝廷との関係を固めた(皇族将軍)。
第8代執権・北条時宗は元からの国書を黙殺して、御家人を統率して元寇と戦う。これを機に
鎌倉幕府は非御家人への軍事指揮権も獲得したほか、西国での支配権が強化され、北条一門が
鎮西探題、長門探題として派遣された。また、北条一門の諸国守護職の独占も進む。時宗の息子
第9代執権・北条貞時は平禅門の乱で内管領の平頼綱を滅ぼして得宗専制を確立する。
これらにより、御家人層の没落が進行し、没落した御家人の中には御内人になる者もあらわれる。
貞時の子・第14代執権・北条高時は後醍醐天皇の挙兵計画である正中の変を未然に防ぐが、
後醍醐が2度目の計画である元弘の乱に続いて1333年(元弘3年/正慶2年)に再度挙兵すると、
御家人筆頭の足利高氏(尊氏)がこれに呼応して京都の六波羅探題を滅ぼし、上野国の
新田義貞も挙兵し、高氏の嫡子千寿王(足利義詮)が合流すると関東の御家人が雪崩を打って
倒幕軍に寝返り、鎌倉を陥落させる。最後は、東勝寺合戦において敗戦し北条一族のほとんどは
討死、また直後に自害し北条氏は滅亡する。」と ウィキペディアより。



その横にあったのが「国指定天然記念物 地震動の擦痕(さっこん )」。
静岡県伊豆の国市南江間809−2。



「地震動の擦痕 解説
昭和五年三月十日忠魂碑建設の時に海軍より魚雷を下附され附属物として展示されていた 
この年十一月二十六日北伊豆地震が起こり台石が針となって魚雷が震動し魚雷腹部をけずり
擦痕をつけて自然の地震計となった 天然記録としてきわめて珍しく昭和九年一月二十二日
国の天然記念物に指定された
魚雷は台石の上に頭部を南五度東に向けて安置され地震に対して不動点となったため擦痕を印した
擦痕の曲線は左下方より始めて一往復半の後四回の一進一止をくり返して合計七七二五ミリの
移動を示した この曲線は地震動の実大を示したものではない」



「天然記念物 地震動擦痕」を展示する建物を別の位置から。



「天然記念物地震動擦痕
史蹟名勝天然記念保存法ニヨリ昭和九年一月文部大臣指定
昭和十三年三月建設」



「地震動の擦痕:魚雷に記録された地震のゆれ」案内板。
1930年11月26日の北伊豆地震(マグニチュード7.3 )は、丹那断層をはじめとする活断層が
震源となり、現在地付近でも建物の全壊率25 %をこえる強いゆれに襲われました。
この強いゆれで旧江間小学校校庭に展示されていた魚雷がすべり、台座に引っかかれたキズ(擦痕)が
残りました。このキズからは、複雑なゆれの様子を読み取ることができます。



「案内板」をズームして。



「天然記念物「地震動の擦痕」案内板。



カメラをガラス戸につけて。



左が「ゆれ始めの弱い振動でできたキズで、ゆれ始めの弱い振動で魚雷が回転し、キズが
つきました」と。
そして右側が「強いゆれでできたキズで、それに続く強いゆれで魚雷が前後(左右)にすべり、
キズがつきました」 と。



擦痕を更にズームして。
この地震で、地面はまず上下にグイと動き続いて、その後4~5回のステップで42.5cmも
水平移動し、30cm程元にもどり、再び9.5cm逆方向に移動しているのが解るのだ と。



「天然記念物「地震動の擦痕」
(昭和9年1月22日 文部省指定)
昭和5年11月26日に発生した北伊豆地震は、最大震度6の烈震と推定されており北伊豆地方に
死傷者825人、家屋の全半壊7,501件の大きな被害を与えた。
この地震により、台石が針となって魚雷の表面が削られ全長725mmの傷あとが残った。 
この地震動の擦痕(傷あと)は、魚雷と台石が天然の地震計となって地震の激しさを刻み残した
ものとして大変貴重である。なあ昭和60年度の保存事業を機に、擦痕(傷あと)を見やすく
するため従来後方の台石にあった魚雷を現在の位置に移動した。」



「江間公園」にあった築山も昔からあったものであろうか。



「江間公園」。



現在は広い芝生広場として整備されていた。



そして次に、近くにあった「石徳高神社(豆塚神社)」も訪ねた。
静岡県伊豆の国市北江間3。



「延喜式内 石徳高神社」碑。



「豆塚神社(まめつかじんじゃ)
豆塚大明神と索拝されている豆塚神社は、平安時代の「延喜式」神名帳に記されている
「石徳高神社」に該当する由緒ある神社です。 「相模守であった北条義時が小池堀丸山の
震廟をこの地に移し再建した」と記された江戸時代の梁銘(元文五年[1740] )が現存しています。
「吾妻鏡」では、青年期の北条義時は「江間小四郎」という名で登場しており、「江間」とは深い
関わりがありました。



石鳥居。



扁額「豆塚神社」。



石鳥居下から境内を見る。



「ようこそ伊豆の国市へ」。



現在地をズームして。
これまでに訪ねて来た多くの寺社、遺蹟名が載っていた。



「豆塚神社(郷社) 
鎮座地   伊豆長岡町北江間小字町屋
御祭神   石徳高命
例祭日   四月三日
由 緒
創建の年代は詳でないが明細帳に 依れば大明神と書いた古額あり、 又文明四年と記した
神器あり。
昔 は雄徳山大男山に鎮座せしを幾度 か遷祀し江間小四郎平義時は崇敬厚く現地豆塚に遷し
大明神と稱せり。明治六年九月郷社に定められ 大祭には県よりの奉幣便により神事を行う。
往時は江間郷北條郷は 一郷にて狩野川の流れが中間を流れる様になり、總鎮守を江間郷に
北條郷は守山の地に遷し祀った。」



「拝殿」。



扁額「大明神」。



内陣。



                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・






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Last updated  2022.03.22 13:20:30
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